地上最強現る!!!!!!   作:バイク

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なんであいつら登場させたのかな、それよりキタちゃんの次にダイヤちゃんは鬼だろ、ジュエルないよ!!、なんて恐ろしいことをしてくるんだサイゲ!!!!


本番

 

 

 菊花賞当日、朝日が昇る前にトウカイテイオーは目を覚ましジャージに着替え朝練に赴いた。気温が低い中、肌寒さで少し震え、体を温めるために軽くランニングをする。

 

 

 

 身体が温まるころには日が昇り、一日が始まったかのように思える中、テイオーは昨日のオーガの言葉を思い出す。

 

 

 

「本番、どうしよう」

 

 

 

 誰かが答えるわけでもなく、その独り言は静かに響く、しかしやれることはやった。やるしかない、勝つしかない、勝利への渇望を胸に秘めながら時間を費やしていく。

 

 

 

 トレーナーとチームと共にやってきた京都、観客は大勢で誰もが新たな歴史を目の当たりにしようと競バ場に集った。控室で着替えを済ませたテイオーはこの日のために新しく新調した勝負服を身に纏い、精神を落ち着け集中していく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………うん、大丈夫」

 

 

 

 問題ない、できる。あの感覚、脱力も問題ない、レースで全てを発揮するだけだ。

 

 

 

「テイオー、いいか?」

 

 

 

「いいよ」

 

 

 

 トレーナーが入室し、最後の打ち合わせを行う。

 

 

 

「テイオー、俺が言える作戦はただ一つ、すべてを出し切れ」

 

 

 

「うん、わかってる」

 

 

 

「それともう一つは個人的なものだが…………今日のレースを大いに楽しめ」

 

 

 

「なにそれ?」

 

 

 

 トレーナーなりの緊張の解し方なのか、苦笑いを浮かべながら若干呆れる。そう言えばこういうトレーナーだっけ、仕方ないなと思いながらいつもの調子で答える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ、見ててよ最強無敵のトウカイテイオー様の実力を!」

 

 

 

「いいかね?」

 

 

 

「あ、おじさん」

 

 

 

 マホメド・アライも入ってくる。相変わらずの格好であるが、彼も今日まで育ててきた一人である。

 

 

 

「ふむ、調子は大丈夫そうだな」

 

 

 

「緊張は少ししてるけどね」

 

 

 

「なに、君なら問題ない」

 

 

 

「そう?」

 

 

 

「ああ、私も観客として応援させてもらう。頑張りたまえ」

 

 

 

「ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今度はチームスピカのメンバーが頑張れと喝を入れてくる。期待を一身に背負い、パドックへと姿を披露しに行く。

 

 

 

「さあ、やってきました一番人気トウカイテイオー、日本ダービーから骨折、復帰は難しいと思われたが奇跡の復活、最後の三冠の門、菊花賞へと挑む!」

 

 

 

 姿を見せると多くのファンが応援の言葉をくれる。完成に身を震わせ、満面の笑みでテイオーステップを披露する。ボクは帰ってきたよと言わんばかりにアピールすると一層歓喜が強まった。

 

 

 

「テイオー、頑張れよ!」

 

 

 

「テイオーさん頑張って下さい!」

 

 

 

「テイオー見せてあげなさい、貴方の実力を」

 

 

 

「テイオーさん頑張ってくださーい応援してまーす!」

 

 

 

「え~焼きそばはいらんかね~」

 

 

 

「ゴルシ、今売るなよ」

 

 

 

「いったれテイオー、ハジケリストの魂見せてみろ!」

 

 

 

「いけ~勝ったらこのドンパッチソードをやるぞー」

 

 

 

「俺からはぬのハンカチをやるぞー!!!!」

 

 

 

「うおおおおおお鼻毛祭りだ!!!!」

 

 

 

「  ぬ  祭りだ!!!!」

 

 

 

「コーラ祭りだ!!!!」

 

 

 

「ええ、ええっと、テ、テイオー祭りだ!!!!」

 

 

 

「「「「「え?誰?????」」」」」

 

 

 

 オレンジ色のトゲトゲ、なんか動くし喋るところてん、あと黄色のアフロの奇妙な三人組が変な応援をしていた。その中に混じっていた黒い髪の幼い少女は負けずと応援していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソードって、ねぎだし、後ハンカチはいらない」

 

 

 

「「な、なに~~~!!!!」」

 

 

 

「つーかお前ら誰だ!」

 

 

 

「テイオー勝ったらゴルシちゃんからはこの金属器をやるぞ」

 

 

 

「え、なにその金ぴかの剣」

 

 

「あん?ダンジョン攻略したらゲットした」

 

 

 

「あ~も~ツッコミが追い付かないわよ!!!!」

 

 

 

 相変わらずなメンバーと一部人外を除く、ツッコミが追い付かず怒るスカーレット、姿のお披露目から、場バ入場しに行く、もう一度心を落ち着け、高鳴る鼓動に耳を傾けながら集中していく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トウカイテイオー」

 

 

 

「!!!!」

 

 

 

 目の前に現れたオーガ、笑みを浮かべながらこちらにやってくる。

 

 

 

「勝ちたければ自己を高めろ、何が起きても動揺するな、ただ勝利に貪欲であれ」

 

 

 

「………………」

 

 

 

「邪魔したな」

 

 

 

 相変わらずなオーガ、けれどなぜかその言葉が異様でありながらもありがたかった。もう一度集中し、笑顔を浮かべながら蹄鉄の音を響かせ、場バに姿を表せに行った。

 

 

 

 次々とゲートに収まるライバル、その中で一人がこちらに来た。ナイスネイチャである。

 

 

 

「テイオー」

 

 

 

「ネイチャ」

 

 

 

「負けないからね」

 

 

 

「うん、ボクも負けない」

 

 

 

「はあ、やっぱキラキラしてるね~」

 

 

 

「そうかな?」

 

 

 

「ま、ネイチャさんも頑張りますか」

 

 

 

「うん、お互い頑張ろう」

 

 

 

「う、まぶしいやっぱオーラが違うね~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあやってきました。京都競バ場、距離3000メートル G1菊花賞、クラシック三冠の最後の冠を手にするのは誰だ!一番人気はこのウマ娘、ここまで無敗二冠ウマ娘トウカイテイオー、勝利を手にしシンボリルドルフに次ぐ新たな三冠バが誕生するか」

 

 

 

「私も期待しているウマ娘ですね」

 

 

 

「各バ、ゲートイン、出走の準備が整いました」

 

 

 

 ああ、始まる。集中、集中、今日のために頑張ってきた。必ず勝つ。勝って憧れを手に入れる、勝利を手に入れる。

 

 

 

 テイオーは意識レベルを気化へと変え、極限まで脱力する。緩めて、緩めて、準備は万全であった。そしてゲートが開くと同時に緊張へと転じ、あの生物に許された初速最高速を、ゴキブリダッシュを発動させた。

 

 

 




京都競馬場早く改修終わらないかな~早く見に行きたいよ
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