オレが目指した最強のゴンさん   作:pin

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第88話 決戦前とそれぞれの想い

 

 

 皆さんこんにちは、ついに始まるキメラアントとの決戦にワクワクが止まらないゴン・フリークスです。原作は辿り着けた、ならば自分も到達できるはず。

 

 

 

 

 

「ディーゴ、ビゼフ、問題など起こらぬはずだが、万が一の時はわかっているな?」

 

「国王様が留守の間は我等が全力で国政に努めます。ハンター協会が釘を刺していますし、外交も問題ないので他国からの横槍もないかと」

 

「うむ。ちなみにディーゴよ、玉座を捨てた軟弱者は動くと思うか?」

 

「いえ、あの方は決して動かないでしょう。仮にキメラアントの皆様が国民を虐殺していたとしても、対岸の火事のようにただただ静観するのがあの方です」

 

 いよいよキメラアントとハンター協会の決戦が行われるその日、メルエムは国政を執り行うディーゴとビゼフに最終確認を行っていた。

 キメラアントという種の存亡がかかる一戦とあって全勢力で決戦場に行くため、人間しか残らない宮殿の政務や警備について打ち合わせをしているのだ。

 

「余が徴収した者達もプフとピトーの手により、以前と遜色ない強さになった。他の人兵も底上げは済んでいるゆえ、正しく使い留守を守れ」

 

『はっ!!』

 

 ディーゴとビゼフは、ほんの数ヶ月前の本人に見せても決して信じない礼儀正しさでメルエムに応える。

 シャウアプフによる洗脳の効果も少なからずあるとはいえ、徐々に依存度を減らされていて直に素面に戻るのもまた事実である。

 宮殿内どころか太陽国家メンフィス総出でメルエムに尽くすその光景は、人とキメラアントが共存できることを何よりも雄弁に物語っていた。

 

 

 

 キメラアントと人間の両方が決戦に向けて忙しく動き回る中、王としての仕事を全て片付けたメルエムは珍しくコムギと二人きりで対局していた。

 いつもは必ずと言っていいほど傍に侍るシャウアプフも、目の見えぬコムギの世話をする専属メイドもいない駒の音と読み上げる二人の声だけが響く空間。

 

「……ない、詰みだな」

 

「いやぁ~やっぱり孤独狸固(ココリコ)面白いっすね!! 中盤戦における無限の選択肢は心が躍るっす!!」

 

「あぁ、我々がこれだけ打っているにも関わらず定石が出来ぬ以上、それこそ選択肢は無限と言えるかもしれんな」

 

 メルエムとコムギのここ最近の対局は、どちらが先手でも殆どが孤独狸固を使ったものばかりになっていた。

 極稀に箸休めのように他の戦型で対局することがあっても、中盤戦の変化の多さからくる純粋な読み合いを二人が好んでいる故にどちらも率先して孤独狸固を選んだ。

 

「しかし不思議な棋譜だ、何故“中盤戦を制した側が負ける”のだ?」

 

「そうなんすよね、しかも鎬を削った上で不利にならないとそのまま押し切られるす。まるで決まったゴールに無理矢理引き込まれてるような感じがするす」

 

 コムギとメルエムがここまで孤独狸固に夢中な理由の一つが、無限の選択肢の中から正解を選んだら敗北することである。

 対局全体ではまだ勝ち星のないメルエムだが、何故か中盤戦では必ずと言っていいほどコムギに読み勝つ。

 しかしその後の終盤戦になると何故か形勢が逆転してしまい、まるで予定調和のようにメルエムが敗北するのだ。

 

 メルエムはもちろんコムギですらその原理を理解できておらず、それこそ神の悪戯と言われたほうが納得できる不可思議だった。

 

「結局今日も勝てなかったか、一体いつになったら名前を呼ばせられるのやら」

 

「けど正直な話、差は間違いなく縮まってるすよ。孤独狸固で読み負けてるのは事実ですし、検討で何度も驚かされてるす!」

 

 軍儀においてはこの世の誰よりも正直なコムギからの励ましとあって、中々実力差を実感しにくいメルエムはほのかに口角を上げて気を持ち直す。

 そして対局で気になったところを並べて喋り続けるコムギを見つめると、他に誰もいない今だからこそ言えるワガママを口にする。

 

「コムギ、余は明日戦いに征く。決して負けられぬ、しかし勝ちすぎるわけにもいかぬ難戦にな」

 

 突然の宣言にポカンと惚けるコムギに構わず、メルエムは己を奮い立たせるための言葉を求める。

 

 与えることこそ王の責務と考えるメルエムが、どうしても欲しいと思い懇願するモノ。

 

「一度でいい、余の、…オレの名を呼んでくれ、そして勝てと言ってくれないか。必ず、ここに帰ってきてまた軍儀を指すために」

 

