―――侑視点―――
虹ヶ先学園の2年生は現在修学旅行で京都に来てるよ!私・歩夢・せつ菜ちゃん(今は菜々ちゃんの姿)・愛ちゃん・副会長さんの5人でグループを作って京都の綺麗な街並みを堪能中!
侑「はぁ~!生八ツ橋美味し~!」
歩夢「もぉー侑ちゃん!口に粉付いてるよ!」
菜々「やはり京都と言えば和菓子ですね!」
愛「愛さんは抹茶も好きだな~!」
侑「あ、わかる~!副会長さんは?」
私がせつ菜ちゃんの隣であんみつを食べている副会長さんに話を振ると、急にもじもじし始めた。
副会長「あ、私も抹茶と和菓子の組み合わせは最強だと思う・・・・」
侑「だよねー!」
歩夢「・・・あれ?副会長さんどうかした?」
副会長「・・・・え?」
歩夢「いや、何だかもじもじしてる様に見えたから・・・何かあったのかなって」
菜々「そうなのですか?」
歩夢にそう言われた副会長は、伏し目がちであんみつを膝の上に置き、ほんのり顔を赤らめながら答えた。
副会長「あ・・・あのね?/////せっかくの修学旅行だし、その・・・・私のことを副会長・・・・じゃ、なくて、名前で呼んで欲しいなって//////」
副会長のもじもじしてる姿・・・・とっても可愛いYO!確か副会長さんの名前は「世良 彩音(せら あやね)」さんだったよね。じゃあ・・・・・・
侑「よーしわかった!それじゃあ・・・・彩音ちゃん!」
歩夢「よろしくね、彩音ちゃん!」
愛「あやっち!」
副会長(以下、彩音)「皆・・・!」
菜々「よかったですね!彩音さん!」
彩音「うん♪」
改めて彩音ちゃんとの仲を深めた私達は、和菓子と抹茶を堪能した後、清水寺に来ていた。
愛「おー!たっかーい!」
侑「風がきもちいー!」
彩音「よく清水の舞台から飛び降りる気でって言うけど、ほんとに飛び降りたら死んじゃうわよね?死んでも構わないってことかしら?」
歩夢「彩音ちゃん・・・・それはちょっと思考がクレイジー過ぎるよ・・・・・」
菜々「ふおーー!テンションが上がりますね!!!!」
歩夢「ちょ、せ・・・菜々ちゃん!そんなに身を乗り出したら危ないよ!」
身を乗り出す菜々ちゃんを必死に止める歩夢。そんな時、意外な人物が声をかけて来た。私達がその声に振り向くと、そこには普段京都にいるはずのない陽がいた。
「・・・・やっぱり侑と歩夢!」
歩夢「え?」
侑「ん?・・・って、陽っ!?」
愛「おっ!はるはるじゃん!」
菜々「陽哉さん!奇遇ですね!」
陽哉「愛ちゃんにせつ・・・」
菜々「あーーっとおおおお!」
陽哉「むぐっ!?」
愛ちゃんと菜々ちゃんに挨拶しようとした陽だったけど、誤って菜々ちゃんの姿の時にせつ菜ちゃん呼びしようとしたところを危機一髪で菜々ちゃんが陽の口を塞ぎ、そのまま少し離れたところまで猛スピードで連れて行った。
まぁ多分事情説明中だと思うから、私は困惑している彩音ちゃんに陽について教えることにした。
彩音「あ、えっと・・・・」
侑「あー、彩音ちゃん。今本人連れてかれちゃったけど紹介するよ。さっきの男の子は剣緋陽哉って言って、私と歩夢の幼馴染なの」
彩音「えっ!?そ、そうなの!?」
歩夢「うん♪」
私が彩音ちゃんに陽の紹介をしていると、私達と同い年くらいの男の子が話しかけて来た。
???「・・・お!可愛い子ちゃん集団はっけーん!ねぇねぇ君たちー!俺の連れ知らない?」
歩夢「ゆ、侑ちゃん・・・」
愛「うわ、明らかにチャラ・・・・」
彩音「・・・・・」
侑「彩音ちゃん、すっごい怖い顔してるよ?・・・・でも、この人の着てる服どこかで・・・・」
突然現れた男の子に私達がどうしようか困っていると、菜々ちゃんとの話を終えた陽が戻って来て、その男の子にチョップを食らわせた。
陽哉「何やってんだお前。」
???「あいたっ!?・・・って陽哉!?」
