「問おう、貴殿が私のマスターか」
「デュランダルどうしたの?」
「騎士らしく振る舞うとしてやはりあらゆるキャラを真似てみるのが重要と感じました」
「うん、それで?」
「色々な真似をしてみますのでしっくりきたものなどを教えていただければ」
デュランダル彼女は騎士として生きるウマ娘、仕えるべき王、トレーナーに仕えるウマ娘、彼女は誇り高く一つの剣として存在する。
アニメの影響なのか様々な騎士の道やあり方を知りより一層騎士として成長したいらしい
「というわけで手伝ってくれませんか?」
「なんで?なんで巻き込んだの?」
「いざって時は頼りになるので」
いざって時って、いいけど、アニメは詳しいから知ってるけど騎士キャラって数多すぎてわからないからね?とりあえず手伝うけどとにかく片っ端から真似て貰うか」
「エクス○リバー!」
「アーサーですね」
「王道だろ」
「我が名はデュランダル!デュランダル・シンセシス・サーティスリー!」
「アリスみたいに金の鎧とか似合いそう」
「ちょっと名前が長すぎませんか?」
「では!行ってくりゅ!」
「これがギャップだ」
「流石に変態クルセイダーはちょっと」
「果てない道であろうと、一歩ずつ着実に歩むことこそが重要だ」
「かっこいいセリフですね」
「同じ会社だしグラ○○はありだな」
「一刀修羅!」
「これは違う気がします」
「同感」
色々試しているがしっくりこない、やはりセリフだけ真似してもダメなのか、やるならとことんこだわってやってみるかまずは剣からだな、とりあえず近くに刺さってた黒く長くて分厚く重い剣で行こう。服装はいったんこのままでいってみよう。
「ちょっと待ってくださいどこにあったんですかその剣!」
「ちょうど近くに刺さってたから、いいじゃん強そうで」
「なんか方向性が違う方に行ってませんか!デュランダルそれなに!」
「ええ、この龍殺しの大剣ですか」
「騎士どころか聖剣要素も消えた!」
それはターフに刺さっていたというにはあまりにも大きすぎた 大きく分厚く重くそして大雑把すぎる物だった
「ベルセルク風のナレーションで公開しないでください!」
「やっぱ無理があるか、こっちにするか」
「確かにこちらの方が騎士っぽいですね」
「そーいう問題じゃないから!ベルセルクからFFにすり替わっただけだから!」
興味ないね、それはFFというにはあまりにも進化しすぎていた3とか4とかあれくらいのファンタジーが好きだった。
「なんの話!」
「ダメか、ならもうちょいジャンルを変えていくかデジタルカモン!」
「シュワッと!お呼びでしょうか」
「例のアイテムをここに」
「御意!」
「どこから現れたんですか」
どこからともなく現れたデジタルは数分後にはあらゆるコスプレアイテムを持って再び現れた。ついでにカメラを装備して照明の配置もしている
「できました!」
「よーしこれより本格的な騎士を演じて貰う。これなら視覚的にもわかりやすくイメージも固まるだろ」
てなわけで早速色々と着替えて貰いましょう。まずはこの鎧から武器は聖剣とは大分違うけどレイピア、騎空士カ○リナでどうだ!
うんとても凜々しい表情だ。隣にル○アがいないのがちょっと残念だがクールでかっこいい女騎士の誕生だな
「これはいいですね」
「ふおおおおお!!この位置頃合いこの角度!ドンピシャリです!」
「アイシク○ネイル使ってきそうだな」
「でも聖騎士って感じはしないですね」
なら定番かもしれないがこれでどうだ。やや薄汚れた鎧にボロボロのマント、戦いを終えたような汚れをつけた服、そして縄で縛って完成!
「くっ!殺せ!」
「いやいやいや、これダメな方じゃないですか!」
「はいでましたクッ殺!」
「身体は好きに出来ても心は好きに出来ると思うな展開ですね薄い本が厚くなりそうでしゅ」
「これはダメですイメージが崩れます!」
仕方ないな、ならこれは一番しっくりくるんじゃないか?水色のヘルメットに黄色ベースの服、縦に黒の線が入っていて腕の部分は赤の長袖、そしてズボンは白で片手に鞭どうだ!
「…………確かに一番しっくりきますけどこれは不味くないですか?」
「大丈夫だろ多分」
「デジタンは何も知りません、別世界の騎手なんて知りません」
「きっと武○王とかやってるのかな?」
「それ以上はいけない!」
文句ばかり多いな、こっからは一気に行くかまずは魔装スタイル!背中に炎をまとい大きくて黒い剣を持って戦うスタイル!
「極大魔法とか使いそうですね」
「アモンとか宿らせているかもしれませんね」
次に聖騎士っちゃ聖騎士、ちょっと変わった兜に鎧を着て貰って背中には刃折れの剣を背負って貰いポーズを決めて貰う
「フルカ○ンター!」
「どっちかというと大罪ですね」
「可愛さの罪か、色欲?」
これはどうだ!星のような装飾を被って貰ってシンプルに布を刃折って貰う、そしてコシに大剣を装備だ!