 それは最強の王であれと生み出されたメルエムの、王ではないメルエム個人としての人格の願い。

 

 人によっては、それこそシャウアプフであれば弱さと断じたであろう感情だが、それは念能力者として、ヒトとして持っていなければ強くなれない必要不可欠なモノ。

 

「………ワダすは、軍儀しか出来ないワダすが何故こうして生きているのかずっと考えてきますた。軍儀のためだけに生きてきたこれまでの人生、不満なんてなかったのに、今は戻ることがこの上なく、死ぬよりももっとずっと怖いんす」

 

 コムギの指から持っていた駒が滑り落ち、対面に座るメルエムへと伸ばされる。

 メルエムは今まで直接触れたことがなかったため、人間ではないその手を一瞬引きかけたが、それでもコムギの手を決して傷つけぬように優しく握る。

 

「あったかいっす。国王様や秘書さん達が違う種族なのは気付いてましたが、やっぱり国王様は国王様にかわりないす。ワダすは、これからももっとずっと一緒に軍儀を指したいす」

 

 目を開き、満ち足りた笑みを浮かべるコムギは硬直するメルエムの手を両手で包み、祈るように言葉を口にする。

 

「勝ってください、そして無事に帰ってきてください。ワダすは国王様と、メルエム様と軍儀を指すために生まれてきたのですから。置いていったら、絶対に許さないす」

 

 メルエムの心に、全く新しい未知のエネルギー源が誕生した。

 

 まるで無限の力が湧いてくるような、この世に敵などいないとすら思える無敵感。

 

「待っていろコムギ。そして今から覚悟しておけ、余が軍儀で勝ったあかつきには、名に様も付けさせんからな」

 

「うっ、それはその、勝ってから言ってほしいす」

 

 今更恥ずかしさから離そうとするコムギの手を、しっかり掴んで離さないメルエムは静かに集中しながら目を瞑る。

 

「すまない、しばらくこのまま。触れていると、自分でも驚くほど落ち着く…」

 

「はい。メルエム様の気が済むまでいつまでも…」

 

 二人の王が黙してしまい、駒を打つ音も声もなくなった静かなフロア。

 

 宮殿尖塔の頂点にいるネフェルピトーが、決して邪魔にならぬよう限りなく薄くしている円でその光景を唯一感知し、メルエムのさらなる輝きに滂沱の涙を流して震える。

 

 心の底から求める軍儀王により与えられた、大事な大事なモノを心に抱く太陽王は決戦前に束の間の安息を堪能した。

 

 

 

 

 

 決戦前日のハンター協会拠点の一室に、我等が最強アッシーであるノヴとその弟子パームがやや緊張した面持ちで水晶を見据えていた。

 パームは生来の系統が強化系ながら、直接視認した相手を人魚のミイラが掲げる水晶に映し出すという能力を持つ。

 流石にメルエムやキメラアントを目にするのはリスクが高すぎたため、まだ早い頃にディーゴを見ることで間接的にキメラアントの動向を監視しているのだ。

 

「……やはりキメラアントは総出で挑むようですね、宮殿の守りに不安もないようです。正直なところ、こちらから手を出す理由はないと思います」

 

 水晶に映るディーゴを見るパームの姿は、ボサボサの黒い長髪にやや薄汚れた白い簡素なワンピースとホラー映画の悪霊のように見える。

 しかし師匠のノヴはその高い知性が垣間見える瞳と整った顔立ちを正しく認識しており、その希少な能力とパーム本人の気質に合わせて少々横暴に振る舞うことを心がけていた。

 

「しょうがないさ、国とV5からの依頼だからな。お前は私に言われた通りに監視を続けろ」

 

「は、はいぃ〜♥ノヴ様のために一時も目を離しません!」

 

 パームの能力は発動条件として人魚のミイラに己の血を与える必要があり、本来長時間の能力行使は難しいが医療班筆頭のレオリオがその問題を解決した。

 

 一日経てば消滅してしまうが、ドケチの手術室(ワンマンドクター)で人工血液を具現化することに成功したのである。

 

 あまりに重傷の絶えない修羅達のせいで慢性的に不足する輸血を嘆き生まれたこの人工血液は、血液型も何もかも関係なくただただ血液として投与可能であり、少量ながらオーラまで補充できるという念能力者にとって喉から手が出るほど魅力的な発明品。

 医療系能力者としてハンター協会で上位に位置するチードルとサンビカも驚く出来で、もし維持時間を伸ばし量産できればそれだけで三ツ星(トリプル)ハンターにするべきとネテロに進言した。

 この人工血液をパームは長時間の監視を名目に毎日提供されており、ディーゴが政務をこなす時間帯はフルタイムで能力を行使している。

 

「今日の監視が終われば明日は決戦だ。諸々片付いたら慰労も兼ねてリゾートにでも行くから準備しておけ」

 