陽哉「あんまりこの子達に迷惑かけるなよ、翔護。」
翔護「この子達ってことはお前!まさかこの可愛い子ちゃん達と知り合いなのか!」
陽哉「まぁ・・・」
翔護「紹介してくれーーよぉーーー!」
陽哉「ちょ、脳が!脳が揺れる・・・!」
翔護と呼ばれた男の子は陽の陽の顔を両手で挟んで激しく前後左右に揺らす。
な、なんて言うかチャラいし激しいなぁこの人・・・・。
侑「ね、ねぇ陽?もしかしてその人は陽の友達?」
陽哉「ん?あぁ・・・こいつは五十嵐翔護(いがらし しょうご)。俺の通ってる創神学園の同級生で侑の言う通り俺の友達なんだ。」
愛「・・・ぶふっ!あーはっはっは!wwww」
侑「ゆ、侑の言うとおり・・・あははははっ!ひっー!ひっー!wwwww」
彩音「え、え・・・?2人共どうしちゃったの?」
歩夢「侑ちゃんも愛ちゃんも・・・・笑いのツボが赤ちゃんだから・・・・」
菜々「陽哉さん・・・・やってしまいましたね・・・・・」
陽哉「うん、そんなつもりじゃなかったんだけど・・・・後悔してる・・・・・・」
それから10分ぐらい私と愛ちゃんは笑い転げ続けた。
だ、だって・・・w急にダジャレを言ってくるんだもん・・・・卑怯すぎるよ・・・www
翔護「ま、まぁ・・・何かよくわかんねぇけど・・・・よろ☆」
陽哉「まぁ見た目はチャラいけど、いい奴なんだ!仲良くしてやってほしい!」
翔護「・・・・・何かそれ、俺が友達いねぇ奴みたいじゃね・・・・?」
それから私達は翔護さんに自己紹介をしたんだけど・・・・・最後の私が終わったところで、京都中で大規模な地響きが起きた。
侑「な、なにこの地響き・・・・!?」
翔護「うぉぉ・・・!なんだなんだ!?」
陽哉「皆!頭を押さえてしゃがむんだ!」
突如発生した地響きに私達を含めて清水寺にいる人達がパニックになり始めたところで、更に驚くことが起きた。
それはこの清水寺中心に北・南・西・東の4箇所で一斉に4体の巨大な怪物が現れた。
バケガニ「・・・・!!!!!!!」
歩夢「あ、あれなにっ!?」
愛「巨大な・・・・カニっ!?」
陽哉「あれは・・・!?」
菜々「ほ、ほかにもいますよ!?」
彩音「サイみたいのと、マンタ?それに、あれは・・・・・・人間の手の怪物!?」
翔護「な、なんじゃありゃあ!?」
私達の正面には巨大なカニ、右にはマンタに鳥の翼を加えた巨大な怪物、左にはサイの様な灰色の怪物、後方には人間の手の様な形で指の部分が蛇になった掌に目を持った怪物が清水寺目掛けて進軍してきていた。
陽哉「このままじゃ京都の街が・・・・!皆!絶対にここから動くなよ!」
翔護「はあ!?な、なんでだよぉ!」
陽哉「分かんないのか!!!今、あの怪物達は4方向からここに近づいてきてる!ならへたに動くよりも、ここにいた方が安全だ!・・・大丈夫、俺が何とかする!」
翔護「何とかするってお前・・・・・まさかあの怪物達に向かって行く気かよ!?」
陽哉「・・・・あぁ。」
翔護「!はぁー・・・・・・・・死んだらマジ許さないからな?」
陽哉「わかってる。・・・・彼女達は任せた!」
翔護「あんなデカ物から守れるかわっかんねぇけど・・・俺なりにやってみるわ!」
そして陽は私達の下から去って行った。私は特に強く引き止めなかった翔護さんに気が付いたら質問していた。
侑「あの・・・私が言うのもなんですけど、どうしてすぐに行かせたんですか?」
翔護「ん?あぁ・・・あいつがあんな真剣な顔をしてる時は、基本的に人の静止を聞かないからっていうのが1つ。後はまぁ・・・あいつは俺に何か隠してるんだろうけどさ、きっとそれは人を助けることだと思うから・・・・だから俺はあいつがあぁいう顔をした時は引き止めないって決めてんのよ」
この人、確かに見た目ちょっとチャラいけど・・・陽の言った通りいい人なんだ・・・・。いい友達じゃん、陽!
