9人の戦士と10人の虹乙女   作:カツ丼DⅩ

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多機能フォームってどうやって使えばいいんだ……全然反映のやり方とか特定の文字だけ小さくするとかわからない……


第37話 小原鞠莉と中須かすみ

 

 

 

 

―――陽哉視点―――

 

 

 

 

 俺達がゼロワンからの言葉を聞いて一抹の不安を覚えていると、不意に部室の扉がノックされた。

 

 

 

 

侑「…? はい!」

 

???「Sorry!入ってもいいかしら?」

 

侑「え、は、はい。どうぞ。」

 

 

 

 

 突如扉の向こう側で聞こえた女性の声に戸惑いつつ、侑は声の主に部室に入ってもいいと了承する。

 侑の声から一拍置いて扉が開かれると、綺麗な金髪を左サイドで6に結んだ整った綺麗な顔立ちをした100人中100人が美人と答える様な大人の女性が部室に入って来た。

 

 ていうか……あれ?……この人って何処かで見た様な…………

 

雷羽「ま、鞠莉姉ぇ!?」

 

走介「ま、鞠莉姉ぇって今ニュースで観てた……!?」

 

かすみ「な、なな、なんでここにいるんですかぁ!?」

 

 

 

鞠莉「久しぶりね……雷羽。」

 

 

 

 

 そう、そこにいたのはたった今話題に出していた人物……オハラグループ前社長でゼロワンとは幼い頃からの知り合い……というか姉貴分の様な存在の小原鞠莉さんその人だった。

 

 ただ、その表情は暗く、目元が赤く腫れていた。

 

 

 

 

雷羽「鞠莉姉ぇ……どうしてここに……?」

 

鞠莉「一応挨拶にね……。それと、貴方のFriendsを見てみたかったから……かな。」

 

雷羽「そっか……。あのさ鞠莉姉ぇ……」

 

鞠莉「No。言わなくていいわ雷羽……。こんなことになったのは……私の不甲斐なさが原因だから……」

 

 

 

 

 小原鞠莉さんの言葉に返す言葉が見つからないのか、ゼロワンは悲しそうに俯き唇を軽く噛んで押し黙る……そして、小原鞠莉さんは今度は俺達の方に顔を向けて来た。

 

 

 

 

鞠莉「あなた達が雷羽のFriendsね?いつも雷羽と仲良くしてくれてありがとう。……どう?この子、皆に迷惑かけてない?」

 

陽哉「あ、いや……むしろいつも助かってます。」

 

鞠莉「そう、それならよかったわ。……ていうか、あなた達……傷だらけじゃない!?何があったの!?」

 

 

 

 

 やばっ……何て言い訳しよう……。

 

 

 

 

陽哉「あ、えっと……これはその~……」

 

太陽「実は俺達、ここに来る前に部活でちょっとやっちゃって……!」

 

 

 

 

 ナイスウィザード!……いや、これ誤魔化せるか……?

 

 

 

 

鞠莉「……そう。なかなかAggressiveな部活をしてるのね……」

 

 

 

 

 い、いけたーーーー!

 

 

 

 

鞠莉「でも……気を付けなきゃ駄目よ?」

 

太陽「はい……。ありがとうございます。」

 

 

 

 

 俺達との会話を終えると、小原鞠莉さんは再びゼロワンの方への向く。

 

 

 

 

鞠莉「……もう!いつまでそんな顔してるの!」

 

雷羽「いや……だって……」

 

鞠莉「言ったでしょ?こんな結果になったのは……私の不甲斐無さが原因だって。だから…雷羽は気にしなくていいのよ。」

 

 

 

 

 そう言って小原鞠莉さんはゼロワンの頭を優しく撫でる。その2人の姿は本当の姉弟の様だ……。

 その後、鞠莉さんは場の雰囲気を変える為にスクールアイドルの話題を振ってきた。そこで知ったのは小原鞠莉さんが実は伝説のスクールアイドルAqoursのメンバーであったことだ。俺達仮面ライダー側は全員驚いたが、流石現役スクールアイドルとマネージャーの侑とニジガクの皆は知っていたみたいだ。

 その話でさっきまで重かった空気が変わり、和気藹藹とした楽しい空気になった。

 

