「結局その生き物はなんて名前をつけたんじゃ?」
「ん?こいつか?こいつは~白いアレ」
「名前ですらない」
「いいんだよ、なんか最初小さかったくせにすげーでかくなったし、流石に学園は厳しいな」
「あのな~変な者を生み出すのはいいが、そこら辺はしっかりしなさい」
「あ、ごめん増やしちゃった」
「何しとるんじゃお主は!」
なんかデカイ生き物が二匹増えたが気にしない様子のゴルシ、一体どこで飼っているのか聞いてもゴルゴル星の放牧地と答えるゴルシ、とりあえず手に入れたDNAから創り出しては量産しているがいった何をするつもりなのか
「とりあえずカレンチャンとスイープの毛で創ったけど、池ちゃん喜んでたな~」
「誰じゃあそれ」
「やっぱカレンチャンカワイイって言ってたけどスイープはいやーきついっしょって言って蹴飛ばされてたな~」
「だから何の話をしとるんじゃお主は!」
「あん?こいつら量産して有馬記念で走らせるんだよ!」
「絶対に表に出すな!」
おそらくとんでもないことをしようとしているのは間違いない、世界を激震させるどころかこの話自体が消される可能性もある。もはや勝手に出入りして創ってることにもうどうでもいいと諦めている御老公、にんじんをあげて餌付けしているがいつか勝手に暴走しそうである。
「とりあえずフルゲート目指して量産するか~」
「これ以上問題ごとを増やさないでくれ」
「堅いこと言うなよ~」
「こっちの身がもたんのじゃ!死んでしまう!」
相変わらず好き勝手にしているゴルシ、途中であることに気がつき、前回あったものがなかったことに気がついたのか質問してくる。
「じっちゃん、前ここにいた聖徳太子は?」
「宮本武蔵さんじゃ!聖徳太子はつくっとらん!」
「確かに創ったら飛鳥文化アタックかまされるからな」
「そんな物騒なお方じゃないじゃろう」
「んで、どうした?」
「今は屋敷にいらっしゃる」
「そうか」
先ほどとは打って変わって真剣な表情、黙っていれば美人、奇想天外な行動さえ起こさなければビジュアルは良い、何やらブツブツ言っているが聞き取れない
「御老公、真面目な話だが、宮本武蔵はトレセン学園の生徒とかには接触しないようにしてくれ」
「何じゃ急に真面目に気持ち悪い」
「頼む、戦国時代の人、少なくともこの平和な時代にふさわしくない人物を野に放つのは取り返しのつかないことになるかもしれない、トラウマになるもの、もう二度と戻ってこれないものも出るかもしれない」
「・・・・・・お主のその真面目さに生じてそうしたいのは山々じゃが、行動が読めないからのう、それに学園にはいかんじゃろう」
「本当か?」
「ああ、そんなとこ行っても意味はないからのう、それにあの地下にどっちかというと赴く」
「ああ、あそこか」
「ああ、あそこじゃ」
トレセン学園に来ることはなさそうということに安堵するゴルシ、先ほどの真剣さが消え、いつも通りに戻るが少しシリアスな表情でもあった。
「仮に何かあっても全て悪い悪夢ならいいんだが」
「それはもう手遅れじゃ」
「狩人の夢に帰るくらいならいいんだが」
「もう意味が分からんことを言い始めた!」
「とりあえず宮本武蔵に言うか、オドン教会を登りたまえと」
そんな教会は聞いたこともないと、フロムゲーならよそでやってくれと知る人は知るから言えるが年老いた老人にはそんなことを知るよしもなかった。
「よし、湿っぽいのはここまでにして錬金の続きをするか!」
「もう帰れ!」
「だが断る!まだまだ創るんだー!宝塚3連覇で立ち上がる白いやつ量産するんだ!」
「もうそこにおるじゃろ!」
「気性難フルゲート杯開催するんだー!もうちょっとだけ頑張るから!」
「ええい、言うことを聞かんか!」
その後結局よくわからない生き物が量産され、レースが開始されるのであった。
深夜テンションで創るものじゃね~