ガッシュペアの暗殺教室   作:シキガミ

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 何とか今週中に一話分上げられました。戦いに決着がつきます。


LEVEL.61 金色の時間

 ガッシュペアは最後の一撃を放とうとするが、1人の魔物の少女がそれを止める。

 

『その前にやる事があるでしょ!清麿、そんなんじゃ持たないわよ?』

 

「確かにその通りだ……ティオ‼シン・サイフォジオ‼」

 

呪文を唱えると同時に、柄から丸みを帯びた刃が4本に伸びる剣が出現した。そして癒しの力を持つそれは清麿・ブラゴペア・殺せんせーの傷と体力を回復させる。この呪文は、術者の魔物以外の仲間を元気にしてくれる様だ。

 

「凄い回復力だ!」

 

「おやおや。力がみなぎってきますねぇ、ヌルフフフ」

 

「そうね、ブラゴも元通りになったわ」

 

術を受けた彼等は笑みを浮かべる。殺せんせーの顔は、相変わらずの緑の縞々模様だ。またシェリーの言う通りに痩せこけたブラゴの体も回復したが、彼の意識が戻るには至らなかった。

 

「ティオ、ありがとうなのだ‼」

 

『もう一息だからね。ガッシュ、頑張りなさい!』

 

「ウヌ‼」

 

ティオの参戦、術による全員の体力回復。清麿達の勝利は確定したかに思われたその時、クリアは水の龍による拘束から逃れていた。それを見た清麿の顔色が変わる。

 

「あいつ、まさか⁉」

 

「気付いてももう遅い……ここまで追い詰められるとは思わなかったが、お前達“肉体を持つ者が行けない場所”に行けば我が勝利は揺るがない……」

 

クリアの下半身があった部位から、エネルギーが放たれる。しかし、それは清麿達にダメージを与える為の物では無い。クリアは自らの体をブースター替わりにし、放出されるエネルギーによって遥か上空を目指す。

 

「奴はどこに行こうとしておるのだ⁉」

 

「……宇宙だ‼俺達はそこに行くことが出来ない。奴は宇宙空間で力を溜めて、そこからこの地球を丸ごと消そうとしている‼」

 

清麿は【答えを出す者】(アンサートーカー)で最悪の答えを導き出す。しかしクリアの狙いが分かったところで、このままではどうする事も出来ない。現状彼等が宇宙に行く事は不可能なのだから。

 

「にゅやッ‼ここにきてそんな……」

 

先程まで余裕の表情を浮かべていた殺せんせーだが、一瞬にしてその顔を真っ青にする。相変わらずテンパるのが速い。この状況、絶体絶命と思われたその時、また1人の魔物の少女が来てくれた。

 

『私が、ガッシュと清麿の命を守るわ』

 

「こんな力を持っていたのか……シン・ライフォジオ‼」

 

優しい光がガッシュペアの体を包む。その光に包まれた者は、どのような空間にいても“生命”が守られる。この術の持ち主はかつて、自分の力は誰かを傷付ける事しか出来ないと絶望していた。しかし彼女の持つ優しい心と強い意志によって、遂に何かを守る為の術を会得するに至った。

 

『ガッシュ。私ね、人を傷付けるだけじゃなく、こんな力も持っていたみたい』

 

「コルル……とても優しい術なのだ」

 

ガッシュは大粒の涙を流しながら、コルルとの再会を喜ぶ。かつて自分が優しい王様を目指すきっかけとなった彼女もまた、ガッシュの味方をしてくれる。そんな彼を見て、コルルは優しく微笑んだ。

 

「もう少しだからの。必ず、優しい王様になって見せるのだ」

 

『うん、お願いね』

 

コルルは懇願するとともにその目から涙を流す。そしてガッシュペアは2人で宇宙空間に向かう為に、ガッシュがマントを広げる。そこに清麿が乗ると同時にガッシュの仲間がまた来てくれた。

 

『メルメルメ~‼』

 

