ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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ハッピーミークで耳かきを書きました。今回の作品はhj様からのリクエストとなります。

いやぁ、久しぶりですね。うん、超久しぶりに書きましたよミーク。

ウマ娘のオリウマも増えていきますけど、やっぱりミークは特別ですね。


ハッピーミーク(地の文あり、リクエスト)

トレセン学園。私がいま在学しているこの学園では私達ウマ娘が日夜レースに勝つために色んな事をしている。

 

 勿論私もその一人として頑張っている。トレーナー曰く、私は全ての距離にも、芝にもダートにも適性があるから、どのレースを走るべきかって事でとっても悩んでるらしい。

 

 私にとってはトレーナーが教えてくれるならどの距離、どのバ場であっても頑張って走るつもりだけど……うん、この事はトレーナーにちゃんと伝えておこう。

 

 と言うわけで私はトレーナーの元へと向かっていく。この時間なら大体ここに居るはずだけど……。

 

「……トレーナー。少し、良いですか?」

 

「ミーク? どうかしたのか?」

 

「……トレーナー、悩んでいると思って……私、トレーナーが決めてくれたならどの距離でも、どのバ場でも……頑張ります」

 

「う……そ、そうか。うん、そう言ってくれるのは嬉しいが、やっぱり悩むな」

 

 どうしよう、トレーナーはちょっと悩みすぎてる気がする。少し気分転換してもらうほうがいいかもしれない。また目の下に隈ができてるし。

 

「……トレーナー、悩みすぎは体に毒。少し休むのが一番……です」

 

「ん、ああ、そうかもな」

 

 納得していない模様……うーん、これは、また耳かきで寝てもらう必要がありそう。

 

「……トレーナー。これはまたゆっくり寝てもらう必要があります。だからこっち、来てもらいますね」

 

 そう言って私はトレーナーの机の引き出しから耳かきを取ると、そのままトレーナーの体を持ち上げて、ベッドに強制的に横にして、自分の膝枕の上に頭を乗せる。

 

「いや、おい、ミーク。これはどういう状況だ?」

 

「……トレーナーが疲れてるなら癒してあげるのが担当ウマ娘の役割ですから。おとなしくしていてください」

 

 さぁ、トレーナーの耳の掃除をしていこう。うーん、今は温かいタオル用意してないから……マッサージからしていこう。

 

 グリグリ……グリグリ……

 

 モミモミ……モミモミ……

 

 トレーナーの耳のツボを刺激していると、耳が温かくなっていって、触っている私もなんだか気持ち良くなってくる。もっと押したいけど……うん、我慢しよう。

 

「ミークの指って。なんかヒンヤリしてるんだよなぁ……先端冷え性とかじゃいよな? ちゃんと体調整えてるか?」

 

「……大丈夫大丈夫。ミークは嘘付きません」

 

 別にそう言う体質と言うわけでもないからそう返しておく。そろそろ耳かき、始めていこうかな。

 

「……耳かき、始めます。おとなしくしてください、トレーナー」

 

「あ、うん。わかった」

 

 トレーナーの耳の中は……相変わらず暗くて見づらいし、手元にある耳かきは普通の耳かきだから先端は光らない。仕方ないからスマホのライトで代用。

 

「……あ、これでも良く見える……かも」

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 前にやった時と違って片方の手でトレーナーの耳の穴を広げる事はできないけど、角度を変えて……うん、なんとか……見える。

 

「えーと、ミーク? 本当に大丈夫か? なんか、前よりちょっと手間取ってないか?」

 

「……大丈夫。スマホで明かりにしてるから、両手が塞がっているだです。ミーク、嘘吐かない」

 

 カリカリ……ガリガリ……

 

 ベリベリ……ベリベリ……

 

「……うん、無事に剥がれました。この調子でやっていきます」

 

「うん、ちゃんと掃除できてるなら良いよ、うん」

 

 ふぅ、ちゃんとできているようで良かった。後は……うーん、これ以上は止めておこうかな。

 

「……では、細かい粉のを掃除をしていきます」

 

「おう、頼む」

 

 ゴシゴシ……ザリザリ……

 

 ザリザリ……ゴシゴシ……

 

 ……うん、綿棒が黄色くなってきたし、これで大体取れてきたかな。

 

「……じゃぁ、最後にお約束」

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

「ふぅ……」

 

「……トレーナーの新鮮な表情、もっと見たいかも……しれないです」

 

 トレーナーのこういう顔。私だけが見れるって考えると……なんでしょう、優越感? を感じます。

 

「いや、こんな顔眺めてても面白くもないだろ。おかしな事を言うな、ミークは」

 

「……そんな事、ないですよ」

 

 うーん、この唐変木。まぁ、仕方ないですね。聞いている限り、他のウマ娘のトレーナーさんも似たり寄ったりみたいですし。

 

「……では、反対側をしていきます。それ、ころりんころりん」

 

 トレーナーさんを転がして、はい、反対側の掃除の開始です。

 

 グニグニ……モミモミ……

 

 ギュッギュッ……グー……

 

「……トレーナー。耳のマッサージなら、耳かきと違って毎日やっても、問題……ない、ですよ」

 

「えーと。うん、ご厚意だけありがたく頂きます。流石に誰かに見られたら怖い」

 

 むぅ……唐変木。

 

 カキカキ……カリカリ……

 

 カリカリ……ペリペリ……

 

 見えにくい中、スマホを片手に頑張って耳かきをしてるのに、もう少し意識をしてくれても良いと思う。

 

「……トレーナーの耳の中、もう少し見えやすかったら良いのに、と思わなくもない……それをちゃんとやる私は偉いと思う」

 

「あ、うん、その、ありがとうございます。ミークは偉いです」

 

 お礼を言ってくれたから、良しとしましょう。

 

 サリサリサリ……サリサリサリ……

 

 ザリザリ……ザリザリ……

 

「……綿棒が黄色くなりましたし、これで十分掃除できましたね」

 

「うーん、こうして直視させらえれるのはちょっと来るものがあるな……」

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

「……はい、これでお掃除完了……です」

 

「ふー……あー……気持ち良かった……」

 

 あ、そうして言ってもらえると嬉しい……ですね。

 

「……それではこのまま寝てください。疲れをとるのには寝るのが一番……ですから」

 

「いや……前もだけど……担当ウマ娘に膝枕してもらうのって、色々ヤバイと思うんだが……」

 

「……逃がさない……ですから」

 

「ア、ハイ」

 

 逃げようとするトレーナーさんを抑えて……うん、寝てもらって……お休みなさい……トレーナー。

 

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