ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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スペスズで両耳耳かきを書きました。

なんだか久しぶりに両耳耳かきを書きましたし、スぺもスズも最初期からのキャラですからなんか久しぶりだなぁ、と思いながら書きましたが、書いててやっぱ自分この二人好きだなぁ。と思った今日この頃です。


スペスズ(両耳耳かき)

 トレーナーさん、トレーナーさん、少しお願いがあるんですが、大丈夫ですか!?

 

 もう、スペちゃん、そんな食い気味で行ったらトレーナーさんも驚いちゃってるわよ。ごめんなさいトレーナーさん、それで、今お時間ありますか?

 

 大丈夫なんですね。それじゃぁトレーナーさん、ちょっとそこのベッドで横になってもらっていいですか? そうそう、そうやって枕に頭を乗せて、仰向けになってもらって。スズカさん、準備できましたよ。

 

 ありがとうスぺちゃん。それじゃぁスぺちゃんはそっちをお願いね。私はこっちから……あ、トレーナーさん、動いちゃダメですよ。え、なんで添い寝してきてるのかですか?

 

 トレーナーさん、最近お疲れの様子ですから、スズカさんと相談して何かできないかった話したんですよ。それで、耳かきして、そのままお昼寝してもらうのが一番じゃないかって。

 

 なんでそんな事になったのかですか? だって、トレーナーさんって普通に言っても聞いてくれないでしょうし。それなら、私達のお願いがちゃんと聞こえるように耳かきをして、それから、ちゃんとお昼寝してくれるまで一緒に居られるようにしておこうかなって。

 

 お願いが聞いて欲しいと言うなら、まずはスズカさんの走り癖をどうにかしてくれたら善処する……ですか。それは気持ちはわかりますけど、それはそれ、これはこれです。

 

 スぺちゃん、後でちょっとお話ししましょうか。それより、そうやって話を逸らして逃げようとしても無駄ですよトレーナーさん、早速始めていきますから、動かないでくださいね。

 

 ゴシゴシゴシ……グリグリ……

 

 ギュッギュッ……ゴシゴシ……

 

 トレーナーさん、見てください。ウェットティッシュがこんなに黄色くなりましたよ。なんだか、お母ちゃんと一緒に油汚れの換気扇を掃除した時の雑巾を思い出します。

 

 スぺちゃん、それ以上は言っちゃダメよ、トレーナーさんの心にダイレクトアタックしてるから……あ、私は気にしませんよ、ヒトってウマ娘と違ってそんなに耳の手入れをしないって聞いていますから。でも、やっぱり普段からちゃんと綺麗にしてくれると嬉しいかな。

 

 あ、これで大体拭き終わりました。スズカさんの方はどうですか?

 

 こっちも拭き終わったわ。それじゃぁ、中の掃除をしていきましょう。

 

 カリ……ガリガリガリ……ベリベリ……

 

 ゴッゴッ……ゴリ……ガリ……ガリ……

 

 うーん、こっちは中々……固いかも……ちょっと無理に剥がしたら痛いかもしれない……スズカさーん、そっちはどうですかー?

 

 こっちも中々固いわね。スぺちゃん、無理をしたら血が出るかもしれないから慎重にね。トレーナーさん、痒みや痛みがあると思いますが、少し我慢してくださいね。

 

ベリベリ……ゴッゴッ……ガリガリガリ……

 

 ザリザリ……ベリベリ……ズリズリ……

 

 あ、塊も取れてきましたよ。こんなのが取れたんですから、耳の聞こえが良くなったんじゃないですか?

 

 こっちも固いのが取れたわ。あ、スッとしたって顔をしてますねトレーナーさん、そんなに気持ち良かったですか? じゃぁ、このまま梵天もしていっちゃいますね。

 

 ススー……ススー……

 

 クルクル……コシュコシュ……

 

 梵天にもしっかり汚れが絡まっていってますよトレーナーさん。これでしっかりと汚れが取れて行ってますね。

 

 耳かきだけじゃ取り切れない汚れも取れて行ってるものね……え? 耳かきも梵天も、二人ともやり方が微妙に違ってて新鮮な感じがした? ふふ、癖になっちゃったりしますか?

 

 ト、トレーナーさん、なんだか恥ずかしいですよ、そう言う事言われると。

 

 あら、良いじゃないの。折角だし、これからも比べて行ってもらったら面白そうじゃない? ねぇ、スぺちゃん。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 うう、これも、なんだか恥ずかしく感じちゃいますぅ。

 

 大丈夫よスぺちゃん、私も恥ずかしいし、トレーナーさんも、ほら、顔を赤くして恥ずかしがってるもの。皆恥ずかしいって思ってるから、気にしちゃダメよ。

 

 そ……そうかなぁ? ……あ、トレーナーさん、耳かき終わりましたよ。あ、まだ動いちゃダメですって。

 

 言ったじゃないですか、このままお昼寝してもらうって。トレーナーさん、目の下に隈ができてるの気づきませんでした? このままじゃトレーナーさんの体調が心配で心配で、私達も練習に身が入らなくなっちゃいますから、ね? お昼寝、しましょう♪

 

 そうですよ、お母ちゃんも疲れた私にはいっつも子守歌で寝かせてくれましたから、私達も子守歌を歌いますね。だから安心してお昼寝してください、トレーナーさん♪

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