【うたわれるもの】 Re:マシロ様は過去のトゥスクルに飛ばされた様です 作:黒鉄ナオト
———-何処かの場所。
「あぁ・・・・・・嗚ぁああ・・・・・・苦じぃいいい・・・・・・・」
声が響く。
痛みに苦しむ声が洞窟の中に響く。苦しいと、しかし、これは、この者が自ら望んだ姿なのだから
「も、もうい、嫌だ、こ、こんな苦、しみ、味わいたく・・・・・・な、い・・・・・・・!」
痛みに嘆く、味わう苦しみに嘆く。死にたいと、思っても彼は死ねない。何故ならこの者が触れてはいけない禁忌に触れたからだ。
「たす、たすけ・・・・・・・があぁぁああああああああ!!」
「-----助けて、欲しいか?」
声がする。澄んだ声だ。だが、威圧感がある。
「た、すけ・・・・・・・たすけ、も・・・・・・・もう・・・・・・・楽に・・・・・・・オレガわるかっ・・・・・・・」
「
澄んだ声の男が話を続ける。
「対価を貰うぞ。」
「た、たたいいか?」
「そうだ。来世を保証してやる代わりに、
タタリは悩む時間も無く、即答した。
「た、たたたのむ、も・・・・・・・もう・・・・・・・終わらせ」
タタリがそれを言い終える前に
「汝の願い。確かに聞き届けた。」
瞬間、タタリは消滅した。
タタリが居たであろう場所には綺麗な草花が咲いていた。
「・・・・・・・お疲れさん。あんたもゆっくり休みな。」
男はそう言い、その場所を後にした。
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「主様。お疲れ様」
「今回もお勤めご苦労様です。主様。」
「あぁ、ありがとう。ウルゥル、サラァナ。自分が洞窟に行っている間、此処には誰も来なかったか?」
(と言っても、自分達は姿が見えないんだがな。)
「来なかった。」
「私達の張った結界で人除けをしていたので、ヒトは誰も来ませんでした。」
「そうか、ありがとうな。」
(自分の事を知らない人がいるかもしれないから、此処で自己紹介をしよう。自分はハク。二代目大神ウィツァルネミテアでありながら、最後の
(元はただの人間だったんだが、紆余曲折があって、こんな事をしている。全く、楽をしたかったのに、どうしてこうなった)
「主様」
「そろそろ次のところに赴きましょう。」
「と言うことは、あの洞窟にいたタタリがこの地域最後のタタリということか?」
「そう」
「その通りです、主様。 この地域は先程の、自我を持っていたタタリで終わりです。」
サラァナがこういうということに関して嘘は言わない。つまり、本当にあの自我を持っていたタタリで終わったのだ。
(そうか、この地域もこれで終わりか。)
ハクは地図を広げ、今自分たちがいる場所に墨を付けた筆でバツと書き込んだ。何故こうしているのか、こうしておけば何処でどうやったのか、分かるからだ。
「・・・・・・・結構遠くまで来たな。」
「そう」
「確かにかなり遠くなってきましたね、一度ヤマトにお戻りになりますか?」
(・・・・・・・)
ヤマト----アンジュが統治している都の事だ。ハクが二代目を継ぐきっかけになった戦が起きた場所だ。アンジュが帝になってからもう随分と経つ。クオンとは定期的にあってはいるが、アンジュやムネチカ。ミカヅチにキウルには最近会ってないと思うハク。クオンに会うついでに顔を出すか、とハクは思った。
「うっし、暫くぶりにヤマトに帰るか。 クオン達にも会いたいしな。ウルゥル、サラァナ。いつもの頼む。」
「「御心のままに」」
二人の少女が手を合わせるとハクの目の前に空間が現れる。ハクは双子の後ろに着いて行きながらその空間に入って行った。
キャラのセリフは台本式か名前なしどっちがいい?
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台本式
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名前なし