 だけど俺達は気付かなかった……いつの間にかかすみちゃんがいなくなっていたことに……

 

 

 

 

 

 

 

―――かすみ視点―――

 

 

 小原鞠莉さんが部室に来て……私は何だかその場にいたくなくて、1人学校の屋上に来ていた。

 

 

 

 

かすみ「……はぁ。」

 

 

 

 

 私…何してるんだろ……。折角伝説のスクールアイドルAqoursのメンバーだった小原鞠莉さんに会えたのに……

でも、まさか雷羽と知り合いでしかも姉弟みたいな関係だったなんて……知らなかった……

 

 ううん、そこはいい。小原鞠莉さんと雷羽がどういう関係でも私には関係無い……はずなのに……何で?何でこんなにもモヤモヤするの……?

 2人を見てると……ううん、私じゃない他の人と仲良くしてる雷羽を見ると……胸が苦しい。苦しいよぉ……!

 

 

 

 

かすみ「何なの……もう……!」

 

 

 

 

 思い悩む私は……背後に迫る人影に気付かなかった!?

 

 

 

 

「えいっ!」

 

かすみ「ひゃふぁっ!?//////」

 

「ん~!これは発展途上でありながらなかなかの柔らかさで可能性を感じマース!」

 

 

 

 

 突然だ、誰かが私のおっぱ…じゃなくて胸を揉んできた!?

 

 い、一体誰ですか!こんなことをするのは!果林先輩ですか!果林先輩ですよね!果林先輩しか考えられません!……でも果林先輩より手付きがみょーにいやらしいというか……?

 

 いや何言ってるんですか!かすみんは!?

 

 

 

 

かすみ「誰ですかーーーー!!!!かすみんの胸を揉むのはーーー!!!!」

 

「Oh!ごめんなさいね、ついいつもの癖でやっちゃったわ♪」

 

かすみ「て…お、お、小原鞠莉さん!?どうしてここに……」

 

 

 

 

 そう、そこにいたのはさっきまで部室で皆に囲まれていた小原鞠莉さんだった。ていうかこの人も果林さんと同じタイプだったなんて……

 

 

 

 

鞠莉「マリーで良いわ。……ちょっとアナタと話してみたくって……。アナタが中須かすみね?かすかすで良かったかしら?」

 

かすみ「むかっ!かすかすじゃないですかすみんですーーー!」

 

鞠莉「Oh!それは失礼。……じゃあかすみ、今ちょっといいかしら?」

 

かすみ「…そういえばかすみんと話したいって言ってましたね。」

 

鞠莉「…えぇ。突然なんだけど……アナタ、雷羽のことどう思ってるの?」

 

かすみ「ふぇっ!?//////」

 

 

 

 

 な、何いい言い出すんですかこの人はっ!?/////

 

 

 

 

鞠莉「マリーはね……好きよ?あの子のこと。」

 

かすみ「えっ……」

 

鞠莉「私と雷羽ね?小さい頃に約束してたのよ。お互いに親がやってる会社を継いで社長になったら……手を取り合って頑張ろうって。……けど、その約束は叶わなかった……。あの子はそれでも私を責めることはしなかった……昔っからそう、ここぞという時はいつも自分より他人を優先しちゃうし誰も責めない……。そんなところは昔から変わっていなくて嬉しさもあり心配で苦しくもある……。それでも私は雷羽のそういう真面目で優しいところが好き。この気持ちは誰よりも強いって信じてる。」

 

 

 

 

 あぁ……嫌だなぁ……聞きたくないよ……この人と雷羽の……私の知らない雷羽の話を聞くのは……

 それに……この人の心を聞くのも……苦しい……

 

 

 

 

鞠莉「……けど、あの子の眼に……心に私はいない。」

 

かすみ「えっ……それってどういう……」

 

 

 

 

 私は鞠莉さんの言葉が引っかかって聞き返した。だけど、鞠莉さんは一瞬答え様として、頭を振ってその言葉を吞み込んだ。

 

 

 

 

鞠莉「それはっ………いいえ、やっぱり言うのはやめるわ。マリーから言うのは違うもの。」

 

かすみ「えぇ~~!?なんなんですか~~!」

 

