河童は不思議な生活がしたい   作:東風ますけ

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このペースじゃぁ完結まで三年はかかっちまうわ。


第9話「黒影怪物」

 

前回のドクロ石騒動から3日が経過した頃。ルーベルトにエリック王からの呼び出し状が届いた。

 

ルーベルトはチョウチョと共に王城に向かって出発しようとしたのだが…

 

「なぁ、そこの若者よ。ちぃと時間をくれんか?」

 

帽子を深く被り、サングラスをかけたお爺さん?が話しかけてきたのだった…

 

■■■■■■

 

「んで、爺さんは俺たちと王城へ一緒に行きたいと…」

 

おはこんばんにちわ。諸君。私、ルーベルトはエリック王からの呼び出し状に応じて王城へと向かっていたのだが…見覚えのある爺さんに絡まれた。チョウチョもそれに気づいたようだ。

 

「貴方は確かキリタチ山に住んでいた…」

 

チョウチョがうろ覚えといった様子で確認すると爺さんは大袈裟な動作で、

 

「いかにも!ワシじゃよ。今更ながらお主らに名を名乗っていなかったな…ワシの名前はかんむりじいさん。なのじゃ!」

 

それって名前か?っていうかのじゃロリかよ…性別から間違ってるけど…

 

「まぁのじゃは冗談として、(じゃぁ言うなよ)改めてワシを王城へ連れて行ってくれんか?この身分じゃ正面から入るとちょっと面倒なんじゃよ」

 

どんな身分ならこの警備ガバガバ王城に入れないなんてことがあるんだ?

まぁこの王城で1番強いの王と王妃だしどんなに警備固めてもそんな意味無いか。

ちなみに王より王妃の方が強い。王国兵士の「でんせつ」だったらしい。

階級は下から、

 

みならい

かけだし

いっぱし

うできき

たつじん

マスター

えいゆう

でんせつ

 

 

となっている。

だから俺がマスターからスタートしたのはめっちゃ階級のショートカットしていたんだよな…だからマスターなのに他ライフの「いっぱし」くらいの強さなんだよな…

 

てか王妃強すぎて絶対に逆らわない様にしとこう…勝てるビジョンが浮かばん。

 

脱線していたな。

 

閑話休題

 

「まあ断る理由はないからいいぜ。爺さんも行こうぜ」

 

俺は結局、爺さんと一緒に王城に行く選択を選んだ。

 

「じゃぁ早く行きましょう。ルーベルトさん。かんむりじいさん」

 

「ホッホッホ…チョウチョちゃんは元気があって良いのぅ…ワシももう100歳若ければな…」

 

アンタ一体何歳なんだよ…

 

■■■■■■

 

「ルーベルト。よくやって来てくれた。心より感謝するぞ」

 

「いやいいって。そういう堅苦しいの。もっと柔らかくしないと話し合いが進みにくくなるぜ」

 

俺がエリック王にそう言うとエリック王は何やら困った様子だった。その視線はどうやらかんむりじいさんに向けてのものに見えた。

 

「いやな、ルーベルトよ。その隣に居る方はもしかしなくてもかんむりじいさんだな?」

 

あれ?エリック王ってかんむりじいさん知ってんの?なんで?

俺が思考に夢中になっているとチョウチョが耳元で囁いてきた。

 

「ルーベルトさん…ルーベルトさん…もしかしてかんむりじいさんってすごい人なんじゃないですか?」

 

俺がチョウチョの囁きに「んなわけ」と返した直後、エリック王が口を開いた。

 

「何故ルーベルトたちと一緒に来たのですか……「お父様」」

 

ゑ?

 

「ゑ?」

 

よかった。チョウチョもしっかり驚いていた。お父様?おとうさま…

オトウサマ???

 

「事前に知っていたら王国総出でパレードを開きましたのに…」

 

「ホッホッホ…ソレが嫌だからこうしてルーベルトたちと一緒に来たのではないのか」

 

あぁ(察し)成る程。そう言うことね…

 

「話が違ぇ…」

 

オカシイ…俺は唯の爺さんを連れてきただけなのにこんな…こんな大物だったとは…

 

「いやー。ワシが女神様から天啓を受けて「河童」というライフを作れと言う命令を息子が果たせているかをこの目で確認しにきただけじゃよ」

 

ゑ?(2回目)

 

いやー。    じゃねぇよ!!!

