両腕と脚を縛られ床に転がされているトレーナーがいる。そういう趣味があったのかと思いながら見て見ぬふりをしようとしたら助けてくれと懇願された。事情を聞いたら担当の胸を誤って触ってしまったと、どうしたら誤って触ったのか気になる。
ただシンプルに躓いてその先に担当がいて、押し倒した際に揉んでしまったと、そんなとらぶ○ダークネスよろしく状態はあんまり聞いたことがない。君は主人公かな?
助けようにも助けることは出来ないんだよ、こういうのは巻き込まれると面倒くさい
「トレーナーそれじゃあ行きましょうか」
「オーノー、ダイワスカーレットか、これはやばくね?」
ダイワスカーレットのトレーナー、スカトレが引きずられていく、恐らくこってりと怒られるんだろうなトレーナー室で、そして最悪ウマぴょいか、すまんが俺には無理だ。
本気で抵抗しながらも無慈悲に連れて行かれる光景を見ながら心の中で祈っておいた。
また別の場所に行くと白装束に短剣、長刀を持ち介錯をしようとするグラスと切腹させられそうになっているグラトレがいた。
「・・・トレーナーさん、お覚悟を」
「本当にごめんなさい、命だけは」
「私のお尻を揉んでおいて、命乞いとは、侍は侍らしく腹を切りなさい」
「侍じゃないんですけど!」
きっと似たような感じでこうなったやつがまたいた。しかも命を取られそうになっている。こっちを見ています。仲間にしますか?というより本気で助けを求めている目だ。流石に死人を出すわけにはいかないので止めに入るが、責任を取らぬと言うのなら斬ると言うのでどうするか悩んだ。
「どうするんだ?」
「いや、担当とトレーナーですし、手を出すのは」
「でも出したんだろ?命に比べたら別にいいんでは?」
「事故なんです!たまたま触って揉んじゃっただけです!」
「事故かそれ?揉んでるじゃん」
「一撃で仕留めます」
「待ってグラス!」
説得を続けなんとか今回は不問となった。しかしその際に次同じ事があれば責任を取るという言質を取られてしまっているため、残念ながら近いうちに同じようなことが起こるであろう。その時は仲良くデートでもしてらっしゃい。
「またか、何今日はそういう日なの?」
「責任取ってくださーい」
「・・・・はい」
「取っちゃったよ、しかも腕を組んでどっか行ったよ」
エルコンドルパサーとエルトレ、どうせ他の奴と同じ展開なんだろう。しかも結構あっさりと責任を取ったな、これは数週間後お赤飯確定かな?仕方ない、準備だけはしておくか、ついでに式場の準備とウマシィ用意しておこうかな?
どこもかしこもとんでもないことになっている。トレーナーが年内で何人消えるか恐ろしい話だ。メジロトレがほとんどが連れて行かれて一心同体な関係になってるし、マヤトレは全力で逃げ回ってるな、シリトレは何でお互い口説き合ってるんだ?周りが凄いことになってるぞ、あまりの破壊力にやられて倒れているウマ娘が沢山だ。
「大変だな」
「そうだねトレーナー」
「どっから出てきたフジ」
「瞬間移動マジックかな?」
「辺境の星に修行でもしに行ったのか?」
「そんなことより今日は変な日だね、トレーナー達が美味しい思いをするハプニングばっかりだなんて」
「どうせタキオンだろ、捕まえて紐無しバンジージャンプでもやらせれば素直に吐くだろ」
「それはバンジーじゃないよ、ただの落としだよ」
面倒くさいがタキオンのラボに行く、ドアを開けるとそこにはとんでもない縛り方をされ吊されているタキオンとタキトレがいた。
「お邪魔しました」
「待て待て、誤解するな」
誤解するなって、亀甲縛り状態で吊されているタキオンと上裸のタキトレ、事故じゃん、言い逃れは出来ないぞ、ウマぴょい警察だ。いかがわしい行為をしているので現行犯逮捕する!わかった話聞くから、全身緑色に発光して巨大化しないでくれ、ハ○クもどき
「んで、簡単に説明してくれ」
「トレーナー、ハプニング、原因タキオン、俺憤怒」
「なんでカタゴト?」
やっぱりタキオンか、予想通りだがそれでもタキトレが憤怒とは珍しい、その姿と関係が・・・・ないのか、それは前からできたのか、ふむふむ、つまりドトウのドジ要素というか因子を使った薬をまき散らしてしまったためこうなっていると、元々はタキトレ用に改良していたので、ウマ娘に効果はなく、トレーナーに効果があるわけか、それでその状態はお仕置きで縛り上げようとしたらこうなったと、ちょっとドトウに誤ってこい、そこまでドジじゃないぞあいつ
しかもタキオンを見ろ!あまりの恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら涙目、か細い声で下ろしてって言ってるよ、とんだSMプレイだ。
「薬の効果はあと二時間すれば切れる、だから安心してくれ」
「そ、そうか」
「ああ、すまんな」
その場を後にするとタキオンの悲鳴が上がる。きっととんでもないことになっているか苦いのを飲まされているかだろ、怒ったあのハル○は止められないんだ。すまん。それにしてもなぜ俺はなにも起らないんだろう。なにも起らないのが一番だがな
「さて、私はポニーちゃんの様子を見てくるよ、寮は連れ込み部屋じゃないからね」
「え、そんな状況なってるの?早く行ってこい」
「それじゃあ」
フジキセキと別れてからトレーナー室に戻ると着替えている途中のブライアンがいた。しかも下着姿でいたので完全に固まっている。終わった。そっと扉を閉めると勢いよく扉を開けて連れ込まれる。そして壁ドンされた。
「おい」
「はい」
「いったいどういうつもりだ」
「なんでここで着替えてた」
「走るつもりだったからな、ここで着替えてから行く途中だった」
「くそう!最後の最後に油断した!」
とりあえず離れてくれ、身長差を考えると目線を下げなければ問題ないが、腹に柔らかい物とこの状況を見られると社会的に終わる。だっちするわけにはいかないんだ!俺たちトレーナーは鋼の意思を習得しているが、使えないときもある。だから離れてくれ!
結局数分間はこの状態で、服を着てからも問い詰められ、お詫びに肉を御馳走することになった。まだ肉で良かった。ウマぴょいだったら終わっていた。だって翌日げっそりしているダストレを見たから。
京都競馬場は抽選だからなんとしても当選したい