9人の戦士と10人の虹乙女   作:カツ丼DⅩ

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こんにちは、カツ丼DⅩです!

今回は・・・・バトル描写ほぼ無い・・・・いや、無いに等しいです。


あ~、今更ながらゼウーデスの正体はアニガサキが終わって歴史の闇に葬られてしまった侑ちゃんだった!とかいうのも面白いかもと思っちゃった・・・・


第7話 疑惑の兄と、しずくの想い。

 

―――璃奈視点―――

 

 

 昨日、私・・・・天王寺璃奈の幼馴染の男の子、駆桐龍兎君と一緒に秋葉原へお買い物をしに行ったんだけど、そこでディヴェンジャーに襲われて私達は絶対絶命に陥っちゃった。でも、龍兎君が赤と青の仮面ライダー・・・・仮面ライダービルドに変身して敵をやっつけてくれた。・・・・仮面ライダーに変身した龍兎君はかっこよくて、凄かった。そして今、部室に私達同好会メンバーと龍兎君・・・・それから仮面ライダーの皆が集まっていた。

 

 

龍兎「・・・・なるほど、君達が・・・・ね」

 

 

雷羽「あぁ!俺は飛瀬雷羽!仮面ライダーゼロワンだ!」

 

 

太陽「俺は希魔太陽!仮面ライダーウィザード、よろしく。」

 

 

陽哉「俺は剣緋陽哉!仮面ライダーセイバー、またよろしくな!」

 

 

龍兎「セイバー、ゼロワン、ウィザード・・・・。本当に、久しぶり!俺のこっちの名前は駆桐龍兎、こっちの世界でもよろしく!」

 

 

 と、仮面ライダーの皆が各々自己紹介をするのを、私達は少し離れて見ていた。

 

 

果林「それにしても、仮面ライダーって結構いるのね?」

 

 

歩夢「陽くんが言うには、まだいるみたいですけど」

 

 

彼方「え~、ここまでくると、他にどんなのがいるのか気になるねぇ~」

 

 

しずく「確か、前に陽哉さんは他にメダルやスイッチを使う方もいるって言ってましたよね」

 

 

愛「スイッチってどうやって変身すんだろねー?」

 

 

 私達が他にどんな仮面ライダーがいるのか等、色々話していると、龍兎君達は自己紹介から、自分達がどうやって仮面ライダーとしての記憶を取り戻したかの話をしていた。

 

 

陽哉「――――てな感じなんだけど、ビルドはどう思う?」

 

 

龍兎「なるほどなぁー。話を聞く限り、俺達4人共仮面ライダーの記憶を取り戻す時には必ず激しい頭痛がしていた・・・・と。なら、俺達の姿・・・・あるいはディヴェンジャー等のあっちの世界の存在を見た時に激しい頭痛がした奴が次の仮面ライダーになるな」

 

 

太陽「・・・・それか、他の皆はこの世界に来ていない・・・・とか。」

 

 

龍兎「あぁ。・・・・まぁ、そっちは可能性であることを信じたいな」

 

 

雷羽「皆、こっちの世界に来ているといいな・・・・」

 

 

陽哉「あぁ・・・・」

 

 

龍兎「・・・・それと、これは偶然なのかわからないが、俺達の知り合いには必ずここのスクールアイドル同好会のメンバーがいるのも気になる」

 

 

雷羽「た、確かに・・・・」

 

 

太陽「と、言うことは・・・・虹学の知り合いでかつあっちの世界での存在を見た時に激しい頭痛がする人が・・・・仮面ライダーの可能性があるってことかな」

 

 

 4人が何か話をしていると、侑さんが近づき、話しかける。その侑さんに、話に集中していた陽哉さんが顔をあげる。

 

 

侑「ねぇねぇ、4人共ーー!」

 

 

陽哉「・・・・ん?どうした侑?」

 

 

侑「いやー、それがさ?今、私達で話してて、せっかくだし仮面ライダーの皆と私達で親睦を深める為にこれからここにいる皆で遊びに行かないかーって!・・・・どうかな?」

 

 

陽哉「・・・・うん、いいんじゃないか?」

 

 

太陽「俺も問題ないよ!」

 

 

龍兎「俺も、楽しそうだしいいかな」

 

 

雷羽「それじゃ、家の会社が経営してるゲーセン行くか?」

 

 

