ガッシュペアの暗殺教室   作:シキガミ

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修学旅行編は今回で最後です。清麿が結構いじられます。


LEVEL.8 気になる女子?の時間

 4班が不良に絡まれたトラブルにより、殺せんせーはその対処をしなければならなくなり、プロによる殺せんせーの狙撃計画は途中で中止となった。また今回の暗殺失敗を経て一人の狙撃手が殺し屋をやめたことなど、E組の生徒達は知る由も無い。

 

 

 

 

 2日目の夜、4班は皆で宿のゲームコーナーで遊んでいた。清麿も神崎と格闘ゲームで対決するが、現状目も当てられない。

 

「清麿ォ、全然勝てておらぬでは無いかァ‼」

 

「ええい!やかましいぞ、ガッシュ!」

 

「ふふっ。恥ずかしいな、なんだか」

 

それは対決の体をなしていない。清麿は神崎に完膚なきまでに打ち負かされる。彼は冷や汗をかくしかなかった。

 

「高嶺君、まるで相手になってないねぇ」

 

「……」

 

「おしとやかに微笑みながら、手つきはプロだ‼」

 

「すごい意外です。神崎さんがこんなにゲーム得意だなんて」

 

神崎が誇るプロゲーマー顔負けの技術に他の4班は感心する。しかし神崎がゲーム好きである事を一同は始めて知り、意外であると感じた。清麿は相手が悪かったのである。

 

「……黙ってたの。遊びが出来ても、進学校じゃ白い目で見られるだけだし。でも、周りの目を気にしすぎてたのかも。服も趣味も肩書も、逃げたり流されたりして身に着けていたから自信が無かった。殺せんせーに言われて気付いたの。大切なのは、中身の自分が前を向いて頑張る事だって」

 

神崎は日中の殺せんせーの言葉を思い出す。殺せんせーは不良達に手入れをしていたが、一番手入れされていたのは彼女の心だったのかもしれない。

 

「私もゲームやってみたい。神崎さん、やり方教えて!」

 

「うん、いいよ」

 

茅野が格闘ゲームに興味を示す。神崎にやり方を教わっているが、中々難しそうだ。

 

(神崎さんの思わぬ一面。それに攫われた時、茅野と何か話したのかな。2人の空気が軽いような……高嶺君はドンマイ)

 

茅野と神崎の関係の変化において、渚には思うところがあるようだ。そして渚に内心励まされていたことを、ゲームの前で遠い目をしていた清麿は知らない。

 

「あ、俺もやってみたい。茅野ちゃん、相手してよ」

 

今度はカルマがゲームに興味を示し、清麿と変わる形で席に着く。

 

「高嶺君、お疲れ様」

 

「お、おう。格ゲーは得意というわけではないんだが、ここまで歯が立たないと流石に落ち込むな……」

 

「いやいや、相手が悪かっただけだって」

 

カルマが清麿にフォローを入れる。彼が冷やかす事をしない程に、神崎の実力の高さは明らかだ。カルマとて相手にすればどうなるかわからない。そんな時、清麿の携帯電話に着信がかかってきた。

 

「すまん皆、ちょっと外で電話してくる。ガッシュも、ここで遊んでていいぞ」

 

「分かったのだ!」

 

「「「おっけー」」」

 

清麿が皆に伝えると、ゲームコーナーを出た。

 

 

 

 

 通話の為に外の見える廊下まで出ると電話は切れていたため、再度清麿からかけ直した。

 

「もしもし、水野か……」

 

『高嶺くーん!昼間どうしちゃったの⁉電話を聞いて怖い顔してたから、気になってて……』

 

水野が清麿の身を案じて、電話をかけてくれたのだ。清麿はカルマからの電話を終えた後にかなり慌てており、水野達が何事かと思うのは無理もない。

 

「すまん、同級生がトラブルに巻き込まれてな。詳しくは言えんが、もう大丈夫だ」

 

