河童は不思議な生活がしたい   作:東風ますけ

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遅れてすいませんッ!!!
ユルシテオニイサン


第6話「木漏れ日の森と霧立つ山」

大幅レベルアップから3日後。ルーベルトはエリック王より頼まれていた「ドクロ石」の調査にコモレビィの森とキリタチ山に向かっていた。

 

「ルーベルトさんルーベルトさん?」

 

「なんだい?チョウチョ君?」

 

チョウチョが優しい声音で聞いてきた。

 

「此処ぉ、何処なんですかぁ?」

 

「わかんない⭐︎てへぺろ⭐︎」

 

「あ"あ“あ“あ"あ"あ"あ"!!!」

 

チョウチョの咆哮が木霊した。

 

私達ッ⭐︎絶賛遭難中⭐︎

 

時は少し遡る

 

 

■■■■■■■■■

 

 

俺はチョウチョに「そう言えばドクロ石って調べなくて良いんですか?」と言われてすっかり忘れてたと言わんばかりに手を打ちパーテル大平原東へ向かった。っと、パーテル大平原に着いた。さてさて何処から調査していこうかな・・・

 

「ルーベルトさんは何処が怪しいと思いますか?」

 

クルブルクには主に3つのスポットがある。

クルブルクの上に聳え立つ「キリタチ山」

クルブルクの大森林「コモレビィの森」

クルブルクの洞窟「ハニワ洞窟」

この3つが代表的だ。

 

「俺としては「キリタチ山」か「コモレビィの森」かな?ハニワ洞窟は地味だしあんまり無さそうだな」

 

チョウチョが羽を振るたびに金色の粉塵が舞う。

チョウチョは「そうですね・・・」と一拍置いて

 

「私としてはキリタチ山が気になります」

 

そうか。なら決定だな。キリタチ山へ?

 

「「レッツゴー!!」」

 

 

■■■■■■■■■

 

 

いっ、息が苦しい。

 

「ぜぇぜぇ・・・山登りって疲れますね」

 

チョウチョもいつもよりは疲れを感じているようだ。

 

ん?

 

「オイ!ありゃぁ小屋じゃねーか?」

 

屋根が真っ赤で小さな小屋があった。おおよそ、休憩所だろう。

 

「アソコで休んでいきましょう…ルーベルトさん」

 

俺はチョウチョの言葉を肯定した。

 

コンコン。誰かいらっしゃいますか〜?

 

俺がそう尋ねると扉がギギィ〜と開いた。

 

「なんじゃ?ワシに何か用かい?」

 

小屋の中から出迎えてくれたのはパンツ一丁の白い髭が特徴的なお爺さんだった。やはりこの世界には変人しか居ないのだろうか?

 

「すいません。此処で休ませて貰えませんか?」

 

チョウチョが俺よりも先に用件を伝える。お爺さんはその言葉に「ふむふむ」と言いながら髭を弄っていた。

 

「いいよ。休んでくついでじゃがお主らが何故この様な山奥に来たのかもよければ教えてくれんか?」

 

俺たちはその言葉に大きな声で返事をした。

 

 

■■■■■■■■■

 

 

「つまりですね、私達はドクロ石と言う石を調査しにこのキリタチ山に来ました。」

 

俺はこれまでの経緯を簡潔に説明した。

 

お爺さんは少し考えた後、こう紡いだ。

 

「その、、何とかイシ?ってのは知らんがこう、マーズに大きなバッテンがあったぞ」

 

バッテン?俺はチョウチョにそんなのあったか?と問うとチョウチョは「知らないです」と答えた。

 

「バッテンですか・・・わかりました。情報提供ありがとうございます。」

 

さて、住んでいる人が見た事ないと言うことは此処にはまだドクロ石が落ちた事が無いという事だろう。では、第二候補のコモレビィの森に向かおうと思う。その前にお爺さんにお別れを言わなければ。

 

「お爺さんお元気で!」

 

「無理なさらない様お気をつけて〜」

 

「ありがとう。こう見えてワシは丈夫じゃぞ。今年で120じゃよ」

 

そんなお爺さんジョークを背に受けながら俺たちは下山した。

 

 

そこいらに丁度いい鬼が(ry

 

 

危なかった。危うくステーキになるところだった。

 

 

■■■■■■■■■

 

キリタチ山から下山した俺たちはコモレビィの森へと向かった。

 

だが、、、

 

「この道で合ってんのかチョウチョ?」

 

「恐らくは・・・」

 

近道しようとして森林を歩いていたら道に迷ってしまった。

 

 

小一時間後。冒頭へ戻る。

 

■■■■■■■■■

 

「どーするんですか!こんな森の奥深くで!」

 

チョウチョが五月蝿く羽ばたいている。

確かに森の奥で辺りも余りわからない。

 

「取り敢えず獣道を探してみよう」

 

コモレビィの森は動物が沢山いるのである程度正規のルートとして獣道が引かれていると考えた俺は辺りを散策し始めた。

 

ポキッ。

 

ん?

 

 

ポキポキ。

 

 

ん?

 

 

「GAaaaaaaaaaaaaa!!!」

 

 

しまった。パーテルベアに見つかってしまった。

パーテルベアはハチミツが好きだってメグおばさんが言っていたな。メグおばさんから貰ったハチミツキャンディーを投げてみよう。

 

「ガ?ガァァァァ」

 

ヨシッ!パーテルベアはものの見事ハチミツキャンディーに釣られていった。俺はその場から離れていった。

 

■■■■■■■■■

 

数分後。獣道に出れた俺たちは案内兵士に王都の大通りまで案内してもらった。案内のついでに「ドクロ石って知ってる?」と聞いてみたが手応えは無かった。

 

という事で

 

「見つかんなかったわ」

 

エリック王にそう告げた。

 

「もう一度探してこい」

 

「嫌だと言ったら?」

 

「ワシと同じ子供の体になる呪いを魔王にかけてもらう」

 

「喜んでやらせていただきます」

 

エリック王みたいに中身はおっさん見た目は子供はお断りだ。さてさて、ドクロ石とやらは何処にあるのやら・・・

 

取り敢えず家に帰って寝よう。

 

 

ミッション!

 

ドクロ石を探せ!

 

結果、未達成。

 

 

「ハニワ洞窟かなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




因みにラウラの声優さんはY.AOI 姉貴(推し)
もし宜しければ投票などもよろしくお願いします。

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