かすみ「雷羽・・・・あんたんとこ本当に、手を出し過ぎじゃない?」

 

 

 こうして、侑さんの提案により、私達はみんなで飛瀬グループが経営しているゲームセンターに行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――しずく視点―――

 

 

 同好会の皆で仮面ライダーの皆さんと親睦を深めようということで、私達は今ゲームセンターに向かっている途中で、雷羽さんのお父さんがやっている会社の話になり・・・・

 

 

しずく「・・・・それにしても、まさか飛瀬グループがゲームセンターまで経営していたなんて・・・・」

 

 

愛「・・・・前々から色々やっている会社だとは思ってたけど、ゲーセンまで行くかぁ~!」

 

 

雷羽「あ、はは・・・・。親父の奴、興味出たら失敗するしない関わらず、片っ端から手ぇ出してるからなぁー・・・・。」

 

 

かすみ「あ~、あのお父さんならやりかねないかも・・・・。」

 

 

エマ「かすみちゃん、雷羽君のお父さんに会った事あるの?」

 

 

かすみ「まぁ一応、小学生の時に何回か雷羽の家の別荘で・・・・ですけ・・・・ど・・・・」

 

 

歩夢「・・・・かすみちゃん?」

 

 

果林「何かあったのかしら?」

 

 

 私達が話していると、かすみさんが突然歯をガタガタと震わせ、顔がとんでもないほどに青ざめ始める。そして、頭を抱えて座り込み、何かぶつぶつとつぶやく。

 

 

愛「ちょ、かすかすっ!?」

 

 

彼方「かすみちゃん!?どうしちゃったの・・・・!?」

 

 

かすみ「そうです私はブタ野郎ですバカ野郎ですとんでもないあんちきしょうなんですっ・・・・!」

 

 

侑「か、かすみちゃん本当にどうしちゃったの!?」

 

 

陽哉「なぁゼロワン?お前なら何か知ってるんじゃ・・・・?」

 

 

 突然のかすみさんの変わりように皆があわあわしている中、陽哉さんの指摘に雷羽さんがはぁーー・・・・!っと深いため息をついた後、今だ座り込んでガタガタしているかすみさんの方へ行き、頭に軽くチョップを入れる。

 

 

雷羽「まぁそれは今は置いておいて・・・・・おーい、かすみ!そろそろ戻ってこーい!」

 

 

かすみ「ふげっ!?・・・・はっ!?私は今まで何を!?・・・・って、ら、雷羽教官んん!?ひ、ひぃぃぃぃ・・・・・・!!!!」

 

 

しずく「ちょ、ちょっとかすみさん!?」

 

 

雷羽「かすみ?正気に戻ろうな?」

 

 

かすみ「・・・・ひゃ、ひゃい・・・・」

 

 

 かすみさんこんなに震えて・・・・。それにしても教官って・・・・かすみさんと雷羽さんの間に何があったんだろう・・・・。と、私が考えていると、後ろから声をかけられた。私はその声に振り返ると・・・・そこにいたのは・・・・

 

 

???「・・・・あれ?しずく?」

 

 

しずく「・・・・お、お兄様!?どうしてここに!?」

 

 

???「僕はちょっと用事でね・・・・って、そちらの皆さんは?」

 

 

しずく「あ、こちらの皆さんはスクールアイドル同好会の皆さんです!」

 

 

???「あぁ、そうなんだ!・・・・初めまして!いつも妹のしずくがお世話になってます。しずくの兄の桜坂碧映(おうさか あおば)です、よろしく!」

 

 

 私の兄である碧映お兄様の登場に、同好会の・・・・特に侑さん・歩夢さん・璃奈さんが緊張した様にアワアワし、彼方さん・エマさん・果林さん・愛さんは落ち着いてはいるけど、軽く顔が驚いている。そんな中で、侑さんがしどろもどろしながらも何とか挨拶を返す。

 

 

侑「あ、えっと、しずくちゃんと同じスクールアイドル同好会で部長をしている高咲侑です。こちらこそよろしくお願いします!」

 

 

彼方「しずくちゃん、お兄さんいたんだねぇ~」

 

 

エマ「本当だねぇ~!」

 

 

碧映「・・・・それで、そちらの方達も同じ部活の人?・・・・あ、でも虹学って女子高だったような・・・・」

 

 

しずく「あ、こちらの皆さんは同好会メンバーの幼馴染の方々なんです。最近知り合って仲良くさせてもらってるんです。」

 

