ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

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オグタマで両耳耳かきを書きました。ちょっと慣れてないオグリをタマがなんやかんやとサポートしながら耳かきしている様子がなんとなく思いついたので書きました。

追伸
先月先々月のシフトが忙しかったのもあって体力削れて短めになっています、ご了承ください。


オグタマで両耳耳かき

 ああ、トレーナーおはよう。よく眠れたかな?

 

 いや、もう昼前やで、これじゃぁおはようじゃなくておそようや。

 

 ん? なんで私達が居るかって? 何を言っているんだ、私達のチームルームなんだから、居てもおかしくないだろう?

 

 ……あー、寝ぼけとるな? なぁトレーナー、昨日どう過ごしてたか覚えとるか? ……ああ、ここで色々しとるところから記憶が無いんやな。簡単や、あんたはここで寝落ちしとったんや。

 

 そうだ。今朝に姿が見えないからタマと一緒に探していたら、トレーナーはここで机に突っ伏して寝ていたんだ。電気も付いたままだったぞ。

 

 まぁ、理由はわかるで。あんた、最近碌に寝てないやろ……いや、ウチらも悪いとは思っとるで。ウチら二人で同じG1レースで鎬を削っとるんや、ウチらのトレーナーであるあんたがしんどい思いしとるのはわかっとる。

 

 だから、今日はゆっくり休んでくれトレーナー。今日のトレーニングは私達のほうで自主トレーニングを行っておくから。

 

 ……ああ? んな心配せんでええって、ちゃんとやるから……あー、起きてたらなんかしそうやらなトレーナーは。オグリ、予定通りにいくで。

 

 わかったぞタマ。これがタマの分だ。

 

 おお、サンキューな。ん? 何するかって、見たらわかるやろ、耳かきや耳かき。どーせ忙しくて耳かきなんて全然しとらんやろ、やったるからそのまま寝落ちしときな。

 

 む、嫌なのか? 私達……精一杯耳かきをするぞ? 気持ち良くない事はないと思うんだが。

 

 ほれ、どうせ人間はウマ娘から逃げられんのや。おとなしく耳かきされとき。オグリ、ちゃちゃっとやってくで。

 

 ああ、そうだな。まずはタオルでゴシゴシと……む、よく見たら垢が薄く付いてるじゃないか。やはり身だしなみが疎かになっているな。

 

 目立たんけど、こうしてみるとけっこう外側にも汚れが溜まっとるなぁ。ゴシゴシゴシ……ゴシゴシゴシと……。

 

 ……トレーナー、気持ち良さそうだな。ほら、唇のここ……こんなに吊り上がってる。

 

 いやオグリ。トレーナーの口を触らんでもええやろ。ほれ、トレーナー、裏側も、窪みも、穴の中も、ゴシゴシ……グリグリと……擦って垢を堕としていって……よっしゃ、こんなもんやろ。

 

 うん、十分に拭けたと思う。次は耳かきをしていこう。どれどれ……タマ、暗くてよく見えないぞ。

 

 せやからペンライト用意しとるんやろ。ほれ、ちゃんと中を照らしたら見えるで。んー……それでもちょい見え辛いけど、まぁいけるやろ。

 

 ガリガリガリ……ガリガリガリ……ガリガリ……

 

 ザリザリ……ペリッ……ズゾゾ……

 

 おー、取れとる取れとる。順調やでトレーナー。オグリ、そっちはどうなんや?

 

 むぅ……固いな……あ、痒かったか? す、すまない。

 

 落ち着いてやりーやオグリ。 ん? 片方は気持ち良くて片方が痒くてムズムズする? あー……オグリがあんまてこずるようならうちがやったるから、ちょっと待っといてな。

 

 ザリザリ……ガリガリ……ガッ……

 

 ベリッ……ズゾ……ズリリ……

 

 ふー……ようやく取れたぞトレーナー。ほらタマ、見てくれ。こんなでかいのが取れたんだ。

 

 んなもん見せんでええって。ほら、さっさと捨てて、次の耳垢の掃除したりや。

 

 カリカリカリ……ガリガリガリ……

 

 ガリガリ……ペリペリ……スー……

 

 ほいっと、こっちの掃除はこんなもんやな。オグリ、そっちはどうや?

 

 こっちも……大体取れたと思う。それじゃぁ……次は梵天だったな、タマ。

 

 おう、梵天のふさふさの部分でやさしーく擦ってやるんやで。間違っても強く擦るんやないで。

 

 ゾゾ……ゾゾ……クルクル……

 

 ボゾボゾ……ズボズボ……ズズ……

 

 耳かきで掻いて熱くなっとる所を、ふさふさの梵天で擦ってやって……ほれほれほれ、気持ち良いやろトレーナー。

 

 ふふ、顔は正直だなトレーナー。口ではそう言ってても……顔の緩みは隠せてないぞ。

 

 ……まぁ、正直なんは良い事やけど、流石にちょっとは隠そうとしてほしいわー。イメージ崩れるで……ほいっと、梵天もこれでお終いやな。

 

 次はローションだったな。人肌に温めたローションを、耳の中に塗っていって……。

 

 保湿で耳荒れを防がなあかんからな。ぬりぬりーっと。

 

 ぬりぬり……ぬるぬる……ぬちゃぬちゃ……

 

 ぬちぃ……ぬちょ……ぬちょ……

 

 耳の中が変な感じがする? ちょっとぐらい我慢しーや。ローション塗っとかんと、耳の中が荒れて変に痒なったりするんやで。

 

 トレーナーの耳の中、ちょっと塗りすぎただろうか? ちょっと……ヌルヌルになりすぎた気がする。

 

 ……まぁ、その内乾くからええやろ。ほらトレーナーもちょっと我慢しとったらええからな。

 

 ……うん、これで塗り終わったぞタマ。

 

 おお、それじゃぁ最後やな、オグリ、せーのでいくで。せーの……ッ

 

 ふ~……ふ~……

 

 ふー……ふー……

 

 アッハッハッ、驚きすぎやでトレーナー。体が跳ね起きとるやん。

 

 むぅ……もしかして、気持ち良くなかったのか? それなら……ごめん。

 

 ちゃうちゃう、気持ち良くてびっくりしただけやって、そうやろ? トレーナー。ほら、トレーナーもそうやって言っとるでオグリ。

 

 そ、そうか。それは良かった。それじゃぁもう一度……。

 

 いや、二度もやらんでええからなオグリ。それよか……ほれ、トレーナの横に寝て。こうしてトレーナの手をしっかりと握ったるんやで。

 

 こう、だな。ん? トレーナー、なぜ逃げようとする?

 

 なんや、ウチらに挟まれるのがそんな嫌なんか? んー? どうなんやトレーナー。はぁ? 距離が近い? んなもん今更や今更。ほれ、おうじょうするんや、逃げようとすんな。

 

 ん、ようやくおとなしくなってくれたな。さぁトレーナー、一緒に寝よう。たまには……こんなのも良いだろう?

 

 そやそや、お互い疲れが溜まっとるんやし、たまにはこんなんもええやろ。ほな、お休みやトレーナー。

 

 ああ、お休みだトレーナー……大丈夫、起きたらちゃんとトレーニングするから。

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