ガッシュペアの暗殺教室   作:シキガミ

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 この小説を始めて投稿してから一年が経ちました。時間の経過は早いですね。それでは最新話の方、よろしくお願いします。


LEVEL.73 終業の時間・二学期

 野原を燃やす炎が完全に消えると同時にE組一同、茅野のもとへ駆け寄る。気を失った彼女は今、奥田に膝枕をしてもらっている状況だ。

 

「無事に触手は抜けました。しばらくは絶対安静ですがね」

 

殺せんせーの言葉と同時に全員は胸をなでおろす。ひとまず最悪のケースは避けられた訳だが、見事なキスを披露した渚はカルマ・中村に冷やかされていた。ビッチ先生に至ってはキスについてダメだしする始末だ。場の雰囲気が緩んだその一瞬、何かに気付いた清麿は後ろを振り返って人差し指と中指を差す。

 

「ラシルド‼」

 

ガッシュが清麿の指差す方を見ると同時に電撃の盾を出現させる。すると盾には一発の対先生用BB弾が接触し、それは電撃を纏って放った人間に向けて弾かれる。しかしそのBB弾はさらに別で放たれたBB弾で相殺された。

 

「またそうやって邪魔をする。ま、良いけどね」

 

そこにはシロともう一人、BB弾を放ったライフル型の銃を持つ全身を黒いスーツで包み込まれた人物が立っている。

 

「しかし、使えない娘だな。命と引き換えの復讐劇なのに、その超生物にろくなダメージを与えられていないじゃないか」

 

シロは茅野を侮辱する。彼女が大好きな姉の為に命がけで行った復讐を、“使えない”の一言で切り捨てたのだ。それを聞いたE組一同はシロに怒りを向けるが、彼は黙らない。

 

「もう少し良い所まで見せて欲しかったけどね……まあ、姉妹揃ってポンコツだったか」

 

「ザケルガァ‼」

 

シロの聞くに堪えない発言を遮るかのように清麿は呪文を唱える。一直線の電撃はシロに向かうが、もう1人そこにいた者がそれを受け止める。そして電撃は弾かれた。

 

「このスーツには耐電性の物質を組み込んである。君達の電撃のサンプルは少し取っておいたからね。解析もさせてもらった。本気で撃てば、貫通出来たかもしれないのにねぇ」

 

シロが煽る。ガッシュペアがシロを殺さない様に電撃を手加減していた事すらお見通しだったのだ。そんなシロをガッシュペアが睨み付けて声を荒げる。

 

「黙れよクソ野郎‼茅野をバカにするんじゃねぇ‼」

 

「使えないと言ったか⁉貴様‼カエデがどんな気持ちでこの暗殺に挑んだと思っておるのだ⁉」

 

2人は明確に怒りを露わにし、怒気を放つ。友を愚弄される事を彼等は許さない。しかし彼等の怒りはシロには届かない。ガッシュペアの言う事など何とも思っていないのだ。そしてシロは話を続ける。

 

「その電撃についても聞きたいところだが……高嶺清麿、お前も【答えを出す者】(アンサートーカー)を使えるのか」

 

シロの口から【答えを出す者】(アンサートーカー)が出てきた時、清麿の顔色は変わる。なぜこの力の事を知っているのか、と。そんな清麿の考えなど見通しているかのようにシロは嘲笑う。

 

「ククク……その力を持つ者の人体実験に携わった事があってね。確かその時のモルモットは“少年D”と呼ばれていたか」

 

清麿は即座にシロの言う事の答えを出す。そして答えを知った清麿は驚愕する。少年D、それはデュフォーが研究所に捕えられていた時の呼び名だ。彼はその力を持つが故に研究所の者達に利用され、最終的に北極に捨てられた。ゼオンが来なければ彼は死んでいただろう。清麿はシロを睨み続ける。

 

「だが最優先にすべきはその怪物を殺す事……その力の処遇については、後で考える事にしようか」

 

シロはそう言い放つと、自らの覆面とボイスチェンジャーを取り外す。そしてその男は初めて姿をさらす。黒のくせ毛を持ち、左目は眼帯のような物で覆われている。次から次へと起こる急展開についていけない生徒達も多い。

 

「やはり君か……柳沢‼」

 

殺せんせーが声を荒げる。この男“柳沢誇太郎”は殺せんせー誕生に大きく関わる天才科学者であり、雪村姉妹とも関りがある。しかも柳沢は触手絡みの事に手を出す前は、デュフォーの人体実験にも関わっていたと言う。柳沢を見たガッシュペアは確信する。E組にとって、この男は最大の敵となると。

 

「ふん、気付いていたのか。まあ良い。今は行こうか、“二代目”」

 

柳沢はもう一人を二代目と呼び、この場を離れようとする。ガッシュペアも柳沢の退却を止めるつもりは無い。そんな2人を柳沢は嫌味ったらしく鼻で笑う。

 