「ノ、ノヴ様とお泊まり!? す、隅々まで磨いてお供します!!」

 

 ひゃっほうとテンションを爆アゲするパームに苦笑いを浮かべて部屋を出たノヴは、廊下を歩きながら決戦に必要不可欠な自分の仕事を進める。

 

「強さにこだわりすぎていたか、成長するのはこんなにも簡単だというのに」

 

 戦闘力が中々伸びずに腐りかけていた自分を思い出し、ゴンに折られたことで新たに作り出せた能力をしみじみと見つめる。

 

「モラウと飲んだあの日、あの日があったからこそこれがある。ならば名前は一夜のあやまち(スペアキー)で決まりだな」

 

 間違いなくオンリーワンなノヴの四次元マンション(ハイドアンドシーク)は、ノヴの持つマスターキーがなければ予め設置した出入口からしか行き来できない。

 それをただ一度きりに限り、誰でも四次元マンションの指定した部屋に入れるようにする鍵。

 強さではなく能力の強化に目を向けた天才が新たに手にした力は、キメラアントとの戦いにおいて非常に重要な役割を担う。

 

「これで3本、あと1本ならすぐに終わるな」

 

 あまり戦闘向きでない能力ながら上澄みの更に一握りに到達していた天才は、折れたことで開き直りさらなる強さを手に入れていることに気付けない。

 ゴンに折られる前のノヴでは決してたどり着けなかった強さに至り、さらなる成長をしているにも関わらず強さに無頓着故に見ることができない。

 強さ以外を鍛えたら強くなるなどまさに天才が天才たる所以、しかしそれ以上に強くなる修羅達のせいで実感できない。

 

 ノヴ自身が強くなったことを自覚する遠くない未来、彼はなんとも言えない渋い顔をしながら、またモラウを誘って行きつけのバーを訪れる。

 

 

 

 

 

 拠点の外に追いやられ設置された、小さくささやかな喫煙所。

 そこでは利用者ダントツナンバーワンに輝くヘビースモーカー、モラウが愛用の巨大キセルを燻らせながらもの思いにふけっていた。

 心源流本部道場での鍛錬に加え、蟻塚やこの拠点でも続けられた荒行により以前とは比べ物にならないと自覚できる強さを得たモラウ。

 

(何でも出来てた弊害かねぇ、まさか俺しかいないとはなぁ)

 

 ため息とともに大量の煙を吐き出すモラウが凹んでいる理由は、今日まで進化し続けた仲間達に対する一つの劣等感。

 

「なんで、なんで俺だけ新技が開発できなかったんだ…!」

 

 まだ成長期のチビ修羅達や弟子達はまだいい、しかし同期のノヴはおろかビスケにネテロまでが新技を開発してしまった。

 もちろんモラウ自身強くなった自覚は確かにあり、そもそも応用力の塊だと自負している紫煙拳(ディープパープル)は何でもできることこそ最大の売りである。

 

 それでも強さを目指し続ける男なら、新技という響きに心を擽られずにはいられないのだ。

 

(もう明日が決戦じゃ新技なんて夢のまた夢どころか、むしろマイナスにしかならねえ。それでもやれることは一つでもやらねぇと、これから先一生後悔しちまう)

 

 できることを一つでもするために、弟子やネテロ、しまいにはレオリオにも話を聞いて判明した事実。

 ただの脳筋だと思っていた小さな修羅が、思いの外思慮深く念能力の知見に富んでいるということ。

 

「モラウさん待たせちゃった?」

 

「そんなに待ってねぇ、早速だが話を…」

 

 声に振り向いたモラウが見たのは、ゴツいガスマスクを被りコーホーコーホーと呼吸音を出すゴンの姿。

 

「レオリオが身体に悪いから付けて行けって無理矢理、オレに思うところはないんだけどなんかごめんね」

 

「あぁ〜、レオリオの気持ちもわかるから気にすんな。それとこの煙はちゃんと念で操作してるから副流煙とかの心配はねぇ。気が散るからマスク外してくれねえか」

 

「それなら邪魔だし外すね。それで話って何?」

 

 モラウはガスマスクを外し改めて向き合ったゴンに先ずは決戦前日に呼び出したことを詫び、理由である新技開発についての悩みを打ち明ける。

 

「まぁ新技ってのは方便だ。俺も間違いなく進歩してるがそれ以上、ようは進化してえのさ」

 

 モラウに打ち明けられた内容を聞いて唸るゴンは、あくまで自分の考えであり参考程度にしてほしいと断ってから語りだす。

 

「モラウさん、煙って何だと思う?」

 

「変幻自在」

 

「じゃあ雲や霧は煙だと思う?」

 

「それは違うな」

 

 片時も迷わず即答したモラウに頷いたゴンは、煙についてアドバイスはできないと言った上で別角度の意見を述べる。

 