 

碧映「あ、あぁ・・・・そうなんだ。しずくと仲良くしていただいてありがとうございます。」

 

 

陽哉「こちらこそ、しずくちゃんにはいつも侑達を支えていただいて、助かってます!」

 

 

 陽哉さんが仮面ライダーを代表して挨拶してくれたんだけど・・・・お兄様は陽哉さん達を見た瞬間、顔が若干強張った様な・・・・。

 

 

太陽「あの」

 

 

碧映「・・・・はい?」

 

 

太陽「俺達を見て・・・・その、何か違和感の様な」

 

 

 そして、太陽さんがお兄様に何かを聞こうとしたその瞬間だった・・・・私達の近くで爆発が起こる。

 

 

ドガアアアァァァァァァーーーーーーン!!!!!!

 

 

歩夢「ま、また爆発!?」

 

 

果林「ほんとに慣れないわね・・・・」

 

 

彼方「慣れる方が異常だよ果林ちゃん」

 

 

しずく「こ、これって・・・・」

 

 

陽哉「ディヴェンジャーだ!行こう皆!」

 

 

雷羽「あぁ!」

 

 

 爆発音が鳴り響き、仮面ライダーの皆さんが駆け出していく。・・・・私はふと、お兄様の方を見ると・・・・驚いているどころか、複雑そうな目で走っていく陽哉さん達を見ていた。私はそんなお兄様に違和感を覚え、恐る恐る声をかける。・・・・すると、お兄様はすぐにいつもの笑顔を私に向ける。

 

 

しずく「お、お兄様・・・・?」

 

 

碧映「・・・・?どうしたのしずく?」

 

 

しずく「い、いえ・・・・その、私達も早くこの場から離れましょう?」

 

 

碧映「あ、あぁ・・・・そうだね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

―――陽哉視点―――

 

 

 親睦を深める為、皆で遊びに出かけていた道中、桜坂ちゃんのお兄さんに遭遇し話している途中でシミーやトリロバイトマギア等が現れ、俺達は撃破に向かう。

 

 

陽哉[セイバー]「はあっ!」

 

 

雷羽[ゼロワン]「おりゃ!」

 

 

太陽[ウィザード]「ふっ、はっ!」

 

 

龍兎[ビルド]「そら!」

 

 

 俺達は仮面ライダーに変身して大量のシミー等を倒していく。

 

 

雷羽[ゼロワン]「くっ・・・・数が多いな」

 

 

太陽[ウィザード]「あぁ、それに・・・・ボス怪人がいない・・・・」

 

 

龍兎[ビルド]「・・・・確かに」

 

 

陽哉[セイバー]「とにかく、今はこいつらを片付けよう!」

 

 

 俺達はボス怪人がいないことに違和感を覚えつつも、周りの怪人を撃破していく。・・・・そして、最後の一体を倒したが、結局ボス怪人は現れることはなかった。

 

 

雷羽[ゼロワン]「結局・・・・ボス怪人は現れなかったな・・・・」

 

 

龍兎[ビルド]「何か、後味の残る感じだな」

 

 

陽哉[セイバー]「・・・・とにかく、皆の所へ戻ろう」

 

 

太陽[ウィザード]「あぁ・・・・」

 

 

 こうして俺達は、どこか不気味さを抱えつつも変身を解除し、虹ヶ咲の皆の所へ戻った。

 

 

 

 

 

 

 

―――しずく視点―――

 

 

 私達が安全なところに避難し、仮面ライダーの皆さんが無事に戻ってくるのを待っていると・・・・少しして皆さんが戻って来た。けど、どこか浮かない顔をしている。

 

 

歩夢「陽くん!お疲れ様!」

 

 

陽哉「あ、あぁ・・・・」

 

 

かすみ「・・・・雷羽?何かあった?」

 

 

雷羽「え?あ~、えっと・・・・」

 

 

せつ菜「太陽君?何かあったのですか?」

 

 

太陽「あった・・・・というか、なかったというか・・・・」

 

 

璃奈「・・・・龍兎君?」

 

 

龍兎「まぁ、何て言うか・・・・実は、今回の敵の中にボス怪人がいなかったんだ」

 

 

エマ「・・・・ボス怪人?」

 

 

陽哉「えぇ、大体1体はいるはずなんですが・・・・あぁ、ほら!この間のヘルマグマとか、そういう意思を持った奴が今まで1体は必ずいたんですが、今回はいなくて・・・・」

