がっこうぐらしー守るべきものー   作:三坂

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ランダルコーポレーションの精鋭軍との激戦‥
それは悪夢ような戦いだった。
なんとか僅差で勝つことができだ学園生活部
生き残った彼は新天地の聖イシドロス大学へと向かうのであった


第三十二話 きゅうけい

荒廃した巡ヶ丘市内 

道路には事故車両や放置車両、建物もボロボロになっておりうめき声とともに彼らが散り散りに徘徊している。

 

そんな中ある道路のど真ん中に歩いている彼らの姿が‥

このような状況のため、車が一台も通らないはずだが‥

 

 

ドォン

 

 

突如して歩いていた彼らが一台のクラウンの警察車両に跳ね飛ばされる。そのまま道端に飛ばされ、少ししてゆっくりと

起き上がる。そんな彼らの目の前を先ほどの警察車両に続くように一台のハイエース、そしてセレナの警察車両も続くように通りすぎる。

 

 

「あちゃ〜‥、すみません跳ねちゃいました‥」

 

 

「気にするな、多少なら問題はないさ」

 

 

そのクラウンのハンドルを握っているのは直樹美紀という巡ヶ丘学院高校二年生の少女。そんな申し訳無さそうにしている彼女に気にしなくていいといっている助手席の男性は日野祐也。巡ヶ丘警察署所属の警察官だ。

 

 

「やっぱ散らばってるせいかちらほら見かけるねぇ‥」

 

 

跳ね飛ばされた彼らを見つつ、後部座席でそう溢しているのは美紀の同級生で親友、同じ巡ヶ丘学院二年生の祠堂圭。その横の席には美紀の愛銃バレットM107

と圭の愛銃HK416アサルトライフルが立てかけられていた。そして圭の膝には太郎丸が座っているようだ。

 

 

「っと、そこ右だな」

 

 

「了解です」

 

 

日野の指示に従って、クラウンのハンドルを回して交差点を右折する美紀、後続のハイエースやセレナも続くように曲がる。

 

 

「さっきから曲がってばっかだねぇ‥」

 

 

「そうなのだ〜‥」

 

 

先ほどから右にいったり左にいったりしているせいか

ハイエースの後部座席で巡ヶ丘学院三年生の丈槍由紀

そして巡ヶ丘小学校の生徒の若狭瑠璃が退屈そうにしていた。そんな彼女達を助手席に座っている姉の若狭悠里

、そして若き国語教師教師で日野の幼なじみの佐倉慈

がハンドルを操りつつたしなめる。

 

 

「仕方ないわよ、ここまで道路状況が変わればこうなるのも無理ないわ」

 

 

「そうねぇ‥、あと少しで休憩だからもう少し頑張って‥?」

 

 

「「はあい〜‥」」

 

 

 

 

「そういえばさ雪、どのへんで休憩するんだ?」

 

 

ハイエースの後方を走っているセレナを操る巡ヶ丘警察署所属でパンデミック前は訓練生だった湯月雪に助手席にいるアメリカ陸軍特殊作戦群所属で由紀などと変わらない年齢の黒田理琉が質問しているようだ。

余談だが訓練生時代、雪は日野と顔見知りで現在絶賛付き合っている。

 

 

「確か、この先のガソスタで休憩になってるはずよ」

 

 

セレナに搭載されているナビゲート用の地図をを見つつそう答える雪。その後ろの後部座席では由紀や悠里、理琉と同い年の巡ヶ丘学院所属で愛用のシャベルがチャー厶ポイントの恵飛須沢胡桃と理琉と同じ年で特殊作戦群の衛生兵を務める狭山小春がトランプをしているようだ‥。

 

 

「よっ!これで!」

 

 

「あっ!くそ!やらかした!?」

 

 

何やら楽しそうですね()わたしも混ざりた‥

 

 

「作者さんはちゃんと投稿しなさい」

 

 

ハイ

 

 

 

