ガッシュペアの暗殺教室   作:シキガミ

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 夏休み編の初めはオリジナル回となります。生き物の時間はカットしますが、倉橋さんに焦点を当てた話は別で書きます。岡島の話を前倒しで書いたのも、この為です。


夏休み編
LEVEL.27 科学館の時間


 夏休みに入った。しかし、ガッシュペアにとってはやる事が山積みだった。離島での暗殺及びその訓練、打倒クリアの為の特訓、学校の課題及び受験勉強(水野達が勝手に聞きに家まで来る)、円滑に暗殺を進めるためのクラスメイトとの交流など、ある意味充実した夏休みになるかもしれない。そんな彼等は今日、椚ヶ丘にある科学館に訪れていた。

 

「しかし、奥田が皆を誘うのは珍しいな」

 

「やっぱり愛美は、こういうのが好きなのだな?」

 

「はい。今まで1人でしか来たことが無かったので、今度はE組の人達と来てみたかったんです!」

 

ガッシュペアは奥田の誘いに乗り、科学館に来ていた。

 

「やっぱり奥田さんと言えば科学だよね~」

 

「思ってたより広そうだね」

 

「色々あって楽しそう!」

 

「夏休みまで理科三昧なんて、安定の奥田ちゃんだ」

 

他にはカルマ・渚・茅野・中村が同行している。奥田は初め、修学旅行の同じ班の生徒を誘ったのだが、神崎と杉野はそれぞれ別の予定があるため参加出来なかった。そんな中、カルマから話を聞いた中村が面白そうという理由で参加する事になったのだ。

 

「そう言う中村こそ、夏休みは洋書を読み漁ろうとか言ってたじゃないか」

 

「いやぁ、殺せんせーが読み切れない程勧めてくるからさ。まあそのおかげで期末は助かったから、無下にも出来んよ」

 

「“ライ麦畑でつかまえて”だったな。あんな問題、公立中学校のテスト問題じゃまず出ないだろうからな」

 

中村が英語で満点を取れたのも、この本を読んでいたお陰である。椚ヶ丘中学校は定期テスト勉強1つですら一筋縄ではいかない。

 

「そんな事より……ひどいじゃないか、奥田ちゃん。なぜ最初に私を科学館に誘ってくれなかったんだい?」

 

「え?いえ、そういうつもりでは……」

 

中村は自分が奥田から科学館への誘いを受けなかった事を話に持ち出して、奥田をからかう。カルマにしろ中村にしろ、しょっちゅう他の生徒をイジる事が多い。奥田は返答に困っている様子だ。

 

「冗談だから、そんなにビクビクしないでいいよ。全く、テスト前に図書館でA組の連中相手に派手に啖呵を切ってた君はどこへ行ったんだい?」

 

期末テストの前、A組の5英傑が図書館でE組にいちゃもんを付けてきた時があった。その時に真っ先にテストで科目ごとに1位を取ると宣言したのが奥田である。その様子に他のE組も感心していた。しかし今の中村は、奥田をからかうつもりでその話題を出した。

 

「あー、その話俺も聞いたよ~。すごいね奥田さん、A組にケンカ売っちゃうんだから」

 

「えっと、ケンカ売ったなんて……」

 

中村に便乗してカルマも笑いながら奥田イジリに参戦した。すると奥田はさらに顔を赤くして、恥ずかしそうにする。

 

「お前等、その辺にしといてやれよ……」

 

「「ええ~」」

 

奥田が不憫に見えた清麿が助け船を出す。しかし中村とカルマはからかい足りないといった様子だ。

 

「でもあの時の奥田さん、すごかったよ!」

 

「いつになく強気だったよね」

 

「何と!愛美、そうであったか」

 

カルマ・中村と違って、渚・茅野・ガッシュは素直に感心したような言い方をする。

 

 

 

 

 そして一行は科学館の薬品のエリアに辿り着いた。

 

