ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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ダイヤ×クラウンで耳かきを書きました。今回の作品はK様(user/73141316)のリクエストとなります。

いやぁ、ダイヤはね……わかりやすいんですよ。キャラも持ってるし、二次創作でも色々出てきてきましたから。キャラ実装から時間が長いですし。クラウンは……けっこうにキツイですね。キャラ持ってないのがマジで。まぁ、それはそれとして、サトノの二人でキャッキャしてるのって良いと思いません? 私は思います。

追記
クラウン単体作品を書いた時にアイマスクを使ってる事でコメントが一つでも来てくれるかなー、と思ってたら、間違い指摘しか来なくて割と凹んでいました。




クラダイヤ

サトノ家。それは、ウマ娘界隈における名家の一つであり、その存在は、メジロに次ぐ第二の名家として知られている。

 

 だが、そんなサトノ家のウマ娘には一つのジンクスがあった。曰く、G1に勝てない、と。そのジンクスを打破するために尽力し、そして見事にジンクスを打ち破ったのが、サトノダイヤモンド、サトノクラウンの両名であった。

 

 そんな、サトノ家にとって至宝と言える両名であるが、今日は家の仕事の関係で、一度実家に帰ってきていた。とは言え、その仕事も無事に終わり、今は二人でのんびりと寛いでいるところであるが。

 

「クラちゃん、今日の仕事、色々大変だったね」

 

「そうね。でも、なんとなかって良かったわ。明日にはトレセン学園に戻って、空いたトレーニング分を取り戻さないと」

 

 そうして、仕事をひと段落させた解放感から、お互いにリラックスした雰囲気で話をしていく。それゆえか、ダイヤも気が抜けているのか、小さく欠伸をしていた。

 

「はぁ~……でも、もうすぐレースも近いですし……ちょっと、疲れちゃったかも」

 

 そう言うと、ダイヤは机に突っ伏し、ため息を吐く。サトノの至宝たるダイヤモンドは学園においても仕事においてもその負担が増えているのか、その疲労はやはり増えているようだ。

 

「あらら……ダイヤも大変ね……そうだ、ダイヤ。今日はもう休みなさいよ……ああ、そうだ、ちょっと待ってなさい」

 

 そう言うと、クラウンは一度部屋を出る。そしてしばらくして戻ってくると、そのままダイヤの体を抱え上げ、ベッドに寝かせると、そのまま自分もベッドに座り、ダイヤの頭を膝の上に乗せる。

 

「あの、クラちゃん? もしかして耳かき、するの?」

 

「そうよ。そうした後の方がゆっくり寝られるでしょ? たまには肩の力を抜いて……ゆっくりしなきゃね」

 

 そう言うと、クラウンはアイマスクを取り出し、ダイヤに装着する。

 

「こっちのほうが集中できるでしょ? じゃぁ、始めるわよ」

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 アイマスクをされ、視覚が遮断されている中でダイヤの伝わってくるのはクラウンの体温と柔らかさ、そして、耳を掃除する耳かきの音と感触、クラウンの吐息だけであった。

 

「あ……クラちゃん。ちょっと、怖い……かも」

 

「大丈夫大丈夫。丁寧に優しくやってあげてるから、心配しないでね」

 

 少し震えるダイヤに対して、クラウンは優しく頭を撫でる。そして、ダイヤの体の震えが収まったころに耳かきを再開させる。

 

 ガリガリガリ……ガリガリガリ……

 

 ズリズリ……ベリベリ……

 

 ダイヤの耳を摘まみ、引っ張り、広げた耳の穴の中を耳かきが差し込まれていき、耳垢が掻きだされていく。

 

「うーん、ちょっと汚れが多いかしら? ちゃんと取っていくけど、痛かったら言ってね?」

 

「う……うん、大丈夫だよクラちゃん」

 

 そこから暫くの間、二人の間では耳かきの音と互いの吐息だけが伝わってくる。

 

「えーと……あら、大体取れたかしら? 取り出したらあっという間だったわね。それじゃぁ反対側していくけど、大丈夫よね?」

 

「うん、お願いね」

 

 ダイヤの承諾を得て、クラウンは反対側の掃除を始めていく……前に、その手が止まると、クラウンはダイヤの耳に口を近づけていく。

 

「クラちゃん……?」

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

「ひゃうん!?」

 

 クラウンの気配に戸惑うダイヤだが、突然吹きかけられる吐息に体がビクッと震える。

 

「ふふ、ごめんなさいダイヤ。可愛い反応しちゃうからつい……ね?」

 

「も……もー……」

 

 頬を膨らませるダイヤの頭を撫でながら、クラウンは笑みを浮かべる。

 

「ほら、ごめんって。反対側の耳も残ってるし、そろそろ機嫌治してよ」

 

「うー……わかったよぉ」

 

 ごめんごめんと謝るクラウンに、ダイヤも徐々に機嫌が収まってきており、やがて、了承が出た事で再び耳かきが再開される。

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 ゴリゴリゴリ……ガリガリガリ……

 

 再び耳かきが動き、ダイヤの耳の中を掃除していく。アイマスクにより視界が塞がれ、敏感になったダイヤはその感覚に、時折体を震わせ、声を漏らし、反応を示す。

 

「ふふ、ダイヤ、可愛いじゃないの。ほら、こことか、気持ち良いでしょ?」

 

「あん……もう、クラちゃんの意地悪」

 

 そんな微笑ましいやり取りをしながらも耳かきは進み、やがて汚れを全て取り除くと、クラウンは再び顔を近づける。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

「ひゃあぁぁぁ……」

 

「あらあら……可愛い声を出しちゃって。ふふ……本当に可愛いわね」

 

 そうしてお約束まで終わり、耳かきを片付け、耳垢を捨てたクラウンはそのままダイヤの頭を撫で続ける。

 

「さぁ、もうこのまま寝ちゃいなさい。起きるまで、こうしててあげるから、ね?」

 

「ふぁ……うん、お休み……」

 

 程なくして、ダイヤの口からは穏やかな寝息が漏れ出す。それを確認し、クラウンは笑みを浮かべながら、ダイヤの頭を撫で続けるのであった。

 

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