「何だお前達、手を出す気は無いようだな……懸命だ。今我々がまともに殺り合えば、他の生徒達がタダでは済まないだろう。それに俺も奥の手は持っている」

 

そう言い残して柳沢と二代目と呼ばれた者はその場を離れた。ここでガッシュペアが彼等と戦う意志を見せれば、柳沢達は他の生徒を巻き添えにする戦い方を行うだろう。しかも茅野が衰弱している状態。彼女をそのままにして戦うのは良くない。2人は手を出したくても出せなかったのだ。

 

 

 

 

 柳沢達は去って行くが、それを気に留める者はここにはいない。それ以上に茅野が心配だからだ。触手は抜かれたが、それにより味わった苦痛が完全に消える事は無い。一同が茅野を見守る中、ようやく彼女は目を覚ます。

 

「あれ……私……」

 

「目が覚めましたか、茅野さん」

 

殺せんせーを初め、そこにいる者達は胸をなでおろす。復讐に囚われた1人のクラスメイトがようやく解放された。彼等にとってはそれだけで充分なのだ。続いて渚が茅野に声をかけるが、どういう訳か彼女は顔を赤くして目を逸らしてしまう。

 

「最初は殺せんせーに対して純粋な殺意を持ち合わせてた……」

 

茅野は話し続ける。殺せんせーに復讐するつもりでE組に入ったが、先生と過ごすうちに殺意に確信が持てなくなった様だ。しかし復讐を踏みとどまる事は触手が許さなかった。

 

「バカだな私。自分だけこの1年間、ただの復讐に費やして」

 

「そんな事無いよ」

 

彼女の話を渚が遮る。彼は確信している。茅野がE組での生活を心から楽しんでいたのだと。

 

「茅野がこの髪型を教えてくれたから、僕は長髪を気にしなくなった」

 

渚が髪を伸ばさざるを得ない時、茅野が髪を結んでくれた。これでお揃いの髪型だと。渚はそれが嬉しかったのだ。

 

「殺せんせーって名前、茅野がつけたんだよ。皆その呼び方を気に入って使ってきた。例え目的が何だったにしても、茅野はこのクラスを作り上げた仲間なんだ。だから演技だなんて言わせない。皆と過ごした日々を」

 

渚は茅野とのE組での生活を思い出す。楽しかった事、大変だった事、本当に色々な事があった。そんな1年間が茅野にとって演技である訳が、嘘である訳が無いのだから。そして茅野は目に涙を浮かべる。演技などでは無い本物の涙だ。

 

「ありがとう……でも……」

 

茅野は視線をガッシュに移した後に首を横に振る。

 

「私……今さら戻れないよ……ガッシュ君の事……いっぱい傷付けちゃったから」

 

今回の一件で、茅野はガッシュに多くの暴言を吐いた。さらに反撃が出来ない彼を触手で一方的に痛めつけた。ガッシュが心身共に受けたダメージは小さくない。今の彼女にとってそれが一番の気がかりだ。しかし、

 

「カエデ、私の事なら大丈夫なのだ。それだけお主はお姉ちゃんが大好きだったのだろう?」

 

ガッシュは彼女を恨むようなマネはしない。茅野の攻撃を真正面から受ける事で、彼女の姉に対する強い愛情を理解する事が出来ていた。

 

「……それに私達にとっては、このままカエデとお別れする事の方がよっぽど辛いのだ。だから戻って来てはくれぬかの?」

 

この発言こそがクラスの総意だ。確かに茅野は一度、E組から離別しようとした。しかしそれはE組の望むところでは無い。ここにいる誰1人が欠けてもE組は成り立たないのだ。しかし彼女は戸惑う。

 

「でも、私……」

 

「茅野!戻って来てよ!」

 

そんな茅野の手を渚が握る。その時の彼の表情は辛そうだ。大切な仲間が遠くへ行こうとしているのだから。しかし渚に手を握られた茅野は顔を赤くする。

 

「ちょ……渚……」

 

「はっ……ごめん茅野、つい……」

 

恥ずかしそうにする彼女を見た渚は、申し訳なさそうにその手を放す。何人かの生徒がそんな様子をニヤニヤしながら見ている。そんな中でも清麿が悟った様な顔で口を開いた。

 

「茅野、お前は触手に精神を蝕まれても1人で抗おうとしてたんだな。ガッシュの事だって、コイツを思ってくれたからこそ茅野と引き離すような発言をしたんじゃないのか?」

 

清麿はガッシュの頭に手を置きながら問う。彼は仮説を立てていた。茅野が初めからE組を大切に思っていた事は勿論、イタズラにガッシュを傷付ける事など有り得ないと。

 

「高嶺君、それって……」

 

