ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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カレンチャンで耳かき小説を書きました。なんか、最初に書いた時に比べて少々S気が増えてる気がしますが、それが私の中のカレンチャンの印象なのかもしれません。


カレンチャン(地の文あり)

「うーん、耳かき……かぁ。なんだか、前よりも人気が出てるみたい」

 

 ウマッターを見ながら最近のトレンドを調べていると、ちょくちょくこの単語が出てくる。前に私がお兄ちゃんに耳かきした画像は上げてないけど、このトレセン学園の子の中には友達に耳かきをしてあげた。って内容の画像がたまに出てきて、それが人気みたい。

 

「お兄ちゃんに耳かきした画像をアップしたら人気出るかなー……なんて、そんな事をしたら炎上しちゃうよね」

 

 いくらトレーナーとウマ娘の関係とは言え、世間では異性関連の話題は過剰に叩かれる傾向にあるから、注意しないとね。

 

「それより……なんだかお兄ちゃんに耳かきしてあげたくなっちゃったなぁ。レースも一段落したし、今ならお兄ちゃんも疲れを癒せるチャンスだもんね。よーし、やっていこー」

 

 そうと決まれば、善は急げというし、早速耳かきの準備準備♪ 最近はアヤベさんもトレーナーさんに耳かきしたって言ってたし、私も負けてられないね。

 

「と言うわけでお兄ちゃん。耳かきしてあげるね」

 

「……すまん、突然すぎてわけがわからない」

 

 耳かきの準備をしてお兄ちゃんの部屋に行くと、お兄ちゃんが豆鉄砲を食らった鳩みたいな顔をしちゃった。急すぎたかな?

 

「ねー、良いでしょお兄ちゃん。前にやった時からけっこう時間が経ってるし、お兄ちゃんもそろそろ忙しさが一段落した頃じゃない? 時間あるよね」

 

「時間はまぁ……最近余裕ができてきたけど、耳かきしてもらうのは正直恥ずかしんだよ、10歳近く年齢が離れてる異性にしてもらうってのいうのはな……」

 

 そう言ってそっぽを向くお兄ちゃん。もー、何をいまさら。

 

「えー、でもでもー、お兄ちゃんは私の恥ずかしい秘密……いーっぱい知ってるでしょ? それなら少しぐらい、私がお兄ちゃんの恥ずかしいを知ってても良いと思うけどなー」

 

「んぐっ……いや、誤解を招くような言い方しないでくれ。レースで必要な情報だけだから」

 

 んー、確かにレースで必要な情報なんだろうけど、私の恥ずかしい秘密。って言うのに違いはないんだよね。

 

「でーもー……お兄ちゃんも……気持ち良かったでしょ? ほら、カレンのお願いも聞けて、お兄ちゃんも気持ち良くなる。お兄ちゃんにとって何の損もないでしょ? winwinってやつだよね」

 

「いや……でもなぁ、俺もいい年した大人だからな。いくらなんでも年の差が……」

 

 ここまで言ってもまだ渋ってるお兄ちゃん。仕方ないなぁ、ここは最終手段。

 

「もー。そんなに年の差が気になるって言うなら、皆に聞いてみようよ。それで皆が普通だよって言ったら、耳かきしても良いよね」

 

「いや、聞くって、いったい誰に……はぁ!?」

 

 私が前にお兄ちゃんに耳かきした時の画像を見せるとお兄ちゃんは目を見開いて驚いた。うわ、こんな顔初めて見ちゃった。

 

「これをウマスタに上げて皆に聞いたら、きーっと、皆答えてくれるよ」

 

「ちょ、いつのま……いや、待て! マジで止めろ! 炎上じゃ済まない!」

 

 お兄ちゃんがスマホを取ろうとするけど、それをカレンは片手で押さえる。渡すわけないもんね。

 

「それじゃぁ……耳かきさせてくれるよね? お兄ちゃん♪」

 

 カレンがそう言うと、お兄ちゃんはしばらく唸ってたと思うと……観念して頭を下げた。やったー、これで耳かきできる。

 

「じゃぁお兄ちゃん、さっそくここに頭を乗せてね」

 

 床の上で正座をしてポンポンって膝を叩くと、お兄ちゃんは諦めて頭を置いてくれた。んー、懐かしいなぁ、この重さ。

 

「んーと、まずはウェットティッシュでお耳をゴシゴシ……お兄ちゃん、裏側とか、耳たぶとか、その辺りに汚れが溜まってるよ。指で触るとザラッてしてるもん」

 

