ウマ常   作:バイク

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【継承】

 三女神の像の前で手に入るモノ。使用すると力があふれ適正やヒントなどが手に入る不思議なモノ、思いや執念を引き継いで欲しいのか、それとも覚えておいて欲しいのか、使用すると目の前を走って行くウマ娘がいるとかいないとか

 


同人ゲームはクオリティが高いとなおよし

 

「ゲーム作ろうと思ってまして」

 

 

 

「なんで?」

 

 

 

「今度のコミケに出そうかなと」

 

 

 

「え、コミケって本以外もいけるの?」

 

 

 

「だせます。今年は俺も出してみようかなと」

 

 

 

「報酬は?」

 

 

 

「担当の神イラスト本と薄い本」

 

 

 

「契約成立だ」

 

 

 

 デジトレと契約が結ばれたため同人ゲームを制作することにした。しかしゲームを作るにも知識や方法が分からないため、詳しそうなトレーナーを巻き込むことにした。

 

 

 

 まずはシャカトレ、シャカールと過ごすうちに自作PCだけでなくプログラムまで組み立てることが出来るようになったので契約に持ち込んだ。報酬はシャカールの同人誌である

 

 

 

 続いてはマートレ、報酬はアストンマーチャンを出演させることであったので問題なく契約成立

 

 

 

 ドベトレや他のトレーナーも巻き込んでいくが気がつけばほとんどのトレーナーが参加するようになっていた。中には報酬は無しで面白そうだからという理由のトレーナーもいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「どういう系作るんだ?」

 

 

 

「RPGだろここは」

 

 

 

「いっそギャルゲーにするか?」

 

 

 

「コントローラーで落とせない女はいないってか」

 

 

 

「いっそ運動会」

 

 

 

「いやいや、そこはレースとかライブとかさ見られるようにしようぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 意外にも白熱する議論、何系のゲームを制作するのか纏まらずアイデアだけがあふれていく、いったいどの案で制作を決めるか悩んでいるとケイトレの案が最終的に深く刺さったので、作成を始めることになった。

 

 

 

 参加メンバーはトレーニングがない日や終わった日、休みの日を利用してベルトレのトレーナー室に集まり制作していく、トレセンのトレーナーは以外と何でもできるのか、イラスト制作など出来る人間がいる。

 

 

 

 もはやトレーナー業しなくてもいいような気がするが持ちうる特技をフル発揮して作品を作り上げていく

 

 

 

「ここのフレーバーテキストどうする?」

 

 

 

「ダ○ソ風かブ○ボ風か」

 

 

 

「どっちもフ○ムじゃねーか」

 

 

 

「これはどーだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 泥だらけの勝負服、雨のレースの中走るウマ娘が着用した物だろう。酷く泥だらけである。しかし泥にまみれてもなお美しさは損なわれていない

 

 

 

 

 

 

 

「いいんじゃね?ただ誰のか分からないから誰のか分かるように特徴加えないと」

 

 

 

「なるほど、わかった」

 

 

 

「これは力作です」

 

 

 

「どれ?」

 

 

 

 

 

 

 ○○○○○○○○○の人形、名前が思い出せない、なのに何故か懐かしく同時に悲しみにあふれる。この人形の制作者は並々ならぬ思いを持って制作していたのだろう。この人形と似た銅像も存在するが、名前が思い出せない、記憶から忘れ去られていく

 

 

 

 

 

 

 

「おい、マートレ」

 

 

 

「人形や銅像を調べていくつかのヒントを元に思い出していきます」

 

 

 

「泣かせに来たか」

 

 

 

「完成度高いだろこれ!」

 

 

 

 大逃げ、特に○○○秋でのレースが思い出深いだろう。大欅を超えてのあのタイムは生涯忘れないタイム、例え10年経とうが24年経とうが大逃げで○○○秋の勝利を飾る瞬間を夢見ている。抜かれることなく先頭の景色は譲らない

 

 

 

「すげーな、これ」

 

 

 

「レース場に行くと手に入るんだがここからいろんなヒントが手に入る」

 

 

 

