度々起こる最強論、どのスポーツにもおける果てしない論争、この選手とあの選手が戦えば必ずこの選手が勝つなどのいわゆるたられば、このたらればはウマ娘のレースでよくあること、時代がなど怪我などで出走できなかった結果は仕方ないとして、もしもでていたら
必ずあのウマ娘が勝っていた。三冠を取っていた、ダービーを取っていたなどなど例を挙げればきりが無い。
「最強とはどのウマ娘か、最強のダービーウマ娘は、最強の三冠ウマ娘は、最強の年度代表ウマ娘は、いつになっても終わらぬ論争」
「あたしらは常に本気で走ってる。だからこそ勝つこともあれば負けることもある」
「しかし時代が違えばなど意味も無い無駄な論争を始める」
「マグロがカツオになれないように、イワシがチヌになれないのと同じ」
「いや~意味が分からん」
御老公とゴルシは語り合いながらお茶をしていた。相変わらずいきなり現れ変な土産を持ってやってくるゴールドシップ、少なくともこの徳川邸には屈強な警備達がいるのだが誰にも気づかれずやってくる。
正直なところゴールドシップに悪意があり命を狙う輩としたら簡単に殺されてしまう。そんな恐怖もあるが、そんな気は一切さらさらないゴールドシップ
「そういえばダービーウマ娘はどう集めるんだ?」
「もうすでに手配しておる」
「まじで?はえ~」
「それともう一つ開催前の試走としてある2人のウマ娘を呼んでおる」
「あるウマ娘を2人?弟にも父にも大外枠にも4番枠にいる小さな姉にもってつながりがある2人か?」
「一体誰を指しているのかわからんが、お主もよ~くしっておるふたりじゃよ」
よく知っている2人と言われると逆に難しい、スピカのメンバーで言えばウオッカとスカーレットか?それともテイオーとメジロパックちゃん?
グラスワンダーとエルコンドルパサー…………黄金世代は2人には出来ないよな?2人か…………駄目だ思いつかない
「じっちゃん誰だ?何人かは~思い浮かぶんだがこれってハッキリ言えないんだよ」
「なんじゃわからんのか、オグリキャップとタマモクロスじゃよ」
「は?ま?」
いやいやいや~試走っていうにはかなりマジじゃん。ファンならこの2人の走る姿を絶対見たいってなるって、けどちょっと待てよ?それならあのママと江戸っ子は?タマモクラブが引退してからはビック・ママと狐の江戸っ子風の三強対決って世間はあの時報じてたのにな
「レースの映像は見た。数ある中で進められたレースの映像があの2人じゃった」
「なるほど葦毛対決かそれならゴルシちゃんも走りたかった」
「お主はお主で別の相手を選出する。正直なところ一対一のタイマン形式レースはできん。面白みに欠ける」
「面白みって、そりゃあフルゲートで走るのとまた違うけどよ~」
「だからこそあくまでも試走。本番はフルゲート、見てみたいじゃろう本当の強者とは誰なのか、最強のダービーウマ娘は、コンディション、枠、状況、駆け引き、表向きでは絶対に出来ない誰しも心の底から知りたい欲望を実現させる」
「お、おう」
「あいつだけには負けたくない、殺してでも勝ちたい、これまで積み上げてきた全てのキャリアを捨てる気持ちでただただ目の前の相手と競い合い力の限り蹂躙する。そして手に入れる最強の称号。地上最強の称号を!」
「じっちゃん。なんか怖いぜ」
「おっとすまん興奮してもうた。いかんいかん」
「けど燃えるな~あの二人が本気で走るそれだけでうずうずする」
「お主も準備はしておけ、近いうちに走ることになるかもしれん」
「まかせとけ」