「頼む許してくれ」
「駄目です」
「もう無理だ!これ以上は!」
「そうなると傑さんにしますけど」
「それでいいフラッシュ!」
「ふざけんなこのバカ!」
俺たちは今拷問を受けていた。正座させられ石を積み上げられていく、重すぎて足が潰れそうだ。なぜこうなったかというとフラトレがちょっとした出来心でフラッシュの胸の写真を撮りまくった秘蔵のアルバムを見せに来たことだ。
勝負服から見える谷間だけでなく体操服などバリエーション多く、ソロぴょい用の秘蔵らしい、たまたま担当の話をしていたときに自慢してきたがタイミング悪く見つかってしまった。そして怒ったフラッシュにやられている。
「俺は無実だ!!!」
「見たので同罪です。ギルティーです。処します」
「くそがーーー!!!」
「トレーナーさんもどうしてそのような写真を」
「出来心だったんです。可愛いフラッシュを見てると、その、はい」
「・・・・・・・」
「この状況で惚気るなー!!」
何でこの状況で惚気るの?なんで顔を赤らめるの?やってることは鬼なのに何でそこでしおらしくなれるの?早くこれどかしてくれ、足が壊れちまう!あ、ちょっと待て照れ隠しで石を追加するな!ぎゃああああああああああ!!!!!
しばらくしてようやく解放されたが歩くこと立つことすら出来ない、屍のようにその場で倒れている。もう絶対あんなアルバム見ない、来た瞬間逃げてやる。恨みながら連れて行かれるフラトレを見ると顔がみるみる青くなっている。聞き耳を立てるとウマぴょいと聞こえた。恐らく足が使い物にならないうちに喰らう気だろう。
使い物にならない足を引きずりながらトレーナー室に向かう。途中フジキセキに運んで貰った。横抱きで連れて行かれたのは少しアレだけど。近内に寿退社というか、まあ、そのなんだ何もないことを祈っておこう。
運んで貰ったフジに事の経緯を話すと笑っていた。写真のところでは若干引いていたが拷問あたりから笑いを堪え始め、最後に運ばれるところで笑いを堪えきれなかった。
「あははははは、まさかそんなことになってるなんてね」
「完全にとばっちりだ」
「トレーナーさんはそういう写真はないの?ほら私の勝負服は胸のとこ開いてるし」
「確かに時々見てしまうときはあるけど、そっちより俺はフジを見るな」
「おや、トレーナーさんは口説くのが美味いね」
「普段ポニーちゃんとかいいながら誰彼かまわず口説いてるお前にだけは言われたくない」
「失敬な、私だって選ぶよ」
「嘘つけ女たらし」
「失礼な、純愛だよ」
なおさらたちが悪い、全呪霊を一つにまとめ上げて放つぞこの野郎、確実に返り討ちにされそうだが、負けないぞ!やるか?
「でも本当にそういうのってないの?ちょっと興味があるな~」
「担当のそんな写真集作ってたら物理的に首が飛ぶ」
「流石に物理的には・・・」
「まじで飛ぶぞ?」
「本当にないの?」
「なんでそんな聞いてくる」
「いや~、ここだと男の人ってあんまりいないし」
「お前絶対卒業してから男2人でそんな話するなよ」
絶対に襲われるか、気があると思われてウマぴょいコースだぞ、そういう雰囲気になったら・・・ウマ娘の方が強いからあれだけど、男の怖さは本当に怖いからな。きっと大学生とかになると即お持ち帰りされてそう。
「マートレとかなら作ってそうだけど、俺は作ろうと思ったことがないからな~」
「ふ~ん、それなら男の人が?」
「いや、それはない」
おいおいやめろ今なんか脳裏に青いつなぎのアニキが思い浮かんだぞ!公園のベンチに座ってたぞ、ちょっとチャック開けてやらないか?って言ってたぞ!俺はノーマルだ!女性が好きなんだ!
「そういえば匂いが」
「おい、遺伝子やめろ」
「つれないね~」
「とにかくないから」
「わかったよ」
ようやく納得してくれたのかこの話はなんとか終わった。しかし翌日にテイオーやエアグルーヴなどが同じ事を聞いてきたので犯人であるフジキセキを縛って放置しておいた。そのことがたづなさんにバレたのでこっちも縛られて吊されていた。
みんなも公園には気をつけましょう。