 

「テメェが犯人か!!!」

 

俺の傭兵ライフを奪ったのは!

 

「ホッホッホ。如何にも」

 

「コラ!ルーベルト。先代国王に対しての無礼はワシが許さんぞ」

 

「ヒェッ…権力…パワハラ反対…」

 

あんまり逆らうとうっかりマイホーム送り(処刑)されかねないから気をつけないとな。

 

「かんむりじいさんの本当の名前って何なんですか?」

 

とチョウチョがかんむりじいさんに質問をした。

 

「うむ。ワシの本当の名前を明かそう。ワシは「クルブルク王国10代目国王ヴァルド・ストーンじゃ!」

 

まぁそうだわな。

 

「そういえばエリックよ。前にマーズに赤のバッテンが浮かんでいたぞ。アレは恐らくファンタジールの終わりを示している」

 

「なんと!すぐ調査します」

 

「ワシはコレをエリックに伝えたくてルーベルト。お主に連れてきてもらったのじゃ。ルーベルトよ。今度我が家に訪ねてくる時は「赤ずきん」と一緒に来いよ」

 

「…?あ、あぁ。わかった。「赤ずきん」と一緒にだな?」

 

「あぁ。「赤ずきん」じゃ」

 

俺に対して「赤ずきん」という謎の存在のことをチラつかせながらかんむりじいさんは帰って行った。俺たちがかんむりじいさんの背中を見つめていたらチョウチョが、

 

「そういえばすっかり忘れていましたけど今回の呼び出し状って何の為に呼び出されたんですか?私達」

 

はっ!そうだった。爺さんのインパクトが強すぎてすっかりメインを忘れていたわ。

 

「うむ。そうだったな。今回2人を呼んだのは他でもない……」

 

「「ゴクリ!!」」

 

「名前決めじゃ!」

 

「「は?」」

 

嫌なんで名前決めに俺たち?っていうか何の?

 

「前にほら…3日前のドクロ石騒動があったじゃろ。そこにいた黒く凶暴化していたモンスターの名前というか名称ぎめじゃ」

 

「黒いモンスター。とかじゃダメなんですか?」

 

「チョウチョよ。カッコ良くないからダメじゃ」

 

ええ(困惑)そんなんどうでもいいやん…

 

「ダメなんじゃよ!(心読むなよ)ワシもこう見えて魔法を使えるからな…ワシはお主の考えていることくらい分かるぞ」

 

それにしてもカッコいいのかぁ…

 

そうだ!

 

黒影怪物(シャドウモンスター)なんてどうだ?」

 

「ほう?良いな。ヨシッ!それに決定じゃ!第一発見者が名付けたならば誰も文句は言わんじゃろう」

 

「ルーベルトさんにしては珍しくセンスがありますね。珍しく」

 

「何故2回も言った!理由を言え!」

 

「理由なんてないですよー。ぜーんぜんないですよー」

 

ハラタツワーコイツハラタツワー。

 

「ヨシッ!ルーベルトとチョウチョは帰って良いぞ」

 

そう言って俺たちは王城を追い出されてしまった。

 

「なぁ?チョウチョ?俺たちって必要だったか?」

 

「さぁ?」

 

俺たちが話し合っている時、目の前からヒューズの助手となったハッポとグルッチェたちが…

 

「誰だよ黒影怪物(シャドウモンスター)だなんて名付けた奴。安直過ぎるだろ」

 

「オレもそう思うッス」

 

ブッコロ

 

 

 

ミッション!

 

「名前決め」

 

大成功???

 

 

 

 

 

 

 

 




初めてルビふったッピ。

俺が一周年(2022の5月)までに50話書けないと思ってるやつ居る?

  • いないないばぁ(書ける派)
  • 書けるわけネージャン!(書けない派)
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