オラリオに最悪の呪詛師がいるのは間違っているだろうか?   作:五月雨@ノン

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(ノ・ω・)ノ⌒(最新話)


月狼

 

「複数人であれば、私に勝てると。お前は、お前達はそう思っているのか」

 

夏油は禍々しい重圧を纏いながら、そう呟くように言葉を吐いた

 

 

「さぁ、どうだろうね?」

 

フィンはおちゃらけたように、そう夏油を煽るように態と首を傾げてみせた

 

「だけど、例え君に個で負けるとしても、僕達はロキ・ファミリア家族だ。群としてなら、僕達は勝ってみせるよ」

 

フィンはそう信じて疑わないように、そう答えた

 

 実際、フィン達は個としては勝てない相手であろうとも、ファミリアとしてその壁をいくつも打ち破ってきた経験が幾つも存在し、その数多の経験の故に、個では勝てない可能性がある夏油に対し、ファミリアとして立ち向かった。

 自分達の勝利という結果を疑わずに。それが夏油の苛立ちを更に助長させ、夏油から放たれる重圧が更に増長し、ロキ・ファミリアの幹部達へと明確な敵意を孕み、のしかかるが、彼等が退くことはない

 

「実際、この人数差では幾ら君といえどもキツいんじゃないかな?」

 

そのフィンの言葉に、夏油は嗤う

 

 

「テメェ!何が可笑しいんだ!」

 

ティオネが夏油に噛み付くように、そう怒鳴る

 

 

「どうやら、君達は無知のようだ」

 

「無知だと?」

 

フィンが顔を顰める

 

 

「君達は極点という存在を知らない。だから、そんな腑抜けた戯言を吐ける。心底同情するよ、その愚かさと無知に」

 

「....君が言う極点とは、一体何のことだい?」

 

フィンが首を傾げる

 

 

「私の知る極点とはあらゆる困難、絶望、不可能ら、運命すらも打破する存在」

 

「それが君だと?」

 

「まさか、私などまだそれには程遠い。だが、私はそれを知覚している、見ている。焦がれている、夢想する」

 

「故に、君達如きに負けている暇なんて無いんだよ」

 

夏油がにっこりと笑った

 

 

「.....最後の勧告だ。今すぐに、ここから立ち去ってくれないか」

 

「退くのはお前達だ、ロキ・ファミリア」

 

 

 フィンが手をスッと頭上へと上げると、周りの幹部達は各々の武器を握った。

 それに合わせて、夏油も游雲を構える

 

「やれ」

 

 その瞬間、ティオネが待ってましたと言わんばかりに飛び出しては夏油へとナイフを振るい、その逆方向にアイズが回り込み、その剣を同時に振るった。

 敵へと回避を許さない二人の高速度の挟み撃ちが、夏油へと迫るが、游雲を使ってそれを同時に捌く。それにティオネは夏油が油断ならない敵だと舌打ちを漏らし、アイズはその淀みのない動作に、心の中で感嘆の言葉を漏らした

 

 だが、それだけで彼等の連携が終わる訳もなく、正面からフィンが夏油を穿たんと、音速の槍の一撃を放つ

 

「ハッ!」

 

 夏油の腹へと放たれる一撃が当たる直前、夏油の体から閃光が弾け、フィンの背後へと回り込み、游雲の一撃が脳天へと放たれる。

 フィンが背後へと目を向けるが既に遅く、もう防御は間に合わず、その一撃を待つのみだった

 

 

だが、それはフィン一人の場合のみであった

 

 ガキン!と金属同士がぶつかり合うような音と共に、夏油の一撃がフィンの脳天へと直撃する直前からまるで壁に阻まれたかのように進まない。

 それを見逃す程に第一級冒険者は甘くなく、フィンが背後へと腕を振り、夏油の顔へと槍を放つがそれを胴体を反らすことによって躱し、その勢いを利用して距離を置く

 

 

「チッ、魔法か」

 

「助かったよ、リヴェリア」

 

「気を付けろ、奴の速さは尋常では無い。一人で対処するのは困難に近い、故に私が援護する。お前達は連携して奴を倒せ」

 

「了解」

 

【集え、大地の息吹ーー我が名はアルーヴ】

 

 リヴェリアの魔法の詠唱が終わると同時に、フィン達は同時に動き出した。フィンはその体躯の小ささを生かした夏油を翻弄する動き、アイズは自らの風を推進力へと変化させた力強い速さで夏油へと接敵する。

 夏油は游雲を構え、二人を迎撃しようとするが、自らの真上から気配を察知し、バックステップで回避行動を取る

 

「私も交ぜてよっ!」

 

 可憐な声と天真爛漫な笑顔とは裏腹に、第一級冒険者の力強い拳が地面へと突き刺さり、地震でも起きたかのような罅が地面へと広がる。グラりと傾く地面に夏油は顔を少し歪め、フィンは自らの仲間のその一撃に思はず苦笑を漏らした