「ウマゴン‼宇宙まで連れて行ってくれるのか⁉」

 

『メルメルメ~~‼』

 

「シン・シュドルク‼」

 

共に戦ってくれた仲間のウマゴンが、今度は彼等を宇宙空間まで行くのに協力してくれると言う。そして呪文を唱えると、ガッシュの両肩には巨大なブースターが出現した。強力なその術で、ガッシュペアは超スピードで宇宙に向かう。魂の状態のウマゴンと共に。

 

(‼このスピードは……)

 

ガッシュの速さを見て、殺せんせーが対抗心を燃やす。先生はすでに落ち着いている。それだけの余裕と安心感を、ガッシュペアが提供してくれたのだ。そして殺せんせーも上空を目指す。

 

(宇宙空間に行くことは出来ない……ですが、目に見える範囲の攻撃をエネルギー砲で防ぐ事くらいなら‼)

 

クリアは強力な攻撃を地球目掛けて放とうとしている。ガッシュペアの攻撃がそれとぶつかり合った時、余波が地球を襲うかもしれない。殺せんせーはその事を危惧した。

 

 

 

 

 宇宙空間。力を溜めている最中のクリアは、信じられない光景を目にする。肉体を持つガッシュペアが、地球を背に宇宙空間に来ているのだ。

 

「おのれ、なぜ来れる⁉」

 

当然クリアは驚愕する。そしてクリアは時間をかけて溜めた消滅波を、彼等目掛けて放とうとする。

 

「ならば、最大の一撃を喰らわせるまでよ……お前達は避けられない。なぜなら、お前達の後ろには地球がある……時間をかけて溜めたこの一撃、これで終わりだー‼」

 

クリアから極太の消滅波の光線が放たれる。それがガッシュペア及び地球に直撃したかに思われたが、その攻撃はそれらをすり抜けてしまった。当然彼等にはダメージは無い。

 

「何だと……どうなっている?」

 

『君は幻を攻撃したからさ。流石は清麿、呪文を唱えるタイミングを分かっている……僕、キャンチョメの“シン・ポルク”をね』

 

清麿は事前にキャンチョメの最強呪文を唱えていたのだ。どんな幻覚をも自由に相手に見せられる呪文を。この呪文の効果はそれだけでは無いが、クリアの攻撃を本物の地球から逸らすという目的は幻を作る事で無事に果たされた。

 

『もうちょっとしたら術も解けて、ガッシュ達の姿が見える様になるよ。時間を稼がせてね……僕ら魔物の皆が、君を倒す為にガッシュの元に集まる間は』

 

キャンチョメの言う通り、多くの魔物達の魂がガッシュペアの元へ駆け付ける。そして彼等の力が金色の本に蓄積されていく。当然クリアには何が起こっているのかが理解出来ない。

 

「一体どうなっている……だが、全方位に強力な消滅波を放てば……」

 

『させると思うか?』

 

クリアが大きな魔力に気付いて後ろを振り向くと、下半身が砲台で2本の角と4枚の翼を持つ銀色の巨大な雷神が出現している。その術の禍々しさと迫力は見る者を戦慄させるのに十分だ。それはクリアとて例外では無い。そしてそのすぐ下には、ガッシュの兄であるゼオンがいる。清麿はキャンチョメだけでなく、ゼオンの呪文をも事前に唱えていたのだ。

 

『“ジガディラス・シン・ザケルガ”だ。より短いチャージで、さらに強力な電撃を放てる様になった。喰らえ‼』

 

「ZIGAAAA……」

 

「おのれぇ‼」

 

雷神の砲口から放たれる銀色の極太な電撃がクリアを襲う。クリアの巨体をも覆いかねない広範囲な一撃はかわす事すら困難だ。その威力は言うまでもない。ゼオンのシン級の術をまともに喰らえば、クリアとてただでは済まない。止む無くクリアは全方位に放とうとした消滅波を一直線の光線状に変えて、ゼオンの電撃にぶつける。

