オレが目指した最強のゴンさん   作:pin

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第82話 進化と決着

 

 

 グラチャンの危機に駆けつけたゴリィヌは、オーラを高めながら目の前のターガーが格上であることを理解した。

 そもそも海岸線の防衛責任者でもあるグラチャンに相性もあったとはいえ勝てる時点で厳しい相手であり、入れ替えがあるとはいえ基本的に肉弾戦のゴリィヌは更に相性が悪い。

 

(ホントまいっちんぐ、倒すための有効打がほぼないでござる。ゴンちゃんとまでいかなくてもキルちゃんレベルが欲すぃ)

 

 勝機を探して思考を続けるゴリィヌと、突然の乱入者に警戒するターガーによりつかの間の静寂が広がる。

 ゴリィヌが攻めあぐねる理由を察したグラチャンは、現状を打破するための提案を口にした。

 

「ちっと時間を稼いでくれんか、今使える最強の切り札を使うぜよ」

 

「グラちゃんにのっちゃう☆行くわよ、クロちゃん(黒い賢人)シロちゃん(白の賢人)! トライアングルダンス!!」

 

『ウホホッ!』

 

 ゴリィヌは具現化したゴリラと共にターガーを三角形に囲むと、3匹揃って艶めかしいダンスを踊り始める。

 突然増えた相手に囲まれて身構えたターガーだったが、謎のダンスに思考停止して口をあんぐりと開けてほうける。

 

「…って本当にただの時間稼ぎじゃねぇか!? ふざけやがって、本体を食えばそれで終わりだろうが!!」

 

 我に返ったターガーが怒りをあらわにしながらゴリィヌに突撃したが、突然視界が変わり避けれぬ距離のホワイトゴリィヌのラリアットが迫っていた。

 

「ぐぶぅっ!?」

 

 ラリアットをもろにくらったターガーは仰向けに倒れ込み、歪む視界のホワイトゴリィヌが一瞬で踵を振り上げるパンモロゴリィヌに変わる。

 

「チェストーっ!!」

 

「ごふぅ!?」

 

 振り降ろされた踵にラリアットと同じ喉を強打されたターガーは少なくないダメージを受けるも、追撃しようとするゴリィヌ達をまとめて竜巻咀嚼(デスロール)で弾き飛ばす。

 

「げはっ、げほぉっ! ゔぁー、てめぇやりやがったな、ただじゃすまねぇ!!」

 

 激高しながらも、ターガーは無策で飛び込まずに回復に務める。

 様子見も兼ねた突撃だったため迎撃も十分念頭に置いていたのだが、予想外の方法で大きなダメージを受けたことを整理する時間を求めたのだ。

 そしてダメージを与えたゴリィヌも、心の中で盛大に顔をしかめていた。

 喉への踏みつけは硬までした殺すつもりの一撃だったにもかかわらず、仕留められないばかりか追撃前に反撃を受ける始末である。

 しかも本来弱いはずの腹側を攻撃したホワイトゴリィヌの腕も、強化されているゴツゴツとした鱗でダメージを受けてしまった。

 

 お互いに一瞬の隙が致命打に繋がりかねないと理解し、だからこそ己の強みを最大限活かすために死地へと踏み込む。

 

「オラァ! 竜巻咀嚼(デスロール)!!」

 

「気張るわよシロクロちゃん!!」

 

 身体能力が優位にあるターガーによるシンプルな接近戦と、位置の入れ替えを駆使したゴリィヌのトリッキーな接近戦。

 案外視野角の狭いワニのキメラアントであるターガーはゴリィヌ以外の位置把握を諦め、とにかく本体を仕留めるべく攻防一体の高速回転による突撃を繰り返す。

 ゴリィヌは一撃まともに当たれば致命傷のデスロールを入れ替えと体捌きで躱し続け、次の突撃までの切り返しに合わせて少しでもダメージを与えるために攻撃を行う。

 

 激しく動く分体力的消耗が早いターガーと、常に気を張り続ける分精神的消耗が早いゴリィヌ。

 

 ターガー(闘牛)ゴリィヌ(マタドール)は何度も何度も交錯し、その度にダメージを受け身体を削られていく。

 

「ハッハァ!! お前い〜い雌だなァ! 餌にするのがもったいねぇぜ!!」

 

「ワニちゃんもすんごく逞しいわね! けど女が黙って食われると思ったら大間違いだゾ!!」

 

 やがてあれだけ降っていた雨も上がり、雲の切れ間から日の光が差し込みだす。

 

 そしてついに、長かったようで短い攻防に幕が下りる。

 

龍蛇咀嚼(デストルネード)!!」

 

 今まで直線でしか行えなかったデスロールを超え、僅かとはいえ曲がることができるようになった新たな突撃。

 

「ぬわぁーーっ!?」

 