「ここでは薬品の歴史や種類、どうやって薬品が作られるか、体にどのように薬品が効いていくのかなどについて説明されています」

 

この科学館に来たことがある奥田が、ここのエリアについて説明してくれた。

 

「何か面白い薬は置いてないかな?見つけ次第作り方調べて、寺坂にでも飲ませてやろうっと」

 

「あ、それ楽しそー」

 

カルマと中村が悪戯の為の薬探しの為に、薬品コーナーの先陣を切る。この2人はE組内でも特に地頭が良く、悪だくみの時(主に渚イジリ)には気が合う。

 

「いや、それはさすがにマズイんじゃ……」

 

「2人は相変わらずだねー」

 

2人の言動に対して苦笑いしながら渚と茅野が後に続く。この2人も気が合う様子だ。そしてその場にはガッシュペアと奥田のみになった。

 

「ウヌ……皆行ってしまったのだ」

 

「そうだな、俺達も進もうか」

 

「そうですね」

 

そのエリアを歩いて行くと、周りには数多くの薬品のレプリカが展示されている。またそれらについての説明もなされていた。

 

「これは、ペニシリンじゃないか。イギリスで発見された世界初の抗生物質で、見つけた人がノーベル賞取ったんだよな」

 

「はい、抗生物質としてはかなりメジャーですよね。対象となる細菌の酵素と結合して活性を阻害する静菌作用と、細菌の細胞壁の生成を阻害することで最終的に菌を殺す殺菌作用がありますね」

 

「ウヌ、ぺにしりんとは何なのだ?」

 

清麿と奥田は展示されていたペニシリンの事を話していたが、ガッシュは理解出来なかった。ガッシュが知らないのも、これが人間界で発明された抗生物質なので無理もない。

 

「まあガッシュ、簡単に言えば体に悪い菌を退治してくれる薬の一種だ。」

 

「薬にも、色々な種類があるのだな……難しいのだ」

 

(ガッシュ君にも分かるように説明するには、どうすればいいんでしょうか……よし、これなら……)

 

薬品の説明はまだガッシュには早いと清麿は内心思った。しかし、奥田はそう考えなかった。

 

「薬と言えばガッシュ君、魔界にも病気に効く薬はあるんでしょうか?」

 

「ウヌ、魔界にも薬はあるのだ。しかし、こっちの世界の物と同じかどうかは分からぬがの」

 

ペニシリンはひとまず置いておいて、奥田は別の切り口でガッシュと薬品の話を始める。魔界の事を絡めていけば、ガッシュも話しやすいと奥田は考えた。こうすることで奥田はガッシュとも、薬についての話題で話すことが出来ている。

 

「何だガッシュ。さっきまでの分からなそうな表情とは打って変わって、薬の事を楽しく話しているじゃないか」

 

「愛美がとても分かりやすく話してくれるからの!私も聞いてて楽しいのだ」

 

「えへへ、そうでしょうか……」

 

自分の話をガッシュが楽しく聞いてくれて、奥田は顔を赤くしながらも嬉しそうだ。自分の興味のある話を、相手が楽しそうに聴いてくれる事ほど嬉しいことはあまりない。

 

「私、昔から理科は好きだったんですけど国語は本当に苦手だったんです。でも、殺せんせーが教えてくれました。得意な理科を生かすためにも、相手に物事を伝えられる国語力は必要だと。それが分かっていなければ、私は今ガッシュ君と薬について楽しく話せていませんでした」

 

「ウヌ!殺せんせーは色々な事を教えてくれるのう、愛美!」

 

奥田は殺せんせーが教えてくれた事をしっかりと実践した。E組に進学した当初はかなり内気だった彼女だったが、暗殺教室を通して成長している。

 

「やっぱり奥田って、随分自分の言いたいことを言えるようになったよな」

 

「そうですね。E組で色んな事を経験出来た事が大きいんだと思います」

 