見た目で判断しちゃいけないっていうけど、その通りだね・・・・・・反省しなきゃな。
―――陽哉視点―――
侑達から離れた俺は、パニックになっている人込みの中をかき分けて物陰に隠れ、念のために持ってきていた聖剣ソードライバーをバックから出して腰に巻き、ドラゴニックナイトワンダーライドブックの表紙を開いて閉じた後にソードライバーに収めて火炎剣烈火を抜刀し、セイバーに変身した。
『ドラゴニックナイト!』
陽哉「変身!」
『烈火抜刀!」
『ドラゴニックナイト!』
『すなわち、ド強い!』
セイバー[ドラゴ]「さて、次は・・・・!」
ドラゴニックナイトに変身した俺は侑達がいる方とは反対側から飛びだし、地面に着地する前にワンダーライドブックを3回押し込んでブレイブドラゴンを召喚してそのままブレイブドラゴンの背に乗って、清水寺からまずはバケガニへ向かって行った。
セイバー[ドラゴ]「まずはバケガニから行くぞブレイブドラゴン!」
ブレイブドラゴン「グオオッ!」
今この京都の街に仮面ライダーは俺しかいない!なんとしてでも、これ以上の被害を出さない為にここで食い止める!!!!
セイバー[ドラゴ]「・・・その為には、まずあの4体の注意を俺だけにひきつけないと!」
そして俺はブレイブドラゴンに意思疎通でバケガニに向かって火球を放つ様に指示をした。
ブレイブドラゴンの放った火球が当たったことでバケガニの目線がこっちに向いて、俺達を追いかけながら巨大なハサミを振り回して来た。
セイバー[ドラゴ]「あ、あぶっ!あぶなっ!?・・・と、とにかくブレイブドラゴン!このままイッタンモメンの方に行くぞ!」
ブレイブドラゴン「グオオォ!」
イッタンモメン「キュルルルル!」
セイバー[ドラゴ]「ブレイブドラゴン!もう一発だ!」
ブレイブドラゴン「グオオオ!!!!」
イッタンモメンに近づいた俺はブレイブドラゴンにもう一度火球を放つ様に命じ、残りの2体にも同じことをして4体の注意を俺だけに集め、そのまま一か所に集めることが出来た。
セイバー[ドラゴ]「何としてでも、この京都の街を・・・そこに住む人々を守ってみせる!」
―――侑視点―――
私達は清水寺から外の戦況を見守っていた。
侑「陽・・・大丈夫かな・・・・」
愛「せめててんてんや他の仮面ライダーの皆がいてくれたら・・・・」
歩夢「でも、今から呼んでも・・・・・・」
侑「・・・・・間に合う可能性は低い・・・・・・」
私達に重い空気が流れる中、今まで黙っていた菜々ちゃんが声を上げた。
菜々「・・・・・・あーーーー!!!」
歩夢「うわぁっ!?」
愛「ちょ、急にどしたんせっつ・・・じゃなくてななち!」
菜々「いますよ!すぐに来てくれる方が!」
侑「え、うそっ!?いったい誰なの・・・・・?」
菜々「絶望を希望に変える魔法使い・・・・・・ですよ」
そして菜々ちゃんは自分の携帯で
―――陽哉視点―――
4体の怪物を相手に大立ち回りを繰り広げていたが、そんな中でイッタンモメンが超音波攻撃をしてきた。
イッタンモメン「キュルルルル!!!」
セイバー[ドラゴ]「う、ぐっ!これは・・・・超音波か・・・!」
ブレイブドラゴン「グルルッ・・・!」
イッタンモメンの超音波攻撃を受けた俺とブレイブドラゴンはその音に苦しみその場に止まってしまった。
そんな俺達の隙をこの怪物達が見逃すはずがなく、バケガニが俺達に向かってそのデカいハサミを振り下ろして来た。
セイバー[ドラゴ]「・・・っ!しまっ!」
バケガニ「・・・・!!!!!」
セイバー[ドラゴ]「ぐわああああ・・・・・・!!!!!!」
バケガニの振り下ろされたハサミに叩き落とされた俺は京都の街に激突し、その衝撃で変身が解け、ブレイブドラゴンも消えてしまった。
