ウマ常   作:バイク

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メジロにされちゃう


恋愛は大体漫画から学ぶ

 

 

「少女漫画?」

 

 

 

「はい!最近よく読んでいるのですが、結構面白くて」

 

 

 

 メジロライアンと少女漫画のことで雑談する。少女漫画というとち○おとかのよくわからない漫画を思い出す。だって目がめちゃくちゃデカイとか、イケメン小学生と恋に落ちるとか、理解が出来ないことが多い、フィクションと分かっていてもなんかよくわからない

 

 

 

 恋愛について少女漫画で学んでいると言うが、年頃の女の子が少女漫画で恋愛を学ぶというのはそれでいいのかよくわからない、しかし最近の少女漫画もクオリティが上がっているらしくバカに出来ないらしい。

 

 

 

「へ~、よくわからんが漫画なら沢山持ってるけどな」

 

 

 

「男の人はバトル系が多いんですよね」

 

 

 

「ああ、恋愛系もあるが・・・・なんだその意外って顔は」

 

 

 

 失敬な、俺だって読むさ花嫁とか、○○荘とか、学生の青春物が多いけど、読みたいと言われても、少し刺激が強いのもあるぞ?大丈夫か?ドーベルとかに借りれば?借りてるんだ。次の日とりあえず持ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお、これがトレーナーさんの持ってる漫画ですね!」

 

 

 

「少女漫画って言うか、結婚したカップルのイチャつき?面白かったから」

 

 

 

「ありがとうございます。早速読んでみます!」

 

 

 

 ソファーに座り、早速読んでいるライアン。一話目からかなり刺激が強かったのかすでに顔が赤い、読むにつれて顔の赤みは増してこちらを見てくる。

 

 

 

「刺激が強すぎたか」

 

 

 

「これって、漫画は漫画でもエッチな漫画ですか!」

 

 

 

「エロ本じゃないけどな、すこしそういう描写があるだけでいちゃつく夫婦の物語だな~、読んでてうらやましいなと思うけど」

 

 

 

「ええ、ええと、はい」

 

 

 

「あまり無理するなライアン」

 

 

 

「ううっ」

 

 

 

 トレーナーさんはこういうことがしたいのかな?けどこんなの恥ずかしいし、破廉恥だよ!やっぱり大人は凄い、もしかしてトレーナーさんもこういうことをしてたのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何を考えてるか知らんがあんまり考えすぎるな」

 

 

 

「あはは~」

 

 

 

 筋トレ漫画ならあるからそれ貸すのもありだが、それを見て影響されてムキムキになられても困る。見せかけの筋肉は使い物にはならないが柔軟な筋肉は使い物になる。それにしても少女漫画のような恋がしたいとも言っていたな~

 

 

 

 実際少女漫画のような恋とはどのようなものかは気になる。パンを加えて登校して角でぶつかってとか?それとも五つ子の家庭教師になって最愛の人を見つけ出すとか?それともどちらかが先に告白したら負けということで恋愛心理戦が始まるとか?

 

 

 

 それとも服をまともに着られない少女と変な住人達と過ごしながら恋に落ちていくとか?う~ん全部持ってる漫画だな、パン以外、トレセン学園は女子校みたいなもんだし出会いは外部でしかないな

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは私には刺激が強すぎますので~」

 

 

 

「しょうがない、他のにするか、それならばずっと前からはまっていた。甘くて焦れったい恋の物語の小説を貸そう。読むときはブラックコーヒーが必須だ」

 

 

 

「そんなのもあるのですか?」

 

 

 

「ああ、漫画もある。今度家に来たら他のも含めて気に入った奴を最終的には貸すから」

 

 

 

「わかりました、その時はお邪魔します」

 

 

 

 後日家にやってきたライアン、早速いくつかの漫画や小説などを読みふける。顔を赤くしながらや目を輝かせながら、楽しそうに読み進めていく、幾つか分からない部分を質問されたが、説明すると顔を真っ赤にするので反応が可愛かった。例の小説では口の中が砂糖状態になったらしい。

 

 

 

「少女漫画のような恋もしたいですけど、こういった少しばかり大人な恋愛もしてみたいです」

 

 

 

「難しいな、トレセン学園以外に出会いがあればいけるんだろうが、ファン交流会やプライベートを除けばほぼゼロに近いしな」

 

 

 

「そうですね」

 

 

 

 トレーナーとの恋愛関係はあるにはあるが、世間対を考えるとあまり良くない、というよりこちらが一方的に厳しくなる。何人かすでに喰われているが、そこに関しては被害者でもあるので追及できない、ほとんどが卒業後に正式に付き合ったとか結婚したとこも多い、在学中は理事長公認ならば問題ないが、悲しいことに公認だからこそ手を出さない。だから喰われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「トレーナーさん、少しだけやってくれませんか?」

 

 

 

「やだ~」

 

 

 

「お願いします!」

 

 

 

 メジロになりたくないよ、そもそもやりすぎたらキャパオーバーになるでしょう。そんな上目遣いしないで、耳をピコピコさせないで~、結局ライアンのして欲しいことをすることになった。漫画のシーンを再現しながらどういったものなのか経験したいとのことでいくつか実践していく。

 

 

 

「おお~これがハグですか、恥ずかしいですね」

 

 

 

「・・・・・・・」

 

 

 

「壁ドンもなかなか破壊力が~」

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

「・・・・キスは無理ですね」

 

 

 

「当たり前だ」

 

 

 

 その後もお姫様抱っこや顎クイ、様々な漫画のシーンのやりとりを再現していく、そのたびに顔が赤くなるのでこちらはやりにくい、てか恥ずかしい。変なスイッチが入りそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちなみにトレーナーさんは彼女がいたらどうやるんですか?」

 

 

 

