ガッシュペアの暗殺教室   作:シキガミ

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 オリジナル回です。ガッシュのあのキャラが助っ人として登場します。


LEVEL.14 助っ人の時間

 前原が本校舎の生徒達に絡まれていた日の夜、清麿はナゾナゾ博士と通話する。

 

『久し振りだね、清麿君。ガッシュ君も元気かな?』

 

「ああ、こっちは相変わらずだ。何か殺せんせーについて分かったのか?」

 

『いや、その情報はまだ探ることが出来てない。それよりも君達E組に、暗殺のための強力な助っ人を要請しておいた』

 

「何、助っ人だと⁉」

 

ナゾナゾ博士は清麿に、助っ人についての連絡を行う。一体誰が助っ人になったのか。清麿は気が気でない。

 

『いかにも。ただし、転校生というわけではない。あくまでその者の都合が良い時だけに暗殺を手伝ってもらうことが出来るだけだ。正式にクラスに属してはいない』

 

「一体どんな奴なんだ?」

 

『それはね、君達も良く知る人物だ。それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【マジョスティック12】だ!どうだ、強力な助っ人たちだろう⁉』

 

「な、何だって……⁉」

 

清麿の顔から眼が飛び出しそうになる。【マジョスティック12】、ナゾナゾ博士の僕達だ。度々魔物との戦いにも参加していたが、それ程活躍は出来ていなかった。意外過ぎる助っ人達の登場に清麿は驚きを隠せない。隣にいたガッシュは、清麿の表情に対してビックリする。

 

「ほ、本当にあいつらが……」

 

『ああ、清麿君。それはね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウ・ソ!』

 

ナゾナゾ博士お得意の嘘だった。ナゾナゾ博士は度々嘘を付き、パートナーのキッドをからかって来た。そんな嘘に対して清麿から何かが切れる音がする。

 

「おいアンタ、こんな時に嘘を付くんじゃない‼」

 

『ハハハ、冗談だよ。そう怒らんでくれたまえ』

 

「ったく、本当は誰が来るんだ?」

 

『どうしても聞きたいかい?それはね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒ・ミ・ツ!』

 

ナゾナゾ博士の悪ふざけに清麿の堪忍袋の緒が切れる。そして彼は怒りのままに電話を切ってしまった。そんな様子を見ていたガッシュは何事かと思う。そして彼は汗をかきながら清麿に訳を問いただす。

 

「き、清麿。どうしたのだ?」

 

「ナゾナゾ博士からだ‼ったく、あの人の悪ふざけはどうにかならんのか……」

 

ナゾナゾ博士はしばしばこのように清麿をからかう。その度に彼の逆鱗に触れ、ガッシュの電撃を浴びせられて来た。

 

「明日から、ナゾナゾ博士の紹介でE組に助っ人が来るんだと。誰かは聞けなかったが、恐らく俺達の知ってる人だろう……」

 

「おおっ、また転校生か?」

 

「いや、転校生ではない。あくまで助っ人であり、正式にE組に所属する訳ではない」

 

「一体、誰なのだろうな⁉」

 

謎の助っ人の正体に関してガッシュは興味津々だ。E組にどの様な変化が訪れるのか。ガッシュは期待に胸を躍らせる。

 

 

 

 

 次の日の学校。特に助っ人らしき人物は現れずにその日の学校生活が終わろうとしていた。また助っ人の話題をE組の誰も挙げておらず、何事もないまま授業が終わってしまった。

 

(結局、助っ人なんて現れなかったじゃないか……またナゾナゾ博士の悪ふざけだったのか?)

 

清麿がそんなことを考えていると、教室の扉が突然開く。そして対先生ナイフを持った何者かが殺せんせーに襲い掛かった。その光景にクラス一同、唖然とする。

 

「……授業が終わるまで待っててくれたのですか、律儀な暗殺者ですねぇ!」

 

殺せんせーは暗殺者の攻撃を尽くかわし、その暗殺者を触手でとらえてしまった。

 

「まさかこんな堂々乗りこんでくるとは。そしてこの独特な動き、ただのナイフ術ではない。別の格闘術との複合技でしょうかね。しかしとらえてしまえばこっちのもの。覚悟はいいですか、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛い暗殺者さん?」

 

「……⁉くっ、離すある‼」

 

(((((ある⁉)))))

 

この暗殺者は中国人で、カンフーを使用していた。しかしその人物は清麿のよく知る者だった。暗殺者を殺せんせーが投げ飛ばそうとした時、

 

「ちょっと待った、殺せんせー‼な、何でリィエンがここに⁉(ナゾナゾ博士の言ってた助っ人は、リィエンだったのか⁉)」

 

(((((高嶺君の知り合い⁉)))))

 