 なんとなくだが完成する頃にはとんでもない劇物が完成しそうであるが、それはそれでお楽しみである。ちょっとしたギャグやトレーナーならではの知識や話を加えながら着々と完成が近づいていく、同人ゲームの割にはかなり完成度が高い物が出来そうである。 

 

 

 

 素人が作った物なのでそれなりの物だろうとは考えていたが、いつの間にかウマ娘のボイスまで入っているので、完成度がやばくなってきた。

 

 

 

 これを販売して良い物か悩むが販売個数を少なくしておけば問題は無いとのこと、ついに完成したときには全員がこのゲームを出来るようにダウンロードを各自の個人のパソコンにしておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「では、行ってきます」

 

 

 

「報酬のお土産期待してるぞ」

 

 

 

「ついでに売れ行きもよろしく~」

 

 

 

 ついにコミケの日前日、近くに泊るらしいので完成品を持って行くデジトレ、デジタルも一緒らしいが何故か顔が死んでいる。きっとギリギリだったんだろうな

 

 

 

「ついでにデジタルに感想聞いといて」

 

 

 

「分かりました」

 

 

 

「え、まさか同士も!同人誌を!」

 

 

 

「いや、ナマモノじゃなくてゲームかな・・・・・・・劇物の」

 

 

 

「劇物?」

 

 

 

「とりあえずホテルでやってみて」

 

 

 

「わかりました!」

 

 

 

 

 

 

 ホテルにてプレイしたデジタルは涙と興奮と尊死と忙しく、あまりの完成度の高さかつ劇物すぎたので販売すると戦争が起るのではないかと感じていた。

 

 

 

 個数は少なくプレミア価格がつき未来永劫語られる作品になるとは誰もこの時思わなかった。

 

 

 

「どうだったデジタル?」

 

 

 

「これはやばすぎます。ウマ娘ちゃんファンにとっては神作品!しかもトレーナーが作り上げた渾身の作品、未来のトレセン学園にて新人トレーナーが忘れ去られた過去のウマ娘ちゃん達の記録と記憶をよみがえらせるお話、細かいネタやトレーナーしか知らないような内容、何より各勝負服前に配置されているウマ娘ちゃんは思い出を集めないと名前もセリフもわからない!」

 

 

 

「デジタルもう少し落ち着いて」

 

 

 

「無理です落ち着けません!やばいですよ特にアストンマーチャンやケイエスミラクルさんなど!もう言葉に出来ません!」

 

 

 

「売れそう?」

 

 

 

「戦争が起きるくらいには」

 

 

 

「大げさな」

 

 

 

 所詮素人の作品そこまで売れることなく余って終わりだろうと想像していた。結果は即完売しもっと大量に焼きまわしして欲しいとの要望、流石のデジタルも開いた口が塞がらなかった。

 

 

 

 思ったより早く売れたこともあり目当ての物は手に入りお土産も出来たため安心して帰ることは出来たが受け取ったトレーナー達は担当にバレてしまい氷河期が訪れた。

 

 

 

 

 

 

 

「あらあら~年下ママに甘やかされて○○○した本ですか~」

 

 

 

「担当と今夜はオチャホイオチャホイ・・・・」

 

 

 

「ほう、バナナ大好き担当はトレーナーの~」

 

 

 

「ツンデレツインテールの優等生と放課後の・・・変態」

 

 

 

「プールでカンカン?いえプールでパンパン、へぇ~」

 

 

 

「「「「「終わった」」」」」

 

 

 

「あぶね~バレるかと思った」

 

 

 

 1人だけちゃっかり助かっているが後日部屋の掃除に来たエアグルーヴに見つかり鬼の形相で焼却されることになるとはまだ知らない

 




トレーナー達の力作劇物同人ゲーム

 それは素人が作ったと言うにはあまりにもクオリティが高すぎた。ボイス・イラスト・ストーリー、プロと遜色なかった。

 しかしこのゲームには担当への思いや思い出が深く関わっており消え焦ることはない物。一般人がむやみにプレイすると脳が焼かれて正気に戻れないだろう。

 
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