ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

4 / 285
ゴルシの口調が怪しいのと耳揉みが書き慣れていないので短めとなっています。


ゴールドシップ

 よートレーナー。元気してるかー?

 

 おいおい、どうしたんだよなんだか疲れた顔してさー。このゴルシちゃんが構ってるんだぜー。

 

 ……えー? 最近寝不足なのかよー。駄目だぞー、健康は大事にしなきゃなー。

 

 ……よっし、ちょっと待ってろよー。このゴルシちゃんが、トレーナーを二度と目覚めないぐらいの眠りに誘ってやるからなー。

 

 ……よしよし、待たせたなトレーナー。んん? なんだよ、なーに身構えてんだよ? 耳かきするだけだぞー。

 

 ほら、今日はサービスでこのゴルシちゃんの膝枕で耳かきしてやるから。あ? 私の耳かきは怖いだってー? おー、良い度胸だ、ぜってー寝落ちさせてやるかんな。

 

 ほら、観念して頭置けってーの……まったくてこずらせやがって。おら、動くんじゃねーぞ。

 

 あー? なんだよトレーナー、そんな汚れてもねーじゃんか。仕方ねーなー、耳ツボマッサージだなこりゃ。

 

 ほら、まずは外側。耳には色んなツボがあって、外側にもいくつもあるんだぜ。一つ一つ丁寧に、耳かきでギュッギュっと押してると……おう、耳が熱くなってんだろ? 血流が良くなってる証拠だ。

 

 ギュッギュッギュー。お? なんだなんだ、もうトロンとしてきてるじゃねーか。だらしない顔つきしてるぜー? よしよし、じゃぁ、次は耳の中やるかんなー。動くなよー?

 

 まぁ、中はちょっと汚れてるし、先に取っちまうか。粉は綿棒でガサガサと擦り取っていって……小さい耳垢も一緒に取っていってやるぜー。ほーら、ガッサガサ、ゴーソゴソ。ちょっと長細い耳垢とかも、ペリペリッて剥がしていってやるぜー。

 

 よーし、全部とれた。じゃ、耳の中に指突っ込む……あ? なんだよ怖がるんじゃねーよ、ほら、じっとしてろー。

 

 よしよし、まったく、ゴルシ様に力で勝てるわけないだろ、じゃ、こっちの穴に指突っ込んで、そのまま外側の指と一緒に揉み揉み。揉み揉み。ギュッギュッと、指圧もしてくぜ。

 

 お? 不思議そうな顔してるなー。これは耳の穴揉みって言ってな、これもツボ押すマッサージの一種なんだぜー。

 

 ほーら、ちょっとばかし痛いかもしれないけど、徐々に気持ちよくなってんだろー。ゴルシちゃんにここまでしてもらえるなんて、トレーナー冥利ってやつだぜ。

 

 んじゃ、反対側やるからなー。ひょいっとトレーナーひっくり返して……なんだよー、顔赤くしちゃってさ。そんなに私のお腹見るのが恥ずかしいってかー? じゃ、目瞑ってろー。

 

 どれー? なんだぁ、別に汚れてもねーじゃん。つまんねーの。そんじゃぁ体勢変えるかー。ほら、横じゃなくて縦になれートレーナー。

 

 よーしよし、縦に仰向けになったなー。じゃ、両耳に指突っ込んで、揉み揉み、揉み揉み。ほれほれー、ゴルシちゃんの指は暖かいだろー、気持ちいいだろー。こーして耳の敏感なとこ、グリグリ揉んでやるからなー。

 

 揉み揉み。グッグッと耳の中を押して、血流を刺激したらあら不思議、どんどん疲労が取れてくんだってなぁ。どうよ? ゴルシちゃん博識だろー? 惚れてもいいんだぜトレーナー。

 

 んぁー? おいおいなんだよ、トレーナーいつの間に寝てるんだよぉー。反応がないから全然気づかなかったじゃんか。まったく、ゴルシちゃんにかかったらトレーナーなんかあっさり骨抜きだなー。

 

 ……なんて、最近疲れた顔してたもんなぁ。もうすぐ大勝負だからってなんで私より気を張ってるのかねぇ。このゴルシちゃんのトレーナーなんだから、もっとドンと構えてりゃいいのによ。

 

 ……今日は特別なんだぞー。ゴルシちゃんの膝枕で寝れるなんてトレーナー冥利に尽きるんだから、精々幸せな夢見るんだぞトレーナー。起きたら、私の気が済むまで付き合ってもらうからな。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。