 

「間違っても街に被害を出さないように調整を頼むよティオネ」

 

「分かってるって!」

 

 ティオネと呼ばれたアマゾネスの少女がそう返答し、夏油へと向き直り、闘志を滾らせた。夏油はもう一人の第一級冒険者の登場に面倒だなと感想を漏らしたが、決して負けることなどは考えていなかった。

 チラリと周りを見ると髭を生やし、好戦的な笑みを浮かべるドワーフと少し気の弱そうなエルフが杖を握り此方を見ていた。それに夏油は溜め息を吐いた

 

「しょうがない、出すか」

 

 そんな夏油の呟きと共に、異形が解き放たれ、リヴェリアともう一人のエルフへと襲い掛かった。

 突然の異形の登場にフィン達は動揺を隠せないが、流石はロキ・ファミリアの団長と言うべきか、直ぐ様に正気へと戻り、指示を出す

 

「ティオネはレフィーヤを守れ!リヴェリアは一人でも大丈夫そうかい?」

 

「問題無い。こういう手には慣れている」

 

 それと同時に、リヴェリアが杖で呪霊を叩いた。だが、レベル6のリヴェリアの力を持ってしても、呪霊は消えることは無かった。それにリヴェリアは厄介だなと言葉を漏らし、夏油は野蛮だなと心の中で呟いた。

 

「テイマーか。その身体能力でそれとは驚かされるよ」

 

「たかだか調教師モドキと同一視するな」

 

 夏油とフィンの互いの得物がぶつかり合い火花を散らした。その背後にアイズがデスぺレードを、夏油の右方からティオナが拳を振るった。

 その瞬間、夏油の体から閃光が弾け、リヴェリアの魔法を突き破り、ティオネの脇腹へと游雲を振るい、その体を壁へと吹っ飛ばした

 

「テメェ!私の妹に何―――」

 

「ティオネ!下だッ!」

 

 顔を憤怒に染めたティオネにフィンがそう叫ぶが、頭に血が昇っていたティオネでは何時ものように直ぐ様行動に移すことは出来ず、隙を晒した。

 ティオネが立っている地面が崩れ、ティオネの視界がグラりと傾いた

 

「なっ!?」

 

「二人目」

 

 夏油の電撃がティオネへと迫る

 

 

直撃する寸前に、ティオネと電撃との間に光の壁が突如として姿を現し、その電撃を防いだ。

 夏油はそれに舌打ちを漏らし、ティオネの背後へと身を隠していたレフィーヤが詠唱を終えたのか風の刃を造り出し、夏油へと凄まじい勢いで迫る。だが、それを夏油は蝿を叩き落とすが如く、手で払い落とした

 

「ッ!」

 

(私よりも強いのは分かってた。けど、まさか手で払い落とされるなんて....私がそんな相手役に立てるの?)

 

レフィーヤは夏油の強さに恐怖を抱き、自らが役に立てるのかと自信を無くすが、ポンとティオネが肩に手を置いた

 

「アイツは強い。けど、私達ロキ・ファミリアなら勝てる。アンタもロキ・ファミリアの一員。なら、私達の役に立ってみせなさい」

 

「ッ!はい!」

 

「アンタもそろそろ起きて来なさい!こんな簡単にやられる女じゃないでしょう!アンタは!!」

 

そう言うと瓦礫が吹き飛び、少し土埃で汚れたティオナが姿を現した。口元は血で汚れ、地面には血を吐いたであろう痕が存在していた

 

「いたたた、やっぱり強いね君!けど、私も第一級冒険者なんだからそう簡単にやられる訳にはいかないよぉー!」

 

ティオナのそのタフさに夏油は面倒だなと呟き、追加の呪霊を呼び出す。呼び出された呪霊は口から黒煙を吐き出す。フィン達は辺りに立ち込める煙を毒かと警戒するが、夏油が自分の主神すら巻き込めかねない策を取る訳が無いと判断し、口を抑えるていた手を外した

 

「....この煙は一体」

 

「私の風でも吹き飛ばせない」

 

「ただの煙という訳では無さそうだな」

 

 フィンは夏油の出方を伺っていると、周辺が人為的に煙が濃くなり、魔力に似た別な力を感知した。

 その瞬間、フィンの片手が本来手に触れる事の出来ない煙によって拘束された。それをフィンは直ぐ様に槍で煙を切り裂き、拘束を解く

 

「これは....煙を操作しているのか....?」

 

「ご名答。この呪霊は煙を吐き出し、その吐き出された煙を固形化、操作する事が出来る。だが、殺傷力は特別出せる訳では無いがね」

 

