食べるのが大好きなので、全てをいただきます   作:にゃもー

42 / 84
お時間開いてごめんなさいー。

今回もわりと外の人たちですー。



美咲と打ち上げ

 

【NWO】大魔神【第3回イベント】

 

名前:名無しの槍使い

さて。第3回イベント終わったな。

 

名前:名無しの魔法使い

ああまあそのスレ名になるわな。

 

名前:名無しの斧使い

あれはなぁ…。

 

名前:名無しの大盾使い

やぁ。

 

名前:名無しの弓使い

あ!メイプルちゃんのギルドに入った奴だ!

 

名前:名無しの剣使い

憎い!羨ましい!サリーちゃんやランチちゃんも居るなんて!

 

名前:名無しの槍使い

聞きたいことがあり過ぎる!だが言えないことまでは求めない!

 

名前:名無しの斧使い

うむうむ!

 

名前:名無しの大盾使い

言える範囲だがもちろん大丈夫だ。

 

名前:名無しの剣使い

じゃあ…とりあえず第3回イベントのアレは何だったんだ?

 

名前:名無しの大盾使い

あれ?…ああランチちゃんか。あれはなー。

 

名前:名無しの弓使い

第3回イベント ランチ 結果

 ポイント 422,322

 カウベル  41,980

 

2位以下と10倍以上の差をつける1位。

収集数は単独で20位以内のギルドと匹敵する。

 

名前:名無しの斧使い

凄いとかそういう問題じゃない。

 

名前:名無しの大盾使い

お肉手に入るってことで張り切っちゃったらしい。

 

名前:名無しの槍使い

張り切ったとかで済むレベルなんですかね?

 

名前:名無しの魔法使い

ランチちゃんはイベントフィールド全域で目撃されていると思われる。

俺も見た。

 

名前:名無しの剣使い

俺も。狼乗って駆け抜けていった。クソ速い。下手なAGI特化型より上かもしれん。

 

名前:名無しの弓使い

俺も。霧出して大きくなってすぐ小さくなっていなくなった。

 

名前:名無しの斧使い

俺も。収集する様子は一切無駄がなく、職人を感じた。

 

名前:名無しの槍使い

ランチちゃんのおかげでギルドも10位以内だったしなぁ。

 

名前:名無しの魔法使い

10位以内に小規模ギルドが居るのがかなり異常。

 

名前:名無しの弓使い

あの霧ってHP消費してるんだろ?あんな連続で出せるもんなのか?

 

名前:名無しの大盾使い

ああ。うちのギルドの生産職に信じられない量のポーション発注してたぞ。

 

名前:名無しの槍使い

マジか。そんな金と素材どこから…。…ああ、霧からですね。わかります。

 

名前:名無しの斧使い

全域収集は強すぎる。

 

名前:名無しの剣使い

…ちょっと待て。もしかしてランチちゃんって後方支援も行けるんじゃ…?

 

名前:名無しの槍使い

メイプルちゃんの後ろで延々と回復アイテム使うランチちゃん。

 

名前:名無しの弓使い

なお、本人もメイプルちゃんと同レベルに倒せない。

 

名前:名無しの魔法使い

そして周りはメイプルちゃんが常に【カバー】

 

名前:名無しの斧使い

地獄かな?

 

名前:名無しの槍使い

第4回イベントのギルド対抗戦が不安しかない。

 

名前:名無しの大盾使い

いや、うちのギルドメンバーは強いなぁ。

 

名前:名無しの剣使い

強いというかなんというか。

 

名前:名無しの魔法使い

【楓の木】がどこまで行けるのか楽しみではある。

 

名前:名無しの斧使い

確かに。

 

名前:名無しの大盾使い

今日から可能な限り準備だなー。お前らも頑張れよ。

 

名前:名無しの槍使い

おお!出会ったときはお手柔らかにな。

 

名前:名無しの弓使い

メイプルちゃんが優しく毒で倒してくれる。

 

