オレが目指した最強のゴンさん   作:pin

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前書きから失礼します作者です。
改めまして日間1位、感想、誤字報告、評価ありがとうございます。
感想について前話後書きでも述べましたが能力についての返信は後書きを変わりとするとこで個別の返信を省略させて頂いてます。全て目を通していますがご容赦ください。
これからも一話は短くなると思いますが完結させるようがんばりますので広い心でお待ち頂けたらと思います。

みんな本当にHUNTER×HUNTER好きですね。作者も大好きです


第7話 3次試験開始とヒソカハーレム結成

 

 皆さんこんにちは、少しとはいえ久しぶりにもとの体に戻ってスッキリしたゴン・フリークスです。

 ギンも4次試験になったら戻っていいからもう少し待っててね。

 

 

 

 昨晩はお楽しみでした。結局最後までボールは奪えなかったものの、ネテロ会長に汗くらいはかかせましたし最後に驚く顔も見れました。ただのお遊びとはいえ、少しはゴンさんに近付けている実感が湧けばこれからのやる気にもつながるというものです。

 さて、それはそうと3次試験トリックタワーです。凶悪な犯罪者達の収容所であり難攻不落のこの塔を、屋上から一階まで降りきることが今回の合格条件となっています。一見何もないまっさらな屋上ですが、そこかしこに先着1名の隠し床が存在していてその先のルートを各々進んで行くという内容になってます。

 実はこの3次試験には一つ目的があって、メンバー強化のためにここで念について把握してもらう予定なのです。3次試験で念について知り、4次試験で目覚める取っ掛かりを得てもらい、ククルーマウンテンで完全に目覚めるというのが理想の流れになります。

 そのためには原作と同じ多数決の道を選ぶ必要があるんですが、どこにあるかわからないしさっさと見つけてしまいたいんですがね。

 おや、3次試験1位通過予定の変態が近づいてきますがなんですかね?

 

 

 3次試験開始からそこそこの時間が経ち、受験者の半数ほどが減った屋上の一角でゴン達4人にヒソカが集まってあれこれと話し合いをしていた。

 内容はヒソカの見つけた隠し床を使うか否かなのだが、当然のごとく反応は良くなかった。

 

「方法は企業秘密なんだけど、この5つの入口は一つの部屋に繋がってる♦だから知った仲で行けばクリアしやすそうだと思って君達を誘ったんだ♥」

 

 ここまでゴンにあしらわれ続けたヒソカが、たまたま見つけた同じ行き先の5つの隠し床。何やら悩んでいるらしきゴンに話を持ちかけたところ、予想以上に乗り気な様子で話が進んだ。

 とりあえず皆で相談しようと集まったはいいが、ゴン以外の3人はあまり乗り気ではないということでそれぞれの理由を聞いたところ。

 

「信用ならねぇ」

 

「なんか気持ち悪いからパス」

 

「仮に同じ部屋の入口だとして、バトルロイヤルの可能性もある。ゴンへの執着的にそれを狙っているのではないか?」

 

「しょうがないけど辛辣♣」

 

 三者三様だがそれぞれもっともな理由に、どうしたものかと考えを巡らせるゴン。特に具体的な懸念点を上げたクラピカに対しては、ヒソカも事実も交えて考えを述べる。

 

「実はボク今回の試験で2回目なんだ♣その中でわかったのは試験の内容は必ず具体的ってことさ♦受験者同士で争わせるなら最初にそう言うはずだよ♠まあ確かにバトルロイヤルでゴンとやれたら儲けものって気持ちがあるのも事実だけど♥」

 

 その話を聞いてもゴン以外の3人は尻込みしていた。流石にこのまま無駄な時間を費やすのはまずいが、ヒソカが信用ならない以上どうしても話が進まない。

 

「皆、全員同じルートで行きたいのはオレの我儘なんだ。他の受験者と離れられる今を逃したら、次の機会は試験中ないかもしれない」

 

 ゴンからしたらバトルロイヤルじゃないとわかっているため、親友達の強化の為是非にもこのルートを進みたい。しかしそれにはヒソカという地雷を踏んででも進むという理由を与える必要があり、そのために念についてのカードを切る。

 

「レオリオとクラピカは試験会場に付いてすぐヒソカと会ったときに違和感を感じてオレに聞いてきたよね、キルアも昨日のネテロ会長との勝負でおかしいと思ったんじゃない?」

 

 そんな楽しそうなことがあったのかとショックを受けるヒソカを無視しながら、3人が違和感を感じたことについて言及する。

 

「あれは種も仕掛けもあるちゃんとした技術なんだ。誰でも必ず持っているもので、皆も訓練したら使えるようになる力だよ」

 

 体系化された技術で訓練次第では使えると言われれば、自分達が身を持って体験している以上一気に興味が湧いてくる。

 

「一応秘匿技術だから具体的にはまだ教えられないけど、それぞれにどんな利点があるかだけ教えるね」

 

 レオリオには医者になる上でプラスになる力を得られる可能性が高いこと、クラピカには復讐相手の幻影旅団は全員この力の持ち主で覚えなければ前に立つことすらできないということ、キルアには少なくとも自分に追い付くにはこの力がなければ一生不可能だということをそれぞれに説明する。

 先程まで二の足を踏んでいた3人も、ゴンの話から既にこのルートを選ぶことにかなり乗り気になっていた。

 

「質問なんだが、秘匿技術で他の受験者がいないところでないと教えられないということは褒められたことではないのだろう?正直今すぐにでも教えてほしいが、そのためにゴンの試験に悪影響が出るならば試験の後でも私は構わない」

 

「心配してくれてありがとうクラピカ。多分大丈夫、無闇に広げないっていうのが暗黙のルールでそもそもプロハンターになったら必須技能だからね」

 

 クラピカの心配も杞憂だと言われ、いよいよ3人もこのルートを選ぶ決意を固める。あとは適当に自分の入る隠し床を決め、最後の確認とばかりにゴンが口を開く。

 

「じゃあもしバトルロイヤルだったらまずヒソカを集中して撃破。それ以外だったら協力してクリアを目指そう!」

 

『おう!』

 

「ひどいなぁ♥」

 

 タイミングを合わせて隠し床を通った5人は、無事多数決の道をスタートさせて3次試験クリアを目指すのだった。

 

 

 冷たくあしらわれるヒソカだったが、結果的にこの試験でもっとも注目するメンバーに囲まれた状況に胸の高鳴りが抑えきれなかった。

 

 

 

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