それでは今回もよろしくお願いします!
中休み、俺は今日転入してきた桜坂しずくのことをずっと眺めている。
なぜこの俺が一度見ただけで一目惚れする彼女をそうずっと眺めているなんて、
どうかしている。
そんな中、
かすみ「ねぇ、瀧男!ねぇ!瀧男ってば!」ポン
瀧「え?」
「もう!何ぼーっとしているの!次、移動教室だよ!」
「あぁ、すまん…」
さっきから俺の頭の中は桜坂しずくのことでいっぱい。
かすみは首を傾け俺の顔を見てくる。
「瀧男?」
「あ、いや、なんでもねぇ…」
はぁ、俺は何を考えているんだ。
俺は筆記用具とタブレットを持ち、席を外そうとした時だった、
しずく「あの…」
少し困ってそうな顔をしながら彼女は俺に声をかけてきた。
「ん?」
「次の授業って…」
「あぁ、次の授業は化学だから移動だけど」
「あ、そうなんですね!」
これが初めての彼女との会話。
普段はかすみ以外、話さない俺だけど、
なんとなく普通に口が動いた。
午前の授業が終わり昼休みのことだった
かすみ「瀧男!」
「なんだ?」
「今日のかすみん特製のコッペパン食べる?」
「いらね」
「えぇー!今日はいつもと違うコッペパン作ったのに~!」
「いつもと違う?」
「そう!今日はたまごハンバーグコッペパン!」
「たまごハンバーグコッペパン?」
「瀧男ってハンバーグ好きだったよね?」
「あぁ、好きだけど」
「ちょうどよかった!ほら!食べて食べて!」
「だから、いらねぇって」
「いいから!いいから!」
かすみとのコッペパン食べる食べないの会話をしている時だった、
しずく「あの…」
「ん?」
「へ?」
「一緒にお昼食べてもいいですか?」
そう、俺たちに声をかけてきた。
するとかすみが、
「おっほん!このかわいいかすみんが歓迎してあげましょう!」
「ありがとうございます!」
「お、おう…」
3人で昼を食べることに、
そういえば、名前…まだ言ってなかったな、
「あの、お二人は?」
「え、あ、俺は「かすみんこと!中須かすみで~す!」
「おい、かすみ…」
「そして!かすみんの幼なじみの!」
「高波瀧だ、瀧って呼んでくれ、よろしく」
「ふふっ、よろしくね、かすみさん、瀧くん」
「かすみんのことは!かすみんって呼んでいいからね!」
「え、それはちょっと…」
いきなりかすみのことをかすみんって呼べるなんてできない
「ま、まあ、さっきの呼び方でいいじゃね?」
「そ、そうだね」
「ぐぬぬ、瀧男め…けどかすみんは!しず子って呼ぶからね!」
「しず子?」
「あだ名だよ!ね!瀧男!」
「お、おう…」
「可愛いでしょ?」
「あっはぁ…」
あまり納得のいかないような彼女だったけど、
「まあいいや…」
「あ、じゃあ、俺は呼び捨てでもいいか?」
「別に構わないよ」
「さんきゅー、しずく」
「えへへ」
「そういえば、しずくはなんでここに来た?」
「えっと、この学校には演劇部あるだよね、私そのためにこの学園に来たの」
「へぇ…演劇…」
「そう、将来、役者になろうと思って、瀧くんは?」
「あ、俺は何も…ただこいつについてきただけだ」
「そうなんだ…かすみさんは?」
「かすみんは~、スクールアイドルをやろうと!今!部員募集しているところ!」
「スクールアイドル?」
「簡単に言えば高校生がアイドル活動するってこと」
「なるほど…」
「しず子もやってみない?スクールアイドル!」
「え?私が?」
「うん!しず子可愛いし!」
「可愛いって言ってくれるのはありがたいけど…」
「かすみ、困ってるぞ」
「だって部員あと一人だし」
「少しは考えさせてあげろよ」
「分かったよ瀧男」
「ありがとう瀧くん」
「あ、いや、別に…」
「あれれ~?瀧男って」
「なっなんだよ、かすかす」
「あー!かすかすじゃなくてかすみんだって瀧男!もう!」
「うふふ、二人とも仲いいね」
「まあ幼なじみだしな」
いつの間にか話が進んで、しずくとは友達になった。
男子ではなく女子と友達に、
自慢することではないけど初めてかすみ以外の女子と話すことができた、
これは俺にとって新しい青春恋物語の始まりだ。
友達から恋へつなげるか...
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高波瀧(イメージCV 梶裕貴)
中須かすみ(CV 相良茉優)
桜坂しずく(CV 前田佳織里)