「シン・ヴァルセレ・オズ・マール・ソルドン!!!」
「きっと魔界の王を決める戦いで駆けつけてくれる人ですかね」
「金色に輝く本が皆をって感じですね~」
最後はこれだ深淵に飲まれてしまった騎士、片腕は使い物にならないかもしれないがそれでも残った片手に剣を担いで攻撃してくる深淵のアル○リウスだ!
「闇落ちですね」
「深淵に飲まれしデュランダルさんこれはこれでありですね」
「うーんでも結局はしっくりこないですね」
「ダメか~」
「あの~一ついいですか」
「どうしたデジタル・アグネス」
「あ、はいツッコみませんけど、ファインさんに頼んで王城に連れて行ってもらうかイギリスとかで実際に見る方が早いのでは」
「「あ」」
「言われてみれば確かにそうですね」
というわけで後日頼んでみたところスケジュールの都合で王城は無理だったがなんでもとある洞窟に一振りの剣が刺さっているところがあるらしい
その謎を解くべく見るべく我々はヒシアマゾンのアマゾンへと向かった。え?アウト?怒られる?バレなきゃ犯罪じゃないんですよ~、う!にゃ!レッツゴー!
「つきましたここが例の洞窟」
「この先にあるらしいけどいかにもって雰囲気がありますね」
「一応聖剣らしきものらしいけど、詳細が分かって無くって放置されているらしい」
正体不明の剣それは一体どのような物なのか洞窟の奥へ進んでいくと洞窟の天井の穴から差し込む光によって照らされている剣があった。台座に収められているその剣はまさしく聖剣と呼ぶにふさわしき輝きを放っていた。
本物の聖剣を見たデュランダルは目を輝かせながら素早く台座に向かい塚の部分を両手で握った。
「壊すなよ」
「そもそも抜けるんですか?」
「いや~なんでもある者とかは引き抜けるとかなんとか、ゼ○ダの剣的な感じなのか?」
「外に出たらホラーになるじゃないですか」
「とりあえずあのワンコ待ち切れなさそうだから抜いて貰うか」
早く抜きたいですと言わんばかりに尻尾を振っているデュランダル、慎重かつ丁寧に力を込めて台座から剣を引き抜こうとする。
ウマ娘のパワーであれば余程中身がさびていない限り折れたりはしないはず、無事に抜けるか抜けないかを願っていると簡単に剣は台座から引き抜かれた。
「「え?」」
「抜けました!」
どや顔で抜いた剣を見せてくるデュランダル、まさかの選ばれし者だったのかデュランダル、抜かれた剣は先まで錆てはおらず新品という表現は正しいのかは分からないがそれほど綺麗であった。
「ヴァカめ」
「え?なんて」
「僕じゃないですよ」
「私でもありません」
今誰かにバカにされたような声が聞こえたんだが空耳かな?それよりその剣で騎士らしく振る舞ってくれたらキャラも定まるだろう。
「ほう、いったい何千年ぶりか私が抜かれるとは」
「おいおい、なんだこの声」
「少なくとも幻聴や聞き間違いじゃなければその剣から声が聞こえてきます」
「選ばれし者にのみ聞こえる声というわけですか」
「その考えで行くとここ全員選ばれし者だぞ」
「ええい黙れヴァカ共め」
デュランダルの持つ剣が光り始めると徐々に形が変わっていき最終的には珍妙な生物の姿になった。全世界探してもこのような珍妙な生物は見たことはないだろうと言い切れる。そもそも生物なのかすら怪しい
「私の名はエクスカリバー貴様の名はなんという」
「私の名前はデュラ「ヴァカめ」え?」
「私の名前はバカではありません」
「私の伝説は12世紀から始まった」
「は?」
「おいおい嫌な予感しかしないんだが」
「奇遇ですね同じ考えです」
「聞きたいか私の武勇伝」
「ええっと」
困惑するデュランダルそして答えてもいないのに勝手に過去の武勇伝を話し始める珍獣、すでに頭が痛いトレーナー2人というカオスな空間が出来上がった。
ひたすらヴァカめと口癖のように連呼する。無駄に長い過去話を昼食をとりながら聞き流すようにして時間を潰す。お弁当はサンドイッチにして好きな具を取り合っている。
途中から守って貰いたい千の項目など話し始めるが心底どうでもいい無駄に話が長く覚えきることも出来ないので聞き流す。
しまいには歌を歌い始める。エクスキャリバ~エクスキャリバ~とこのまま歌われているとCMを挟んだとしても歌っていそうな勢いだ。
きっと探せば伝説の動画が見つかるかもしれないという話はおいといて結論を言おう
「「ウザいな」」
「思ってた聖剣とは違いますなんというか私の理想と…………」
「終わったらいっぱい慰めなきゃ」
「とんでもない外れを引いたな」
時間をかけて言いたいことを言い切ったのか剣の姿に戻るとデュランダルは無言で台座に刺し戻した。エクスカリバーは困惑しているがこんなウザい剣は正直誰も欲しくないので元に戻しておく
帰る途中観光などしながらデュランダルの調子を上げつつ先ほどの一件は忘れるようにしてトレセン学園へと帰るのであった。
エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~ エクスキャリバ~