オレが目指した最強のゴンさん   作:pin

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第5話 試験官たちの団らんとセクハラ

 

 皆さんこんにちは、グレイトスタンプにクモワシの卵とおいしい物盛りだくさんでテンションアゲアゲなゴン・フリークスです。

 ギンは豚さんを何匹か圧縮してオヤツに確保しました。

 

 

 1次試験は驚く程穏便に終了、2次試験は驚く程原作通りに終了しました。マジポルナレフ状態。

 そもそも1次試験はヒソカが試験官ごっこをしなかったせいで脱落者がそこそこ減り、レオリオ達も自力で2次試験会場にたどり着いたくらいです。

 そんで2次試験が始まるまではついに揃った4人組で自己紹介したり、言葉に表せない凄い顔で話しかけてきたヒソカをあしらったりと退屈しないで過ごせました。

 逆に2次試験はほとんど原作通りに進んで、違いといえば握り寿司でネタを触りすぎだとダメ出しされたくらいです。何だったら、グレイトスタンプに夢中になってたギンが移動するための飛行船に乗り遅れそうになったのが一番のトラブルでした。

 いやそれにしても初めて見る生ネテロ会長ヤバいですね、とりあえず今のレベルじゃまず勝てる気がしません。代名詞の百式観音は勿論として、そもそも百年単位で鍛えてる強化系能力者って時点で強いに決まってるんですよね。目指す頂きの高さを改めて再認識しましたが、まあ血沸く血沸く。

 ちょっとオーラが漏れてしまい、キルアが凄まじい勢いで逃げましたが無事捕獲しました。

 

 

 

 3次試験会場に向かう飛行船の中、試験官達専用待合室にはここまでの試験を担当した3人にネテロを加えた4人ものプロハンターが揃っていた。食事や事務報告等も終わり各々がリラックスした空気の中、2次試験を担当したメンチから今回の受験者についての質問が上がる。

 

「一回全員落としといてなんだけど、今年の受験者ってかなり粒ぞろいじゃない?新人だったら294番なんか悪くないと思うんだけど」

 

「私は99番が良いと思いましたね。あの年頃と考えたら素材はピカ一かと」

 

「えー、小生意気そうなガキじゃん。確かに素材が良いのは認めるけどさぁ、ブハラは?」

 

「んー、正直そこまでちゃんと見てないんだけど、新人ならオレも99番かなぁ」

 

「うっそぉ、あいつ絶対性格悪いわよ」

 

 やれあいつが良いそいつはダメだと盛り上がるのを見ながら、2次試験途中から参加のため測りかねているネテロは気になる受験者について質問する。

 

「フム、ワシはぱっと見405番が気になるんじゃが、誰も触れないのは何か問題でもあったんかのう?」

 

 その質問に、なんとも言えない表情で黙り込む3人。いくつかのアイコンタクトの末、年上であり一番長く見ているサトツが代表して口を開いた。

 

「身体能力に判断力、念を使えるところ含めて文句の付けようがありませんな。正直に申しますと、我々では彼を測りきれません」

 

 そこから補足する形で1次試験の様子を報告するが、身体能力はもちろん念の秘匿にも気を使う分別も持っていること、何よりあの44番ヒソカをあしらっていた様が深く印象に残っていると語る。

 

「あの狂人と言える44番と普通にコミュニケーションが取れ、それだけでなくある程度コントロールしているフシがあります。加えて戦闘力という点で見れば、プロハンターの中でも上位に位置するでしょう」

 

「あー、44番がおとなしかったのはあの子が関わってたんだ。前回の試験の話は知ってたから、もっと絡んでくると思ってたのよね。けど最初に殺気飛ばしてきたきり興味なくしたみたいだし、あれはあれで腹立ったわ。」

 

 その後も念の使える獣を従えている点や行動自体は基本的に落ち着きもあり素直等、初めに話題に挙げなかったことが嘘のように高評価が続く。

 それらを黙って聞いていたネテロは、405番の出自になんとなく当たりを付けながらその人物像を予想していた。恐らくはあの自由人に、年相応の可愛げを付けてやればいいのだろうと。

 

「ホッホ、つまり今年は滅多にない当たり年に加え、とんでもない有望株までいるということじゃな。少し見るだけのつもりじゃったが、こりゃ最後まで見届けようかの」

 

 急遽ハンターのトップであるネテロ会長が試験に同行することになるが、試験を担当した3人はそれに深く納得していた。本来担当する試験さえ終われば試験官は自由にしてよく、その後の試験に付いて行く必要性は全く無い。にも関わらず3人ともネテロ同様最後まで試験を見届けるつもりであり、どのような結果になるのか非常に興味があった。

 

「どれ、そうと決まれば散策でもして受験者の品定めといこうかの」

 

「わざわざ会長に言うまでもないとは思いますが、遊ぶのもほどほどになさってくださいね」

 

「ホッホッホッ、そりゃ無理な相談じゃ。楽しく遊ぶのはワシの若さの秘訣じゃからの」

 

 笑って待合室から出ていくその姿は生命力に溢れていて、ゆうに100歳を超えているとは言われなければ想像すらできない。

 名実共に最高のハンターと言われるアイザック・ネテロ、彼の遊び相手になる者に待つのは幸か不幸か。

 

 

 

「てか会長あたしの胸ガン見してくるんだけど、セクハラかパワハラで金毟れないかしら」

 

「…そんな格好してるメンチにも問題あると思うよ」

 

 スケベもまた、ネテロの若さの秘訣の一つである。

 

 

 

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