どうも東風(こち)です。閲覧注意です。ホラー要素を含みます。
一度読み始めたら最後まで読んでください。中断する場合も最後まで読んでください。よろしくお願いします。
それでは本編!どうぞ!
「おはよう。やっぱり睡眠って大事だなユエリア………って、まだ寝てんのか」
「むにゃぁ………すぴぃ………」
「マジでコイツ本当に可愛いな。………俺が守ってやらねぇとな」
ドクロ石や
………この前のキリタチ山でのフェアリードラゴン戦とか、ポルトポルト防衛戦とか。結構俺ピンチだったよなぁ。
………そろそろ本格的に強くならねぇとダメだな。
「むにゃぁ………ふふふ、ルーベルトしゃん………そんなに食べられませんよぉ………わたしがたべてあげまふぅ………」
「もう少しだけ寝ててくれよ?」
俺はマイルームをそっと飛び出して、キリタチ山の溶岩の洞窟に向かった。
「あっつ」
暑かった。暑いっていうか熱い。灼熱って感じだ。ここなら3秒で干物になれる自信がある。
「さぁて………狩るか!」
今回。俺は武者修行をすることにした。
内容は至ってシンプル。
入り口から最奥まで全ての敵を狩り尽くすこと。ただそれだけだ。
「んじゃ始めようか!」
まず戦うのは、入り口付近に生息するベニイロクサだ。木の根っこみたいなコイツはとりあえず掴んで壁に叩きつけた。
『キュウ!?』
「悪りぃな。今回はユエリアが居ねえから手加減できねぇや」
『キュウ!?』
『キュワワ!?』
『キャァ⁉︎』
「次、はい次」
とりあえず入り口付近のベニイロクサは駆逐した。次はカエンダケだ。
コイツはとりあえず背が小さいからな。蹴飛ばしていく。
『シェ!?』
『シュア!?』
『シュシュア!?』
「………はい終わり」
次、次、次次次。
………そして中間地点に辿り着いた。
『ブルモオオオオオオ!!!』
ここにはマグマゴーレムが円形の土台の中央に立ち塞がっている。奥に進むには倒すしかない。
『ブルォォォォォ!!』
ヤツが地面を叩くと周りの土台は弾け飛び、5メートルは離れている俺の足場にヒビが入った。
「………なるほど、一筋縄じゃいかねぇな?………だけど!」
ヤツの攻撃によってバラバラにされた石塊が俺の足元に沢山転がっている。俺はその中の一つを無造作に拾い上げて──。
『ブルモオオオオオオ!!!!!………ドスン』
本気でぶん投げた。結果は一撃。思ってたよりも簡単な相手だったな。
さて、次次次次次。
………そして最奥に辿り着いた。
『キシャアアアアア!!!!!』
炎の精霊。そのカシラである『モエジー』。推奨レベルは『30』。しかも魔法使いであることが前提だ。
高火力な炎魔法は対策ナシだと大ダメージは勿論として、何よりコイツが意外と物理に固い。水属性で攻撃しないとなかなか倒れない。
「ま、俺は河童だから関係ねぇけどな。ほい、『
『キシャアアアアア!?!?!?………バタン』
よし、ワンパン。
んじゃ、入口に戻って入り直そう。
そうすればモンスターが復活するからな。あとはコレを丸一日繰り返そう。
叩きつける蹴る投げる撃つ
叩きつける蹴る投げる撃つ
叩きつける蹴る投げる撃つ
叩きつける蹴る投げる撃つ
叩きつける蹴る投げる撃つ
次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次次。
「ほい、367周目終わりっと………ふう。レベルは………お!68か!結構上がったな!」
得たステータスを全て力と防御と運に割り振る。
「………まだ物足りないけど、帰るか」
ゲットしたアイテムとか、ビッグアイテムとか納品したら1200000リッチになった。
なんかギルドの人たちが俺のことを『
まぁいいか。とりあえずゲットしたリッチはユエリアには隠しておくことにしよう。いざという時に使いたいからな。
………もっと強くなりてぇ。ユエリアの為に。強く、強く強く強く。
強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く。
………さん!
強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く。
………トさん!!
強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強──
「ルーベルトさん!!!!!」
「………ユエリア?」
「ルーベルトさん大丈夫ですか!?凄くうなされていましたよ!?」
「………なんか、ははは。………すっげぇ怖い夢見たよ俺。俺が俺じゃなくなる夢を見たんだ。みんなから怖がられて、俺が、『
「………ルーベルトさん」
「………なぁユエリア。もしも俺が俺じゃなくなっても、お前は俺のこと────愛してくれるか?」
今の俺はユエリアがどんな反応をするのか。不安で不安で、仕方がなかった。
「………ルーベルトさん。私は相棒失格です」
「そんなことねぇ…」
俺の言葉が紡がれるよりも先に、ユエリアの言葉が。
「ルーベルトさんが!!」
聞いたこともないユエリアの、初めて聞いた怒気を孕んだユエリアの声に、俺はビクッとして、ただ黙っていることしかできなかった。
「私はルーベルトさんがこんなにも傷ついて居たのに!!!!!なんにも気が付かなくて!!自分勝手になんでも頼み込んで!!!ルーベルトさんに、たった15歳の子供に世界の運命を背負わせて!!!!それで自分はのうのうと過ごしていて!!!!!責任から逃げて!!!!!!
………………私は相棒失格です」
俺は、何も言わなかった。言えなかった。
………でも。
「ありがとうなユエリア」
「!」
この言葉だけは伝えなくちゃって思ったんだ。
「ユエリアは俺の『大切な』相棒だよ」
「………私もです!ルーベルトさんっ!!!!!!!!!!」
ユエリアが俺の懐に抱きついてきた。
そして俺たちは言葉を交わすことなく、5分間ほど抱き合った。
もはや俺たちの間に言葉は不要だった。
………そして5分後。
「やっぱり女の子の胸って最高だわ。癒される」
「ルーベルトさん!?」
俺のメンタルはめちゃくちゃプラスになり、俺はコレ以降、悪夢を見ることが無くなったのだった………。
「めでたしめでたしだな!」
「確かにそうですけどルーベルトさんエッチです!!!!!」
チョウチョと河童の絆は、この世界の誰よりも強固になったとさ。
「めでたしめでたし!」
「太もも触りながら言わないでください!というか太もも触らないでください!!」
「断る!!!断じてことわーーーーーる!!!!!!」
悪夢さえも踏み台にして、俺たちはこの
メンタル削ってすみませんでした!!!
でも一つ言わせてください。
東風もめちゃくちゃ胃が痛いです。
なんか最初は普通に修行の話書いてたらいつのまにか悪夢になってました。なんで???
まぁとにかくハッピーエンドでよかったです。というかしました。ここは私の唯一譲れないプライドなので。
ルーベルトはメンタルつよつよな子ですから。
本文にある通り、コレ以降こう言う感じになることは絶対にないでしょう。
でも改めて見ると確かに1人に世界の命運託し過ぎな気もします。寧ろ悪夢を一回見るだけで済んだルーベルトがマジでバケモノです。いい意味で。
ここからは多分ルーベルトとチョウチョがテレパシーレベルで以心伝心してくので、旅がサクサク進むと思います。いや、今までもめっちゃ以心伝心してましたけど………。
とにかく!毎週投稿がんばるぞい!おー!