陽哉「ぐっ、うぅ・・・!」
エラスモテリウムオルフェノク「ウオオオオォォォォォ!!!!!」
陽哉「まず・・・い・・・!」
倒れて動けない俺へ、エラスモテリウムオルフェノクはその巨大な前足で踏みつけようと振り下ろそうとしてきた。
これは流石に・・・・・・死・・・・・・
「悪いけど、そいつをまだやらせる訳にはいかない!」
エラスモテリウム「グオオアァァァッッッ!?!?!?」
陽哉「え、え・・・?一体何が・・・・・?」
巨大な足が振り下ろされそうになったところで、突如火炎がエラスモテリウムオルフェノクを襲い、俺は死を免れることが出来た。
そして、火炎が飛んで来た方へ目を向けるとそこには巨大な赤色の魔法陣があり、そこから見覚えのあるドラゴンが現れバランスを崩していたエラスモテリウムオルフェノクに体当たりをして吹き飛ばした。
見覚えのあるドラゴンが体当たりした後、そのドラゴンの背から俺の下にこれまた見覚えのある奴が現れた。
ウィザード「ごめんセイバー。待たせた。」
陽哉「うぃ、ウィザード・・・!何で京都に!?」
ウィザード「菜々から連絡があったんだ。」
陽哉「せつ菜ちゃんが・・・。そっか、それじゃあ後でお礼言わなきゃな・・・・」
ウィザード「そう言うこと!・・・・さ」
そして俺は差し出されたウィザードの手を取って立ち上がったが・・・・・あれ?ちょっと待てよ・・・・・・?
陽哉「ウィザードが来てくれたことはありがたいんだけど、俺とお前だけでもあの4体はキツくない?」
ウィザード「あーそれなら大丈夫。・・・・・・助っ人を連れてきてるから」
陽哉「え・・・・?」
そう言うとウィザードは自分が通って来た魔法陣に視線を向けた。俺もそれにつられて魔法陣に再び目をやると、2つのロボットの様な物が出てきて人間の手の様な怪物のヨルムンガンドとイッタンモメンに攻撃を加えた後、俺達のところに着地した。
『スイカアームズ!大玉ビックバン!』
鎧武[スイカ]「おぉぉ・・・・せいはーーー!」
イッタンモメン「キュルルッ・・・!」
『パワーダイザー!』
フォーゼ≪パワーダイザーで・・・キターーー!≫
ヨルムンガンド「ッ・・・・!?」
陽哉「鎧武!フォーゼ!」
鎧武[スイカ]「よぉセイバー!間に合ってよかったぜ!」
パワーダイザー[inフォーゼ]「あっぶなかったなー!」
陽哉「2人共来てくれたのか、ありがとう!」
鎧武[スイカ]「京都の危機・・・ていうか、お前の危機って聞いたら来ない手はないだろ!」
パワーダイザー[inフォーゼ]「そーそー!俺達が来たからには
ウィザード「それを言うならおおぶね。・・・・それよりも3人共、誰がどれを担当する?」
ウィザードの言葉に俺達は怪物達の方を見る。すると、ちょうど4体の怪物達が起き上がり、こっちに睨みをきかせていた。
鎧武[スイカ]「んーそうだなー・・・・じゃ、俺はあのサイみたいな奴にするわ!」
パワーダイザー[inフォーゼ]「じゃ、俺はあの手みてぇな奴で!」
ウィザード「それじゃあ俺はあの飛んでるマンタみたいなのにしようか」
陽哉「じゃあ俺がバケガニってことか」
それぞれの担当を決めた後、鎧武とフォーゼは飛び出し、ウィザードは再びウィザードラゴンに乗って空に・・・・そして俺はドラゴニックナイトではなく、ブレイブドラゴンとキングオブアーサーのワンダーライドブックを使用してドラゴンアーサーに変身し、上空に巨大なキングエクスカリバーを出現させた。
セイバー[ドラゴンアーサー]「行くぞバケガニ!はああぁぁ!!!」
バケガニ「・・・・・・!!!!」
俺の振るった巨大なキングエクスカリバーとバケガニのハサミが火花を散らし、何回か剣戟を繰り広げる。