 

「我が攻撃が……押し負けるだと⁉」

 

銀の電撃が少しずつ消滅波を押していく。クリアが力を溜めて放った攻撃にも競り勝てる程にそれは強力だ。そして電撃はクリアに直撃する。しかしクリアは自らの急所を腕でガードしていた為、致命傷を負う事は無かった。こうしている間にも、ガッシュペアの元には、より多くの魔物達が集結する。

 

 

 

 

 その頃地球では、ブラゴが目を覚ましていた。

 

「シェリー、本を。俺の力も、ガッシュの元へ……」

 

ブラゴは宇宙空間で何が起こっているかを察する事が出来た。そして彼は自分の力を、魔本を通してガッシュペアの元へ送る。

 

 

 

 

 そして宇宙空間では、ガッシュペアがゼオンの元まで来ていた。その時の彼の表情はとても穏やかだ。

 

『ガッシュ……よくここまで頑張ったな』

 

「ゼオン!お主こそ、力を貸してくれてありがとうなのだ」

 

ガッシュの礼を聞いて、ゼオンは嬉しそうな顔を見せる。彼等はかつてすれ違いで敵対してしまったが、お互いの思いを込めた最大呪文のぶつかり合いを経て和解した。そんなゼオンもまた、ここまで死力を尽くした実の弟であるガッシュを次期王として認めてくれている。

 

『金色の本が持つ力、そういう事だったのか。ガッシュ……お前はどんなに追い詰められても、最後まで俺達を救う事を諦めずに戦い続けてくれた。その姿はまさに王だ。だからガッシュの本は金色に輝き、本の持つ真の力を引き出した。お前の民を思う姿は、魔界に住まう魔物の心を一つにした』

 

ゼオンはこの戦いを見て、王とは民の為に全てを捧ぐ者であると理解した。そして彼は魔界の皆の為に絶望に立ち向かうガッシュこそ、王の姿そのものであると感銘を受けていた。他の魔物達もまた同じ事を考えており、皆がガッシュに力を与えてくれる。そこには敵も味方も無い。全ての魔物がそこに集まる。

 

『ガッシュ、清麿。皆の力をバオウに集め、クリアを倒すぞ‼』

 

ゼオンの指示に従い、ガッシュペアは金色の本に力を溜める。そして次の一撃に全てを注ぐ為にガッシュはシン・シュドルクを解いた。魔界の皆の力が彼等に集まると本だけでなく、ガッシュペアの体までもが金色に輝く。そして、全ての魔物の力が収束された最強の呪文の名を清麿が唱えた。

 

「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ‼」

 

ガッシュの口から電撃を纏う金色の龍が出現する。それは通常のバオウとは異なり、西洋のドラゴンのような姿をしており、両手及び胸部にも龍の頭を持つ。その体はクリアの何倍もの大きさを誇り、威力も他の呪文とは比べ物にならない程に強大だ。ガッシュペアは魔界の皆が心と力を合わせた術をもって、魔界を滅ぼす存在に打ち勝とうとする。

 

「バオオオオ‼」

 

その姿を見たクリアは狼狽する。しかし自分の力に絶対の自信を持つが故に、クリアは引こうとはしない。そして金色の龍を打ち負かす為に、今残る全てのエネルギーを最後の一撃に込める。

 

「どんな術だろうと……我が、負ける訳が無い‼」

 

クリアは極太の消滅波を放つ。それはバオウに直撃するが、押し勝つ事は叶わない。皆の力が合わさった術はいかなる攻撃をも受け付けない。そして敵の攻撃を受けてもビクともしない金色の龍は、消滅波ごとクリアの体を飲み込んだ。絶対的な力を誇り、ガッシュ達を絶望のどん底に突き落としたクリアの力は遂に消滅しようとしていた。

 

「おおお……おのれ……」

 

「バオオオオ‼」

 

