河童は不思議な生活がしたい   作:東風ますけ

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短めです。



第2話「チョウと河童のしくみ」

喋るチョウチョと同居し始めて3日がたった。

 

「ルーベルトさん!パーテル大平原東にいきましょう!」

 

チョウチョが言ってきた。俺は今ベットと一体化している。

 

「やだよ。面倒くさいし。」

 

聡明な俺はチョウチョの誘いをキッパリと断った。

 

「どうしてですか!もう出会って3日ですけど1度たりともルーベルトさんが働いているところを見ていません!いい加減働きましょうよ!」

 

何を隠そう俺はインドア派である。そんな俺がいちいち大平原に行くわけがない。

 

「そういえばチョウチョって何処から声出してんの?」

 

話をずらすことにした。

 

「え"っ?声ですか」

 

今女の子からでちゃいけない声出てたぞ。

 

 

あれ?

 

チョウチョってメスなの?オスなの?一応声と喋り方は女の子っぽいからメスか?

 

いやでも……

 

考えたら頭がおかしくなりそうだからやめた。

 

「声は………何処から出てるんでしょうか?」

 

自分でもわからんのか。

 

「チョウチョ。こっちこい」

 

チョウチョは「なんですか?」と言いながら近寄ってきた。

 

「キャァ!?」

 

俺はチョウチョの体を色々触っている。それはもう、色々だ。触角を筆頭に羽、胴体などの部位をモミモミしている。近くで声を聞いてもどこから出てるのか分からん。なんなんだこのチョウチョ。

 

てか心なしかチョウチョが人の肌のようにプニプニしている。

 

「ルーベルトさんのエッチ!?普通人の身体を触るときは一言言いましょう?ね?」

 

チョウチョに怒られてしまった。

確かにアレはダメだったかな?

取り敢えず離してあげよう。

 

「もう…ルーベルトさんは変な所で度胸というか勇気というか妙に勢いがあるので困ります。」

 

「すまんかったな。お詫びと言ってはなんだが、パーテル大平原に行こう。

 

「本当ですか!?」

 

「俺も自分のライフを確かめたいしな」

 

前例がないせいで「河童」がどういうライフなのか分からないからな。

 

「じゃあ、パーテル大平原にレッツゴー!」

 

元気だな…このチョウチョ。

 

(チョロい……)

 

 

 

■■■■■■■■■■■■■

 

 

「ルーベルトさんはどんな技を使えるんですか?」

 

技…………………か。

 

戦ってみないとわからないな。

そもそも戦うタイプのライフなのか?

まぁ試さないとわからないよな。

 

「ルーベルトさん。アレはバ・ハハですよ。」

 

バ・ハハ。羊型のモンスターで初心者でも倒せる入門用モンスター。最初の相手にはもってこいだな。

 

「アレで技を使えるか試してみる。」

 

そう言って俺はバ・ハハに近づき構えた。

 

技ってどう試せば良いんだ?

 

素手で殴るのもなぁ・・・

 

投げてみるか?

 

「メェーー」

 

バ・ハハが突進してきた。

 

 

ありったけの力を込めて、俺は突進に合わせてツノを掴み後ろに投げた。

 

バ・ハハは衝撃に耐えられず気絶した。

 

 

「すごい……スゴイですよ。ルーベルトさん。」

 

心なしかチョウチョがキラキラした目で見ているような気がする。

 

技名があった方がいいな。

そうだな、力を溜めて投げる…

 

「俺はこの技を「チャージトロウ」と呼ぶ。」

 

「チャージトロウ…安直過ぎませんか?」

 

「さて………………帰るか。」

 

途中チョウチョが「無視しないでください!」とか言っていたけど気にしない。

 

こうして「河童」と「チョウ」の仕組みが少しだけわかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




週一投稿目指してます。この回はテンションで作ったので後日加筆する可能性があります。

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