名前:名無しの剣使い

もしくはランチちゃんが楽しく食べてくれる。

 

名前:名無しの斧使い

あかん。

 

そんなこんなで方々の話題をさらったランチだったが、

本人は知る由もなく、打ち上げパーティをしていた。

 

 

「皆、お疲れー!!」

 

ギルド内にメイプルの声が響く。

テーブルには色とりどりの料理が置かれていた。

 

「打ち上げだよー!」

 

中心は肉料理であり、イベントでドロップした肉が使われている。

他の料理はランチが色々出していた。

 

「ランチ!ありがとう!美味しそうだね!」

 

「うん。頑張ったよー。お肉いっぱい手に入れたからね!まだまだあるよー」

 

料理を前にはしゃぐ二人。

 

苦笑いで見ているメンバーたちがいた。

 

「うんまあ、ランチは頑張ったと思う。…ダントツ1位だしね今回」

 

「ああ。2位の【炎帝】と比べても10倍以上とは…」

 

「「凄いです!ランチさん!」」

 

ユイとマイだけは目をキラキラさせている。

巨大ランチを見た時は目が点になっていたが。

 

「ギルドも10位以内に入ったのよねぇ…。

 もちろん、サリーちゃんやカスミちゃんも頑張ってくれてたけど」

 

ランチがダントツ過ぎて目立っていないが、

サリーもカスミもランキング上位入りを果たしていた。

全員の合計で競うギルドランクも、ギリギリ10位に入っている。

 

「じゃあ、いただきまーす!」

 

「いただきます!」

 

挨拶が終わったところでご飯タイムとなった。

 

「美味しい!!」

 

「うん!」

 

「いや、これは凄いな…。マジで美味い」

 

「うむ…。良い肉の味だ。」

 

「そうねぇ…。この味が癖になると困っちゃいそうね」

 

「「美味しいです!」」

 

全員が料理に舌鼓を打つ。

運営からのアナウンス通り、肉の味はとても上質なもので、

それを材料に作った料理はとてつもなく美味しかった。

 

「頑張った甲斐があったよー!しかも、このお肉なんにでもなるんだよ!」

 

「なんにでも?煮たり焼いたりできるとか?」

 

「えーとね。どの部位の肉として使うか選択出来るんだよ。

 だから、いろんな料理を作れるよー」

 

「今日はステーキだけど、次は焼肉など色々やってみたいなー」

 

「うん!良いね!」

 

「「楽しみです!」」

 

「…ちなみにお肉はどれくらいあるんだ?」

 

「1万はあるよー。まだまだいっぱい食べられるね!痛んだりもしないし」

 

「うん。これでイベント1位だからなぁ」

 

「まあ、楽しくやれるのが一番なんだろう」

 

「味方だから良いわぁ」

 

楽しくお肉食べている子供組と、苦笑いしている大人組だった。

 

 

 

「何はともあれ、第3回イベントは大成功だったな」

 

「うむ。ギルド報酬も最高のものだ。全員にSTR+3%だったか」

 

「私やカスミ、クロムさんには効いてきそうですね」

 

「積み重ねだな」

 

「メイプルやランチは意味ないかもしれないけど」

 

「ふふふ…。あるんだなぁこれが」

 

大人組とサリーの顔がゆがむ。

 

「…またなんかやった?」

 

「じゃあ、第3層に行ってみよう!」

 

そしてメイプルの新スキル【捕食者】【滲み出る混沌】【暴虐】によって

哀れに倒されていく階層ボスを見たメンバーは、

この世あらざる者となったメイプルを呆然と見つめるのであった。

 

メイプルの表面的な強さだけが知られるが、

小規模ギルドゆえにそこまで注目されていなかった【楓の木】だったが、

第3回イベントで上位に入ったことで一躍注目を浴びることとなる。

そして、次のイベントでその恐ろしさを方々に知らしめることとなる。

 

 

 