 そう言うと、夏油の周りにある煙が固形化され、鞭のような形へと変化する。それにフィンはいち早く察知し、指示を出す

 

「回避!」

 

その声にアイズやティオナ達は上へと跳躍する

 

 その瞬間に、煙によって作られた鞭は振り払われ、風を巻き起こした。鞭はその長さから周りに存在する遮蔽物へと激突するが、その悉くを粉砕した。

 それにフィンは厄介だなと言葉を零した

 

「殺傷力が無いなんてよく言えたね」

 

「まぁ、強化(縛り)をしたからね」

 

夏油はニコリと意地の悪い笑みを浮かべた

 

 

「この煙は様々な形に変化する!だが、その直前に気配を察知することは出来る!全員、意識を研ぎ澄ませればどうということは無い!恐れすぎるな!僕達ならいける!」

 

「うん」

 

「了解だ」

 

「は、はい!」

 

「はいっ!」

 

「オッケー!」

 

「了解じゃ」

 

各々がフィンの助言を胸に、闘志を滾らせた

 

 

「追加するか」

 

だが、夏油はフィンの鼓舞を押し潰すように追加の呪霊を呼び出した

 

 それはオッタルとの戦いの際に呼び出した、地面を操る呪霊とそして、もう一体は夏油が度々使用している準一級呪霊であった。

 フィン達はその追加の呪霊に驚きを隠せないが、夏油はそんなフィン達を待つことなく、呪霊に指示を出す

 

 すると、地面に切り目のようなものが走り、地面が崩壊した。だが、地面が崩壊したにも関わらずにもその崩壊によって発させれる音は存在せず、それに気付いたフィンが周りに異変を伝えようとするが、口はパクパクと音を発さずに動くのみだった

 

(音を消された!?不味い!このままでは、連携が取れなく――――)

 

 

 フィンの背後から煙によって作られた数本の槍が穂をフィンへと向け、発射された。それをフィンは槍で弾いて直撃をすることを防ぐが、地面が崩壊した際に跳躍したことによって隙を晒す。

 それを夏油が見逃す訳も無く、フィンへと接敵する

 

 ティオネは魔法を発動し、夏油の動きを止めようとするが音が無くなったこの空間では詠唱が必要とする強力な魔法は発動することが出来なかった。

 これに、ティオネは舌打ちを洩らし、レフィーヤは顔を青くし、リヴェリアはそう来たかと歯を噛み締めた

 

 

 フィンは夏油が迎撃するが、体勢の悪さや、連携が取れないという心的な焦りから直ぐ様に迎撃は突破され、游雲が腹部へと吸い込まれるように放たれた。

 だが、游雲の一撃をアイズのデスぺレードが下から弾くことによって防ぎ、夏油の上体が少しばかり上がり、今度は夏油が隙を晒す。それをアイズが見逃す訳が無く、追撃をしようとするがアイズの目の前にいる夏油はニヤリと厭らしい笑みを浮かべていた

 

「!」

 

 グンとアイズの足が引っ張られる。アイズは自らの足を見るとそこには煙によって作られた、細い糸のような物が足に巻きついており、自らの足を引っ張っていた。

自らが嵌められたと察すると同時に夏油の蹴りがアイズへと放たれる

 

 

「ッ!」

 

それをアイズは反射的にデスぺレードで防御するが、地面に叩き落とされる。土埃が舞い、アイズが地面へと沈む。それにレフィーヤとティオナが心配からかアイズへと近寄ろうとするが、夏油はフィンも巻き込みその三人へと電撃を放つ

 

ティオナはいち早くそれを察知し、回避行動を取り、レフィーヤもそれを躱そうとするが、それよりも速くレフィーヤへと直撃し、レフィーヤはその場に崩れ落ちた

 

フィンは至近距離且つ、空中ということもあり、そのまま電撃へと直撃し、夏油の蹴りで地面へと沈んだ

 

 

ティオナがレフィーヤの方へと目を向け、口をパクパクと音は出ないがレフィーヤへと心配の声を叫ぶが、その明確な隙を夏油が見逃す訳も無く、再度ティオナを壁へと吹き飛ばした

 

 地面へと着地した夏油を待っていたのかガレスが猪のように突撃する。その威力は彼が地を踏み締める度に罅割れる地面がその威力を物語っており、これをまとも喰らえば夏油であろうとも大ダメージは免れないだろう。

 だからといって、下手な迎撃しようともそれを正面から突破されるのがオチだろうと夏油は考察し、呪霊へと指示を出して、自らの足元の地面を押し出させ、発射台の要領で空中へと飛んだ。これにはガレスというベテラン冒険者であっても想定外であり、夏油のいる空中へと視線を向け、驚きを隠せないでいた

 