「モラウさんて肺活量凄いよね、全力で息を吸ったら周りを真空にできたりしないの?」

 

「アホか、大気圧がどんだけあると思ってやがる。狭い密室とかならまだしもおいそれとできるか」

 

「じゃあディープパープルで場を作ればいいんじゃないの? 密室は作れない?」

 

「それはお前…、多分いけるなオイ」

 

 モラウは自身の技の一つ“監獄ロック(スモーキージェイル)”を少し手直しすれば、ゴンの言う敵を真空状態に置くことも可能だと気付く。

 完全に真空にできなくてもかなり低酸素にすることは比較的容易で、自分は大量に吸った空気でなんの問題もなく戦闘可能。

 

「なるほど、タイマン専用に近いがかなり使えそうだ。むしろ新技にしてもいい出来なんじゃねえか!?」

 

 以前までのモラウならおそらくこうはならず、相手にデバフをかけるような戦い方はむしろ忌避していただろう。

 修羅達を近くで見続けたことによる強さへの考え方の変化、精神的に強かになったが故の反応だった。

 

「よし、ちょっくらスモーキージェイル試してくるか。どんくらいの範囲なら真空にできるかも知りたいしな」

 

「モラウさん、もう一個いいかな」

 

 意気揚々と喫煙所を出ようとしたモラウはその言葉に止まり、まだ言えることがあるのかと驚きながら先を促す。

 

「呼吸ってなんだと思う?」

 

「……? 何って、呼吸は呼吸だろ? 息を吸って吐く、それが呼吸だ」

 

 質問の意味が分からず答えたモラウだったが、ゴンは首を横に振りながら正解を言う。

 

「呼吸は酸素を取り込むことだよ。魚もミミズも、生き物の中には空気を吸わない種がいくらでもいる」

 

 それはシーハンターとして、日々水中生物と触れ合ってきたモラウですら考えもしなかった答え。

 普通に肺呼吸をする哺乳類では出るはずのない、頭がおかしいと言われても仕方がない狂気。

 

「かなり割合は少ないけど、人間だって皮膚呼吸してるんだよ。モラウさんが呼吸を極めれば、いつか息を吸わないで煙を吐けるようになるんじゃない?」

 

 あっけらかんと語ったゴンは固まるモラウを置いて喫煙所を出ていき、残されたモラウは腰を下ろして深々と一服する。

 

「なるほど、ネテロ会長やレオリオが言ってたのはこれか。なんつうか、めちゃくちゃ敗北感がやばい」

 

 モラウは今までゴンのことを何も考えていない脳筋だと思っていたことを恥じ、その印象が180°変わったことを実感した。

 

 ゴンは突っ走っていたら偶然化物になったのではなく、化物になるための道を選んで突っ走っていたのだ。

 

 その過程で恐ろしいほどの試行錯誤とシミュレーションが行われただろうことが今の問答で理解でき、あの若さで自分より余程念について聡明だという事実に打ちのめされた。

 

「……こえーな、心の底から恐ろしい。ネテロ会長も、ヒソカですら強さの理解ができる。けどゴンは、あいつは理解できる範囲を超えてる」

 

 改めてゴンの異常性を知ったモラウは決戦後ノヴと飲むことを心に誓い、それでも折れずに上を目指すことを決意する。

 

 異常者(フリークス)の影響は広がり続け、また一人道を踏み外す犠牲者が出た。

 

 犠牲者達に後悔は欠片もないが、周囲から見たら異常者のバーゲンセールが止まらなく続いていく。

 

 将来筋肉の影響を受けながら常識人枠をかろうじて逸脱しなかったモラウは、話を聞きに来るミーハー達に本気の助言を繰り返す。

 

 人間辞めたきゃ会いに行け、命の保証もできないがな――

 

 

 なお喫煙所でギリギリ正気を取り戻したモラウは、もはや何も考えていないだろうゴンの印象を180°回転させ、結局ただの脳筋だと結論付けた。

 

 





 後書きに失礼します作者です。
 話の中で書く予定のないシャウアプフの能力を置いておきます。

 上書乃羽化(カットアンドメタモルフォーゼ)

操作系を主体に変化具現化特質強化と盛りに盛った能力。
対象の生物を繭で包み込み、身体から何から全てを一度ドロドロに溶かして再構築する。
元々持っていた能力も溶かしてメモリに再変換するため、完全にロスがない訳では無いが殆ど初めて能力を作るくらいにメモリが空く。
対象になった生物はメルエムやシャウアプフに絶対服従になる他、シャウアプフがやろうと思えばすぐさまドロドロに溶けて消滅する。

今作の中でメルエムに徴収を受けた者たちは、ネフェルピトーに治療されシャウアプフにより新たな念能力者として生まれ変わった。

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