そして、そんな【楓の木】を警戒しているギルドがあった。

 

「…さて、そろそろ第4回イベントだな」

 

椅子に座るプレイヤーが静かに呟く。

金髪に聖騎士のような装備を纏う青年。

第1回イベント1位のペインだった。

 

「ヤバいのは【炎帝の国】あたりかぁ?」

 

巨大な斧を持つプレイヤーが応じる。

第1回イベントでランチと激突した、

斧使いのトッププレイヤー、ドラグだ。

 

「ああ。あとは【楓の木】も気になるところだ」

 

「物量で押しつぶせばいいんじゃね?」

 

部屋の隅の一見誰も居なさそうなところから返事が来る。

同じく第1回イベントでランチと激突した、ドレッドだ。

 

「第1回イベント上位メンバーが4人居る上に、情報が無さすぎる。」

 

「…まあ、あのメイプルに加えて、パティシエの嬢ちゃんも居るしなぁ」

 

「あー。あいつか。あれはダルいな。」

 

当時の戦闘を思い出してげんなりするドレッドだった。

決着はつかずだったが、もし続けていればどうなったかは分からなかった。

 

「お前も戦ったのか?」

 

「ああ。決着はつかなかったがな。正直戦うのはめんどい」

 

「そうか。…俺はやられちまったよ。今度はそうはいかねえけどな!」

 

「未知は何より恐ろしい。イベント開始までレベルアップと情報収集に努めよう」

 

「ああ」

 

「分かったぜ」

 

 

 

そして、【楓の木】を警戒するギルドは他にもあった。

 

「諸君!いよいよギルド対抗戦が開始される!」

 

凛とした声がギルドホームに響く。

赤装束に身を包んだメンバーが一言一句漏らすまいと耳を傾ける。

 

「我らが【炎帝の国】はこのイベントでNWOに名を知らしめることになるだろう!」

 

「しかし、敵もまた強大だ!各々、イベントに向けて精進と情報収集を怠るな!」

 

「諸君らの努力は、我らがギルドを必ずや勝利に導くだろう!」

 

「おおおおお!!!!」

 

「ミィ様!ミィ様!ミィ様!ミィ様!」

 

「どこまでもついていきます!」

 

「すべてをささげます!」

 

割れんばかりの歓声が響き渡った。

我先にと行動を起こすもの。

ギルドマスターを讃えるもの。

すべてが【炎帝】のために動く集団だった。

 

「ミィ、お疲れ様です」

 

「うむ。準備はどうだ?」

 

「装備やアイテムなどは予定通りに。情報も出てきていますよ。」

 

「…やはり【集う聖剣】か」

 

「ええ。目下最強のギルドと言われているようです。後は…」

 

「うん?」

 

「【楓の木】ですね。小規模なれど第1回イベントランカーが4人居ます。」

 

「メイプル、カスミ、クロム。…そしてランチか」

 

「ええ…。特にメイプルとランチ、そして第2回イベントで話題になった青服の子もいますね」

 

「(ランチ…。できれば戦いたくないなぁ…でも、ギルドのことを考えるとそうも言ってられないよね…。)」

 

心の中でランチのことを想うミィ。

…ちなみにランチ側がどう思っていたかは近く知ることになる。

 

「どうしました?」

 

「い、いや何でもない。情報収集が必要だな。」

 

「ええ。今もメンバーが色々調べてくれています。」

 

「わかった。可能な限り準備を進めていくぞ」

 

「はい。」

 

「(ランチさん…。楽しそうな人でしたが…。ギルド対抗なら、戦わざるを得ないかもしれませんね…)」

 

ミザリーもまた、思うところがありつつも準備を進めていった。

 





ということで、ランチさん頑張りました。
イベント期間中、霧出して収集することしかしていなかったランチさんでした。

ちなみにあまりに1人で集めているので他のギルドは相対的に取得数が少なくなっていたり。

次回はいよいよ第4回イベントが始まりますー。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。