私はトレセン学園の用務員、今日は学園に通うウマ娘達の日常を教えよう。
まずは、BNWのビワハヤヒデだ。彼女は理論に基づいた考えで作戦やトレーニングメニューを考える。丁度練習をしているようだ。
「ふう、休憩にするか」
おや、何かを取り出したぞ?、スポーツドリンク…………ではないな、何やらタッパーが出てきたぞ、おや、バナナも…………なるほど、練習の合間のエネルギー補給ですか。
「ふむ、やはりバナナはいいものだ、手軽に食べれて栄養も満点」
バナナを食べ終えると、次はタッパーに手を伸ばす。中身はおじやだ。しかもウメボシ付きのおじやである。
「ほほう、タッパーいっぱいのおじやに梅干しですか、どれも即効性のエネルギー食ですね、しかもウメボシもそろえて栄養バランスもいい」
おじやを食べ終えると最後に何やら黒い色の飲み物が出てきた。
「あれは!!!」
コーラだ、しかも炭酸を抜くためにコーラを激しく振っている。炭酸が抜けたことで中身が少なくなったが、気にすることもなく飲み干す。
「ほう、炭酸抜きコーラですか……たいしたものですね」
炭酸を抜いたコーラはエネルギーの効率がきわめて高いらしく、レース直前に愛飲するマラソンランナーもいるくらいです。しかも練習中、オグリキャップほどではないとはいえ、消化力は高いというほかはない
「よし、これで必要な栄養は問題ない、後はエネルギーになり替わるのを待つだけだ」
「いや、素晴らしい、流石ビワハヤヒデだ」
次はあのシンボリルドルフ、学園の会長であり圧倒的なカリスマの持ち主だ。あまり係わることはないが、たまになんというか、ダジャレを考えている場面に遭遇する。言いにくいが寒いのだ。そして見つけてしまった。
「ふむ、このカレーはかれえと」
「…………」
「ライスが横に移動する。スライス!」
「………………」
「スペシャルウィークと過ごすスペシャルなウィーク」
「あ…………」
「テイオーは落ち着きがないな、そこにステイオー」
「……見てられない」
「スーパークリークがクリークで勝つ!」
何も見ていない……そうだろう、あんな姿誰にも見せられない
次はセイウンスカイ、彼女はよく昼寝をしている。よく見かけるし、サボり魔である。
「ZZZZZZZZZZ」
「あ~完全に寝てるね」
気持ちよさそうに昼寝しているセイウンスカイ、彼女のトレーナーも大変だな、いつも探し回ってるし、それに……なんというか……まぁいいや
「どーこーだーウンス!!!」
「お、探してるな相変わらず」
あれ、いつの間にか逃げてる!恐るべし策士セイウンスカイ!
次はアグネスデジタルのアグネスだ。ウマ娘なのにウマ娘オタクと、なんとも珍しい分類だ。
「うひょー、滴る汗にもつれ合う2人、しゅごい!!!」
「……おいおいおい」
「は、あれはウララちゃん!ライスちゃんも一緒!はう、尊い」
「おいおいおい。死んだわあいつ」
「はっ!会長とテイオーちゃん!いつも仲が良くて、はう、あんなにくっついて嬉しそうな2人……押せる~!」
知らぬが仏、うん、見なかったことにしておこう
最後はオグリキャップ、大食いのウマ娘だ。丁度おやつかな?
あれ?なんか物凄く悲しそうだし泣きそうだ?何があったんだ?
「オグリあんた、また食べ過ぎで食事制限かいな」
「ああ、そうなんだ、おやつのニンジンケーキを20個までと言われた」
「おお、そうかー」
「20個しか食べれないんだ、私はたくさん食べたいのに」
「いや、20でも十分食いすぎや!」
ケーキ~と呟いているオグリキャップ、食べすぎだから制限されているんだから我慢しような、でも見ていると可哀そうに思えてきたからキャンディーでもあげようかな…………いや、たくさん買ってあげよう!
いや~毎日が楽しいな~いろんな子がいるから飽きないね!
いけるか~、頑張れ~、どこまでネタを引っ張れるか!