ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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カレンチャンは今どきの女子なので、SNSや動画サイトで耳かきに関する情報を集めるのが得意そうなイメージです。


カレンチャン

 ハーイ、お兄ちゃん、カレンだよー。

 

 ねぇねぇお兄ちゃん、最近寝不足とか疲れが溜まったりとかしてない? してるよね? だって、目の下に隈ができてるもん。

 

お兄ちゃん、カレンね、最近色々と調べてみたんだけど、耳かきってASMR効果もあって、安眠できるんだって。だから、カレンが耳かきしてあげる。

 

 え? 恥ずかしい? もう、気にしない気にしない。カレン、お兄ちゃんへの耳かきなら喜んでするから。ほら、お部屋行こ。

 

 ハーイ、それじゃぁ始めていきまーす。お兄ちゃん、動いちゃダメだよー。

 

 まずはー、お耳をウェットティッシュでゴシゴシ、ゴシゴシ、汚れを取っていきまーす。

 

お兄ちゃん、お耳汚れすぎ。ちゃんとお風呂に入ったら洗わなきゃダメだよ。ほら、見て、こんなに汚れが取れたんだから。

 

 今どきは写真やテレビ出演も増えてるんだから、こういうところもちゃんと整えないとダメなんだよ、わかった?

 

 はーい、元気なお返事、カレン嬉しい。じゃぁ、お耳の掃除していくね。

 

 ゴシゴシ……ゴシゴシ……お兄ちゃんのお耳、大きいから掃除のし甲斐があるよ。ゴシゴシ……ゴシゴシ……。

 

 でもお兄ちゃん、お耳が汚れてるのやっぱりダメだよー。ほらほら、綿棒が真っ黄色、お風呂上りにちゃんとお耳拭いてないでしょ? 今度から、ちゃんと拭いてね。

 

 それじゃぁ、外側の掃除も終わったから。中、していくね。うーんよ、あー、大きい耳垢発見。これ、ウマッターに上げたらバズるかもー。

 

 もー、冗談だよ冗談。そんなのしないから。じゃぁ、取り掛かるね。

 

 カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 ガリ……ガリ……ガッ……ガッ……

 

 んー、頑固な耳垢だね、お兄ちゃん。え? 無理に取れない事はないけど……多分、力一杯やったらお兄ちゃんの耳に耳かき刺さっちゃうよ? ね、だから、ちゃんと加減して取っていくからね。

 

 ガリガリ……ガリガリ……あー、ちょっと剥がれてきたよ。じゃぁ、剥がれてきた所に先端を食い込ませて、そのまま力を入れていくね。

 

 グッグッ……グッグッ……うん、剥がれてきたよ。このまま、落とさないように気を付けて……はい、取れたー。

 

 ほらほら、見てよお兄ちゃん。こんなに固くて大きいのがあったんだから。取りがいがあったよ。

 

 ささ、掃除を続けていくね。ガサガサ……ガサガサ……粉を掻きあげていって……あー、壁だと思ったら、薄い耳垢が付いてるよ、お兄ちゃん。

 

 ペリペリ……ペリペリ……

 

 ズズ……ズズズ……

 

 ほら、見て見てお兄ちゃん。これが耳の壁にそっくりだったんだ。お兄ちゃんの耳垢って面白いのが多いね。カレン、もっと普通の耳垢想像してたよ。

 

 後は……念のためもうちょっとお耳の中をカリカリカリ……うん、もう隠れている耳垢はなさそうだね。それじゃぁ、梵天してくね。

 

 ゴシュゴシュ……ガッシュガッシュ……

 

 クールクル……クールクル

 

 うん、粉も大体取れたから……後はこれだね。じゃーん、耳かきローション、お耳のケアもバッチリしてくよ。

 

 ぬりぬり……ぬりぬり……ひんやりローションぬーりぬり。

 

 はい、ローションも終わり。さ・い・ご・は、お約束。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 はーい、こっちのお耳はお終い。それじゃぁ反対向いてねお兄ちゃん。ほら、早く早く。

 

 ウフフ、お兄ちゃんが動くとちょっとくすぐったいかな。あ、服を捲ったりしたらダメだからね。

 

 それじゃぁ、反対側もしてくね。

 

 ゴシゴシ……ゴシゴシ……ウェットティッシュでお耳をゴシゴシ、汚れをしっかり落としていくね。

 

 ハイ、外側を擦るのお終い。次は、綿棒で粉を取っていくね。

 

 ザリザリ……ザリザリ……

 

 ザリザリ……ザリザリ……

 

 うん、これも無事終了。ここまでは順調だけど、お耳の中はどうなってるかなー? んーと……。

 

 あ、こっちは大きいのはないね。んー、取りがいはないけど……取りやすい方が、お兄ちゃんも痛くなくていいでしょ? お耳の掃除してお手入れするのにお兄ちゃんに痛い思いをさせたら本末転倒だからね。

 

 小さいのをカリカリカリ……カリカリカリ……うん、こっちはすぐに取れそうだよお兄ちゃん。

 

 カリカリ……ペリッ……ズズズ……はい、一つ目お終い。

 

 二つ目は……カリカ……んー、小さいのに固いなぁ。カリカリカリ……カリカリカリ……

 

 んー……お兄ちゃん、ちょっとピンセットでやってみるね。

 

 よし、うまく掴んだから……んー……左右に振って……引っ張って……

 

 あ、取れた取れた。ふぅ、手強かったねこの耳垢。

 

 後は……うん、問題ないから、梵天でコショコショーってしてくね。

 

 コショコショ……コショコショ……

 

 コショコショ……コショコショ……

 

 後は……ローションをぬりぬり……ピチャピチャ……ぬりぬり……

 

 お耳をふ~……ふ~……。ふ~……ふ~……

 

 はい、耳かきお終い。それじゃぁ、ここからはお昼寝の時間だよ。 え? お昼寝はマズイ? でも、ここならカレン達だけだから、誰にも見られないよ? あ、もしかしてまだ眠くないのかな? それじゃぁ、お兄ちゃんが寝られるよう、カレンが呟いてあげるね。

 

 大好き……お兄ちゃん、大好き♡。大好きなお兄ちゃん、一緒にお昼寝しよ? ね、いいでしょ?

 

 もー、お兄ちゃん逃げちゃダメダメ。ほらお兄ちゃん、お昼寝するまでこうして押さえつけて、ズーッと耳元で囁くからね。だ・か・ら……お昼寝……しよ?♡

 

 うん、やっとお昼寝してくれる気になって良かった。お兄ちゃんが寝るまで、カレンずっと見ててあげるからね。

 

 ……寝た……かな? うん、寝てる。えーと、スマホスマホ……写真モードで、はい、チーズ。うん、お兄ちゃんの寝顔とカレン、ちゃんと撮れてるね。

 

 ……ウマスタには上げれないけど、私の中で一番バズッた写真が撮れちゃった。待ち受け……は見られたら困るから、パソコンのトップ画面にしよっと♪

 

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