「いや、直接触らなくていいから。それに言わなくていいから」

 

 そんな事言っても、言わないとわかってくれなさそうだもん。指で擦るとポロポロ垢が取れるし。やっぱりカレンがちゃーんと面倒見て上げないとだめだね。

 

「じゃぁ、裏側はこの辺にしてと。外側を綿棒でゴーシゴシ、ゴーシゴシ♪ やっぱりお兄ちゃんのお耳って、掃除のやり甲斐があるんだよねー。楽しいなぁ」

 

「あんまりこんなのでやり甲斐なんて感じなくて良いんだぞ。俺の耳なんだし、俺が掃除したら……」

 

「ふーん、こんなに汚れてるのに、自分は掃除ができてるって言い張るのー?」

 

 お兄ちゃんに掃除で使った綿棒を見せてみる。白い綿棒が黄色く変色してて、振ったら粉も落ちちゃうぐらいには付着してる。これで掃除してるなんて言えるのー?

 

「こ、これからちゃんとやるから……」

 

「お兄ちゃん、そ・れ・は。前に耳掃除した時に言って欲しかったかなー?」

 

 ウリウリとお兄ちゃんに綿棒を見せつけつつ……んー、この辺でいいかなー。やりすぎちゃうのも問題だよね。

 

「それじゃぁ、お外の掃除はこの辺りにしてあげるね。さー、中をしていくよー」

 

 んー、中はーっと。ちょっと汚れが多いかな。お兄ちゃん、耳垢ができやすい体質なのかなー?

 

「カリカリカリ……カリカリカリ……お兄ちゃんの耳垢は取り甲斐があって楽しいなぁ♪」

 

 耳かきでカリカリと掻いていると、小さい物や薄い物から剥がれていって、耳の中に落とさないように注意しながらティッシュの上に捨てていく。細かい汚れもぜーんぶ纏めて取って行っちゃうからね。

 

「楽しそうなのはなによりだけど……そんなに楽しいなら友達とかにやったほうがいいんじゃないか? ウマ娘の耳なら人間より大きいんだし」

 

「もー、わかってないなー、お兄ちゃんは。お兄ちゃんの耳かきをするのが楽しんだから。言わせないでよ恥ずかしいなぁ」

 

 お兄ちゃんのほっぺをむにむにと突きながらそんな事を言うと……あれー、お兄ちゃん、顔が赤くなっちゃった。可愛いなぁ。

 

「それじゃぁ、掃除を続けていくねー。カリカリカリ……カリカリカリ……♪」

 

 お兄ちゃんの耳元で囁きながら掃除をしていって……大きいのも、小さいのも、ぜーんぶ取っていっちゃうからね。

 

「おおお……カ、カレン……あんなり囁かれると……」

 

「えー? ダーメ、綺麗になったお兄ちゃんの耳が一番に聞くのは、カレンの声なんだから」

 

 カリカリカリ♪ カリカリカリ♪ ……あーあ、もう粗方取れちゃった。ざんねーん。

 

「ん、これで大体取れたよ。それじゃぁ次は、保湿ローションでケアしていくね」

 

 夢中で取っちゃったから、ちょっと耳の中が赤くなっちゃったなぁ。ちゃんとケアしてあげないと。

 

「ヌリヌリ……ヌリヌリ……えへへ、冷たくて気持ち良いでしょ?」

 

「ん、気持ち良い……のは良いけど、前は梵天してなかったっけ?」

 

「……あ、いっけなーい。うっかりしちゃった、ごめんね」

 

 そうだそうだ、前は梵天をしてたんだった、つい耳かきやりすぎてお兄ちゃんの耳の中が赤くなっちゃったから、先にローション塗っちゃった。

 

「次はちゃんと忘れないようにするからね。と言うわけで……お約束の、ふ~……ふ~……」

 

「ふぉぉ……」

 

 ふふ、息を吹きかけるとゾクゾクってさせて、お兄ちゃん可愛いなぁ♪

 

「お兄ちゃんのこうした可愛い姿、知ってるのがカレンだけって考えると楽しいなぁ♪」

 

「……俺は恥ずかしくてそれどころじゃないよ……」

 

「えへへー、照れちゃうお兄ちゃんも可愛い♪ それじゃぁ反対側、やっていこうね」

 

 そう言ったらお兄ちゃんが体を上げようとしたから、その動きに合わせてコロンとお兄ちゃんを転がして……えへへ、カレンのお腹、お兄ちゃんに見られちゃってる。

 