 そんなガレスへと夏油は凝縮させた電撃をまるでビームのように放った。それはガレスへと直撃するが、ガレスは持ち前の耐久力で堪える。だが、それでも痺れはあるのだろう、顔を歪めて、手足はプルプルと震えており、なんとも動きにくそうな様子であった

 

(あれでは、もう万全なパフォーマンスは発揮出来ないだろう。一旦、放置で良いか)

 

 夏油はリヴェリアの方を見ると彼女は複数の呪霊に囲まれており、それに対応するのに精一杯であった。普段の彼女であれば振り切る事も出来なくはないだろうが、

呪力で出来た煙ということから慣れていない為、彼女のパフォーマンスはこの慣れない環境に低下し、それに加えて煙自身も重量を持つように手を加えている為、今の彼女では呪霊を振り切ることが出来なかった。

 だからといって呪霊を倒そうとも、まともな魔法が使用出来ず、魔力と呪力とは似た力ながらも根本的には全く違う力なので呪霊を倒そうにもオッタルやガレスのような圧倒的な力がある訳では無いリヴェリアには無理な話であった

 

 フィンが倒れたことによって怒り狂ったティオネが夏油へと襲い掛かる。どれだけ、怒り狂おうとも流石は第一級冒険者と言うべきか、そのナイフ捌きは鈍るどころか、怒りによって更に鋭くなっていた。

 しかし、夏油はそのナイフによる連撃を全て体術のみで防ぎ切り、ティオネの腹部へと拳をめり込ませた。だが、それを喰らっても尚、ティオネは倒れず、それどころか腹にめり込む夏油の腕を掴み、捕まえたと言わんばかりに苛烈な笑みを浮かべた。それと同時にガレスとアイズが夏油を挟み込むように攻撃を繰り出す

 

(もう動けるようになるとは、流石に驚いた。けれどこの程度の拘束で私を倒すことが出来るとでも思っているのか?)

 

 夏油はガレスの耐久力の高さに驚きつつも、動揺をすることは無かった。

 自らの腕を掴むティオネの周りの煙を固形化し、ティオネに手を離すという選択を奪う。それと同時に、夏油は呪力を腕へと集中させ、筋力を一時的に強化することによってティオネをまるで鞭を扱うように振るい、ガレスとティオネを同時に壁へと叩き付けた。それにアイズは夏油の対応力の高さに驚かされるが、動きを止めることはなく、夏油へと剣を振るった

 

だが、アイズの剣を振るう手に銀色の光が突き刺さった

 

「!」

 

 それはティオネのナイフであり、夏油がそれを並行且つ一瞬の間で緻密に操作をし、最高のタイミングでアイズのその白く美しい手に突き刺した。

  これには流石に予想だにしていなかったのか、痛みで一瞬だけ動きが止まるが、その一瞬で夏油は充分であった

 

 

夏油の体から閃光が弾け、瞬く間にアイズの背後へと移動する

 

 

(速すぎて目ですら追えな―――

 

 

最早、その攻撃を阻む者は存在しなかった。いや、正確には一人いるが、夏油の頭がそれを出来る程のパフォーマンスを発揮出来ないと判断したが故の考えだった。故に夏油は何も戸惑うことなく游雲を振るった

 

だが、今宵は雲一つない満月。その者がそれを発動するにはこの上ない環境であった

 

アイズの横腹に游雲が直撃する寸前に、夏油へと銀色の輝きを放つ者が夏油へと激突した

 

「ッ!」

 

(お前はッ!何だその姿は―――

 

 

 一瞬遅れて、夏油がそれに気付き、回避行動を取ろうとするがそれよりも速く夏油の脇腹を穿つように蹴りが炸裂した。

 そのことにより、夏油はその体躯を蹴り飛ばされるが咄嗟に呪霊を自らの背後に呼び出し、クッション代わりにする。だが、ダメージは確実に夏油の体に響き、口から少なくない量の血が吐き出されるがそれを気にすることなく、夏油は男を睨み付けた

 

 

夏油が先程まで立っていた場所には一人の男が立っていた

 

その男の名は―――

 

 

 

ベート・ローガ(凶狼).....!」

 

 

誇り高き狼が、本来の姿を取り戻し、そこに存在していた

 

 

 






閲覧して頂きありがとうございました。もし、少しでも面白いと思って頂けたのなら、感想、評価、お気に入り登録等して頂けると幸いです。


この小説も1周年を迎えました。1年の間に更新したのが16話というか少なさ。恥ずかしくないの?()


ということで1周年を記念してIF√を書こうかなと思っています。活動報告で書いて欲しい話等募集します!
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=280711&uid=325703
例としては、夏油がヘスティアと出会わなかった場合の闇堕ち√ という感じです

良ければ要望沢山書いて頂けると嬉しいです!


↓作者のTwitter
https://twitter.com/fNJieNXrnvZDG63t=OTcNDJCdxcggoimNo5h00A&s=09

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