 2体のゴリラを削り消され、大きく弾き飛ばされたゴリィヌも大きなダメージを受けた。

 

「ぜぇ…、はぁ…、やっと食えるぜ。てめぇは骨の一欠片も残さねぇ」

 

 ターガーはいまだかつてないほど動いた故の空腹感に苛まれており、これから食らうゴリィヌの味を想像して口からよだれを溢れさせている。

 

 食事のことしか考えられず蹲るゴリィヌにむけて一歩を踏み出したターガーは、足元の水溜まりから突如現れたシャチに齧りつかれた。

 

「んなぁ!? 何だこいつは!」

 

「これがオイの切り札、虹が出てる時だけ使える能力、ORCA(ミチル)ぜよ!!」

 

 振り払われたシャチはその背に跨るグラチャンと共に、水深などないはずの水溜りの中に潜っていく。

 ターガーが周囲を見渡せばオーラが薄く地面を覆っており、ただの水溜りが海のようにさざ波を起こしていた。

 

(クソが! オーラで覆われた範囲が広い、範囲外に出れそうにねぇ!)

 

 グラチャンのORCAは、オーラを浸透させた水の中に異空間を作る能力。

 出入りできるのは具現化した念獣のシャチとそれに触れているグラチャンのみであり、異空間を泳いで他の水溜まりから強襲することができる。

 

「弱った獲物をいたぶる趣味はない、一気に勝負を付けるぜよ!!」

 

 言葉に嘘はなかったが、それ以上にまだ雲の多い空模様のため虹が消えかかっていることが死活問題だった。

 グラチャンは何度かシャチの突進や噛み付きで牽制しながら、具現化した銛にオーラを込めて最後の一撃を放つ。

 

「くらうぜよ、激流槍!!」

 

 オーラの浸透した周囲の水が渦を巻いて銛に絡みつき、投げ放たれた銛がバリスタのごとくターガーに迫る。

 グラチャンとの前半戦に加えゴリィヌとの戦闘で体力を消耗したことに加え、元々素早いわけでもないため回避は不可能だった。

 

「ハラヘッタ…、ナンデモイイから喰わせろぉー!!」

 

 そんな疲弊したターガーの本能が選んだ迎撃法は、限界まで強化した自慢のアギトによる噛み砕き。

 生物の中でトップクラスの咬合力を誇るワニのアギトは、唸りを上げて迫る銛を見事に挟み込んだ。

 

「くっ!? 押し切るぜよ激流槍ォー!!」

 

「ンガガガ、ほれはまは(俺様は)おおふいひんふば(大食いキングだ)!!」

 

 お互いの技による一瞬の均衡は、陽の光が陰って虹が消えたことで破られる。

 銛と激流を噛み砕いたターガーは今度こそ勝利を確信し、傷付いた口を全開にして雄叫びを上げた。

 

「フュー…」

 

 しかし死角になっていた位置から聞こえた声に目を向ければ、ゴリィヌと白黒のゴリラが鏡合わせのようなダンスをしていた。

 

「ジョン!」

 

 きれいに正中線で分かれた白黒ゴリラとゴリィヌのオーラは見事にシンクロしており、その滑稽で無駄にしか見えない動きは間違いなく制約によるもの。

 

『ウホッ!!』

 

 二人の指同士が触れ合うと、強烈な光とオーラの爆発による突風が吹き荒れる。

 

金色賢人(ゴールデン)ゴリィヌ、爆誕!!」

 

 光が収まって現れたのは、髪がピンクゴールドに染まり同色のオーラを纏うゴリィヌ。

 大怪我なのは変わらず出血も収まっていないが、その圧は明らかに先程までを上回り万全時のターガーすら超えている。

 

 そしてターガーが気付いた時には、ドロップキックを放つ寸前のゴリィヌが眼前にいた。

 

「ちっ、もっと腹一杯にしとくんだったぜ…」

 

 とんでもないオーラの込められたドロップキックがターガーの胸部に炸裂し、消耗しきったその身体を爆散させる。

 

 そして受け身も取れず地面に落ちたゴリィヌは、限界を超えた能力の行使が解除され3匹のゴリラとゴレイヌに分裂する。

 サムズアップする念獣達が薄れて消えると、息も絶え絶えなゴレイヌは唖然とするグラチャンへ申し訳無さそうに口を開く。

 

「すまない、良いところだけ持っていっちまったな…」

 

「いや、オイも限界じゃったからむしろ助かったぜよ。…って大丈夫か!? 医療班を呼ぶから気をたしかに持つんじゃ!」

 

 意識を失ったどこか誇らしげなゴレイヌと、慌てて連絡を取るグラチャンを再びかかった虹が祝福していた。

 

 

 

 

 

