「ついにフルゲート出来るほど揃ったぜー!」
「最近姿を見ないと思ったら完成させておったんか!」
ハイテンションでうれしそうに興奮してるゴルシ、一体何を創ったか聞いてみると紹介してきた。
「一枠、マ○バオー!」
「やるもん!」
「喋った!」
「二枠、シャ○ラング(黒○号)!」
「マル○バーンのあのウマか!」
「三枠、し○ん!」
「いやそれキン○ダム!」
思ったよりツッコミのレベルが上がってる御老公、むしろどこからその知識をつけてきたのかが知りたいところではあったがまだまだ紹介は続いた。
「四枠、赤兎!」
「呂○はおらんのか?」
「いや、そっちは専門外だ」
てっきり創ってるものだと思っていたと御老公は考えていたがそこまで非常識・・・非常識だったのでここで考えることをやめた。
「五枠、マキ○マス!」
「それはしゃれにならん!」
「六枠、カ○ン!」
「七枠、ブル○アイ!」
「自重せい!消されるぞお主!」
とある大きなネズミの国家に消されるかもしれないことに震えつつもそんなもん関係ないといわんばかりに勧めていくゴルシ、こいつに自重するという文字が辞書にあるのか気になるくらいであった。
「八枠、ギャ○ップ!」
「おお、全身が燃え取る」
「九枠、ウマ○ン!」
「メルメルメーーー!!」
「それはなんの生き物なんじゃ?」
おそらく白いアレのようなもの、というよりこの世界には存在しない生き物が次々と創り出されている。あまり下手なものを出すと問題になるためハラハラしていた。なぜか本と一緒にいるウマ○ン、何かを訴えかけているがまったく理解できない御老公であった。
「十枠、パト○シア!」
「前回の白いアレと一緒な気がする」
「十一枠、白いアレ!」
「ついに出よった」
「十二枠、ミー○ィア!」
「それは姫じゃ!」
「十三枠、カス○ード!」
「おお、立派なバ体じゃ!とても美しい!」
「十四枠、黒王○!」
「とてもデカイ!なんと強そうな生き物じゃ!」
なぜか呪われた姫様が混じっているが気にしないことにした。それにしても美しく強そうな身体を持つ生き物もいるので是非とも欲しいものだが、アレが創った生き物なのできっと大変なんだろうと思った。
「十五枠、バーニ○グビーフ!」
「それはもうただの闘牛じゃ!」
「おいしそうな名前だろう?」
「喰う気かお主!」
「いらね」
「いらんのかい!」
ぜえぜえと息を切らしながらもツッコミ続ける御老公、やはりゴルシ、きっすいのハジケリストの前ではどんな権力者でも手のひらの上だ。
「十六枠、サバンナ○トライプ!」
「色違いどころか少し似ているだけじゃ!」
「シマウマだもんな」
「十七枠、ジ○フ!」
「キリンじゃよ」
「首が非常に長い生き物だな」
「十八枠、ハリ○テエ○ジー!」
「ただの手作りじゃないのかそれ?」
「回を重ねるごとにバージョンアップします」
「作り直し取るじゃろそれ」
きっと走ってる最中にガムテープの剥がれる音がするのか、コーナーで転倒するのか、鉄の破れる音がするのか、いったいどんなハプニングが起るのか知るものは数少ない、しかしそれでも最後には夢を見せてくれるだろう
「以上だ!どうだ凄いだろう!」
「はいはい、凄いのう」
「なんだよ~ノリが悪いな」
「もうこっちも歳じゃ少しは労れ」
「こっちだって引退して余生を送ってるんだよ、今度スカー○ットテ○ルと会うんだよ」
「だから自重せんか!怒られるぞ!」
「まめちゃん可愛いよな」
「もう黙れお主!」
調べるのに苦労した~ウマのキャラ