あまりに意外な人物の登場に、清麿は思わず席を立つ。リィエンはかつて魔界の王を決める戦いに参加し、パートナーのウォンレイと共に清麿達にこれまで何度も力を貸してくれた。そんな彼女は、今度は殺せんせー暗殺の助力をしてくれることになった。

 

 

 

 

 リィエンは投げ飛ばされることもなく、無事に殺せんせーから解放される。E組の助っ人の登場という事で、生徒と殺せんせーだけでなく、烏間先生とビッチ先生も教室に集まる。もちろんガッシュもそこにいた。

 

「清麿、ガッシュ!久し振りある!」

 

「リィエンが助っ人なら、頼もしいのだ!」

 

「助っ人が来ることは聞いていたが、まさか君達の知り合いだったとは……」

 

リィエンが助っ人に来ること自体、烏間先生は聞いていた。しかし、その助っ人がガッシュペアと接点があるとは思いもよらなかった。

 

「ええと、まずは自己紹介からあるね。私の名前はリィエン。E組の助っ人として中国から来たある。少しの間だけど、皆の暗殺の手伝いをするある、よろしく!」

 

リィエンが自己紹介を済ませた後、他の生徒達からの質問責めを受ける。そして数多くの質問が同時に彼女に投げかけられる。聖徳太子で無いのだから、当然彼女は返答に困る。そんな時、

 

「ちょっとアンタ達、がっつきすぎ。その子が困ってるじゃない、全く」

 

ビッチ先生がリィエンに助け船を出してくれた。

 

「というか高嶺、ガッシュ。アンタ達の知り合いなら、ガキどもに紹介してあげなさいよ」

 

「ビッチ先生。リィエンは知り合いじゃなくて、友達なのだ!」

 

「わかったよ、リィエンは……」

 

清麿は他の生徒達にリィエンの事を紹介する。彼女との出会い、魔物のウォンレイと一緒に清麿達と戦ってくれた事、ウォンレイとは固い絆で結ばれている事などを話した。清麿が一通り説明を終えるが、その後も生徒達の質問が止む気配は無い。

 

「リィエンさんはウォンレイっていう魔物とは恋人になったんスか?」

 

「あ、それ私も聞きたい!」

 

「気になる~」

 

前原の質問に対して、他の女子達もリィエンとウォンレイの関係に興味津々だ。

 

「ウォンレイとは恋人になったあるよ。私はウォンレイの事が大好きある。そんな彼は最後まで私達を守ってくれた。ウォンレイはいつも何かを守るために戦っていたある。私も彼の意志を継いで世界を守るために皆に協力するある!」

 

リィエンの返答には迷いがなかった。ウォンレイはファウードでの戦いで強大な爆発からリィエン達を守りぬいたのだ。そんな守る意思を彼女は継いでいる。

 

「……でも、魔界に帰ってしまったならウォンレイっていう魔物とリィエンさんはもう会えないんじゃ?」

 

矢田が苦虫を嚙み潰したような表情でそう言う。しかし、

 

「それはわかりきってたことある。それにどんなに離れていても、私達はいつも一緒にいるあるよ」

 

ウォンレイはリィエンの心の中で生き続けるために、彼女に自身の戦う姿を焼き付けさせて来た。そんなウォンレイを彼女は常に思い続けている。そしてリィエンは、彼が残してくれた髪留めを皆に見せる。そこには“ずっと一緒に”とメッセージが記されていた。例え直接会う事が出来なくとも、2人の心は強い絆で繋がっている。

 

「2人の繋がり、すごく素敵!……あれ、目から涙が……」

 

「ウヌ!桃花よ、泣くでない」

 

リィエンの話を聞いて矢田は涙を流す。そんな矢田をガッシュがなだめていたが、彼もまた泣いている。それ以外にも多くの生徒が感動する。そんな中、

 

「種族も世界も超えた恋だって⁉くっ、3次元も侮れないな……」

 

「まずこんな純愛ラブストーリーが実在していたことに、驚きを隠せないわ」

 

竹林と狭間が独特な表現でリィエンとウォンレイの関係を褒め称える。しかし2人の言い方が言い方だったため、クラスが微妙な雰囲気になってしまった。リィエンも困ったような表情をする。しかしそんな2人の発言など聞こえていないかのように、涙を流し続けていた人がいた。

 

「……でも、そんなのって……悲しすぎるじゃない‼いくら心で繋がっているって言っても、もうアンタ達は直接会って会話をすることも、触れ合う事も出来ないのよ‼そんな、そんな事って……辛いとは思わないの⁉」

 

ビッチ先生は大粒の涙を流しながら声を荒げた。彼女はこれまで、暗殺のために数多くの男達を手玉に取ってきた。そしてビッチ先生に魅了された男達は、多くを貢いできた。しかし、そこには本物の恋愛感情など無かった。対してリィエンはひたすら一途にウォンレイに恋していた。

 

