ふぅ……ふぅ……あ、トレーナーさん、こんにちは。
いやぁ、今日は気分が乗って、普段以上に筋トレが捗ってますよ。あ、でも、そろそろクールダウンの時間ですね。ふぅ、いい汗かいたなぁ。
ん? 耳も自分でマッサージするんだって? 当然ですよ。耳だってちゃんとケアしないと。トレーナーさんはちゃんとしてますか?
もう、駄目ですよトレーナーさん。人間だって、耳は凝るんですから。ちょうどいいです、私がマッサージしてあげましょう。ほらほら、遠慮しないでください。
それじゃぁ、行きますよー。人間の耳は……え? なんで膝枕なのかって? こっちの方がトレーナーさんもリラックスできるじゃないですか。ほらほら、力を抜いててくださいね。
まずは、全体的に外側に軽く引っ張って……上下左右にクルクルって回していって……どうですか? 痛い所は……大丈夫なんですね。
次は耳の皮膚を摘まんで……色々と動かして……耳たぶを指で挟んで押しまわして……え? 手が暖かくて気持ちいい? ありがとうございます。あたし、筋肉質ですから、体温高めなんですよ。
手の暖かさだけで心地よい? このまま包まれていたい? そこまで言われると照れちゃいますよ。まだ、マッサージ残ってるんですから、堪能してください。
耳を鼻の方向に倒して……それが終わったら、ツボの部分をギュッギュって押して……うん、耳が十分熱くなってますね。血の巡りが良くなったからですよ。あ、汗もかいてますね。
それでは、次は耳かきしていきます。え? マッサージだけじゃないのかって? いやいや、やるなら徹底的にしましょう。では耳かき取ってきますね。
ふんふんふん♪ それでは、さっそく始めましょう。んー、マッサージした時に外側は特に汚れてはなさそうな感じがしましたし……中は……と。あ、耳垢がありますね。
では早速行きますよー。
カリカリ……グヂュ……ベリ……ベリ……
ペリペリ……ズルズル……ズズズ……
うん、程よく汗を吸って湿ってますから、簡単に取れますね。痛くなかったですか? それなら良かったです。
んー、粉も湿ってる分を纏めて掻き出して……カリカリっと……ズズズっと……んー、ちょっと残っちゃいますね。
それでは、梵天で残ってるのを取っていっちゃいますねー。
ガサガサ……ガサガサ……
ゴソゴソ……クルクル……ギュッギュッ……
よしよし、梵天にうまく絡み付きましたよ。では最後は、ちょっと失礼して……。
ふ~……ふ~……
フッ……フッ……
はい、これで右側は完了です。では、左耳もしていきますので、はい、ごろんと。
え? そんな簡単に転がされると複雑? あっはっはっ、私の鍛えたマッスルの前には、トレーナーさんだって軽いものですよ。マッスルマッスル。
さぁ、そんなことより耳かき、続きしますよ。早くしないと、折角取りやすくなった耳垢が渇いちゃいますから。
カリカリカリ……ズグッ……カリカリ……
ズッ……ズッ……ズズズ……
うん、うん、こっちも簡単に終わりそうです。大きな塊がなくて良かったですね。大きいのだと、取るの大変ですから。
え、何か勿体ない……ですか? いやいや、大丈夫ですよ。トレーナーさんが耳かきして欲しいなら、またいつでも耳かきしてあげますよ。ほらほら、行きますよ。
カリカリ……ススス……
ズリッ……ズリッ……ズズズ……
では、最後にお約束を。
ふ~ふ~……ふ~ふ~……
フッ……フッ……
はい、終わりました。え、このままお昼寝したいんですか? 良いですよ、どうぞどうぞ。
……あれれ、もう寝ちゃった……トレーナーさんも疲れてるのかなぁ……。お腹に顔埋めちゃって……あ。
あ……あ……ああああ" あたし……トレーニング終わりで汗拭いてないじゃん……うう、ト、トレーナーさん下ろして着替え……って、トレーナーさん、なんで服しっかり握ってるんですかぁ……。
これじゃぁ……動けないですよ……トレーナーさんのばかぁ……。