『そっか、それは良かっ……』

 

無事に解決した事を知った水野はホッとする。しかし彼女の言葉を遮るように、電話の相手が変わった。

 

『おい高嶺、大丈夫だったのか⁉ガッシュもだけどよ……ったく無事解決したんなら、俺等に連絡くらいしてくれてもいいんじゃねーか?』

 

「悪い山中。だいぶバタバタしてたから、連絡しそびれた」

 

清麿の身を案じていたのは水野だけでは無い。山中は少し怒気を込めた声を出す。それだけガッシュペアを心配していたのだ。

 

『全くぅ、心配かけさせるんじゃないよ』

 

「岩島か……そうだな。すまなかった」

 

『久し振り会えたと思ったのによー』

 

「ああ、金山。悪かった」

 

『あんまり無茶しないでよー』

 

「仲村、すまんな」

 

電話の相手が次々と変わる。その都度清麿は連絡を入れなかったことの謝罪を重ねる。例え清麿が転校しても、彼等との友情は途切れない。そして電話からは再び水野の声が聞こてくる。

 

『こっちこそいきなり電話かけちゃってごめんね。でも、大丈夫そうで本当に良かったよ~』

 

「いや、いいんだ水野。お前等に連絡しなかった俺が悪い。それから……ありがとうな、心配してくれて」

 

『そんな、お礼をいう事なんてないよ。それに、久し振りに高嶺君やガッシュ君と会えて本当に良かった』

 

彼女は心底安心している。水野が清麿を気にかけてくれるのは、彼が学校から離れても変わらない。しばらく2人は通話を続ける。そして、

 

『高嶺君、またね』

 

「そうだな、また会おう」

 

清麿と水野の通話は終了した。

 

(また水野に心配をかけてしまった。とはいえ、暗殺や魔物の話をするわけにもいかない……何か埋め合わせしないとな。水野には世話になってるし)

 

水野は清麿がクラスに馴染めていない時期にも、とても親身に接してくれた。清麿が学校生活を楽しめるようになったのは、水野とガッシュのおかげである。清麿が彼女のことを考えていると、再び清麿の携帯に電話がかかってきた。

 

「(今度は……恵さん⁉)……もしもし」

 

『あ、清麿君。いきなりごめんね。今、大丈夫?』

 

「問題ないよ」

 

今度は恵からの電話だ。魔物絡みで何かあったのかもしれない。清麿は身構える。

 

『清麿君、今京都にいるんだよね?実は、ティオがどうしても生八つ橋を食べたいって聞かなくて……』

 

「や、八つ橋?」

 

『そう、偶然見てたテレビで八つ橋が取り上げられていて、清麿君にお願いできないかってことになって……』

 

しかし事は重大では無かった。彼女からのお土産のお願いを聞いた清麿の肩の力が抜ける。そのまま彼は話を続ける。

 

「丁度よかった。お土産は、生八つ橋を買っていたんだ」

 

『本当に⁈ありがとう。今、ティオに変わるね』

 

清麿は事前にお土産を準備していた。それを聞いた恵は喜ぶ。彼等は戦い以外でも気が合う場面が多い。そして彼女はティオに変わる。

 

「もしもし、ティオか?」

 

『ええ、清麿。八つ橋の事、ありがとう。ごめん、テレビで見てたらどうしても食べたくなっちゃって……後、ガッシュも今近くにいるの?』

 

「いや、問題ないよ。ガッシュは残念ながら一緒ではない」

 

『そっか、分かった。ところで清麿、何かトラブルに巻き込まれてない?』

 

「い、いや。何にもないぞ……」

 

ティオの一言に清麿が驚く。実際にトラブルがあったのだから。しかしティオペアといえども、暗殺の事を話すのははばかられる。

 

『そう、それならよかった。ガッシュが何かしでかしてないかと思って。じゃあ、恵に代わるね』

 

