ウマ娘耳かき小説   作:雨宮季弥99

93 / 285
新年最初という事で、原点回帰で地の文なしのミホノブルボンで耳かきを書きました。

さて、読者の皆様新年あけましておめでとうございます。今年もどうかウマ娘耳かき小説をどうか宜しくお願いします。

今年の抱負と致しましては……2周年までは書こうと思います。はい、2周年までは頑張ります。

ただその後はどうかわかりません。初年に比べ……特にここ2,3か月に関しては仕事の忙しさに+して明確に評価が下がり続けている為、これ以上続けるべきかどうか非常に悩んでおります。

追記

これを投稿した後に活動報告の方で更新しようと思ってますのでそちらも読んで頂ければ幸いです。ウマ娘耳かき小説のリクエストの受付版等作ろうと思います。


ミホノブルボン(着物)

 おはようございます、マスター。新年あけましておめでとうございます。今年もどうか宜しく……? どうしました? そんな鳩が豆鉄砲を食ったような顔をされて。

 

 ……なるほど、見慣れぬ衣装であったと。どうでしょうか? ニシノフラワーさんに手伝ってもらいました、先日父から送ってもらった着物です。

 

 とてもよく似合っている? ありがとうございます、手伝ってもらった甲斐があります。

 

 はい? 手に持っているものですか? こちらは我が家の味付けで作ったお節です。母から味付けのレシピを教えて貰ったので、作ってみました。マスター、良ければ一緒に食べて欲しいのですが……はい、ありがとうございます。

 

 あ、この量で大丈夫です、私は後で改めてトレーニング用の食事を食べますので。人間の二人分となるとこれぐらいが妥当な量かと。

 

 はい、それでは失礼します……あ、お屠蘇も用意してますので、一緒に飲んでください。

 

 それでは、頂きます……どうですか? マスターの口に合っているでしょうか? ……そうですか、お口に合っているのですね、それは良かったです。

 

 はい、私にとっても慣れ親しんだ味ですので、とても美味しく感じます……大丈夫です、今度実家に帰った時にお腹いっぱい食べますので、今日の分はマスターが堪能してください。

 

 ……御馳走様です。さて、それではお屠蘇をどうぞ。マスターの盃にトポトポと……マスターは辛めの日本酒がお好きでしたね。美味しそうに飲んでいるマスターの顔を見ているのは楽しいです。

 

 ……さて、それでは……今年最初の耳かきを行いましょうか。 ……はい、できれば去年の内にマスターの耳かきをして去年の汚れは去年の内にと思っていたのですが、有マ記念以降の忙しさで時間が取れませんでした。今日は、マスターも一日空いていらっしゃるので、ほろ酔い気分で耳かきをして、気持ち良くなって頂きたいと思います。

 

 ……ありがとうございます。それでは、こちらへどうぞ。

 

 ……どうですか? 制服とは違う、着物の生地の柔らかさは。……なるほど、普段と違う柔らかい感触が心地良いと。

 

 それでは来年も同じ物を着て耳かきをしてもいいかもしれませんね。さて、それでは早速マスターの耳の中を……ふむふむ、やはり汚れがそこそこ溜まっていますね。それでは、新年初耳かきを開始します。

 

 まずは、このタオルで外側をゴシゴシと……温かいタオルでゴシゴシ……ゴシゴシ……窪みもグリグリ……グリグリ……念入りに拭いて……汚れを取っていきます。

 

 ……はい、タオルはこれで終わりです。ですが、今回はこのタオルで温まった指でマスターの耳を包んで……ツボをギュッギュッ……ギュッギュッ……どうですか? こうやって、マスターのツボをグリグリ……ギュッギュッ……

 

 マスター、耳だけでなく、顔も赤くなってますね。何回やってもらっても慣れない? 大丈夫です、そうやって意識してくださるマスターの反応を見ているのは、私も楽しいですから。

 

 それでは、ここから耳かきを開始します。本日は正月にお似合いの和風の耳かき……煤竹の耳かきを使用します。

 

 どうでしょうか? 普段の金属製とは違う耳かきの感触は……なるほど、着物と合わせて気分が出ると。やはりこれを使用して正解のようですね。

 

 サリサリサリ……サリサリサリ……

 

 コリコリ……カリカリ……ガリッ……ズズズ

 

 痛くはないでしょうか? なるほど、大丈夫ですね。普段使っていない耳かきですので力加減に誤りがないか心配でしたが、このままの調子で大丈夫そうですね。

 

 カリ……サリッ……

 

 ペリッ……ゾリッ……

 

 小さい耳垢が沢山ありますね。一つ一つ……丁寧に……痛くないように……剥がしていきます。

 

 にぢり……にぢり……

 

 少し頑固な耳垢がありますね。めぢり……にぢり……と、少しずつ剥がして……剥がして……

 

 めぢぢ……めぢっ!

