【うたわれるもの】 Re:マシロ様は過去のトゥスクルに飛ばされた様です 作:黒鉄ナオト
でも、投稿が遅れてしまい、申し訳ないです!
激しく斬り合う二人。
二階建ての民家には沢山の切り傷が出来ていた。 それは、マシロとオボロによる剣戟の末に出来たものだ。
「……」
「(この青年があの、オボロ皇だと……!? 先程の村人もハクオロの事を知っているようだったが…… ……ここは本当に過去ということなのか?)」
「考え事をしている暇があるのか!?」
「ぐっ!」
オボロが二刀の刀で突撃してきた。
オボロの太刀筋は大雑把だが、剣を振るスピードや反射神経、剣に掛ける重さも相まって、とても
マシロは刀の峰で受け止めて、斬り返すが、 その行動はさっきからオボロに全て受け止められている。
「(まるで、ヤクトワルトと戦っているみたいだ……!)」
かち合う刀。刃と刃が擦れる音が家の中に響く。
オボロは民家を縦横無尽に暴れまわっており、 また、その行動がマシロを判断力も奪っていた。
そのせいか、マシロはあと一本を踏み出さないでいた。 理由は簡単。
オボロの刀に一太刀でも浴びれば貧弱な人の身である自分はあっさり斬り殺されるのがわかっているからだ。
ウィツアルネミティアを継承しているとはいえ、今はその力も仮面が無いため使用できず、 ただ斬り殺されないように流すしかなかった。
一方、オボロは決めきれないことに少し苛立ちを見せていた。というのも、オボロからすれば、一番隙がないのだ、マシロは。
というのも、さっきから変則的な動きをしているのも関わらず、まだ一太刀も彼に付けられていないのだ。 この男の闘い方は一度や二度、戦場に出ただけでは、こうはならない。 相当修羅場を乗り越えてきたのだろう。
「くっ……」
「(くそ、スタミナが切れてきた…… 今まで、神様の力ばっか使っていた報いだなちくしょう……)」
マシロはどんどん受け流す力が失せてきた。
ここは人と今を生きてるヒトの差なのだろうと、マシロは思った。 人は、ここにいるヒト……
万力の力も無ければ、一夜戦い続けれるほどの体力はない。
何より、彼らは外にある毒素を受け付けない。
人がなぜ地下に住むような事態になったのか、 それは世界中に原因不明の毒素が溢れ、 人が住めなくなったからである。
アニキ…… ヤマトの先代帝であるミト(仮称)と自分も科学者だった。
昔も科学者が居たが、昔の科学者と自分達が知っている科学者では、考え方が違うのだ。
というのも、自分たちがまだ普通の人間だった頃は、目的が母なる大地に帰ることになっていた。 そのために、自分達、人は色んな罪を犯した。 最も有名なのは二つ。
一つはアイスマンを目覚めさせ、彼を怒らせたこと。
アイスマンは自分達が生まれるよりも前に地下にいた生物とされていた。 普段は男の姿をしたモノ。 だが、顔には見たこともない謎の仮面…… 今で言う
仮面の形状は左右にツノのようなものがあり、 目元は眼鏡のようになっていた。 彼の仮面は後に自分が付けたオシュトルの仮面と同じく、額や頭部にかけて、何かしらの細工があり、取れないとの事。
そのアイスマンを保護した区画の人間達の噂で聞いたんだが、デコイにマスターキーを預け、アイスマンを脱走を手助けした人がいたと。
そこで自分たち人間は諦めるべきだった。
アイスマンを。
それと一緒に逃げたデコイ達を。
だが、人間は強欲で傲慢。一度手に入れた果汁は何がなんでも手元に置いておきたい傲慢な生き物だってことが改めて分かった。
どこかのバカな人間はアイスマンを再度捕まえた。 その際にマスターキーを預けたデコイを解体したらしい。 その行動がアイスマンの逆鱗に触れ、 人は絶滅した。
いや、正確には絶滅はしなかったが、それは人とも言えないモノになったがな……
そう、タタリの起源は強欲な人による自滅だった。
……生前の頃はここまで詳しくはなかった。 ここまで詳しくなれたのはハクオロ…… 俺たちの時代のハクオロの力を受け継いだ為、ここまで詳しくなれた。
そのデコイ達に殺されかけるなんて、ヤマトで起こした戦以来だ——!
「取った!」
オボロの鋭い一撃がマシロに放たれた。
「(……ここまで、か。)」
こればっかしはマシロも死を悟る。 次目が覚めるところは
「(クオンや皆に最期にあいたかっ——)」
「やめろ、お前達!」
大きな音が辺りに鳴り響いた。 鉄が思いっきりぶつかる音だ。 この音はマシロは一番聞き覚えがあるであろう。 何故なら、自分がここに来るまで使っていた愛扇だから。
「……な」
「やめろ、お前達。 …………何をしている。」
そこには、仮面を付けている初代トゥスクル皇、ハクオロだった
キャラのセリフは台本式か名前なしどっちがいい?
-
台本式
-
名前なし