奥田が自分に自信を持ち始めている事に清麿は感心する。そして一行は雑談をしながらエリア内を歩き回り、そこを一周し終えた。

 

 

 

 

 次に彼等は機械のエリアに来た。そこには多くの機械やそのパーツとなる歯車・ゼンマイ・バネ・ネジ等が展示されている。

 

「清麿、沢山の機械とそのパーツがあるのだ!これらを使えば、新しいバルカンも作れるかもしれぬぞ!」

 

「こんな時までバルカンって……まあ、こういうのを使って何か作るのも面白いかもしれんな」

 

ガッシュは機械のパーツに興味津々だ。これらのパーツを使えば、確かにより頑丈なバルカンを作ることが出来る。そして清麿の器用さがあれば、その実現も難しくはないだろう。清麿もまたパーツを見て、何かを作れないか考えてみる。その時、カルマが清麿に話しかけてきた。

 

「そう言えば高嶺君、何でバルカン300ってのを作ろうと思ったの?」

 

「ああ、それはだな……」

 

清麿はバルカン300を作るきっかけを話した。ガッシュは寂しがり屋な一面があり、何度もモチノキ第二中学校についてこようとしてきた。しかし今と違ってガッシュを学校に連れて行く訳にはいかず、ガッシュの気を引く為にバルカン300を作ったのだ。

 

「……なるほどね。ガッシュ君、随分バルカンを大事にしてるよね」

 

「そうだな、ガッシュにとってはバルカンも大切な友達だからな」

 

ガッシュはバルカン300を持ち出して展示物を楽しそうにする。そんな光景を清麿とカルマは微笑ましく見守る。そしてガッシュには渚と茅野が近付いてきた。

 

「あ、ガッシュ君がバルカン300を持ってる」

 

「ウヌ、バルカンも友達だからの!」

 

「ガッシュ君、楽しそうだね!」

 

「ここにある部品と同じ物を使えば、バルカンをさらにカッコよく出来るかもしれないのだ!」

 

話題はバルカン300についてだ。その話は更に続く。

 

「そして改造をすれば、空気ミサイル300発撃てるバルカンが更に強くなるのだ!」

 

バルカン300は空気ミサイルを300発撃てる設定だ。ガッシュが得意げに話し続ける。

 

「そうなんだ、300発は凄いな」

 

「バルカン300って強いんだね!他にも必殺技とか持ってるの?」

 

「ウヌ、バルカンはとても強力なのだ!他の技はだの……と、とにかくバルカンは凄いのだ‼」

 

渚と茅野はバルカンについて興味津々だ。と言うより、ガッシュに合わせて彼との会話を楽しんでいる様に見える。そして3人はバルカン300の話題で盛り上がり、茅野は特に楽しそうだ。そんな様子を清麿とカルマは見ていた。

 

「茅野ちゃんて、結構ガッシュ君にぐいぐい行くよね~。高嶺君大丈夫、嫉妬してない?」

 

「してないぞ」

 

茅野がガッシュに構う頻度は日に日に増しているが、清麿は嫉妬については頑なに否定している。そして清麿とカルマは、先に進んで次のエリアまで来ていた中村と奥田と合流した。少し遅れて、渚達もバルカンの話をしながら次のエリアに来た。

 

 

 

 

 このエリアではただ展示物を見るだけではなく、実際に自分達も科学館の職員の指導の元、実験に参加出来たりものづくりをする事が出来る場所だった。

 

「ガッシュ君、向こうでシャボン玉の中に入ってみようよ!」

 

「ウヌ、そんな事が出来るのか⁉」

 

茅野はガッシュを連れて、人が入る事の出来る大きなシャボン玉を作れる装置のある方へ向かって行った。茅野もガッシュも興味津々の様子だ。装置はとても大きく、小柄な2人なら同時に入れそうなシャボン玉を作る事が可能だ。

 

「ねえ奥田さん、あそこの化学実験がやれる所に行こうよ。面白い薬が作れるかも」

 