バオウの電撃はクリアを打ち砕いた。そしてクリアの中にいたヴィノーがようやく出現したが、彼を纏うバリアは電撃によって破られ、クリアの持つ透明の本は燃え尽きた。

 

「シン・ライフォジオ‼」

 

無防備になったヴィノーに対して、コルルが優しい光を纏わせる。クリアの消滅の力は打ち砕かれ、この戦いはガッシュ達の勝利となった。

 

「やったな、ガッシュ」

 

「ウヌ……」

 

清麿が労いの言葉をかけるが、ガッシュは彼の方を向いていない。ガッシュの視線の先には、この戦いに力を貸してくれた魔物達が集結している。

 

「皆、本当にありがとう‼皆のお陰なのだ‼」

 

彼等の存在無くして、この戦いの勝利は有り得なかった。それ程にクリアの力は絶望的だった。それでも諦めずに立ち向かった結果、金色の本の力が出現し、魔界を守る事が出来た。他の魔物達も、歓喜の声を上げる。

 

 

 

 

 戦いを終えたガッシュペアはヴィノーを抱えて地球に舞い戻る。そこには、ブラゴペアと殺せんせーが待ち構えていた。

 

「……見事だ」

 

「2人共、クリアを倒してきたのね。これで魔界の滅亡の心配は無くなったわ」

 

「本当に、お疲れ様でした」

 

彼等は安堵の表情を見せながら2人に労いの言葉をかける。そして殺せんせーは穏やかな笑みを浮かべながら自分の触手をガッシュペアの頭に置く。これで大きな戦いの1つは終わったのだと皆が確信していた。その時、

 

「にゅやぁ。高嶺君とガッシュ君、聞きたい事があるのですが……」

 

「ウヌ?」

 

先程までとは打って変わり、殺せんせーが冷や汗を掻き始める。2人共何事かと思って身構えるが、先生の質問を聞いて拍子抜けする。

 

「……本が金色に輝くのは……君達の意志で出来るのですか?」

 

「何だ、そのことか……」

 

「何だじゃありません‼先生にとっては死活問題なんです‼」

 

シン級のラッシュは、マッハ20の速度を誇る殺せんせーにとっても脅威だ。場合によっては、金色の本だけで暗殺が成功しかねない。殺せんせーはその事を危惧して、再びテンパリ始めたのだった。

 

(それ、私も聞こうと思っていたのよね……)

 

シェリーが心の中で呟く。彼女達は最終的にガッシュペアと戦わなくてはならない。金色の本の事についてはブラゴペアにとっても重要な事だ。自分達がいくら打倒クリアの為に厳しい特訓を積み重ねて来たとは言え、金色の本の力は大きすぎる。彼女がそんな事を考えていると、清麿が口を開いた。

 

「多分、そうはならないと思う。クリアとの戦いは、魔界の存続がかかった緊急事態だったし」

 

その答えを聞いて殺せんせーとシェリーは安心する。

 

「そうですか……さて、先生は先に戻ります。皆も待っていますし、今日は渚君の3者面談の日ですからねぇ。それでは‼」

 

殺せんせーがそう言い残して、超スピードで去った。E組の担任である彼は、いつまでも教室を開けておく訳にはいかない。それだけでなく、渚の母親との話し合いもあるのだから。

 

「嵐の様に去って行ったわね……」

 

シェリーが呆れ混じりの表情でそう言った。そして、少しの間の沈黙がこの場に流れる。

 

 4人はしばらく言葉を話さなかったが、この沈黙を清麿が破った。

 

「なあ、2人共……殺せんせーの事、何も聞かなくて良いのか?」

 

魔物でもないのにもかかわらず、殺せんせーは非現実的な存在だ。しかもマッハ20の速度で飛び回り、今回の戦いでも高い実力を遺憾なく発揮していたのだから、その正体を知りたがるのはごく自然な事だろう。しかしブラゴペアは、殺せんせーの正体については言及して来なかった。

 

「全く気にならないって言えば、嘘になるわね。いきなり現れた時はビックリしたもの」

 