 多くの男達と触れ合っても本物の恋をしてこなかったビッチ先生と、ただ一人の男を一途に思い続けてついには種族をも超えた恋愛関係を築いたリィエンは、ある意味対極とも言えるだろう。そんな彼女に思うところがあったのゆえに、ビッチ先生は取り乱したのかもしれない。

 

「イリーナ先生、落ち着いて下さい」

 

「人の恋愛事情にあまり口出しをするものでは無いと思うが?」

 

「‼……ごめんなさい。私……」

 

殺せんせーと烏間先生に指摘され、ビッチ先生は冷静さを取り戻す。そんな彼女を見て、リィエンは怒るどころか優しく微笑んでくれていた。

 

「気にしなくて大丈夫あるよ。私を心配してくれているのでしょう?あなた……とても優しい人あるね。でも大丈夫。直接会えなくても、心で繋がっているから辛いなんて思わないあるよ」

 

リィエンの目は優しかったが、それと同時に強い芯を感じさせる。そんな彼女を見て、ビッチ先生はそのままリィエンを抱きしめた。

 

「あ、あれ……どうしたあるか?」

 

「……少しこうさせなさい(この子の言葉に嘘はない。でも、それでも……)」

 

「ふふっ、わかったある」

 

ビッチ先生の突然の行為だったが、リィエンは満更でもない。そして少し経過した時、ビッチ先生は何かに気付いたような顔をしてリィエンから離れた。

 

「……そうだ!こうすればいいのよ!ねぇ高嶺、アンタ将来研究者になりなさい!アンタの頭脳があれば、魔界とこの世界をつなげる方法を思いつくんじゃないの?というか、考えなさい!これでこの子とその男が会えるようになるわ!これは命令よ‼」

 

「「「「「急にどうした⁉」」」」」

 

ビッチ先生の発言に、クラス一同ツッコミを入れた。

 

「イリーナさん。そんなこと言ったら、清麿が困ってるあるよ」

 

「……いや、いいんだリィエン。実は少し考えてたんだ、魔界と人間界をつなげること。俺もいずれはガッシュと別れることになるからな。それっきりでは寂しい。とは言え、取っ掛かりもない上にリスクも大きいことは容易に想像できる。簡単な話じゃあない」

 

清麿は魔界と人間界を繋ぐ事を考えている。その方法が思いつけば、別れてしまった魔物とパートナーが再び会うことが出来る。しかし方法が全く分からないうえ、悪いことを考える魔物が人間界に来てしまう可能性もある。

 

「そんなことが出来たら、色んな魔物を見ることが出来るな、面白そう!」

 

「でも、悪い魔物と遭遇したらどうしよう……」

 

「悪い魔物ばっかりでもなくね?」

 

「魔界かぁ、行ってみたいな」

 

クラスの反応も様々で、色々なリアクションを見せる。

 

「ウヌ!私も王になったら、そんな方法を探してみるのだ!」

 

「ふふっ、ありがとうある」

 

ガッシュも魔界と人間界を上手く繋げる方法に興味があるようだ。

 

「さて、リィエンさんも大分馴染めてきたことですし、私はこの辺で帰ります。新たな助っ人を交えた暗殺、楽しみにしてますよ!ヌルフフフ」

 

殺せんせーはそう言って教室を出た。そして先生が退出した後、間もなくリィエンを交えた暗殺の作戦会議が始まる。そして1つの計画が立てられた。

 

「……これなら行けるんじゃね?」

 

「この作戦、私が責任重大あるね」

 

「リィエンさんに来てもらって早々大役任せるようで申し訳ないような……」

 

「問題ないある!任せるある!」

 

今回はリィエンを中心にした暗殺となる。彼女に重役を任せる暗殺故に申し訳ないと思う生徒もいたが、リィエンは気にしていない。

 

「ウヌ、皆で頑張ろうぞ!」

 

「「「「「オー!」」」」」

 

ガッシュの一声でE組達はやる気を見せる。新たな助っ人を交えた暗殺は、明後日決行される事になった。

 

 

 

 

 暗殺の当日、通常通りの学校生活が終わろうとしていた。そして放課後、殺せんせーに対して教室に残った生徒達がBB弾入りの銃を構え、銃弾が撃たれる。

 

「これでは出席の時と同じではないですか?何か仕込まれてるんですかねぇ?」

 

大量の弾幕を殺せんせーは難なくかわす。ここまでは出席の時の射撃と同じである。しかし、急遽教室の扉が開かれ、ガッシュがナイフを振り回して殺せんせーに突撃した。

 

「発砲に紛れてガッシュ君が突撃する作戦、前にも見たことがあるんですがねぇ」

 

銃弾のみならず、ガッシュのナイフをも完璧に見切る殺せんせー。それを見た清麿が呪文を唱える。

 

「ザケル!」

 