しばらく走った後、丁度日が暮れてきたこともありスタンドで補給をするついでにここで一泊することに。   

 

 

「レギュラーでいいよね?」

 

 

「うん、確かそれでいいはず」

 

 

「みんな〜、ここで飲料水見つけたよ〜」

 

 

「おぉ〜、でかした雪!」

 

 

3台にガソリンを補給しつつ、メンバーは就寝までの時間楽しそうに雑談をしていたのであった‥。

 

 

 

 

 

 

日が完全に落ちた夜‥、パンデミック後は明かりがなくなり月に照らされて薄っすらとなっていた。

 

 

「ふぁぁ‥」目を擦りつつ

 

 

「なんだ?眠そうだな?」

 

 

一同はハイエースの車内でぐっすりと寝ているのだが

セレナの車内では日野と雪が何やら作業しているようだ。

 

 

「眠いなら寝ていいんだぞ?マガジンのチェックならそっちの分もやっとくし」

 

 

「んじゃ‥zzz」

 

 

ウトウトしていた雪だが、日野のお言葉に甘えて肩に寄りかかり寝入ってしまう。

 

 

「やれやれ‥(汗)寝てはいいといったが‥まあいいか」

 

 

まさかの寄りかかってくるとは思ってなかったのか一瞬驚いた日野だが、特に気にせずに作業を進める。

 

 

「全く‥最近はとことん甘えてきやがって‥。

まあ‥そこが可愛いからいいんだが‥♪」

 

 

少し困り顔をしつつもなぜか嬉しそうにしつつ作業を勧めていくのであった‥。

 

 

 

 

そして翌日、出発準備が整った3台は一夜を明かしたスタンドを後に出発していくのであった。

 

 

「そういえば、大学までどれくらいかな?」

 

 

「えっとね‥、このペースで行けば明日にはつけるかな」

 

 

由紀が悠里にどれ位かかるのか聞いて、それに彼女が地図を見つつ答えているようだ。

実際、高校を出てからかなりの日にちが経っている。高校から持ってきた食料にも限りはあるため可能な限り早めに行きたいところでもある。

 

 

「ねぇねぇ?りーねぇ?」

 

 

「ん?どうしたのるーちゃん」

 

 

ふと瑠璃に声をかけられ後ろに振り向く悠里。どうやら何か言いたそうな感じだ。それにつられてか由紀も何か異変に気づく。

 

 

「ん?‥そういえばなにか聞こえるような‥はっ!」

 

 

途中まで首を捻って考えていた由紀だが、なにか気づいたのか身を乗り出してラジオの周波数を弄る。

 

 

「ちょ丈槍さん!?」

 

 

いきなり身を乗り出したことにびっくりして慌てて止めようとする慈。しかし由紀の弄ったラジオから何な声が聞こえてくる。

 

 

「ザーーーー‥、こちらワンワンワン放送局だよ〜。今日もいつもの時間に始めるね〜?」

 

 

「これって‥!」

 

 

「はい‥丈槍さんが弄ったのはAM‥つまり‥」

 

 

「生存者がいる!」

 

 

何ヶ月ぶりに自分達以外の生存者の声を聞いたせいかハイエースの車内は歓喜に包まれていた。それはクラウンとセレナの車内でも同様で車両に備え付けた無線機で情報を共有する。

 

 

「ありゃ間違いなく生存者がいるって証だ‥!」 

 

 

「まさかラジオからほかの生存者の声が聞こえるなんて‥」

 

 

「これからどうします?」

 

 

「とりあえずはこのラジオを放送している生存者を探しましょう。」

 

 

「とは言っても宛はないからラジオの性質を元に地道に探していくしかなさそうだな‥」

 

こうして一同はラジオの発信源をたどりつつ、街中を走行しているのであった。




新天地を目指す学園生活部

そして突如として流れたワンワンワン放送局という番組 

彼女達は無事放送の主を見つけられるのか!?
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