「触手に支配されれば、自我を保つ事すら困難になるだろう。そんな状態になればガッシュはもっとダメージを受けてたハズだ。だからお前はあえてキツイ発言をしてガッシュと……E組の皆と距離を取ろうとした。俺はそう思っている」

 

茅野の目的はあくまで殺せんせー暗殺。その為に周りを巻き込むような事を彼女はしない。しかし強大な触手の力はそれを許さないかもしれない。だから茅野は他の皆と離れる道を選んだと清麿は確信している。

 

「それに茅野、お前は一度でも俺や赤い本を狙おうとしなかったじゃないか」

 

「あっ……」

 

清麿のその発言が決定的だった。もし本当にガッシュが目障りであれば、ガッシュを直接相手取るよりも、清麿か赤い本を攻撃すれば良かったのだ。しかし茅野は違った。内心ではガッシュを、E組の事を本当に大切にしているのだから。

 

「お願いだよ茅野、皆で殺せんせーの話を聞こう。先生はE組が皆揃ったら真実を話すと約束してくれたんだ」

 

渚が真剣な眼差しで懇願する。それを聞いた茅野の目からは、たまり続けていた涙が零れ落ちる。それはまるで、彼女が今まで我慢していた気持ちが溢れるかの様だった。

 

「うん……私、演技をやめても良いんだ……」

 

茅野が本当の意味でクラスに馴染んだ瞬間だ。彼女の真の思いがクラス中に伝わる。それを拒む者など誰もいない。クラス一同、安堵の表情を見せる。少しの沈黙が流れた後、磯貝が殺せんせーの方を向く。

 

「殺せんせー、そろそろ話してくれませんか?本当の事を。どんな事でも俺達は受け入れますから」

 

殺せんせーの過去、どうしてE組に来たのか。雪村先生、そして柳沢とはどのような関係だったのか。それらがついに明かされようとしている。しかし、殺せんせーの口からは意外な発言が出る。

 

「勿論全て話します。ですがその前に……」

 

殺せんせーは清麿と目線を合わせる。

 

「高嶺君、君の話を先に聞かせてくれませんかね?柳沢の言う“少年D”とは何なのか?」

 

「その事か。そうだな……」

 

今日1日で明かされた情報量は余りにも多い。しかも殺せんせーの過去についてまで明かされようとしているのだから、順序だててしっかりと説明しなければ話についていけなくなる生徒が出て来る可能性もある。そこで殺せんせーは自分の話は最後にして、先ずは【答えを出す者】(アンサートーカー)と柳沢の関係について清麿に求めた。

 

「俺が直接関わった訳では無い。あくまで出せた答えの範囲での話になるが……」

 

清麿はデュフォー事やその過去を分かる範囲で皆に説明した。柳沢含む研究所での非人道的な人体実験。顔をしかめる者も多い。

 

「ケッ……あのヤロー、とんでもねーマッドサイエンティストじゃねーかよ」

 

「ま、アイツがろくでもねーのは今に始まった事じゃねーだろ」

 

吉田と村松を始め、多くの者達が怪訝な顔をする。柳沢の負の一面がさらに露わとなった瞬間だ。ガッシュペアを除くE組とデュフォーはほぼ関わりは無かったが、それでも柳沢達の鬼畜な所業は聞いて気分は悪くなる。

 

「ヌウ、そんな事が……」

 

「俺の知る限りでの話はここまでだ。柳沢、やはり奴は許せない」

 

ガッシュペアは憤慨する。まさかデュフォーの憎しみの原因がこれ程壮絶な物だったとは、思いも寄らなかった様子だ。

 

「彼も大変だったのですね。柳沢、どれだけの人間を弄んで来たのか……」

 

殺せんせーが口を開く。まるで自分もデュフォーに近しい経験をしてきたような素振りだ。先生は自分の事のように心を痛めている。

 

「さて、続いては私の番ですかね……」

 

殺せんせーが自分の過去を語り始める。

 

 

 

 

 殺せんせーの事を知ったE組達は言葉を失う。先生がかつて“死神”と呼ばれた殺し屋だった事、弟子だった二代目死神の裏切りによって柳沢に捕えられて触手の人体実験のモルモットにされた事。そこで雪村先生と出会い交流を深めた事、自らの力の暴走を止める為に飛び出し、致命傷を負った彼女を助けられなかった事。そして雪村先生の意志を継いだ殺せんせーは今の姿となり、E組の担任を引き受けたのだ。

 

「先生の教師としての師は雪村先生です。目の前の人をちゃんと見て、対等な人間として尊敬し、一部分の弱さだけで人を判断しない。彼女から学びました」

 

ついに明かされた殺せんせーの過去、そして雪村先生との関係。殺せんせーは彼女を殺していなかった。それどころか雪村先生を心から尊敬しており、彼女が案じていたE組を大切にしてくれている。そして生徒達の頭にはE組での日々が思い浮かぶ。