電話の相手が恵に代わった後、通話を続ける。始めは対クリアの事について話していたが、段々とお互いの日常生活の話題等の雑談に話はシフトチェンジする。時にはリラックスする機会も必要だ。

 

『旅行中に長電話しちゃってごめんね。じゃあ、またね。おやすみなさい』

 

「わかった、おやすみなさい」

 

通話が終わり、清麿が物思いにふける。彼の頭にはいつも自分を心配してくれた水野と何度も共に戦いを乗り越えた恵の顔が浮かぶ。その時、

 

「高嶺君、随分長電話だったね?もしかして彼女だったりする?」

 

「あ、赤羽‼︎いきなり話しかけるんじゃない‼︎びっくりするだろう……」

 

カルマが前触れもなく声をかけてきた。その発言に清麿は顔を赤くする。水野や恵を彼女と間違われた清麿は動揺する。

 

「あれぇ、図星?」

 

「そんなんじゃない!ったく……まあ、電話が長くなったのは事実か。俺を探しに来てくれたのか?だとしたら申し訳ない」

 

恵と水野。清麿がどちらを彼女と言われてテンパったのかは定かでは無い。そして彼はこれ以上事態をややこしくしないためにも、素直に謝罪して今の話題を切り上げた。

 

「いやぁ、男子達が皆で話そうってさ。後、ガッシュ君が寂しがってたよ。探しても全然見当たらないって……」

 

「分かった。部屋に戻ろう」

 

こうして清麿とカルマが部屋に戻る。一方でガッシュは清麿を探していたのだが、一向に見つけることが出来ていなかった。

 

 

 

 

 時は少しさかのぼる。清麿がゲームコーナーを出た後にしばらくして4班各々がゲームをやり尽した為、部屋に戻ることになった。しかし清麿が戻っておらず、ガッシュは彼を探すことにした。そんな時、

 

「あ、ガッシュ君だ」

 

「高嶺は一緒じゃないみたいだねぇ」

 

「ウヌ、優月と莉桜ではないか!」

 

旅館の廊下で不破と中村がガッシュを見かける。

 

「聞いたよガッシュ君、不良達を懲らしめたんだって⁉」

 

「神崎ちゃんが、ガッシュの事カッコ良かったって言ってたよ~」

 

「そうであったか。しかし、皆が無事でよかったのだ!」

 

不破と中村も昼間の出来事を聞いており、その話題には興味がある。そして3人はその事について話していた。

 

「あとさぁ、高嶺君って怒らすと怖いんだね」

 

「鬼の形相で不良をぶっ飛ばしたんだってね~」

 

彼女達は少し体を震わせながら、鬼の形相をしていた清麿の話をする。清麿のそれは、直接その光景を目にしていない者でさえ怖がらせる事が出来るのだ。

 

「ウヌ、清麿は怒ると本当に怖いからのう……」

 

清麿が怒ると怖い事をガッシュは良く知っている。そして雑談をしている時、3人は浴槽の前を通りかかる。それを見た中村は何かを察したように足を止めた。

 

「莉桜、どうしたのだ?」

 

「おっと、ちょいと声の音量下げようか。今誰が風呂に入っているか、分かるよねぇ?」

 

「これって、殺せんせーの」

 

不破が更衣室に脱ぎ捨てられている殺せんせーの服を見つける。そして中村は何かを思いついたかの様な顔を見せる。

 

「ねぇ、2人とも。殺せんせーの中身、知りたくない?」

 

中村の言葉に対して、不破とガッシュが固唾を呑んだ。殺せんせーの服の中身を知ることは、暗殺的にも知っておいて損はないという中村の考えの元、覗きは実行されようとする。そして偶然通りかかった渚と杉野と岡島も参戦したが、あえなく失敗に終わってしまった。

 

「中村、この覗き、空しいぞ」

 

「ぐぬぬ……」

 

「修学旅行で皆の事、色々知れたけど……」

 

「うん。殺せんせーの正体は全然迫れなかったな」

 