殺せんせー目掛けて電撃が放たれたが、殺せんせーに避けられてしまった。そして生徒達も弾切れを起こす。

 

「ふむ、ここまでは既視感があるのですが……⁉」

 

殺せんせーは身構えた。先ほどまで教室に存在していないはずの新たな暗殺者がどこからともなく現れたのだから。否、リィエンはガッシュと一緒にいた。ガッシュのマントに隠れていたのだ。

 

 ガッシュのマントは形を変えることが出来る。リィエンを隠すためにマントを拡大させていた。そしてリィエンを包んだマントを殺せんせーに悟らせないようにしていた。リィエンは片腕のみをマント越しに床につけたまま、腕立て伏せのような体制でガッシュに動きを合わせていた。

 

(なるほど、そういう狙いでしたか!)

 

(これで決めるある!ハイーーー!)

 

リィエンは心の中で叫び殺せんせーに向かって行ったが、殺せんせーはリィエンの攻撃をかわして見せる。

 

「‼」

 

「なるほど、ガッシュ君のマントにそんな機能があったとは……そしてこの暗殺はガッシュ君のマント操作、リィエンさんの身体能力が合わさらないと成立しない方法ですねぇ」

 

「全て完璧に見切られただと⁉」

 

殺せんせーは特にテンパることもなく、全ての攻撃を回避した。清麿が驚きのあまり声を上げるが、殺せんせーはいつも通り笑みを浮かべる。

 

「ガッシュ君のマントがいつもと違うように見えましたねぇ。ガッシュ君、そのマントは完璧には使いこなせていないのでしょうか?」

 

「ウヌゥ、私の修行不足なのだ……」

 

今回の暗殺でガッシュのマントも計画に加えたが、まだまだマントを使いこなす為の特訓が足りていなかった。

 

「リィエンさんも、マントの中では動き辛かったでしょうね。しかし、ガッシュ君の特殊なマントとリィエンさんの身体能力を生かした面白い暗殺でした。他の生徒の射撃の腕も上達しており、各々が役割を果たせる良い方法でしたね。それでは後片付けはよろしくお願いします!」

 

殺せんせー今回の暗殺を振り返った後、そのまま帰ってしまった。先生はこの暗殺方法を褒めてこそくれたが、暗殺には到底至らない。助っ人を交えた暗殺が失敗したE組一度は悔しさを噛みしめる。

 

 

 

 

「私がマントをもっと使いこなせていれば、上手くいったかもしれぬ。済まぬのだ!」

 

「ガッシュのせいじゃないある。私が上手く動けていれば……」

 

 ガッシュとリィエンは申し訳なさそうにする。他の生徒が授業を受けている際に、ガッシュとリィエンは裏山で練習をしていたが、今回の暗殺も失敗してしまった。

 

「あれで気付ける殺せんせーがすごいだけだからドンマイだよ」

 

「今回はダメだったけど、リィエンさんの動きは凄かったよ~!」

 

落ち込む2人を見て、矢田と倉橋が励ましてくれる。

 

「私、もっと修行するある!そしてまた殺せんせーを殺しに来るある!」

 

「私も頑張るぞ!」

 

彼女達の励ましを聞いて、リィエンとガッシュが気合を入れ直す。その時、余りにも場違いな表情を見せるビッチ先生が教室に入ってきた。

 

「ねぇリィエン、それも良いけど、私もアンタに教えたいことがあるのよ」

 

「?それって、何あるか?」

 

ビッチ先生が少しいやらしい言い方をする。それを聞いたリィエンは当然警戒する。

 

「女の磨き方と男を喜ばせる方法。もっと良い女になって、魔界の男と再会したときに驚かせてあげるのよ!」

 

ビッチ先生がリィエンに弟子入りさせようとしていた。ちなみに矢田と倉橋はすでに弟子入りしている。

 

「えっと、私は……」

 

「それさんせー。リィエンさんも色々ビッチ先生に教わろうよ~」

 

「リィエンさんも一緒なら、もっと楽しくなりそうだね」

 

リィエンが困っていると、倉橋と矢田が弟子入りを勧めてきた。彼女から断る選択肢が失われつつある。

 

「フフッ、仕込み甲斐が有りそうね。色々教えてあげるわ」

 

「……お手柔らかにお願いするある……」

 

半ば強引ではあるが、リィエンのビッチ先生の弟子入りが決まった瞬間だ。彼女はあと数日で中国に帰ってしまうが、師弟関係に国境など無い。

 

「リィエン、これからどうなってしまうのかの?」

 

「さあ、わからん」

 

そんなリィエンをガッシュペアは何とも言えない表情で見つめる。そして彼女は数日でビッチ先生に色々仕込まれたそうだ。

 




 読んでいただき、ありがとうございました。助っ人はリィエンでしたが、暗殺には至らなかったです。殺せんせーは手強いですね。
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