 ビスケと肉弾戦を始めたザザンだったが、開始早々彼我の実力差を思い知らされていた。

 ビスケの攻撃はその殆どが命中し、ガードの上からでもザザンの体力をごっそり削っていく。

 逆にザザンの攻撃はその殆どをいなし防がれ、サソリの尾やキメラアント故の人体には不可能な奇襲もまるでわかっていたかのように通じない。

 

「あんたちょっと反則じゃない? キメラアントと戦ったことあるわけ?」

 

「反則なのはそっちだわさ、こっちは年の功でなんとかしてんのよ」

 

 世界最強の一角たるビスケの強みとはなにか。

 

 最高峰の身体能力も豊富な戦闘経験も間違いなく強みだが、ビスケを形作る上で最上位にくる要素は“技術”である。

 世界規模の流派である心源流は、その規模にふさわしく夥しい数の技と型で溢れている。

 開祖であるネテロから派生していった故に大本こそ同じものだが、その膨大な術理はもはや正反対の性質を持つ型も少なくない。

 

 そしてビスケット・クルーガーは心源流で唯一人、心源流全ての技と型を修める存在である。

 

 骨格すら変わり身体能力が激変する発に振り回されることのない身体操作に、攻撃特化から防御特化まで心源流全てをその身に宿すセンスの塊。

 キルアがオーラ運用や暗殺技術において最高のセンスを持つように、ビスケは心源流においてネテロ以上のセンスを持っているのだ。

 

 そんなビスケが、ザザンを仕留めきれていなかった。

 

 これ以上犠牲者が出てネテロの立場が悪くならないよう、ツェズゲラ達の援護に回れる立ち回りをしていること。

 何が飛び出してくるかわからないキメラアントが相手のため、何が来ても対応できるようにやや守り気味に戦っていること。

 何よりザザンが師団長クラスの中で、トップクラスに実力が高いことが理由である。

 

(まずいねぇ、完全に格上相手でパイク達もジリ貧。逃してくれるほど隙なんざ見せてくれないだろうし、やりたかないけど最終手段を使うしかないかしら?)

 

 しかしビスケとザザンの集団戦における勝敗は、戦闘開始前からすでに決まっていた。

 ただ呑気に新天地へ向けて行進していただけのザザン達に対し、ハンター側は相手戦力の把握や決戦地の選定など多くの下準備の末この場にいる。

 人手不足でギリギリの人数しか集まらなかったが、この日限定で最終戦力のビスケを動員することに成功したツェズゲラのマネジメント力が決め手となった。

 

「いいぞ! 我々が勝てば大勢は決する、最後まで気を抜くな!!」

 

 ハンター側も負傷者は多いが犠牲を出さない勝利も目前となった時、顔をしかめるザザンの尾が妖しく光り輝いた。

 

 同時に審美的転生注射(クイーンショット)を受けたキメラアント達も輝きだし、被弾を度外視した特攻とも言える突撃を敢行する。

 

「近付かせるな! 吹き飛ばせ!!」

 

 ツェズゲラに言われるまでもなく脅威を感じたハンター達は各々の手段でキメラアントを遠ざけるが、光が最高潮になった瞬間凄まじい爆発を起こして少なくないダメージを与える。

 

「ツェズゲラっ!!」

 

 そしてビスケ以外で唯一怪我が少なかったツェズゲラに、非戦闘員のキメラアント達が押し寄せる。

 

「くそったれが!?」

 

 ビスケの声により防御が間に合ったこと、数は多いが非戦闘員の爆発が他より弱かったことで一命を取り留めたツェズゲラだったが、戦闘続行は不可能な傷を負う。

 他のハンターも死者こそ出なかったものの、ビスケの援護ができる状態の者は一人もいなかった。

 

「やってくれるじゃないのさ、仲間を犠牲にするなんてね」

 

「仲間じゃなくて私の配下よ、最後の瞬間まであいつ等は自分の意志で行動した。それを否定するのはあいつ等への侮辱よ」

 

 毅然とした態度のザザンは己の尾に手をかけると、身長ほどもあるそれを根本から力任せに引き千切る。

 他人を操作するための要である器官だった尾を手放したことにより、そこに割いていたオーラがクイーンショットにより暴走してザザンの姿を変えていく。

 美しかった顔と抜群のスタイルは見る影もなくなり、その姿は人からかけ離れた大柄の魔獣のように強化された。

 

「これでもあんたには届かないね、ボキ! あんたの忠誠を私に見せな!!」

 

「ボキの全てはザザン様のものなのに、これはこれで逆に興奮するぅー!!」

 

 爆発に紛れて隠れていた小柄なキメラアントが、オーラを高めるとザザンに照準を合わせてポーズを取る。

 

「言いなり光線(ビーム)〜!!」

 

 クロスした腕からオーラが飛び出してザザンに命中し、抱えたゴツいコントローラーに光が灯る。

 ザザンの今の姿は操作したのではなく強化した結果のため、同じ操作系ボキの能力の影響を受けることができる。

 

