ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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ビワハヤヒデで耳かき(スク水)を書きました。

最近スク水……正確には別衣装での耳かきを書くのが楽しくなってきたので、今後もちょくちょく書いていこうと思っています。

ビワハヤヒデみたいなおっきなお姉さんがスク水を着ての耳かき……なんかこう、良いですよね。何がとは言いませんが、良いですよね。


ビワハヤヒデ(スク水)

……? ん!? ト、トレーナー君!?、いつからそこに居たんだい!

 

 鍵が開いていた……? そうか、私のミスか……それは申し訳ない。それで……ああ、この恰好か。いや、最近チケットやタイシンと一緒に自主的に水泳トレーニングをしていたのだが……どうも洗いすぎたせいか生地が縮んできたようでな、代わりの水着を新調したんだ。

 

 ……仕方ないだろう。ウマ娘のトレーニングは人間のそれとは違うんだ。生地の痛みも早いから、水着の入れ替えが早いのは君だって重々承知だろう。

 

 それで、ここで着ている理由? 更衣室で着る前に鏡で確認しようと思ってね。しかし、扉に鍵をしてなかったのはなんとも不注意であったな。次からは気を付けよう。

 

 ……トレーナー君、さっきからこちらを見ないようにしているのはなぜだい? こう言ってはなんだが、君と私の付き合いは長いし、トレーナーとウマ娘であり、中、長距離を走る私のプールトレーニングで私のこの姿なんていくらでも見てきたはずだ。それなのになぜ視線を向けようとしないのだ?

 

 ……ふむ、普段と違う場所で見るからどうしても意識してしまうと。ふむ……そう言う風に言われては私も意識してしまうではないか。できるだけ意識しないようにしているのだぞ。

 

 いや、そうだな……よし、良い機会だ、これも一つのトレーニングだと思うようにしよう。これからのレースでは更に人々の視線を浴びるし、それは良くも悪くも様々な感情を向けられる事になるだろう。ならば、親しい君からの視線ぐらいには動揺しないようにならなければならないだろう。

 

 ……と言うわけで、だ。これから君に耳かきをしていこう。ふむ、脈絡のない事を言っているという自覚はあるさ。だが、この格好での耳かきは……中々に羞恥を煽る。だからこそ、それに耐えることができるなら、レース場での様々な視線にも耐えられるはずだ。

 

 さぁ、私のやる気が折れないうちに早速始めるぞ。ほら、早く来てくれたまえトレーナー君。

 

 まったく……逃げようとするとは酷いな。そんなに私に魅力が無いのか? え、魅力的だから理性がヤバくなるって? そ、そうなのだな……い、いや、担当ウマ娘に手を出そうなんて考えてはいけないぞトレーナー君!

 

 さ、さぁ! 耳かきを始めていくぞ!

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 ふむ……ふむ……ああ、まだ疲れが溜まっているようだな。肌荒れを起こしているぞ。今はローションもないし……おとなしめに掃除をしよう。

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 ふむ、耳垢はそんなにないから……この辺りだったな。ふふ、君はここを掻かれると弱いのだろう? 何回君の耳かきをしていると思っているんだ? 君の反応は良く見ているんだぞ。

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 ふふ、君がこうして素直な反応をしてくれるのは嬉しいぞ。だが、そうだな……うーん、これぐらいにしておこうか。では、顔を近づけて……。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふぅ、相変わらずこれも君にはよく効くようだな。

 

 さぁ、反対側をしていくぞ。よっと……ん? どうしたのかな? やけに耳が赤いじゃないか。

 

 私のお腹をこうして見ているとこっちが恥ずかしくなる……ふむ、突然抱き着いてきたりしてきた君がそんな事を言うとはな。

 

 ……いや、すまない、意地悪を言ってしまったな。あの時の君は疲れていたのだったな。うん、意地悪を言うのは止めて耳かきを進めていこう。

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 ん……くすぐったい。流石に水着だけだと君の吐息を感じてしまうな。私も少し我慢しなければいけないか。

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 ……少し、息が荒くなってないか? もしかして痛かっただろうか? ……ああ、大丈夫なのだな。それなら、私の気のせいか……いや、少し心配だし、掃除はこの辺りにしておこう。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふぅ……さて、これでお終いだ。ん? どこに行こうとしているのだ? 何を言っている、まだこのまま君には寝て貰わなくてはならないんだぞ。

 

 ……先程の耳の中を見る限り、君にはまだまだ疲れが溜まっているようだったからな。ちょうど良いし、このまま休んだ方が良いと思うんだ。ああ、大丈夫だ、私はちょっとスマホでやりたい事もあるし、君が起きるまでそれをやっておく事にしよう。

 

 ……ふぅ、ようやく寝てくれたか……はぁ、勢いとは言え、私も中々に恥ずかしい事をしてしまったな。いやいや、これも精神的な強さを得る為だ。いくらでも耐えてみせようじゃないか。

 

 それに……君の普段では見ない顔を見ることができたのだから……やった甲斐があったというものだな。

 

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