鞠莉「ふふっ…大丈夫♪あの子がヘタレじゃない限り……きっとわかる時が来るわ♪」

 

 

 

 

 ほ、本当になんなんですかこの人………

 

 

 

 

鞠莉「それで?話が逸れちゃったけどどうなの?雷羽のこと」

 

かすみ「そ、それは……正直、よくわかりません……」

 

鞠莉「う~ん……それじゃあ雷羽がかすみ以外の女性と話してるのを見たらどう思う?もやっとしなかった?」

 

かすみ「そ、それは………」

 

鞠莉「嫉妬FIRE~~~♪…してるんでしょ?」

 

かすみ「嫉妬って……そんな……」

 

鞠莉「隠そうとしても無駄よ?アナタの顔を見ればわかるわ……だって同じ人を好きになったんだから……」

 

かすみ「へ?最後なんて言ったんですか?」

 

鞠莉「いいえ何でもないわ♪……それより、待ってるだけじゃなくて早く自分の気持ちに気付いて自分からもATTACKしてかなきゃ失ってからじゃ遅いわよ!」

 

かすみ「自分の気持ちって……」

 

鞠莉「いいから!わかった?」

 

かすみ「は、はい……!」

 

鞠莉「それじゃあ……応援してるからね♪」

 

 

 

 

 そう言うと、鞠莉さんは屋上の出入り口へと歩き始めた。

 

 そして、鞠莉さんが歩き出したと同時に出入口の扉が勢いよく開いた。

 

 

 

 

雷羽「かすみッ!!!!」

 

鞠莉「Oh!?」

 

かすみ「ら、雷羽ぁっ!?どうしたのっ!?」

 

雷羽「どうしたのじゃないだろ!急にいなくなったから心配したんだぞっ!」

 

かすみ「えっ……」

 

 

 

 

 心配……してくれたんだ……

 

 

 

 

鞠莉「まったく……お似合いじゃない……」

 

雷羽「? あ、鞠莉姉ぇ!ここにいたのか……」

 

鞠莉「もう帰るとこよ」

 

雷羽「帰るって……」

 

鞠莉「内浦にね、帰ろうと思うの。しばらくは大切なAqoursの皆と一緒にいようかなって」

 

雷羽「そっか……。それなら、送るよ!」

 

鞠莉「NO!その心配はいりまセーン!アナタはかすみと一緒にいてあげて?」

 

雷羽「でも……」

 

かすみ「そーですよ!夜は危険ですから襲われちゃいますよ!」

 

鞠莉「だーいじょうぶ!実は用事でこっちにきてる幼馴染の1人が迎えに来てくれることになってるの。だから心配ないわ♪ だから……またね。」

 

雷羽「あ、あぁ……また……」

 

鞠莉「かすみも!また会いましょ!」

 

かすみ「は、はい!」

 

鞠莉「次会った時は…自分の気持ちに正直にちゃんと気付いてることを願うわ♪」

 

かすみ「えっ……」

 

雷羽「…?」

 

鞠莉「それじゃあね!」

 

 

 

 

 そう言って……鞠莉さんは帰って行った。

 

 雷羽と2人で残された私は……ちょっと気まずい……。

 

 ていうか、最後に何言ってくれてんですかあの人!

 

 

 

 

雷羽「なぁ?鞠莉姉ぇが最後に言ってたのってどういう意味なんだ?何の話してたんだよ?」

 

かすみ「べ、別にっ!ただお話してただけだから!」

 

 

 

 

 私は雷羽の質問にちゃんと答えず誤魔化してさっさと屋上を後にした。

 

 

 まったく……!なんなんですか!なんで………

 

なんでさっきから……こんなにも顔が熱いんですか…………///////

 

 

 

 

雷羽「お、おぅ……って!ちょっと待てよかすみ~~~!」

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は鞠莉ちゃんとかすみちゃんの絡みでした!

鞠莉ちゃんとの絡みが今後かすみちゃんにどう影響を与えるのか……



そして次は!次こそはバトルを入れたいと思っております!2話連続バトル無しでごめんなさい!



後ちょっと、仮面ライダーアウァリティアを少し変更加えると思います!何か強欲っぽくなくて……(変身者は強欲の塊の様な人物なのですが……)
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