「モード“リミットブレイク”! そしてこれが、ボキの忠誠心だ!!」

 

 ボキは能力の媒体であるコントローラーを破壊してザザンを暴走モードに突入させると、いっそ清々しいまでの明るい声を上げながら自分の頚を捩じ切った。

 その瞬間ボキからドス黒い死者のオーラが噴出し、暴走中のザザンに纏わり付くとその身体が更に禍々しく隆起する。

 死者の念によって強化されたザザンはギリギリで己の意識を繋ぎ止めることに成功し、破壊衝動に支配されかけながらも目の前のビスケに照準を合わせた。

 

「コレデ、コレデワタシはサイキョウょ。ゼンブクラッテ、セカイをクラッテヤル」

 

 次の瞬間、意識があるハンター達はザザンとビスケの姿を見失った。

 代わりに凄まじい打撃音が周囲に響き渡り、地面の至るところが爆発したように吹き飛ぶ。

 数秒後に再び見えるようになったザザンとビスケだったが、無傷に見えるザザンに対しビスケは何箇所も服が破れ血を流していた。

 

「ヒャハハハ! ドウシタノ!? オソクヨワクナッタンジャナぁイ!?」

 

 狂気的にゲタゲタと嗤うザザンを見据えていたビスケは、口元の血を拭うとため息を吐いて首を振る。

 

「最近の若い子は嫌んなっちゃうわさ、これでも身体には自信があったのにさ」

 

 ザザンの身体能力は自分の能力に加えて他者の死者の念で恐ろしいほど強化されており、ビスケから見てそれこそゴンの領域に手が届くのではないかと思わせるほどだった。

 

 だからこそ、万に一つも負けるわけにはいかなくなった。

 

「今のあんたはゴンとの良い比較になりそうだわさ。試させてもらうわよ、おいでクッキィちゃん」

 

 ビスケは魔法美容師(マジカルエステ)のクッキィちゃんを具現化すると、クッキィちゃんはまるで螳螂拳のように指を伸ばして構える。

 

「まじかるエステ、天破吐息(バトルマッサージ)!」

 

 霞むほどのスピードで動いたクッキィちゃんは、ビスケの身体にある点穴をいくつも突いていく。

 ほんの一瞬、しかし正確無比にマッサージを終えたクッキィちゃんは可愛らしい顔を鋭くしてザザンを睨み消えていった。

 

 世界最高峰ビスケット・クルーガー珠玉の肉体が、音を立てて引き絞られていく。

 

 普段の子供の姿になるものとは違う、さらなる強さを得るためのメタモルフォーゼ。

 

「弟子の技を丸パクリは思うところがあるけど、それ以上に負けることのほうが我慢できないんだわさ」

 

 女性として高すぎる身長はそのままに、巌のごとく隆起していた筋肉が細く鋼の密度に圧縮される。

 パワー以上にキレとしなやかさを重点的に強化されたその姿は、筋肉質ながらメリハリがあり誰もが振り向く美貌すら兼ね備えていた。

 

「心源流裏極意…」

 

 相対するザザンもハンター達も、ビスケを見失い一発の打撃音を聞いた。

 

兇叉砂塵爆(きょうささじんばく)

 

 その一発に聞こえた音は、一瞬で打ち込まれた3発の打撃。

 

 ザザンの両脇と腹部に打ち込まれた衝撃が、身体の中心で重なって炸裂し背面を完膚なきまでに吹き飛ばした。

 

「…アンタ、クヤシイけど綺麗じゃない」

 

「…あんたもね、もっと光るように磨いてみたかったわさ」

 

 能力が解除されて人間に近い姿に戻り息絶えた美しき女傑ザザンと、そのまんざらでもなさそうな死に顔を見下ろす美しき女傑ビスケ。

 

 まるで絵画のようなその美しい光景を、意識あるハンター達は息も忘れて魅入っていた。

 

 





 ORCA(ミチル):シャチに乗った漁師。オーラの浸透した水に入れば相手の攻撃を受け付けない。タイマン性能は上がるが波は呼べないし下準備も必要なので切り札と言うには普通に弱い。

 金色賢人(ゴールデンゴレイヌ):全ゴリラと融合することで発動する入れ替えではなく瞬間移動が可能なゴリラ。まだ成功率も低いのに大怪我をした状態で成功させたゴリィヌまじ主人公。

 天破吐息(バトルマッサージ):美容にしか使わなかったクッキィちゃんを戦闘用に使うためのエステ。ビスケは丸パクリと言ったが医学の要素も取り入れて身体を戦闘用に調整するためギンみたいに小さくなれないが強化率は高い。変化した見た目は筋肉質な某海賊漫画の女性キャラみたいなスタイルの美人。

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