食べるのが大好きなので、全てをいただきます   作:にゃもー

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お初にお目にかかります、にゃもーと申す者です。
防振のSSをお届けしたいと思います。

やー、防振、面白いです。
ツッコミ所は色々あるんですが、それも含めて楽しいです。
ノリと勢いで楽しく進んでほしいなと思います。

さて、全体的にトンデモなNWOですが、「ものを食べられる」は
その中でも割と上に入るトンデモさだと思っていたりします。

そんなNWOなら、食べることが大好きな子がプレイしても
楽しめるんじゃないかなと思って考え付きました。

楽しく美味しく、ハチャメチャに進んでいく少女「美咲」を
どうかよろしくお願いしますー。


烏丸 美咲(からすま みさき)

「おかわりー」

 

「はいはい」

 

食卓で元気な声を響かせる。

茶碗を差し出すと、お母さんがご飯をよそってくれる。

 

「わーい♪」

 

手に取ったご飯と食卓に置かれたおかずを見て、

ごはんと一緒に食べるもの・順を考えていく。

 

「んーーーっ!美味しい!」

 

チキンの香草焼き、ほうれん草ときのこのソテー、

グリーンサラダ、次々にどれもおいしそうだけど油断はならない。

先ほどまでに食べたものを考えて一番おいしい順で食べる!

 

食べるときは急がない。きちんと噛んで、味わって食べる。

 

「ほんと、美咲は食べるのが好きだな」

 

「うん、食べるの大好き」

 

「食べられるようになってから、楽しくて仕方ないみたいね」

 

「えへへ・・・」

 

お父さん・お母さんからの話で少しだけ思い出す。

食べ物が食べられなかった日々を。

 

 

私は、生まれつき喉に異常があった。

 

食べ物を飲み込むとき、誤って気管支に入ることを防ぐところがうまく働かなかったらしい。

そのせいで、食べ物を食べるとうまく呼吸ができなくなった。

 

そのため、飲み物・食べ物はすべて点滴で摂っていた。

幸い栄養さえ取れば普通の人と同じ生活ができたので、

両親が学校へお願いして、点滴を受けながら学校生活を送った。

 

「ふぅ、ごちそうさまでした!」

 

「はい。お粗末様でした」

 

結局全部食べちゃったけど、美味しかったから良し!

きちんとお片付けしてから、お部屋へGO。

 

 

 

部屋に戻ると、スマホのランプが付いていた。

理沙からチャットだった。

 

白峰 理沙(しらみね りさ)は、楓とともに昔からの私の友達だ。

二人とも明るく元気で、学校で点滴を受けている私とも、

普通に接してくれた。

そんな二人を見て、周りのみんなも普通に接してくれた。

感謝してもしきれない。

 

…まあ、チャットの内容は「成績悪くてお母さんに叱られた!ヤバい!」

のような感じだったけど。

…多分ゲームしすぎて勉強サボっちゃったんだろうな…。

理沙のお母さんキビシイし、励ましの言葉を送っておこう。

 

 

 

チャットを送った後は、ベッドに寝っ転がる…と言いたいところだけど、

ご飯を食べた後だし、部屋で軽く運動して、体を動かしておく。

 

体を動かしながら、今日の夕食ご飯を思い出す。

香草をふんだんに使っているのか少しピリッとするチキンに、

バターたっぷりだったソテー、シャキシャキのレタス、

一緒に食べるごはんも相まってとってもおいしかった。

 

思い出すだけで顔が綻んでしまう。やはり食べることは好きだ。

口に入れた時に感じる味・感触・匂い、噛むときもまた違う感じに。

そして喉からお腹に入って、溜まっていくときの何とも言えない安心感。

 

これからもいっぱい食べたいな♪

 

…なんだけど、私は新たに問題を抱えていた。

 




ということで、食べるの大好きです。

…さて、私も食べることは大好きですが、作るのはそこまで得意ではないです。
今後も食べる側からの表記が多くなると思いますがご容赦をー。

次回は見慣れたあの子たちが出てきますー。
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