ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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ヴィクトワールピサで耳かきを書きました。今回の作品はれみー様(user/9753129)のリクエストとなります。

うん……難産でした。桐生院葵の耳かき作品が比較的早く終わったので考える時間はあったのですが、非常に難しかった。何というか、癖が強いキャラが揃うウマ娘達の中だと、中々にこう……大変でした。

今後はこのキャラについても理解度を深めようと思う今日この頃です。


ヴィクトワールピサ

 トレーナーさん、今日も良いお天気ですね……ふふ、こんな良いお天気ですと、少し走りたくなりますね。

 

 あ、ちゃんとお勉強はしますよ。レースでは座学の知識も大事ですから。でも、少しだけ休憩……しませんか? ほら、トレーナーさんもなんだかお疲れの様子ですし……少し、失礼します。

 

 あ、固い……トレーナーさんの肩、凝ってますね。このまま肩叩きさせてください。遠慮なんてなさらず、よっと……んっと……。

 

 力加減はどうですか? あ、それじゃぁもうちょっと強くして……この辺りですね、よっと……よっと……。

 

 あら? あ……トレーナーさん、ちょっと失礼します……あら、これは……トレーナーさん、お耳が少し、汚れていますね。外からでもわかってしまいます。

 

 気にしないでください。人間はあまり耳の手入れはしないと聞いていますから……あ、そうだ。折角ですから、私がこのまま耳かきをさせていただけませんか? 私達は人バ一体、互いに支え合っているんですから……ね?

 

 ありがとうございます。では、耳かきを取ってきますので……あ、この部屋にあるんですね。ではそれをお借りして……失礼しますね。

 

 えっと……あ、こうして改めて見ると……はい、ウマ娘の感覚になりますけど……けっこう汚れていますね。これはしっかりと掃除させてもらいます。

 

 ゴシゴシゴシ……ゴシゴシゴシ……

 

 ゴシゴシゴシ……ゴシゴシゴシ……

 

 まずはハンカチで耳を拭いて……あ、大丈夫です。予備の物ですから、今日は使ってないものですから、汚くはないですよ。

 

 耳の外側を拭くのか、ですか? そうですね、外側にも粉や埃で汚れが溜まってますから、中の掃除の前に軽く拭いておこうかと。

 

 でも、本当ならちゃんとした道具を揃えたいですから、それは次の機会まで待ってくださいね。

 

 カリカリカリ……ガリ……ガリ……

 

 ベリッ……ズズ……ベリベリベリ……

 

 中も……汚れていますね。ほら、耳垢が剥がれる音聞こえていますか? こんな固くて大きくて変色してる耳垢をそのままにしてるなんて、放っておけません。

 

 まだ残ってますから、続けていきますね。

 

 ゴリゴリ……ゴリ……ガリガリ……

 

 ゴリ……ベリベリ……ベリベリ……

 

音が凄くなってる? 今ちょうど剥がれかけてきていますから、少し我慢してくださいね。このまま、このまま……ふぅ、上手に取れましたよ。

 

 ほら、トレーナーさん、こんな汚れがありました。ダメですよ、ちゃんと耳のケアはしないと、ね?

 

 まだまだ汚れはありますから、我慢してくださいね。

 

 ゴリゴリ……ゴッゴッ……ベリベリ……

 

 カリカリカリ……ガリッ……ベリベリベリ……

 

 はぁ……これでスッキリできましたか? こんなに汚れが取れましたから、耳の中の通りも良くなったと思います。少し試してみますか?

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふふ♪ 気持ち良かったですか? 耳掃除をした後だと、通りが良くて、普段よりも気持ち良く感じますよね。

 

 では、このまま反対側もしていっても大丈夫ですか? ……大丈夫ですよ、痛くしませんから。よっと……さぁ、やっていきましょう。

 

 ゴシゴシゴシ……ゴシゴシゴシ……

 

 ゴシゴシゴシ……ゴシゴシゴシ……

 

 トレーナーさんの頭をしっかり抑えて、耳の外側を擦って……なんだか、トレーナーさんとより強く繋がれている気がします。癖になっちゃいそう♪

 

 カリカリカリ……ガリゴリ……ベリベリ……

 

 ガッガッ……ゴッゴッ……バリバリバリ……

 

 こちら側も汚れが多いので、しっかりと耳垢を剥がしていって……通りを良くしていきましょう。そうしたら、私の声もよく聞こえるようになりますから。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 どうですか? スッキリした耳の中に息を吹きかけられると……。私は、トレーナーさんの反応を見れて、とても好きですよ。

 

 それじゃあ……耳かきは終わりましたけど……このままお昼寝、しませんか? そうしたら、トレーナーさんともっと深く繋がれると……そう、感じるんです。

 

 ……え、流石に世間体と言うものがある? 大丈夫ですよ……人間がウマ娘に勝てるわけがないですから……そう言う事です。さ、お休みなさい、トレーナーさん。

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