 

「もし仮に殺されるなら、他でもない君達に殺してもらいたい」

 

殺せんせーは言い放つ。彼等を結びつけているのは暗殺者と標的という絆。しかし殺せんせーの正体は訳の分からない超生物ではなく1人の人間。生徒達は考える、自分達はこれまで通りの暗殺生活を送れるのかと。そして、“この先生を、殺さなくてはならないのか”と。

 

 

 

 

 殺せんせーの過去を聞いたE組一同はそのまま解散となった。茅野はすぐに病院に運ばれ、他の生徒達は帰路に着く。しかし、彼等の間に会話は無い。それはガッシュペアとて例外では無い。他の生徒達と別れたガッシュペアはそのまま清麿宅を目指す。

 

「殺せんせー、人間だったのだな……」

 

「ああ、そうだ。俺達は……」

 

彼等は理事長から地球を滅ぼそうとしている超生物の暗殺を依頼された。しかし超生物の正体は人間だ。人間である殺せんせーの命を奪う行為は優しい王様として相応しくない事では無いのか。2人がそう考えながら家の玄関前まで辿り着くと、そこには1人の青年が彼等を待ち構えていた。

 

「久し振りだな……清麿、ガッシュ」

 

「ああ、そうだな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デュフォー」

 

清麿宅で彼等を待ち受けていたのはデュフォーだった。彼はクリアとの戦いの後にあての無い旅に出たが、何やら事情があってモチノキ町まで戻ってきた様子だ。そして彼は口を開く。

 

「お前達、奴の正体が分かったようだな」

 

デュフォーは【答えを出す者】(アンサートーカー)で今日のE組での出来事を把握する。殺せんせーの過去に関しては、同じく人体実験のモルモットにされた経験のある彼にも思うところがある。デュフォーは複雑な心境でガッシュペアに問う。

 

「ウヌ、まさか殺せんせーが人間だったとは……」

 

「先生の過去を全て聞いた。そして」

 

「俺の事はどうでも良い」

 

清麿の言葉をデュフォーが遮る。彼は柳沢と対峙してデュフォーの事情を知った。清麿は彼の壮絶な過去を初めて知り、何と声をかければ良いか悩んでいた。しかしデュフォーが彼等と話したい事はそれでは無い。

 

「人体実験に関わった奴等の多くに復讐は殺さない程度には済ませている、全員では無いがな。復讐しきれなかった連中もまとめてファウードで消し飛ばすつもりだったが、今はそんな事に興味は無い」

 

(な、何て?)

 

デュフォーの物騒極まりない発言に清麿は言葉を失う。とは言えデュフォーがされた仕打ちは想像を絶する物であり、それ程に連中は憎まれても文句は言えない。

 

「それよりも、今はお前達がどうしたいか……だ。あのタコの正体が判明した。その上で何をしたいのか。お前達はその答えを出さなくてはならない」

 

デュフォーは言い放つ。このまま悩んでいても前には進めない。殺せんせーの事が分かった上でE組がどのような行動を取るべきか。それは彼等自身で決めなくてはいけないのだと。ガッシュペアは口を開かない。

 

「考える時間はまだある。これから冬休みなのだろう?次に学校に行く時までに決めておけ。俺の言いたい事はそれだけだ」

 

デュフォーはその場を去ろうとする。彼はガッシュペアに伝えるべき事を全て話した。ならばここには用は無いと彼等に背を向けるが、2人はデュフォーに声をかける。

 

「待つのだ、デュフォー。もう夜も遅い、ここに泊っていくのはどうかの?」

 

「そうだな。それにお前こそこれからどうするつもりなんだ?」

 

2人の話を聞いたデュフォーは歩みを止めて振り返るが、すぐに首を横に振る。

 

「宿なら別で取ってある。今は俺の事よりお前達が答えを出すべきだ。それによってもこれから成すべき事は変わってくるだろう」

 

彼はあくまでガッシュペアに答えを出す事だけを考えるよう催促する。彼にもやるべき事があるのだろうが、今それを打ち明けるつもりは無いようだ。

 

「それから柳沢と言ったか……E組がどんな答えを出すにしても、奴とは再び相まみえる事になるだろう。十分に警戒しておけ」

 

デュフォーはそう言い残して今度こそその場を去って行った。明日からは冬休み。しかしE組にとっては遊ぶ余裕など、まして先生の暗殺に取り組む余裕などないかも知れない。それぞれがこれから成すべき事に向き合わなくてはならない。大きな決断に迫られる冬休みとなるだろう。




 読んでいただき、ありがとうございました。デュフォーが殺せんせー絡みの事で融通を利かしてくれたのは、彼等が人体実験のモルモットにされた共通の過去があるからです。
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