仮面ライダーの力で望む結末を   作:岬サナ

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何か今回はスラスラといけたので更新します!

今回はなのはがジュエルシードの回収の場に現れなかった理由です。


ジュエルシード回収の裏で起こった事

『なのは、ジュエルシードの封印は完了したよ!』

 

「うん。分かったよユーノ君」

 

暴走したジュエルシードによって生み出された大樹は彼女・・高町なのはによって封印された。

 

「ジュエルシードを回収しなくちゃね」

 

「おっと、そいつは待ってほしいな」

 

「『え?』」

 

なのはとユーノは後ろから突然声をかけられて驚く。

 

「よ♪お二人さん♪」

 

2人にまるで気軽な友人のように話しかけてきたのはパラドだった。

 

「あの・・貴方は?」

 

「俺の名前はパラド」

 

「そのパラドさんが何か用ですか?」

 

なのはとユーノは自分達にいきなり声をかけてきた彼に警戒心を抱いていた。

 

「分かってるだろ。ジュエルシードの回収を待ってもらいたくてな」

 

「それは出来ません!」

 

『それに何故ジュエルシードの事を知ってるんですか⁉️』

 

「これが念話ってやつか。面白いな♪」

 

なのはは自身に飛行魔法を付与して、その場から離れてジュエルシードを回収しに行こうとしていた。

 

「それはさせないぜ」

 

パラドはそれに気付いてギアデュアルガシャットを取り出した。

 

「さぁ!ゲームをしようぜ!」

 

《パーフェクトパズル》

 

ギアデュアルガシャットのギアの部分を回してゲームエリアを展開する。

ゲームエリアの展開と同時にエナジーアイテムも周囲に散らばった。

 

What's(ワッツ)the()nextstage(ネクストステージ)?》

 

「変身」

 

そしてパラドはガシャットのボタンを押した。

 

《デュアルアップ!》

 

GET(ゲット)the()glory(グローリー)in(イン)the()chain(チェイン).パーフェクトパズル!》

 

そこには仮面ライダーパラドクスに変身したパラドがいた。

パラドはギアデュアルガシャットをギアホルダーに差し込んで名乗る。

 

「仮面ライダーパラドクス、レベル50」

 

『仮面、ライダー?』

 

「パラドクス?」

 

なのはとユーノはパラドが名乗った仮面ライダーに疑問を感じた。

 

「いくぜ!」

 

「きゃっ⁉️」

 

《プロテクション》

 

なのはに殴りかかってきたパラドクスの攻撃をレイジングハートが自動でプロテクションを張ってなのはを守った。……だが、なのはは空中からビルの屋上へと戻される。

 

「いきなり何をするんですか⁉️」

 

『なのは!ここはボクが抑えるからなのははジュエルシードの回収を!』

 

「でもユーノ君!」

 

『時間稼ぎだけなら大丈夫だよ』

 

なのははユーノをここに置いていくのに戸惑うがせっかく封印したジュエルシードに何かあっても困るのが分かったからか空中に移動しようとするが、

 

「おっと、そうはいかないぜ」

 

《ジャンプ強化》

 

「おっら!」

 

「きゃぁぁぁ⁉️」

 

『なのは⁉️』

 

それを先回りしたパラドクスがエナジーアイテムを操作し、その効果によって空中に上がりかけた身体を掴まれたなのははビルの屋上に投げられて再度戻された。

 

「もっとお前達の力を見してみろよ」

 

『この人、強い!』

 

ユーノはパラドクスの強さに驚いていた。彼に魔力の反応が無いから魔導師でないのは明白だが、それが逆にパラドクスの不気味さをユーノは感じていた。

 

「レイジングハート!」

 

『OK、マスター』

 

なのはが構えたレイジングハートの切先から魔力が込められる。

 

「いいね♪心が滾る!」

 

パラドはなのはから発する圧に楽しそうにエナジーアイテムを操作する。

 

「俺もガチで行くぜ!」

 

《マッスル化》《鋼鉄化》

 

パラドは選んだエナジーアイテムの効果を自分に付与してなのはの方に走り出す。

 

「バスタァァー!」

 

『ショットバスター!』

 

なのはの放った魔砲がパラドクスに命中する。パラドクスがいた所には煙が上がっている。

 

『やった!』

 

ユーノは喜んでいるが、それは気が早すぎるものだった。

 

「凄い威力だな!そのまま受けてたら俺でもダメージがヤバかったかもな♪」

 

「嘘⁉️」

 

『そんな⁉️』

 

煙が晴れると、そこには無傷のパラドクスが立っていた。それを見たなのはとユーノは驚きの声をあげる。

 

「次は、こっちから行くぜ!」

 

パラドクスは素の身体能力でなのはに急接近した。

 

《アクセルシューター》

 

なのはは反射的に複数の魔法弾を作り出してパラドクスに向けて放つが、パラドクスはその全てを殴り飛ばした。

 

『つ、強い!』

 

「でも!」

 

「お?」

 

ユーノはパラドクスの強さに自信が喪失しかけるもなのはは諦めずにパラドクスにバインドをかけた。

 

『これで‼️』

 

「拘束系列の魔法ってやつか……俺の、心が滾る!ハアァァァァ!!」

 

「っ⁉️」

 

なのははパラドクスが無理矢理にバインドを破壊して解いた事に驚く。

 

そして、また戦闘が再開するのかと思われたが、突然パラドクスは別の方向を見ていた。なのはとユーノも釣られてそちらを見ると封印されていたジュエルシードが消えていた。

 

『ジュエルシードが⁉️』

 

「もう回収してたのか。予想よりも早いな。なら、俺もここにいる理由はないな」

 

「どういう事ですか」

 

パラドクスはギアホルダーからガシャットを抜き、変身を解除した。

 

「ジュエルシード争奪戦に行けずに負けたってところかな。魔導師ってのも面白かったぜ♪また遊ぼうぜ」

 

そう言ってパラドは、その場から姿を消した。

 

「消えた⁉️」

 

『彼は一体何者なんだ?』

 

なのはとユーノの疑問に答える存在はいなかった。だが、なのは達は自分達の認識化においてジュエルシードを2つも他の人に取られてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パラドは社長室で飲み物を飲んでいた千景の側に現れた。

 

「どうしたんだパラド?」

 

「ジュエルシードはアンタが回収したのか?」

 

パラドの質問に千景は彼を見ながら答える。

 

「今回のジュエルシードなら君の望む存在が回収したよ」

 

「・・そうか」

 

パラドは部屋にあるソファーに寝転がり、楽しそうに笑う。

 

「これからもっとエキサイティングなゲームになるな」

 

「分かってると思うが──」

 

「大丈夫さ。そこは俺も弁えてる」

 

「ならいい」

 

千景はそう言うとパラドから視線を外して身体を楽にする。

パラドもソファーに寝転がりながら、また何処かに姿が消えた。

 

 

 

 

 




パラドとなのはの初戦闘は中々考えるのが楽しかったです♪

リンカーコアのないパラドが念話の声が聞こえたのはバクスターだからって事でお願いします。
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