「さぁお兄ちゃん、こっち側の耳かき、していこうね」

 

「いや、この体勢だとカレンの腹を見ちゃうから、反対方向で……」

 

「ダーメ。我儘言わないで、このまま耳かきしちゃっていくよー」

 

逃げようとするお兄ちゃんを抑え込んで……さぁ、掃除掃除♪

 

「ウェットティッシュで、外側裏側をゴソゴソゴソ♪ あー、ティッシュが黄色くなっちゃった。こっちも掃除できてないねー、お兄ちゃん」

 

 ウェットティッシュの汚れた部分を見せてあげると、お兄ちゃんは視線を横にずらした。

 

「だから、あんまり言わないでくれって……次からは注意するから」

 

「次からは~~……は、やらない人の常套句だよ?」

 

「ぐぬぬ……」

 

 もー、お兄ちゃんってば、我儘言わないのー。

 

「穴の中をカリカリカリ……カリカリカリ……小さいの~♪ 大きいの~♪ ぜ~んぶカリカリ取っちゃうねー♪」

 

「ふお……おおお……」

 

 えへへー、お兄ちゃんが悶えてる。気持ち良くて悶えるお兄ちゃんも可愛いなぁ。

 

「耳垢が取れたら、梵天でコシュコシュー♪ シュッコシュコ♪ 細かい汚れも絡めとっちゃえー」

 

「ぬああ……やっぱり梵天は梵天で、ゾクゾクするな……」

 

 梵天で悶えてるお兄ちゃん♪ これだったら最初のお耳も忘れずに梵天しておくんだった。

 

「最後にローションでぬるぬる~♪ ねちょねちょ~♪」

 

「ぬぐぅ……耳の中がぬちゃぬちゃになると……これはこれで気持ち良い……」

 

 えへへ、最後は~……楽しい楽しい息吹きかけだよー。

 

「ふ~……ふ~……はーい、これで耳かきお終いだよ、お兄ちゃん」

 

「ふぅ……ふぅ……お、終わった……じゃ、じゃぁ、俺はこれで……」

 

 顔を離したらお兄ちゃんが逃げようとしたから頭を押さえて逃げれないようにする。どこに行こうと言うのかなー?

 

「あれれ~、どこに行くのかなー? 耳かきは終わったけど、お約束はまだだよ、お兄ちゃん♪」

 

「いや、ちょ……ま、待ってくれカレン。も、もう流石に限界が……」

 

「限界なの? それじゃぁ、なおさらお昼寝して、体力回復しないといけないよねー」

 

 そう言って逃げようとするお兄ちゃんの頭を押さえてカレンのお腹に押し付ける。これで逃げられないからね♪

 

「ムグッ……! カ、カレンッ! この体勢はまずい! マズいから!」

 

「それじゃぁ、もう逃げないかな? 逃げるつもりならずーっと押し付けちゃうよ」

 

「わかった、わかったから……!」

 

 ジタバタと暴れるお兄ちゃんから少し手を離すと、お腹から顔を外して何回か荒く呼吸して……あ、目を閉じてくれた♪

 

「お兄ちゃん♪ 今日はお兄ちゃんが寝るまで……カレンがずっと囁いてあげるからね♪ カレンの生ASMRをタップリ堪能してね♪」

 

耳元でそう囁いて、逃げようとするお兄ちゃんをもう一回抑え込む。

 

「大好きだよ、お兄ちゃん♪ 大好き……大好き……大好きなお兄ちゃん、お昼寝しよう♪」

 

「やめ……マジで止めてくれ……脳みそがおかしくなる……!」

 

「おかしくなってもいいよ♪ カレンがずっと一緒だから。一緒にお昼寝しよう♪ 大好き、大好き、大好きなお兄ちゃん♪」

 

「ぬあああああっ」

 

 暫くの間こうして囁いてあげてたけど、お兄ちゃんが本気で止めてくれって言い出したから、仕方なく囁くのを止めて様子を見てたら、そのまま寝てくれたからヨシとしようかな。

 

「……大好きなお兄ちゃん、カレンはずーっと、お兄ちゃんの愛バだからね♪」

 

 眠りに落ちたお兄ちゃんの頭を撫でながら、カレンは心から満足しながら、お兄ちゃんが起きるのを待ち続けるよ。だって、起きるまで一緒に居るのがお約束だもんね。

 

 

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