「そうだな……だが、敵ではないのだろう?」

 

2人は言い放つ。確かに殺せんせーはいつも清麿達の事をよく考えてくれており、今回の戦いでも自らの命を賭して力を貸してくれた。しかし殺せんせーは地球を滅ぼそうとしている。その事実を知れば、2人も黙ってはいないだろう。ガッシュペアが殺せんせーの事を話すかどうか悩んでいると、シェリーが再び口を開いた。

 

「それより、私達には話し合う事があるでしょう?……魔界の王を決める為の最後の戦い、いつがいいかしらね?」

 

クリアを倒しても彼等の戦いは終わらない。最後まで残ったこの2組が決着をつけない限りは。流石に今すぐ戦う意志は彼等も持ち合わせていないが、逃れられない勝負である。それを聞いた清麿は、少し申し訳なさそうな顔を見せる。

 

「その事なんだが……3月まで待ってくれないか?」

 

「大分先延ばしにするのね」

 

清麿の提案に、シェリーが意外そうな顔をする。

 

「この戦いが終われば、どっちが勝ってもガッシュと別れる事になるからな。3月には俺の中学校の卒業式がある。ガッシュにもそこにいて欲しいんだ」

 

ガッシュは今、清麿と同じくE組の生徒の1人だ。だから卒業式までは一緒にいたいと清麿は考えている。E組全員で卒業式を終えた上で、ブラゴペアとの戦いに臨みたいのだと。

 

「それに……」

 

「あの超生物絡みか?」

 

ブラゴが清麿の言葉を遮る。

 

「奴が何者かは知らんが、恐らくお前達で解決すべき事なのだろうな。どうしてもと言うのなら、力を貸してやらんでも無いが。マッハ20の超生物か……一度手合わせしたくはある」

 

彼はまるで、ある程度殺せんせーについて分かっているような物言いだった。殺せんせーとE組の絆、殺意で結ばれるそれは部外者が介入すべき事では無いのだと、そこまで見通しているかの様である。殺せんせーと共に戦い、確証はない物の先生の正体についてある程度本能で理解出来たのかもしれない。

 

「俺達と戦うまでに、やり残した事は全てやっておけ。そしてわだかまりの無い状態のお前等を全力で倒し、俺はどんな奴でも治められる王になる」

 

ブラゴの勝利宣告だ。彼等はかつてガッシュペアを実質敗北に近い形までに追い詰めた事がある。その事によりガッシュペアは魔物の王を決める戦いを知り、ブラゴペアにライバルという物を感じた。そんな彼等との最終決戦、一切の未練が無い状態で挑まなくては許されない。

 

「良い戦いにしよう」

 

「そうね、お互いの全てをぶつけ合う事になるでしょうね」

 

彼等は向き合う。そして4人が戦う意志を固めていると、1機のヘリコプターがすぐ近くまで来た。彼等の元に来たヘリコプターには、共に戦ってくれた恵とサンビーム以外にも、彼等に強くなる為の道筋を示してくれたデュフォーが乗っている。そしてヘリコプターの扉が開くと、彼等はそこから降りて来た。

 

「皆、無事だったか⁉」

 

まずはサンビームが、彼等の安否を確認する。今回の戦いは余りにも壮絶な物であり、清麿達の事が心配で気が気でなかったようである。

 

「勝てて良かった‼」

 

続いて恵が目に涙を溜めながら、ガッシュに抱き着く。戦いに勝利できた事で、喜びの感情以上に心底安心している様だ。その後に降りて来たデュフォーは無事に戦いを終えてくれた彼等を見て無言で頷いた。そして一行はヘリコプターに搭乗し、それぞれの帰る場所を目指すのだった。




 読んでいただき、ありがとうございました。無事にガッシュペアは魔界の滅亡の危機を乗り越えられましたが、地球の滅亡の危機が残っていますね。彼等の重荷は当分なくならないでしょう。
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