 

 はい、取れました……あ、大丈夫ですか? 泣きそうに……え、痛気持ち良いから大丈夫? 了解しました。大丈夫なようで何よりです。

 

 後は……ああ、奥に一つ。これは大きいですね。それに……はい、突いた感じ、固いですね。端の方をカリカリと掻いていって……少し剥がれたところに先端を差し込んで……。

 

 釘抜で釘を抜くように梃子の要領で……はい、このまま一気に剥がします。

 

 めぢり……めぢ……ベヂッ!

 

 無事、耳垢を剥がす事に成功しました。しかし、ウマ娘の力なら比較的簡単に取れますが、人間……特にマスター自身が取ろうとするのはかなりてこずったと思いますので、今後も耳かきは私に任せてください。

 

さて、と。それでは耳かきの掻き取りが一段落したので、次は梵天による掃除に移行します。

 

 あ、そのまま、そのまま、動かないでください。よっと……。

 

 はい、今は私の尻尾を梵天の代わりにして清掃しています。尻尾が汚れる? 気にしないでください。それより動かないで……落ち着いていてください。

 

 ズゾゾ……ズズズ……

 

 ゴゾゾ……ズズズ……

 

 どうですか? 尻尾の毛がくすぐったくはないですか? ……昇天しそう? それは良い意味なのでしょうか? ……なるほど、天に昇るぐらい気持ち良いと。了解しました。

 

 ゴゾゴゾ……ゴゾゴゾ……マスターの耳の中を尻尾でゴゾゴゾ……初めてやってみましたが……マスターの気持ち良さそうな顔を見ていると……恥ずかしさ以上の嬉しさを感じます。

 

 ……少し名残惜しいですが、この辺りにしておきましょう。さて、それでは反対側の掃除を始めますので……はい、こちらを向いてくださってありがとうございます。

 

 ……帯が固い、ですか。申し訳ありません、その事は失念しておりました。ですが、和服である以上はどうしようもないので……我慢していただければと思います。

 

 さて、それではこちら側の耳掃除を開始します。まずは先程と同じように温めたタオルでマスターの耳をゴシゴシと擦り……汚れをふやかし、落としていきます。

 

 次に、タオルで温まっている指でマスターの耳をギュッ……ギュッ……ギューッ……♡

 

 すみません、少しやりすぎたでしょうか。やっているのが楽しくてつい。

 

 ……では、気を取り直して……耳かきで掃除をしていきます。

 

 ガリガリ……ガリガリ……

 

 ゴリゴリ……ザリザリ……

 

煤竹の耳かきでザリザリと……ザリザリと……小さい物を取っていって……大きい物も……

 

 ゴリゴリ……ゴリゴリ……

 

 ガッ……ベリッ……メヂィ……

 

 大きい物も無事に取れました。そこから、残っている欠片の掃除も疎かにはしません。

 

 ……耳垢の掃除、完了しました。それでは尻尾の梵天で掃除します。

 

 ゴソゴソ……ズズズ……

 

 ズボズボ……ボゾゾ……

 

 マスターの耳の中を私の尻尾がズボズボと掃除しているのは……やはり不思議な気分になります。もう少しやっていたいような……え、流石に奥の方がくすぐったい? わかりました、尻尾梵天を終了します。

 

 ……これにて耳かき終了です。さて、それでは……ああ、マスター自身が着物を掴んでくるとは……やはりほろ酔いですと眠気もすぐに来るのですね。

 

 大丈夫ですよ。今日は私もマスターもお休みなんですから。マスターが起きるまで、ずっと一緒に居ますから。

 

 マスター、今年もどうか宜しくお願いします。今年も……私はマスターの元で走っていける事を嬉しく思っていますから。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。