ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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トランセンドで耳かきを書きました。

実装当初は正直さほど興味はなかったのですが、ツイッター等でトランに脳みそ焼かれてる人が大勢いたので、そのうち書こうかなと思ってキャラだけ確保していましたが、なるほどまぁ、それまでにないタイプの距離感と好みのキャラですね。脳みそ焼かれる人が出ても仕方のない事です。

書くのは当分先にしようかと思っていましたが、色々あって書くことにしました。


トランセンド

おーい、トレちんトレちん。新作のゲーム買ったからさぁ、対戦やろうよ、ねぇねぇ。

 

 え? 仕事が忙しい? ふーん。でも、それってウチのトレーニングメニューでしょ? それなら後でもいいじゃん。それとも、担当ウマ娘のやる気を削ぐほうがマズイと思わない?

 

 ほらほら、早くやろうよ。距離感が近い? もー、ウチらの仲なんだから良いじゃん。ほらトレちん、一緒にゲームしよって。

 

 よっし、言う事聞いてくれるトレちん大好きだよ♪ じゃ、早速やってこー。

 

 

 んー、前評判通り、けっこう面白いじゃん。それに対戦モードも悪くないし。ねぇトレちゃん、ちょっと罰ゲーム付で対戦してみない? ほら、そっちのほうが盛り上がるじゃん。

 

 罰ゲームの内容? うーん、お約束の、言う事を一つ聞いてもらうで良いんじゃない? ほらほら、早速やっていくよ。

 

 いえーい、ウチの勝利ー! トレちゃん、仕事ばっかでゲームの腕前が鈍くなったんじゃない? たまには息抜きしないとダメだよ。

 

 で、罰ゲームはと……うーん、トレちゃんに息抜きさせたいし……あ、そうだそうだ。あれにしよっかトレちゃん、耳かきある? お、あるね。

 

 それじゃぁこっちこっち。ほい、膝の上に頭を置いてねー。え? 耳かきをする意味? いやいや、気持ちいいじゃん? それに、ウチの膝枕は気持ち良くないの?

 

 トレちゃんはさ~、たまにはゆっくりするべきだと思うんだよねー。じゃ、やっていっちゃうよ。

 

 モミモミ……モミモミ……

 

 ギュッ……グッ……グリグリ……

 

 おー、凝ってる凝ってる。固いねぇ、トレちゃんの耳。え? 何ってマッサージじゃん。トレちゃんの耳、一度揉んでみたかったんだよねぇ。

 

 ほらほら、こことか凝ってるよ。グーッてツボを指圧して……気持ち良いでしょー。遠慮しないでね。

 

 うん、あんまりやりすぎるとそれだけで気持ち良くなっちゃうでしょ? ほら、耳掃除していくからね。

 

 まずは綿棒で~……トレちゃんの耳をゴシゴシ~。お、すっごい粉が取れるね。見てよ、白い綿棒が黄色くなっちゃった♪ ほらほら、もっと擦っていこうか。

 

 ゴシゴシ~♪ ゴシゴシ~♪ 擦って擦ってー……え? 痛い? おっと、やりすぎちゃった? ごめんごめん。汚れが落ちるのが楽しくてついね。

 

 じゃぁ外はこの辺にしておくよ。中の方の掃除……していこうか。

 

 うーん……トレちゃん、耳の掃除って普段からしてる? してない? あー……納得したわー。

 

 そんなに汚れてるかって? 汚れてる汚れてる。これはちょっと酷くない? 人間ってこんな感じが普通なのかな? 

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 お~、取れる取れる。小さいのがカリカリと取れてくよ。よしよし、良い調子良い調子。

 

 ほらほら、ここわかる? 耳かきで突いてるところ。おっきい耳垢がへばりついてるよん。ここやってくからおとなしくしててね……と。

 

 ん、剥がれにくい……ここから……端っこから匙を差し込んでいって……お、上手に入ったから……よっ……よっ……よっ……しゃっ。

 

 ふ~、無事に取れたー。痛くなかった? うん、大丈夫そうで良かった。じゃぁまだやってくからね。

 

 ゴリゴリ……ベリベリ……

 

 ガリガリ……ゴリゴリ……

 

 ん、残りは取れやすかったね。さぁて……と。梵天で掃除、していきましょうか。

 

 クルクル……クルクル……

 

 コシュコシュ……シュシュシュー……

 

 うんうん、細かい汚れも無事に取れたよ。ん? まだ動いちゃだめだよ。ほら、力を抜いてね。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 おお、驚きすぎじゃない? ちょっと息を吹きかけただけじゃん。えー? そりゃぁ、普通の担当ウマ娘がするとちょっと問題かもしれないけど、ウチらの仲じゃん?

 

 ほらほら、そんな文句言ってないで。反対をやってくから動かないでよ。ほーら、ころりんころりん。

 

 じゃ、ちゃちゃっとやっていくからね~。

 

 モミモミ……グリグリ……

 

 グリグリ……グリグリ……

 

 おー、固いねぇトレちゃんの耳。でも、温かいし……ずっと触ってたらダメ? ダメかー。

 

 カリカリガリガリ……コリコリゴリゴリ……

 

 ベリベリ……ズリズリ……ズー……

 

 耳垢を一つずつ処理していくよー。痛かったらちゃんと言ってね、善処するから。

 

 コシュコシュ……クルクル……

 

 ズズー……ススー……

 

 梵天ってさぁ、優しい感触だよねぇ。ウチも好きなんだ。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 ほらほら、逃げない逃げない。ウチの吐息、そんなに嫌いなん? え、気持ち良いからこそ癖になるのが怖い? へ~? ほ~?

 

 はい、これでお終いだよ。えへへ、気持ち良かった? そかそか。それは良かった。

 

 じゃぁさ、今後もやっていこうね。え、癖になるからやめとく? へ~、そんなイケズな事を云うトレちゃんは、こうしてお腹に押し付けちゃうぞー。

 

 うりうり、ウチのお腹で窒息したくなかったら、おとなしく言う事聞いちゃいなよ。ほらほら。

 

 ふふ、OKだね。じゃぁ、また次の機会に耳かきするから、楽しみにしててねん。

 

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