 

 

雷羽「それが不気味でさ・・・・」

 

 

愛「そーいう日もあるってだけじゃないの?」

 

 

太陽「それならいいんだけど・・・・」

 

 

 そして、重い空気を無理矢理消す様に、太陽さんがお兄様へ向けて先程言いかけたことを言おうとしたのですが・・・・

 

 

太陽「・・・・そういえば、碧映さん。先程の話ですけ」

 

 

碧映「すみません、僕は貴方達が探している様な人ではないと思います!それでは、僕はやることがあるのでこれで・・・・!」

 

 

 お兄様が太陽さんの言葉を遮り、止める間もなくその場を立ち去ってしまった。

 

 

しずく「あ、お兄様・・・・!」

 

 

かすみ「ちょ、なんなのあの態度!碧映お兄さんってあんな性格だったっけ?」

 

 

しずく「・・・・最近、お兄様の様子が少しおかしくて・・・・」

 

 

果林「何か訳ありみたいね・・・・」

 

 

 そうして私達は、暗い空気のまま遊ぶ気にもなれず、今日はこのまま解散ということになった。・・・・が、私達はこの時気付いていなかった。私達を・・・・陰から見ている者がいることに・・・・・

 

 

???「ふふふ・・・・。ようやく見つけたよ・・・・♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから私は、鎌倉にある自宅に帰りお兄様と話をしようとお兄様の自室を訪れたんだけど・・・・そこにお兄様の姿は無かった。

 

 

しずく「お兄様・・・・まさかまたキャンプに・・・?」

 

 

 そう、碧映お兄様は最近1人でキャンプに行く様になった・・・・。元々アクティブな人ではあったけど、本当に、急にキャンプに行き始めたから何かおかしい感じがして・・・・それに、お兄様がキャンプに行く時はいつも辛そうで・・・・その姿は、まるで何かから逃げている様で・・・・。そんなことを考えていると、私の眼に少し開いたお兄様の机の引き出しが映り、気づけばその引き出しを開けていた。・・・・すると、そこにあったのは・・・・・

 

 

しずく「これ・・・・メダル?3枚とも違う色が付いてる・・・・。それにこっちの、3つの窪みがある機械は・・・・」

 

 

 そう、その引き出しの中にあったのは、赤・黄・緑の3つのメダルと、3つの窪みがある・・・・ベルトのバックルの様にも見える機械があった。

 

 

しずく「これ・・・・なんだろう・・・・あっ!」

 

 

 そこで私は、以前した陽哉さんとの会話を思い出していた。

 

 

―――しずく回想―――

 

 

陽哉『・・・・仮面ライダーは後8人いるよ!』

 

 

しずく『他の方も剣緋さんと同じで本を使って変身するのですか?』

 

 

陽哉『いや、色々いるよ!メダルとかスイッチとか、ボトルとかね!』

 

 

―――しずく回想 終―――

 

 

 メダル・・・・そうだ、メダル!確かにあの時、陽哉さんはメダルと言った。ということは・・・・まさか・・・・

 

 

しずく「・・・・まさか、お兄様が・・・・仮面ライダー・・・・!?」

 

 

 でも、それでは疑問が残る。お兄様が仮面ライダーだとして、どうして陽哉さん達の前に名乗りでなかったのか?逆に何故今日逃げる様に私達の前から去って行ったのか・・・・?私の頭は生まれた疑問で頭がモヤモヤしていた。

 

 

しずく「お兄様・・・・どうして・・・・?」

 

 

 結局その日、お兄様が帰ってくることは無く。帰って来たのは翌日のお昼だった・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?雷羽君とかすみちゃんの間に何があったのか、それは今後明らかになります。

今回はしずくちゃんの兄、桜坂碧映君のキャラ設定は乗せませんが、その代わりどうしてこの名前にしたのかを書こうと思います!

名前を碧映にした理由は、火野映司って名前が赤っぽいじゃないですか?なのでしずくちゃんの兄ということもあって青っぽい名前にしようと思ってこの碧映という名前にしました!(関係ないですけど、しずくちゃんってお兄様って言いそうじゃないですか?)

それでは、読んでいただきありがとうございました!感想等お待ちしております!お気に入り登録もしていただけると嬉しいです!


次回【第8話 スタート・ユア・眠り姫】
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