セイバー[ドラゴンアーサー]「ふっ!はっ!はあっ!」
バケガニ「・・・・!!!!!」
セイバー[ドラゴンアーサー]「いい加減終わらせる!」
『ブレイブドラゴン!』
『必殺読破!』
『キングスラッシュ!』
セイバー[ドラゴンアーサー]「聖王火炎斬!はあっ!」
バケガニ「・・・・・!?!?!?!?」
俺はトドメに火炎剣烈火をソードライバーに納刀し、ソードライバーからブレイブドラゴンワンダーライドブックを抜いてキングエクスカリバーにリードさせ、その後キングエクスカリバーのトリガーを5回引いて背後の巨大なキングエクスカリバーの剣身に炎を纏わせ必殺技をバケガニに叩き込んだ。
炎を纏ったキングエクスカリバーの斬撃を受けたバケガニは少し抵抗したが、その威力に負けて真っ二つに斬られ消滅した。
自分の戦いが終わって皆の方を見ると、ちょうど他の場所でも戦闘が終わるところらしく、皆必殺技を放っていた。
『ソイヤッ!スイカスカッシュ!』
鎧武[スイカ]「輪切りにしてやるぜ!せいはーーーー!!!!!」
エラスモテリウム「ウ、グ、グオアアアァァァァァ・・・・・!!!!!」
鎧武はスイカ型のエネルギーにエラスモテリウムオルフェノクを閉じ込め、スイカ双刃刀で連続で斬り伏せた。
輪切りって言ってたけど、あれはどうみても乱切りだよな~。
パワーダイザー[inフォーゼ]「愛達を怖がらせる奴は俺が許さねぇ!」
『ロケット、ドリル、リミットブレイク。』
パワーダイザー[inフォーゼ]「ライダーロケットドリルキックダイザー!!!!!!!」
ヨルムンガンド「・・・・・・!?!?!?!?」
フォーゼはいつものライダーロケットドリルキックをパワーダイザーでやり、ヨルムンガンドを巨大なドリルモジュール型のエネルギーで貫いた。
ウィザード「これで決める!」
『キックストライク!サイコーーーー!』
ウィザード「はぁぁぁ・・・・はああああ!!!!!」
イッタンモメン「キュ、キュルルルルゥゥゥゥ・・・・・!!!!!」
ウィザードはキックストライクウィザードリングでウィザードラゴンを巨大なドラゴンの足を模した姿“ストライクフェーズ”に変形させ、ストライクエンドをイッタンモメンに叩き込んで消滅させた。
ウィザード「・・・・ふぃ~。」
こうして、京都の街を震撼させた今回の騒動は、仲間達が駆けつけてくれたおかげで死人を出さずに済んだ。
その後俺達は変身を解いて清水寺にいる侑達と合流した。
菜々「太陽君!!!」
太陽「わ、と、とぉ!菜々、無事でよかった。」
彩音「ちょ、ちょっと菜々!//////」
菜々「あ、わ、私ったらつい・・・・ごめんなさい太陽君。」
太陽「いや、大丈夫大丈夫。・・・・・君が世良彩音さん・・・だよね?」
彩音「あ、はい!/////」
太陽「俺は菜々の幼馴染で希魔太陽。・・・いつも菜々が迷惑かけてごめんね、これからも菜々のことお願い出来る?」
彩音「あ、そんな・・・私も菜々にはいつも助けてもらってるので・・・・全然・・・はい・・・・//////」
俺達が合流すると、真っ先に菜々ちゃんがウィザードに抱き着き、それを世良さんが止める。世良さんは男子に慣れてない様で終始顔を赤らめてウィザードと話していた。
そんな光景を見て血の涙を流す翔護が俺の肩を強く掴み、ギリギリと歯噛みをしながら聞いてきた。
翔護「おい陽哉・・・・あのイケメンは誰だぁ?ていうかお前と一緒に来た他のイケメン2人も誰だぁ?教えないとお前・・・肩がひどいことになるぞぉ?」
陽哉「怖い怖い!あれは俺の~・・・・・共通の趣味を持った仲間だよ。せつ、菜々ちゃんと一緒にいる奴は菜々ちゃんとは幼馴染なんだよ」
翔護「イケメン幼馴染だとぉ!くっそぉ!何で俺には可愛い幼馴染がいねぇんだよぉ!」