「あそこの実験はとても楽しいですよ!私もよく参加してるんです」

 

カルマと奥田は、化学実験が出来るコーナーの方に向かった。ここで新たな薬が出来れば、カルマの悪戯の幅が広がるかもしれない。実際カルマは意地の悪そうな笑みを見せる。カルマ・奥田コンビは、カルマ・中村コンビとは違った意味で凶悪になり得るだろう。

 

「高嶺君。やっぱりあの2人はくっつかせちゃダメだね……」

 

「そうだな、渚」

 

カルマと奥田のコンビの凶悪さを考えて、清麿と渚は冷や汗を掻く。そして彼等もまた、どこかのコーナーに行こうとしたが中村に呼び止められた。

 

「ちょっと待った2人とも」

 

「どうしたの、中村さん?」

 

「ちょっと向こうで休んでいかない?」

 

「まさか、体調が悪いのか?」

 

中村は休憩スペースを指差す。清麿は中村の事が心配になったが、具合が悪い様子では無いみたいだ。

 

「いや、体調は大丈夫だよ。はしゃぎすぎたのはあるけどね」

 

「そうか。それなら良いんだ。俺は構わないぞ。渚はどうする?」

 

「僕も大丈夫だよ」

 

中村の提案で、彼等は休憩スペースで休む事を決める。彼等はそこのソファーに腰をかけるが、その場所からもガッシュ・茅野・カルマ・奥田がそれぞれ楽しそうにしている様子が見て取れた。

 

「茅野って、結構ガッシュ君とはしゃぐ時あるよね。姉弟みたいに……」

 

「渚もそう思うか?」

 

ガッシュと茅野がシャボン玉の中で楽しそうにしている様子が彼等の目に入る。茅野はガッシュを弟のように可愛がっている節が見られる。

 

「何高嶺、嫉妬してるの?」

 

「そうじゃない。全く、その会話の流れはどうにかならんのか……」

 

「え~、本当かな~?」

 

茅野がガッシュに構う事について清麿が嫉妬していると思う生徒は多い。最近はこのやり取りは恒例になりつつある。中村は清麿に疑惑の眼差しを向けながらも話を続けた。

 

「いやー、本当に今日は楽しかった。こうやってクラスで出かけるのはやっぱりいいもんだ」

 

「そうだね!」

 

「ああ、日々の暗殺のプレッシャーから解放されるようだ」

 

「アンタは暗殺以外にも、魔物の戦いもあるもんね。大変だ」

 

地球を守るための殺せんせー暗殺という使命は、中学生が背負うには大き過ぎる。E組の生徒は殺せんせーと楽しく過ごしているが、やはり精神的なプレッシャーは大きい。このようなリフレッシュする時間はとても大事である。

 

「さて2人とも、ここからの話は内密にしてもらいたいんだけど、良いかな?」

 

「それは構わんが、どうしたんだ?」

 

「悩み事?」

 

中村の真剣な表情を見て、清麿と渚は身構える。

 

「私さ、小学生のころはいつも勉強で1番だったんだよね。周りからは天才小学生って呼ばれてた」

 

中村は自分の過去を話し始めた。しかし彼女の表情はどこか暗そうだ。

 

「でも、他の友達みたいに普通になりたかった。だから中学に入ったらバカばかりやるようになったんだけど、そのせいで成績は下がってく一方。そんで、E組行きが決まった時の親の涙は今でも忘れられない。失って初めて気付けることもあるからね……」

 

中村は頭が良い故の悩みを抱えていた。頭が良い故に周りから孤立した清麿とは別ベクトルの苦悩であるが、彼女もまた思い詰めていた様子だ。清麿と渚は真面目な表情で耳を傾ける。

 

「また頭良くなりたかった。けど、皆とバカな事や楽しい事もやりたかった。E組ならその両方が出来る。だから、殺せんせーにはすごく感謝してるんだ。そして、E組の皆にも」

 

