なんでしょうねこう……なんか、突発的に思いついて書きましたが、この二人に両耳を耳かきされるのって良いと思いません? 私は思います。
やあ、トレーナー君、今時間は良いかな?
……まぁ、貴様の予定がないのは既に確認しているのだがな……ほら、こっちに来い。今日は会長と共に貴様に労いをしてやるのだ。
はは、エアグルーヴ、少し強引すぎるよ、トレーナー君が困惑しているじゃないか……まぁ、君を相手にするときにはこれぐらい強引にしたほうがいいかな。
すみません、会長……。それじゃぁ、改めて説明するぞ。トレーナー、私達のレースの為に色々とやってくれている事には感謝している。だが、最近の貴様は少々だらしなくなっている。疲れによるものだと言うのは容易に想像がつくし……体調を崩してまで私達の為に働いて欲しいとも思っていない。
まぁ、そう言うわけでね……たまには私達が君の事を労っても構わないだろう? とは言え、お金を使うような労いは、君が遠慮しそうだからね……だから、今回は少々趣向を凝らしてみようと思ってね。
そう言うわけだ。貴様、まさか会長の好意を無碍にすると言わないだろうな? わかったなら、さっさと来い……ベッドに連れてきてどうするつもりだって? ほら、ここで寝ろ。では会長、私はこちら側に。
うん。じゃぁ私はこっちだな。何をするかって? 私とエアグルーヴで両方からの耳かきだよ。中々経験できないと思ないかな? さぁ、おとなしくしておいてくれたまえ。
カリカリカリ……カリカリカリ……
カリカリカリ……カリカリカリ……
なんだ貴様、こんなに耳の中が汚れて……普段からもっときちんと掃除をしろ、タワケ。
そう言わないでおこうじゃないか、エアグルーヴ。トレーナー君もそれだけ私達に心を砕いてくれていきたと言う事なんだ。だからこそ、今は私達が心を込めて、お礼をしてあげないと。
ふむ……会長の言う通りですね。
ガリガリガリ……ガリガリガリ……
ゴリゴリゴリ……ゴリゴリゴリ……
……まったく、まだ出てくるぞ。これはまたやらないと、すぐに耳垢で詰まってしまうじゃないか。
はは、確かに。これはまたやってあげないといけないな、トレーナー君。今日は耳かきぐらいしか持ってきてなかったが、次からはもっと道具を用意してあげたほうが良いだろうな。
そうですね……確かに、これは次はもっと道具を増やした方が良いかもしれません。
お、そうこう言っていると、大体耳垢が取れ終わってきたようだな。そちらはどうかな?
はい、こちらも大体取れ終わったところです。さて、それではこれでお終い……。
いや、流石にこれだけだと少し物足りないんじゃないか? ほら、トレーナー君も、少し物欲しそうにしているじゃないか。ここはマッサージをサービスしようと思うが、どうかな?
……わかりました。会長がそう仰るなら。
モミモミ……グリグリ……
ギュッギュッ……グリグリ……
うん、耳も凝っているようだね。これは先に耳のマッサージをしてから耳掃除をするべきだったかな?
確かに……次は、マッサージからしていきましょう。トレーナーも、それで構わないな? ……よし、では、次からはそうするとしよう。
ん? ナチュラルに次もやるつもりなのかって? 勿論だよトレーナー君。君には私達がお世話になっているんだ。これぐらいはさせてもらわないとね。
さて、それじゃあ、マッサージも大体終わったから……後はお約束だ。
ふ~……ふ~……
ふ~……ふ~……
……ふふ、中々に可愛い反応をするじゃないか、トレーナー君。普段の君の姿を知っていると……猶更、可愛いと思えるよ。
……ふん、大の大人が情けない顔をするな。するなら、私達の前でだけ、だ。
さて、それでは耳掃除はこの辺りにしておこうかな。後は……このままゆっくりと休んでくれたまえ。私達? 何、気にすることはない。抱き枕が左右にあると思えばいいさ。どっちを抱きたい?
貴様、会長の好意を無下にするなど……するはずがないよな?
こらこら、脅したらいけないよ、エアグルーヴ。まぁ、そう言うわけだ。今ぐらいはゆっくりと休んでくれたまえ。君が起きてから、改めてお互いに頑張っていこうじゃないか。