「大部屋でダベろっか」

 

「……結局清麿は、見つからなかったのだ」

 

殺せんせーの正体を探ることは諦めて、一同は男女それぞれの大部屋に戻ることにした。ガッシュも清麿の捜索を一旦やめて、渚達についていく。

 

 

 

 

 そして男子の大部屋では、クラスの気になる女子について話し合われていた。中学歳男子らしい話題だ。

 

「なあ、ガッシュはクラスで気になる女子いるのか?」

 

「ウヌ、良くわからぬのだ。しかし……」

 

前原がガッシュに女子の事を聞く。しかしガッシュが冷や汗をかき始める。

 

「女の子を怒らせると、とても怖いのは知っておる……」

 

ガッシュの脳裏にはまず、ティオに首を絞められた事が浮かぶ。さらにパティの事を認識していないが故に逆鱗に触れてしまった事、ナオミちゃんに追いかけ回された事が次々思い出される。

 

「どうしたんだ?ガッシュの奴……」

 

「おーい、大丈夫かー?」

 

男子達の声は、最早ガッシュの耳に届いていない。そして大部屋にいる男子が気になる女子ランキングの集計が終わった。

 

「やっぱ神崎さんが1位か」

 

「まぁ、嫌いな奴いないわなー」

 

「で?うまく班に引き込んだ杉野はどーだったん?」

 

神崎はクラスのマドンナと称されるだけあって、男子からの人気も高い。そんな彼女を班に誘った杉野に対して前原が様子を聞く。しかし、

 

「色々トラブルあってさ、じっくり話すタイミングが少なかったわ」

 

「あー、なんか大変だったらしいな」

 

不良達とのトラブルで、杉野はそれどころではなくなっており、残念がっていた。

 

「トラブルと言えば、ナイフ持った不良を高嶺が鬼の形相で殴り飛ばしたんだろ?あいつぱねーわ」

 

「うん、高嶺君を怒らせてはいけないことが良くわかった瞬間だったよ」

 

4班のトラブルにおいて清麿の話題が出る。クラスメイトが凶器を持った不良を容赦なく殴り飛ばしたのだから、誰しも何事かと思うだろう。そして噂をすれば影が差す、とでもいうのか。清麿がカルマと共に大部屋に入ってくる。

 

「皆、高嶺君を連れてきたよー」

 

「清麿、時間かかってたのう」

 

「悪い皆、何の話をしてたんだ?」

 

まさか先ほどまで自分の話題が出ていたとは考えていない清麿だ。

 

「お前等、クラスで気になる娘いる?」

 

「皆言ってんだ。逃げらんねーぞ」

 

木村と前原が、清麿とカルマに気になる女子を聞く。そして先に答えたのはカルマだ。

 

「……うーん。奥田さんかな」

 

「お、意外。何で?」

 

「だって彼女、怪しげな薬とかクロロホルムとか作れそーだし、俺のイタズラの幅が広がるじゃん」

 

「……絶対くっつかせなたくない2人だな」

 

ここに来てのダークホースの登場だ。これほどまでに凶悪になりかねない組み合わせが他のE組にあるだろうか、いや、ない。他の男子達の顔が引きつる。てっきり恋愛的な、そうでなくてもこういう女子が可愛いとか、そういう話題になる流れだったのにも関わらず、まさかの凶悪コンビの誕生である。しかしカルマが本当に奥田をそういう理由だけで選んだのかは定かではない。

 

「高嶺はどうなんだ?」

 

磯貝の言葉により、話題の矛先は清麿に向く。しかし、清麿の頭に浮かんだ女子は、E組の誰かでは無い。

 

「お、俺は……」

 

「高嶺君の場合、E組にはいないんじゃね?」

 

清麿が煮え切らない言動をすると、カルマが口を挟む。気になる女子について聞かれた彼は返答に詰まる。

 

「そう言えば高嶺、さっき長電話してたもんな。その相手の女子だったりして……」

 