殺せんせーの名前を出した中村は晴れ晴れとした表情を見せる。彼女の相反するやりたい事は、殺せんせー有するE組によって両立が出来たのだ。

 

「そうだったんだ」

 

「しかし、何でその話を俺達に?」

 

中村は自分の過去を彼等に話した。しかし何故自分達に打ち明けられたのかが彼等は分からなかった。

 

「ホントは心に留めとくつもりだったんだけどねぇ。今日皆で遊んで、この気持ちが強まって誰かに話したくなっちゃった。アンタ達ならこういう話を簡単に広めたりしないでしょ。だから、絶対に誰にも言わないでよね!チョット恥ずかしいんだから」

 

普段の中村はカルマと同様に不敵な笑みを浮かべている事が多い。しかし今回だけはその様な素振りを見せず、少し顔を赤くしながら2人に口止めをした。あっけらかんとした言動を取りがちな彼女だが、内心ではE組の事をとても大事にしている。そんな中村は清麿と渚を信用した上で、自分の心の内を話したのだ。

 

「分かった、絶対言わないよ」

 

「おう!」

 

「頼むからね!」

 

2人の返事を聞いて、中村は嬉しそうに渚の肩を叩いた。そして少しした後に、ガッシュ達が休憩スペースに来た。

 

「ウヌ、3人はずっとここにいたのか?」

 

「疲れてしまったのでしょうか?」

 

奥田が心配そうな顔をして尋ねたが、3人はそれを否定するように首を横に振る。

 

「良かった。3人が休憩スペースにいるのを見た時、誰かの具合が悪くなったのかと思ったよ」

 

茅野が安心したようにそう言った。それを聞いた清麿と渚は申し訳なさそうな顔をしたが、中村はニヤけていた。

 

「心配はいらんよ。それよりも茅野ちゃんがずっとガッシュと楽しそうにしてるから、高嶺が寂しそうにしててさぁ……」

 

「……そうだったんだ、高嶺君しょうがないな~」

 

中村の清麿イジリにカルマが便乗する。

 

「違うわ!」

 

「清麿、怒るでない……」

 

2人の言う事を全力で否定した清麿だったが、ガッシュになだめられてしまう。そんな光景を渚・茅野・奥田は苦笑いをする。そして彼等は再び別のエリアを目指して歩き始める。

 

 

 

 

 一行は全てのエリアを周ったのちに、科学館を出た。

 

「今日は私の誘いに乗ってくれて、ありがとうございます」

 

「そんなにかしこまらなくていいのに」

 

奥田は今日集まってくれたことに対して礼を言う。中村を始めとしてそんな様子を見た一行は、彼女の態度が少し固いのではと考えていた。

 

「大分勉強になったよ。誘ってくれてありがとうな、奥田」

 

「愛美、また薬の事を教えて欲しいのだ!」

 

科学館での時間を経て、ガッシュペアは新たな知見を得られたようだ。

 

「奥田さんの好きな事を僕等も知れて、良かったよ!」

 

「またどこか行こうね!」

 

「楽しかったよ。今度もいろんな薬を作ってみようか」

 

渚・茅野・カルマも今日一日を楽しめた様子だった。夏休みはまだ始まったばかりで、各々が楽しい思い出を作っていきたいと考えている。

 

 

 

 

 そして一行はお喋りをしながらそれぞれの帰路に着いた。今回もまた、ガッシュペアはクラスメイトとの交流を深める事が出来た。

 

「今日も楽しかったのう、清麿」

 

「ああ、リフレッシュも出来たところで特訓も頑張ろう」

 

クラスメイトと遊んだ直後でも、ガッシュペアの特訓は行われる。やる事が多い夏休みで、彼等が無駄に過ごせる時間は少しも存在しないのだから。

 




 読んでいただき、ありがとうございました。毒の時間をカットしたので、ここで奥田さんに焦点を当てた話を書きました。また、中村さんの話も進路の時間より前に入れました。
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