【うたわれるもの】 Re:マシロ様は過去のトゥスクルに飛ばされた様です   作:黒鉄ナオト

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今回は短いです!


第1章 戦乱のヤマユラ
01 〜起きたら謎の場所でした〜


……焦げ臭い。

 

……これは、何かが燃える臭い……?

 

 

ハク「……!?」

 

(ここ、此処は何処だ!? な、何故自分は此処にいる?)

 

困惑するハク、 それもその筈。 ついさっきまで、自分は、ウルゥルとサラァナの作り出した空間に入っていき、ヤマトに付いていた筈、しかし、 目の前にあるのは草が生い茂る山の中。

 

ヤマト付近では見れない光景だ。

 

ハク「……慌ていてもしょうがない。 持ち物とか確認するか。」

 

そう言い、ハクは周囲を捜索することにした。

 

**

 

 

ハク「——あったぞ!」

 

元いた位置より百歩ほど歩いた場所に、親友から受け継いだ刀を見つけた。 場所は大きな木のてっぺんにある枝の分かれ目に刺さっていた。

 

何故、あんなところにあるのかは謎だが、 起きた際に無くなっていた武具の一つを見つけたが……

 

ハク「……これ、登れるのか? ……いや、取らなきゃいけないな。 はぁ、こんな事で自分の力を使いたくないんだがな…… ……仮面(アクルカ)よ、我が願いを…… ……あれ?」

 

ハク(ない。 ……仮面(アクルカ)がない……!)

 

ハクは自分の周りを探したり、 顔に付いてないかを確認したが、 何処にも無かった。 まるで最初からなかったみたいに。

 

ハク「…… 仮面(アクルカ)が無いとなると、自力で登る……しかないよな。ったく、少しは楽をさせろっての……」

 

大きくて太い木に手を掛けるハク。 幸いにもハクでも登れそうな木だったらしく、 そのまま登っていく。

 

一本、一本、折れそうな枝に注意しながら登っていく。 ウィツァルネミテアの力を受け継ぐ前とは想像出来ないような身のこなしで、刀が挟まってる枝まで上り詰めた。

 

ハク「よし、何とか取ったぞ。 ……無くなると困るものだからな。」

 

唯一親友から受け継いで残ったものだからな、 とハクは誰にも聞こえない小さな声で語る。

 

ふと、ハクが周りを見渡すと、 過去に見たことがある煙が上がっていた。

 

ハク(あれは……煙? あの燃えよう、火事じゃないな? 自然的に起きたものなら、直ぐに鎮火している筈だし、 何より、あの雲……真っ黒じゃないか(・・・・・・・・)。 ……起きた時の焦げ臭さはあれが原因か。

……戦、あんな所で戦が起きているのか……? なんで、あんな所に? ……妙に胸騒ぎがする。 行ってみるか。)

 

そう言うと、ハクはその木から飛び降りた。 ……だが、直ぐに後悔することになった。何故なら——-

 

ハク「———-仮面(アクルカ)がないの忘れてたぁぁああああ!?」

 

ドドォン!!

 

思いっきり大きな音を立てて着地したのであった……

 

 

 

キャラのセリフは台本式か名前なしどっちがいい?

  • 台本式
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