陽哉「それは・・・・ドンマイ。」
俺の言葉を聞いてその場にくず折れる翔護。フォーゼや鎧武も愛ちゃんや侑と歩夢と話している。
そんな中、清水寺に野太い男性の声が響いて、俺と翔護はその場で背筋を伸ばした。
「やっと見つけたぞ!剣緋!五十嵐!」
翔護「ひいっ・・・・!」
陽哉「こ、この声は・・・・・」
俺達が恐る恐る振り向くと、そこには般若・・・・もとい、ピッチピチのスーツを着た筋骨隆々の男性が怒りに顔を歪めていた。
この男性は俺の通ってる高校の体育教師で名前は「盛郷 彪(もりごう たけし)」。その外見と無尽蔵な体力からゴリ盛だの鉄人だのシンプルに鬼だの・・・・色々なあだ名を付けられている。そのあだ名から想像できるように、怒らせるとすっっっっっっごく怖い先生だ。
陽哉「ゴ・・・・・」
翔護「ゴリ盛!!!!!」
彪「・・・・・ほう、五十嵐。どうやら先生の特別補習が受けたいらしいなぁ?」
翔護「いいえそんなことはありません!!!!」
彪「まったく貴様は・・・・。兎に角2人共、無事でよかった。」
陽哉「先生、ご心配おかけしてすみません。無理に動かない方がいいと思いまして・・・・・」
彪「・・・・ふむ。その判断は評価しよう。」
翔護「・・・え、じゃぁ補習は回避・・・・」
何とかお仕置きは回避できた・・・・かに見えたが、次の瞬間、盛郷先生は不敵な笑みを俺達に向けた。
彪「そんな訳が無いだろう?・・・・・貴様等2人共、これからみっちりしごいてやる。なぁ~に心配するな!先生が終わるまでちゃんと一緒にいてやる!」
しょうはる「「・・・・・い、いやだあああああああ!!!!!!!!」」
こうして俺達は、盛郷先生に首根っこを掴まれてそのまま引きずられて行った。
―――侑視点―――
な、何か突然ムキムキスーツの人が来たと思ったら陽と五十嵐君を連れて行ってしまった・・・・・あ、あれが陽の通ってる学校の先生なんだ・・・・何か、凄いや・・・・・・
歩夢「陽君・・・・連れてかれちゃったぁ・・・・・」
侑「あ、あはは・・・・・」
天弥「すっげー筋肉だったなー!あのせんせー!」
愛「てんてん、お願いだからああはならないでね・・・?」
彩音「何を食べたらあんな身体になるのかしら・・・・」
菜々「やはりササミでしょうか!!!!」
太陽「それだけじゃないと思う・・・・・」
紘輝「確かにな・・・・・ありゃ熊と戦ってる系の人だぜ・・・・・」
その後、太陽君達は彩音ちゃんに隠れてそっとコネクトウィザードリングで魔法陣を展開して東京に帰って行った。
あ、そうそう。この後にホテルで談笑していると、陽から「せつ菜ちゃんにウィザードに連絡入れてくれてありがとうとお礼言っといて」というメッセージが来ていた。
という訳で、今回で第2章は終わりで年内投稿も最後となります!
数あるラブライブと仮面ライダーのクロスオーバー作品の中からこの作品を見つけてくださってありがとうございました!
この作品を投稿しはじめて半年とちょっと・・・・・こうしてここまで続けられてこれたのはこの作品を読んでくださる皆さんのおかげです!!!!本当にありがとうございます!!!!
約半年前・・・・初投稿の際は読んでくれるかな?お気に入り登録してくれるかな?と不安にもなりましたが、何とUAは9540人!お気に入り登録は28件と、こんなにも大勢の方に読んでいただけて本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです!
来年も「9人の戦士と10人の虹乙女」をよろしくお願いします!
それでは良い年越しと年明けを!
次回
第3章 大罪の7騎士(セブンズ・リッター)編
【第31話 強襲、セブンズ・リッター】