ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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桐生院葵で耳かきを書いてみました。

え、ウマ娘じゃないって? ウマ娘の登場キャラなので良いんです。

卑しか女ではないので、ウマ娘達程進んだ事はしないと、彼女に関しては個人的に思っています。

追記
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桐生院葵

 あ、こんにちは。最近貴方の活躍はよく聞きますよ。担当ウマ娘が皆輝いて、優秀な成績を残しているって。

 

 え? そんな謙遜をしないでくださいよ。貴方がそれだけの実力のあるトレーナーであるというのは、貴方のライバルである私が良く知っていますから。

 

 しかし、貴方自身の体調面は大丈夫ですか? 多くのトレーナーが、担当ウマ娘に傾倒する余り、自分の健康を疎かにすると言いますし、貴方自身も注意しないとダメですよ。

 

 私? 私は大丈夫ですよ。桐生院家にはそう言う時の対応法もバッチリと用意されていますから。それで、貴方自身はどうなんです?

 

 ……なるほど、あんまり手が回ってないと。いえ、わかりますよ、私もミークの事になると色々と疎かになりますから……。

 

 ……あ、それなら折角ですし、少しだけお時間頂けますか? 私の家ではこういう時にリラックスするための良い方法があるって教えられているんですよ。貴方とは同期でライバルなんですから……そんな貴方が不調なのは私としても喜ばしくありません。

 

 さぁ、早く早く。ほら、遠慮なんてしなくて良いですから。え? 力が強い? またまた、ミークに比べれば私なんてまだまだですから。ほら、行きますよ。え? 担当ウマ娘より強い? そんなご冗談を。

 

 はい、トレーナー室に到着です。え、他のトレーナーの部屋に入るのって中々無い? そうですね、私もそんなにないですね。

 

 ではそこの仮眠用ベッドに座ってください、道具を用意しますから。あ、大丈夫ですよ。仮眠用と言っても滅多に使わないですから、汚れてたりはないですから。

 

 さて、それでは……ああ、ありましたありました。ほら、耳かきです。今日は貴方に耳かきでリラックスしてもらいましょう。

 

 ほら、遠慮なんてしなくて大丈夫ですから。耳かきのやり方なら私も勉強してますから。ほら、頭を置いてください。

 

 はい、置いてもらえましたね。それでは、まずは耳の外側……なるほど、ちょっと粉が多いですね。お風呂上りにちゃんと耳まで拭いていますか? そう言う所からですよ。

 

 では、まずは外側の汚れをカリカリカリ……っと。ほら、こんなに粉が沢山取れていますから。汚れてるって事はわかっていただけたと思います。

 

 こうして耳かき……だとちょっと効率が悪いですかね。なので綿棒でゴシゴシ……ゴシゴシ……。

 

 はい、これぐらいで大丈夫です。やりすぎて痛いってなってもダメですから、この辺りにまでにしておきましょう。

 

 それではこのまま耳の中を……え、そ、そんな顔が近くて恥ずかしいなんて……急に言わないでください。こっちも……恥ずかしくなってしまうじゃないですか。

 

さて、それでは耳の中をと……ふむ、そこまで酷い耳垢はなさそうですので、早速やっていきましょう。

 

 ガリガリガリ……ガリガリガリ……

 

 ゴリッ……ガリッ……ガリッ……

 

 ……うーん、貴方の耳垢はどうやら思ったよりも固目のようですね。これは、水分で少しふやかしてからの方が良かったかもしれないです。

 

 え、耳の中に水を入れたくない? 違いますよ、そう言うのではなくて、耳をマッサージして汗を出してもらうか、軽くローションを垂らすかですよ。まぁ、もう耳掃除を始めてますから、今日はこのままいきましょう。

 

 ガリガリ……ガッ……ベリッ……

 

 ゴッ……ガッ……ガッ……

 

 ふぅ……やっと掃除が進んできましたけど……大丈夫ですか? 痛いとか、そう言うのはありますか? なるほど、大丈夫なんですね、安心しました。

 

え、どれだけ取れたかですか? ほら見てください。どれもこれも突いたらわかると思いますが……ほら、固いですよね。貴方の耳垢は全体的に固目なんですね。

 

 さて、それじゃぁ反対側の梵天で細かい掃除を行いますね。

 

 コシュコシュ……コシュコシュ……

 

 クシュシュー……クルクル……

 

 どうですか? 固目の耳垢を剥がして、赤くなった部分を柔らかい毛でクルクルーって擦るのは。ええ、気持ち良いですよね。

 

 さて、それでは失礼して……ふ~……ふ~……アハハ、やっぱりこれがお約束ですよね。

 

 さぁさぁ、反対側もやっていきますから、反対向いてください。……あ、お腹側はちょっと……流石に恥ずかしいので……。

 

 ……はい、それではやっていきましょうか……あー、こっちも外側に粉が溜まってますね。ザリザリ……ザリザリっと……

 

 んー、やっぱり綿棒の方が効率よく取れますね。ほら、ザリザリって擦っていると、粉がこんなに取れますよ。

 

はい、外側は終わったので、中を掃除しますよ、どれどれ……。

 

 ガッ……ゴリッ……ガッ……

 

 ベリッ……ベリッ……ガッ……

 

 うーん、こちらもやっぱり固目ですね。ちょっと慎重に……やっていきましょう。

 

 ガッ……ゴリッ……ガリッ……

 

 ゾリッ……ベリッ……ゴリッ……

 

 どうですか? 痛いとか、そう言うのはないですか? ……ふぅ、大丈夫なようで何よりです。

 

 あ、はい。血が出たりとかそう言うのはないので、安心してください。それに、耳垢の量はそこまで多くもなかったので、これで大丈夫ですよ。さて、それじゃぁ最後に梵天で……。

 

 クシュクシュー……クルクル……

 

 コシュコシュ……コシュコシュ……

 

 ……はい、梵天もこれでお終いです。……うん、汚れはもうないですね。では最後に。

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふ~……ふ~……

 

 はい、これで全部お終いです。どうですか? 耳の中がスッキリして、快適になったと思います。

 

 では、私はこれで……え、お昼寝……あー……流石にそれはその……恥ずかしいので……。つ、次はその……頑張りますので。今日は……我慢してください。

 

 そ、それでは、これで失礼します。もっと、自分の体調も気を付けてくださいね。

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