「・・・・知らん」

 

 

 

「え~教えてくださいよ!」

 

 

 

「無理無理、お前が耐えられないぞ~、それともフジみたいにすればいいのか?」

 

 

 

 イケメンブームしろと?あいにくイケメンではない、やってもらうならフジにやって貰うかシリウスにやって貰え。しつこく何度もどんな風にするのか聞いてくるので適当にあしらっていてもなかなかひいてはくれない。なので実践することにした。

 

 

 

 胡座をかいている上にライアンを座らせ、後ろから抱きしめる。ただ抱きしめるだけでなく腕も絡めて恋人つなぎと呼ばれるに握り方をする。この瞬間ライアンは顔が真っ赤になり動かなくなった。うむ、柔らかくて暖かくいい匂いだ。

 

 

 

「ライアン?」

 

 

 

「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 耳に直接優しい声で名前を呼ぶと力ない返事が返ってきた。抱きしめる力を強め体温を感じ、感じさせる。名前を呼びながらライアンの良いところや可愛いところを呟いていくと完全にショートした。

 

 

 

 動かなくなったライアンを抱っこし、ソファーに座らせる。俯いたままで顔を上げない、少しばかりやり過ぎたか、メジロにされてしまうのか?流石にそれはないか。復活するまで時間が掛かり、もう一度同じ事をしようとすると全力で拒否してきた。かなり刺激が強かったのか、これ以上すると死ぬらしい。

 

 

 

 こういう初々しい反応をされると男としてはいじめたくなる。しかしメジロは嫌だ。メジロドーベルのトレーナーはこういったことが原因でぴょいに発展し、連れて行かれた。同じ目には遭いたくないのでいくつかの小説を渡し、お茶の準備をする。

 

 

 

 復活してからは特に会話することなく小説を読み進めている。2人分のお茶を入れ茶菓子も用意しテーブルに置く、2人仲良く横に座ってはいるが時々チラチラとこちらを見てくる。恐らく小説と先ほどの影響かまた何かあるのかもしれないと警戒しているのかもしれない、もうやらないからいいけど、気になるので辞めて欲しい。

 

 

 

「ゲームでもするか、やる?」

 

 

 

「いえ、本を読んでいますので大丈夫です」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ならば俺は愛しの美少女に会いに行こう。聖女様と売春婦の女の人に輸血液をもらい、いざ、行かん!やはりここは落ち着くが匂うな、何処も彼処も獣ばかりだ。いずれお前もそうなるのだろう。

 

 

 

 メジロに気をつけたまえ、全ての秘密はメジロ家に隠している。獣となった彼女たちに食われるか、それとも狩る側になるのか、ドベトレとマクトレ、ラモトレは食われたのは知っている。だから気をつけたまえよパマトレ、近いうちに君もそうなるだろう。

 

 

 

 美少女エタースちゃんを狩るとしよう。それともライアンを狩るか?いかん血を恐れなければ、取り返しのつかないことをしてしまう。さぁ獣狩りの夜を始めよう

 

 

 

「トレーナーさんゲームに夢中だな~」

 

 

 

 小説を読み終えてからなんとなく画面を見るとなかなかハードなゲームなので見ないことにした。その代わりトレーナーを見ながら尻尾を膝に置く、そのままゆっくりと片腕に絡ませて尻尾を掴まれた。

 

 

 

「ひゅ!」

 

 

 

「おお、さらさらで気持ちいい」

 

 

 

「と、トレーナーさん・・・そんなに触らないで・・・ください」

 

 

 

「絡ませに来て何を言ってる?とことん触るぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どこぞの異世界転移した童貞ニートゲーマーのごとく、尻尾の付け根から先まで丁寧に素早く触っていく、これは健全な行為だ。ジブ○ールの羽を触るごとくちょっとした丁寧な手つきで触るだけだよ

 

 

 

 つややかな声に真っ赤な顔、涙目になっているが関係ない思う存分堪能しよう。なーにちょっとお兄さんといいことをしないかーい!・・・・・・なんだ?頭の中に微かに歌が聞こえるぞ?これはもしやメジロ賛美歌!まずいぞ、この曲がハッキリと聞こえるようになったときにはメジロ入りすると言われる伝説の!

 

 

 

 ネズミ王国のディ○ニーをバカにすると頭に直接ミッ○ーが警告を告げてくる。それと同じレベルの危険信号、つまりこれ以上やり過ぎると酷い目に遭うと言うことだ。あまりにもディスりすぎた奴は閉園後のどこかに連れて行かれて悲鳴が上がったそうだ。

 

 

 

 君の悲鳴で奏でるエレクトリカルパレードになるのか、君の悲鳴と担当の声で奏でるメジロ賛美歌か、これ以上はまずい、やはりメジロは能力者だ。やり過ぎたら奴らと同じ道をたどることになる。

 

 

 

 触ることを辞めると何も聞こえなくなった。ふぅ、飲まれていたのは俺の方か、やはりブラボは危険だ。狩人はいずれ夢に捕らわれる。皮肉なことだ。さてそんなことよりまたもや再起不能になったので秘密兵器を用意する。それはあのアヤベも一瞬で落ちたヨ○ボーだ。いざ、死者蘇生!

 

 

 

 早速ヨ○ボーの力で復活したが寝てしまったようだ。やはり最強だったか流石の力、このまま放置してもいいけど流石に風邪を引くと困るので毛布を掛け、起きるまでのんびり過ごした。

 

 

 

 後日この話をライアンがドーベルに話したことで新刊のネタに使われた。悲しいことにパマトレも喰われて・・・いや、多分喰った方だ。めっちゃイチャイチャしてるモンニー、きっといつかメジロ入りもあるかもしれない。

 

 

 




 イチャイチャとは一体なんなんでしょうかね
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