この世の終わり、世紀末、学園の滅亡、誰もが恐れていた、誰もが恐怖した。タマモクロスが犠牲になった。ナリタタイシンが犠牲になった。ルドルフがルナちゃん化したなんてことをしてくれたんだ、なぜそいつにそんなことを言ったんだ、怖いもの知らずか、あのオーガに…………でちゅね遊びだと!!!!!!!!!!
スーパークリークがいつもの発作のように担当トレーナーを甘やかすだけでなく、タマモクロスを強襲、なすべなく慈悲もなく園児服を着せられ、何か嫌な予感を悟ったナリタタイシンはタンスに隠れるも、青〇のようにゆっくりとタンスを開けられ捕まってしまいタマモクロスと同じ道を歩んだ。
そんななかでクリークが次に目を付けたのがオーガであった。大きな母性の塊と母のような優しさ、完全にママであるクリークがオーガに目を付けたのはなんでも最近頑張っている姿を見るので甘やかしてあげて元気になってもらおうとのこと、もしオーガに何かすればきっと個々の学生はみな見たものを含め絶滅させられるであろう。
そんな未来を予想したルドルフはハナさん以外のある男性トレーナーに抱き着いていた。もうやだと弱音を吐きながら。
「貴様、迷いごとを抜かすならここで仕留めるぞ」
「もう、ただ私なりにねぎらおうとしてるだけですので、そんなに怖い顔をしないでください」
「……ほう、殺されたいらしいな貴様!!!!!」
一触即発、お互い譲らないプライド、周りからは頼むからやめてくれとの懇願のまなざしがクリークに突き刺さる。だがそんなものはお構いなしに暴走するクリーク
「困りましたね~それでしたらいいこいいこしてあげますよ~」
「この俺に触れたら貴様を殺す」
「もう、そんな怖い言葉を使わないでください」
「けっ、付き合ってらんねー」
下らん遊びに付き合う気はないとその場を離れてどこかへ行く、だが来る日も来る日も同じようなことがたて続きに起こるので、オーガのいら立ちが限界に達していた。だが、問題を起こすわけにはいかない、彼にとってウマ娘など赤子の手をひねるようなもの簡単に壊れてしまう、しかしながら心のどこかでクリークのあのわがままを貫き通す力を認めてもいた。
「もう、何回目だ」
「ん~~わかりません」
「いい加減にしろ、貴様のままごとに付き合うつもりはない」
「はい、なのでもうあきらめようかと思います」
「なに?、諦めるのか?」
「ええ、それに最近他の子が怯え始めていて、このままだと嫌な予感がするので」
事実そうであった。もしここで先ほどのやり取りが再開されるのなら威嚇程度に校舎の壁を軽く粉々に破壊するつもりであった。ある意味危機察知能力が高いクリークであった。
クリークの命知らずの暴走が止まり学園に平和が訪れた。安心して日常生活を送れるようになったウマ娘たちはもしクリークがまた暴走を始めそうになったら全力で止めに行くと決意した。一方で、暴走は止まれど、タマモクロスへの被害率が多くなり、ほとんど毎日死んだ眼でクリークに抱っこされている姿を見るようになったとかならなかったとか
「なんでや~助けて~」
「すまない、タマ、カレーを作ってくれると聞いて」
「オグリ~」
カレーのために友を生贄に差し出す輩がいた。
はい、短めです。ネタ切れです。あ、次はあげません!のスぺちゃんとオーガかもしれないし、違うかもしれない