岡島の発言に彼は顔を赤くする。完全に図星を突かれた清麿だ。そんな彼の様子を見たクラスメイト達が清麿を冷やかし始める。

 

「マジか、高嶺……」

 

「お前、やるな」

 

珍しく歯切れの悪い清麿は、他の男子達にとってはいじられる対象になっている。そんなイジリで我慢の限界に達した彼は声を荒げた。

 

「ええいお前等、別に付き合っているとかそういう訳じゃないからな‼」

 

「それ、気になる女子がいるって認めたようなもんじゃね?」

 

「⁉」

 

清麿が墓穴を掘った瞬間だ。図らずも彼の心境を他の男子達に知られてしまった。

 

(清麿が言っている女子は、スズメか恵のことであろうか……)

 

「うっうっ、うおおお……」

 

ガッシュにまで内心を悟られてしまうとは。しかし、清麿が気にしていた女子が水野なのか恵なのかまでは分からない。彼は顔をさらに赤くしたのち、床に伏して泣き出す。男子達が哀れみの視線を清麿に送っていたとも知らずに。

 

「皆、この投票結果は男子の秘密な。知られたくない奴が大半だろーし、女子や先生に絶対に……」

 

磯貝が男子全員に口止めをする。しかし手遅れ。窓から殺せんせーが満面の笑みで覗いていた。

 

「メモって逃げやがった‼殺せ‼」

 

男子達は一斉に殺せんせーを追いかけたが、清麿が落ち込んでいた為にガッシュペアは乗り遅れる。そして殺せんせーは男子達を振り切り、女子部屋に入り込む。そこでビッチ先生含む女子間の恋話を盗み聞きしようとしたが、結局女子達に追い回されていた。

 

 

 

 

 大半の生徒達が殺せんせーを追い回す中、大部屋には渚と茅野が残っていた。

 

「楽しかったね、修学旅行。皆の色んな姿、見れて……渚、どうしたの?」

 

「うん、ちょっと思ったんだ。修学旅行ってさ、終わりが近付いた感じがするじゃん。暗殺生活は始まったばかりだし、地球が来年終わるかどうかはわからないけど、このE組は絶対に終わるんだよね。来年の3月で」

 

「……そうだね」

 

「皆の事もっと知ったり、先生を殺したり、やり残す事無いように暮らしたいな」

 

どのような物事にも終わりはある。それはE組での生活とて例外ではない。渚と茅野はそのことを修学旅行を経て実感し、少し寂しそうにする。そんな時、

 

「あれ、お前等はここにいたのか」

 

「お主達、2人で何を話しておったのだ?」

 

ガッシュペアがその部屋に入ってくる。殺せんせーを探していたが、ここにはいない様だ。

 

「高嶺君、ガッシュ君!殺せんせーはどんな感じ?」

 

「修学旅行楽しかったねって話だよ、ガッシュ君!」

 

「ウヌ。カエデ、私も修学旅行は楽しかったのだ」

 

「殺せんせーはどこにいるかわからん。皆血眼になって探しているがな。それから渚、茅野。悪いが俺とガッシュはまた少し部屋を抜ける。皆に伝えといてくれ」

 

「もっと皆と話をしていたかったが、私達は強くなるための特訓をしなくてはならぬのだ」

 

夜遅い時間だが、2人はデュフォーが課したトレーニングを行おうとする。旅行中でも出来る事はある。

 

「……こんな時まで大変だね、2人とも」

 

「わかった、皆には伝えとくよ。高嶺君もガッシュ君も、あんまり無理しないでね」

 

2人が外に出る事を、渚と茅野は快く了承してくれた。修学旅行は終わろうとしているが、魔界や地球の未来まで終わらすわけにはいかない。そんな絶望に抗うために、ガッシュペアの特訓はまだまだ続く。

 




 読んでいただき、ありがとうございました。清麿が気になる女子は水野なのか恵なのか……
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